2024年12月29日日曜日

Magnastar2024-4

ジャンクで汚いストラト黒ピックガード(3シングル)を入手した。我が家には、ストラト用に昔買ったDuncan Designed HR-101(Front用):11.46kΩ×2(Duncan SHR-1n Hot Rails Neck用もどき)と、フライングVをノーマルに戻したのでDuncan Custom SH-5が余ってる。なんやかんやポットとスイッチも余っている。

あ、何か作らなきゃいけない気がするw

危ない危ない、いきなり汚いストラト黒ピックガードを切り刻むところだった。思う存分加工して実験するための実験用ピックガードがもう一枚あるんだった。まずはこれで実験セットを作って音を出そう。

【実験セット2024】
フロントピックアップ:HR-101(Front用:11.46kΩ実測)
センターピックアップ:HR-101(Front用:11.46kΩ実測)
リアピックアップ:Duncan Custom SH-5(Rear用:14.10kΩ)
ポット:1Vol1Tone(手持ちAカーブ500kΩ)
セレクター:3Way(SCUD YM-30Sが余ってる)

久々にHR-101を使ってみたら良すぎた。あれ~、今現在マグナスターに使っている謎シングルより、HR-101の方がハム用エフェクターセッティングで私の思うシャキッとしたシングルっぽさが少~し顔を出してる。なるほどなるほど、ギターボリューム絞るとカッティングもイケる。SH-5の高めセッティングとHR-101の低めセッティングで出力バランス取れている感じ。なんとなく、SH-5の相性があまり良くないように感じる。これなら手持ちSHR-1b:15.50kΩ実測と組み合わせた方が良さそうだ。

それはそれとして、キラーに貼ったリメイクシート「いちご泥棒」の切れ端が見つかった。この切れ端をどうやったら綺麗にストラトピックガードに貼れるか思考実験を1時間ほど行い、継ぎ目を目立たせず貼れる向きはコレ以外には無いという結論に至り、貼ってみた。だめもとと思って脱脂もせずに貼っちゃったけど、意外に綺麗に出来てしまったw

【本番セット2024】
ピックガードが出来たのでHot Railsセットを作ることにする。
フロントピックアップ:HR-101(Front用:11.46kΩ実測)
センターピックアップ:HR-101(Front用:11.46kΩ実測)
リアピックアップ:SHR-1b(Rear用:15.50kΩ実測)
ポット:1Vol1Tone(Vol:500kΩ、Tone:250kΩ、CTSのミニ)

仮配線して鳴らしてみたらリアとセンターのミックスがフェイズしている。フロント・センターのDuncan Desighedの方の配線を入れ替えた方が将来的に混乱が少ないかなぁと考え、直すことに決めた。
さて、最後にミニスイッチを付けよう。フロント・センターについてタップ出来るようにし、Vintage Rails風のサウンドが出れば良いなと考えている。
スイッチ・リア側でセンターのみタップしHSHモード
スイッチ・センター側でHHHモード
スイッチ・フロント側でHSSモード
という感じ。リアのシングルは好きじゃないので、とりあえずリアタップは組み込まない。

というワケで配線は一通り出来た。途中、ボリュームポッドが半田付けの熱で死んだのがイレギュラーだったが、手持ちがあったので交換した。いや~、CTSのミニポットって熱に弱いね。もうポットのスペアが無いので、グランドがボリュームポッドに沢山繋がる線を予めまとめ、ポットへの半田付け時間短縮対策も施した。

出来たので試奏してたら弦が切れた。弦交換ついでに、ネックの3点留めマイクロティルトの調整をやめ、紙でシムを挟むことにした。今回も手元にある付箋紙を使用した。手元にあるんだからしょうがないだろ、私のデフォなんだしw。ついでに少しシムを厚めにして、シンクロブリッジ側を高めにしてイモネジが痛くないように改善してみた。今後も丁度いいところを探すまで調整を重ねようと思う。

2024年12月26日木曜日

Swift ZD72S その23

10年前からOBD2接続機器とモニターアプリが気になっていた。最近はイニシエから存在するOBD2接続機器「ELM327」対応アプリも増えているが、10年前に入手したELM327がAndroidスマホとBluetooth接続出来るタイミングの方がレアwで、接続出来たとしても不安定、タコメーターを表示している間に動作がおかしくなったりして、結局GOLF4WAGONでは実用には至らなかった。

そんなOBD2接続の車載機器も普及してきて、エラーコードを消せる接続機器・アプリまで普通に入手できる状況になった。例えばオイル交換のメンテナンスコード(BMWとかウザい)とかが消せるのは将来的にも助かるかなと思い、OBD2接続機器を夜中にポチってしまったw

〇OBD2接続機器
IO180-PH Infocarスマートスキャナー
〇Android版アプリ
Infocar - OBD2ELM診断スキャナ - Google Play のアプリ
〇iPhone版アプリ
Infocar – 自動車の故障診断管理スキャナー

今回は、Infocarアプリを出しているところの機器IO180-PHを買った。リバースさっきーのYouTubeでミライースとゴルフGTIに接続出来てたし、ミライースでエラーコードを消せていたので、IO180-PHなら大丈夫っぽいと思って手を出したワケですw。

さて、マルチメーターとして必要な表示機能は何だろう。私の場合、燃費に関わる以下事項かなと思う。
・瞬間燃費
・累積燃費
・外気温計
・水温計
・アクセル開度
・回転計
・速度計
・Gセンサー(どうもスマホのGセンターのようだ)
・ギア比(見れるかどうか分からない)

何℃になったら暖気モードが解除されるのか、自分が何%刻みでアクセルを踏んでいるのか、これらは数字で見てみたい。車のメーターの瞬間燃費はMAX30km/L、アクセルに足をのせているが瞬間燃費は30km/Lに貼り付いている時に、実際に燃料カットされているのかも気になる。あとは、高速道路での空気との喧嘩の仕方が分かるかもしれませんね。これらがcsvでログ保存出来れば後から見返して面白いんじゃないかと思う。

そんなOBD機器を手に入れたのだが、常時電源とACC連動を切り替えられるよう改造しようかどうか悩んでいる。そもそもそんなに使うかな?一応、ON/OFFスイッチ付OBD延長ケーブルも確保したので、設置してから考えよう。

2024年12月23日月曜日

ニッパーを新調

ニッパーを新調したいと思っていた。

先日、ハードオフ工具館に行ってじっくりと欲しいものを見てきた。格安であるとありがたい工具が頭の中にいくつかあるのだが、ホームセンターで買うのをあきらめたものがある。それがニッパーだ。

ギターを弾くと頻繁に弦交換するわけです。そのたびにニッパーで弦を切断しているわけですが、そのニッパーがだんだん切れなくなってきた。あれ~、ギター付属工具に入っているからギター弦の切断に対応していると思っていたのだが、長年使っていたら切れなくなってきた。なんか刃がガタガタだ。

というわけで、ホームセンターでピアノ線を切れる高級なニッパーを買おうと思ったら、でかいし4000円くらいするんで躊躇していたんです。ですが、ハードオフ工具館で1100円で見つけましたよ。1個しかなかったけどw。多分、箱から出して工具箱に入れ少し汚れたけど使用回数1~2回程度という感じの中古。

3.peaks パワーニッパ PN-165
https://www.3peaks.co.jp/products/pn-165/

詳しくはホームページで確認してほしいのだが、ようは1mmのピアノ線を切断出来るという仕様になっています。ギター弦を切ってみたら切れ味最高でしたよ。あぁ、こりゃギター専用に使えば一生もんだ...と思ったよ。

今まで100均製を含めニッパーは何個も手にしたが、ギターの弦を切れないわけじゃないけど明らかに刃にダメージを受けるものばかり。ギターの弦を交換するたびに、なんかスッキリしない切れ味にストレスを感じる人は、良いニッパーをギター専用に購入してもよいと思う。

なお、ピアノ線を軽々切れて刃こぼれもしない...そんなのを求めるなら楽器屋に売ってるニッパーでOKとか思わない方がよい。私が買ったヤツは、JIS規格品よりはるかに硬い鋼材を使用しているのが売りのニッパーですよ。

PS.ワイヤーストリッパーも安く売ってないかなと思って探したけど、無かったね。ニッチなんだろうなぁw

2024年12月22日日曜日

Lenovo Ideapad 320-15IKB ノートブック 2

Inspiron 1546からの離脱を進めようと思い、Win10環境SSDに差し替えWindowsアップデートしてみた。この手の古いパソコンはアップデートが終わらないと実用にならないのだが、久々に起動した環境のアップデート進捗が遅すぎたw。Ideapad 320を得た今、Windowsで使い続ける気力が無くなった。Linuxテスト用として持っておくかどうか考えよう。

1.67万で調達できた綺麗な筐体のIdeapad 320は、2019年11月購入:SAMSUNG 860 QVO(1TB SSD、購入時約1万)に本運用環境を構築した。ちなみに後継の870 EVO 1TBは、現在値上がりしているのか約1.5万となっている...SATAだから転送速度も差が無いはずなのにヤバイ世の中だね。
環境構築のため、Windows11で快適に使用するためのドライバを一式用意したわけだが、Windowsの素のままで動くデバイスはそのままとし、ドライバの見つからないヤツらを中心にドライバを集めた。Lenovoサイトから公式なWin10_64bit用ドライバを一式ダウンロード、intelパーツに関してはWin11用をintelからダウンロードして使った。

■Lenovo(Win10用)
タッチパッド ドライバー (Elan, Synaptics)
Intel チップセット ドライバー
→最新じゃなくても大きな問題にはならないはず

■intel(Win11用)
インテルの第7世代から第10世代プロセッサー・グラフィックス
→一応intel最新をインストール
Intel Wireless-AC 3165用インテル ワイヤレス・Bluetoothドライバー
→Bluetoothドライバのみを選んでダウンロードして使う。
 WiFi・BTセットドライバだとWiFiに不具合が出る。

■Lenovo(Win10用だが不要だったもの)
Realtek LAN ドライバー
Realtek オーディオ ドライバー
Realtek カード リーダー ドライバー
Sustain カメラ ドライバー

テスト環境で首実検した結果、こんなかんじでした。謎のデバイスが1つ残ったけど動作に問題が無さそうなので忘れることにしたw。
バッテリー駆動時間は、液晶輝度最大で2時間くらい、実用最小限にすると3時間はいけそうな印象。実用的なレベルでバッテリーが生きていた。

Ideapad 320は思った以上に健全なPCだということが分かったので、有線LANもあることだしPCデスクにセットしてメインPC?として使ってみるテストに移行した。ノート画面も最大輝度でデスクトップに配置したらデカ画面と並べても何ら問題を感じないから、このままメイン?として使ってみよう。

古いPCはそろそろ処分しても良いのかもと思い、Inspiron 1546にHDDを入れWin11インストしようと思ったら、無限再起動モードになりBIOS起動すらしなくなってしまった。完全に拗ねたようです。

2024年12月16日月曜日

Lenovo Ideapad 320-15IKB ノートブック

近所にハードオフ工具館が出来た。ギター・パソコン・工具などが売っていて、私のような人のためにあるお店に感じた。不用品処分にも良いかもしれない。お店に並んでいた最後の光学ドライブ搭載PCとしてCore第7世代(Core i5-7200U)ノートを確保することにした。

実は最近、Amazon整備済み品ノート(Thinkpad X270)を見て買おうかどうか悩んでいたんです。手持ち2.5inchSSDが使えたり、SSD挿げ替えてLinuxを試せたり、DVDが再生出来たり、Win11が現時点で普通に動かせれば良いというコンセプト。2010年購入のDELL Inspiron 1546でもWindows11を動かせている奇跡を実践wしているんだけど、その代替という感じです。

というワケで買ってきたのは、Lenovo Ideapad 320-15IKB。i5-7200U、メモリ4GB、15インチ液晶1366x768、HDD500GB、DVDドライブ付、有線LAN付、USB3.0?付という仕様で中古1.65万だった。そして、ジャンクな裸のDDR4-2133 4GBを1枚220円で確保...ええ、裸だったんですw。
買ってきたままのHDDでWin10の起動確認、メモリ増設して8GB動作も確認、それから手持ちSSDに載せ替えてWin10を新規インストールした。裏蓋を外さないとメモリもHDDも交換できないけど、ねじを外してピックでこじ開ければ裏ブタは楽に外せたので難易度は低いと思う。もちろんCPUグリスも塗り直した。
Win10動作確認が終わったので、Win11を新規インストールしてみた。必要なドライバは、マウス・タッチパッドとWiFi・BTの2種類だった。Lenovoのドライバを入れてくれるツールも使ってみたけどWindows11用は何も上がってこなかったので、Win10_64bit用をダウンロードして入れている。
intelのWiFi・BTドライバを入れたら自宅WiFiに接続できなくなったので、デバイスマネージャーでドライバーの更新をしてみた。「Intel Dual Band Wireless-AC 3165」のダメドライバのバージョンは「191.51.12.3」で、ローカルからドライバを選択し、「intel、Microsoft、Microsoft」と三つ候補が出たので真ん中のを選んだら「19.51.15.3」が入って、無事自宅WiFiに接続できた。なんかドライバ日付とバージョンが逆転している気がするが気にしないことにした。
そういえばNASに接続できなくて検索して見つけた対策が以下。Windows11 24H2からの症状のようです。
https://yuka-alpha.com/win1124h2
バッテリーは最大97%くらいで充電が止まったが、使っているうちに100%まで充電できた。
液晶は1366x768だけど、Windowsの実用性はフルHDとほぼ変わらないので無問題だし、視野角も問題無いと思います。最近のノートは解像度が高いけど拡大率アップで無理やり1366x768の使い勝手に近づけている感じなので、事務仕事レベルではあまり恩恵は無いと思う。
筐体も奇麗だしキーボードに使用感も無いので、あまり使われず年数だけが過ぎ中古に流れた個人使用のものだと思われる。Windowsシリアルシールが無いが、SSDに新規インストールしたWindows11も認証されているし問題ないかな。

こいつはブラウザとVNC程度なら十分使えそうだし有線LANもあるからPCデスクのDELL Inspiron 5515と入れ替え、DELLを持ち出し用・寝室用にしても良いのかもしれない。

■手持ちノートPCのCPU性能比較
以下サイトでCPU性能を比較してみよう。
https://pcfreebook.com/article/448740923.html

DELL Inspiron 5515
Ryzen 5 5500U 13181 (6コア 12スレッド 2.1GHz-4.0GHz 15W – 25W)
Lenovo Ideapad 320
Core i5-7200U 3393 (2コア 4スレッド 2.5GHz-3.1GHz 15W)
DELL Inspiron 1546
Athlon X2 QL-64 588 (2コア 2スレッド 35W 2.1GHz)
ASUS X205TA
Atom Z3735F 531 (4コア 4スレッド 4.4W 1.33GHz)

Inspiron 1546と比べると、Ideapad 320は5倍の性能
Inspiron 5515と比べると、Ideapad 320は1/4の性能

Inspiron 1546ではWin11(メモリ4GB),X205TAではWin10(メモリ2GB)を使っているのだが、Windows Updateに長時間かかるし、ブラウザも遅い。それに比べ、Ideapad 320が実用的だったのが印象的だったので、ジャンクSSDばかり使っていて出番が無かった2019年11月購入:SAMSUNG 860 QVO(1TB SSD、約1万)をIdeapad 320で使おうと思った。

2024年12月15日日曜日

Swift ZD72S その22

グリルに蓋をして冬支度が完了したスイフトさん。4~5年後くらいに乗り換え?かなと考えている。故障情報等が多い車両を除外するのが安心な車選びだとと思うので、出たばかりの新車購入の方がリスクは大きいと私は思っている。

私にはスイフトが妙にマッチしたと思う。結局、私はゴルフ2~4あたりがベンチマークになっていて、今ではBセグメントのサイズ感がちょうど良いのだと思う。だが、2024年式ハスラーNA,CVTは代車で乗ったけど私には合わなかったので、スズキ車全般が私に合うわけでもなさそう。高速道路スピードレンジを視野に入れたグローバルカーが私の性に合いそうな気がする。うちのスイフトと、気になる現行スズキ車をざっくり比較してみよう。

【車種一覧】
ZD72S:うちのスイフト,XG,4WD
MN71S:クロスビー4WD
ZDDDS:現行スイフトXG,4WD
WEB3S:フロンクス4WD
【外寸】
ZD72S 全長×全幅×全高 3850×1695×1535mm
MN71S 全長×全幅×全高 3760×1670×1705mm
ZDDDS 全長×全幅×全高 3860×1695×1525mm
WEB3S 全長×全幅×全高 3995×1765×1550mm
【内寸】
ZD72S 室内長×室内幅×室内高 1905×1385×1225mm 荷室長600mm
MN71S 室内長×室内幅×室内高 2175×1355×1280mm 荷室長525mm(5名乗車時最大)
ZDDDS 室内長×室内幅×室内高 1905×1425×1225mm 荷室長675mm
WEB3S 室内長×室内幅×室内高 1975×1425×1200mm 荷室長650mm
【出力】
ZD72S 1080kg 91ps/6000rpm 12.0kg・m/4400rpm PWR11.9 TWS90
MN71S 1000kg 99ps/5500rpm 15.3kg・m/1700~4000rpm PWR10.1 TWS65.4
ZDDDS  990kg 82ps/5700rpm 11.0kg・m/4500rpm PWR11.9 TWS90
WEB3S 1130kg 99ps/6000rpm 13.7kg・m/4400rpm PWR11.4 TWS82.5
【エンジン】
ZD72S K12B 1242cc 4気筒 ボア73.0mm×74.2mm 圧縮比12.0
MN71S K10C  996cc 3気筒 ボア73.0mm×79.4mm 圧縮比10.0
ZDDDS Z12E 1197cc 3気筒 ボア74.0mm×92.8mm 圧縮比13.0
WEB3S K15C 1460cc 4気筒 ボア74.0mm×84.9mm 圧縮比13.0
【100km/h時回転数、ミッション】
ZD72S 1800rpm ジャトコ:CVT7(許容トルク150Nm)
MN71S 2070rpm アイシンAW:AWF6F25(許容トルク250Nm)
ZDDDS 1930rpm アイシンAW:小容量CVT(許容トルク110Nm)
WEB3S 2100rpm アイシンAW:AWF6F25(許容トルク250Nm)

フロンクスは、我が家のスイフトさんより車重50kg増でしかないのに、マイルドハイブリッドで快適装備てんこ盛りでロックアップ領域が多いトルコン6ATだ。
現行スイフトは、搭載CVTが軽~リッターカーを視野に入れた小型軽量なアイシンAW製(2016年頃からトヨタとスズキは協業)であることからエンジントルクも抑えられ経済性優先な仕上がりであることが分かる。逆に言えば、現行スイフトに48V仕様のスーパーエネチャージを搭載する際には、フロンクスと同様AWF6F25が使われると予想する。

今後のスズキ車はスーパーエネチャージ搭載が待っている。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/09549/
これのユーザーメリットは車両維持だと思う。モータートルク増強に対応するためギア駆動になるので、3万キロごとのISGベルト交換が不要になる。エンジンとミッションの間に挟まるモーターらしく様々な駆動方式にも対応するので、ジムニーにも搭載されるのだろう。バッテリー容量は相変わらずのサイズ感のようでコストは抑える方針だ。

フロンクスは、まだまだ情報が少ないので注視していこうと思う。6ATと4WDの組合せで考えればクロスビーもあり、フロント座席回りの利便性はソリオベースのクロスビー優位だろうと思う。立体駐車場に入れられるフロンクス。Bセグメント・スイフトベースのフロンクスと、Aセグメント・ソリオベースのクロスビー...ライフスタイルに合うのはどっちかな。

2024年11月23日土曜日

GT-1000CORE その4

ボリュームペダルYAMAHA VP-50STをGT-1000COREのEXPペダル化してみた。

私はGT-1000COREのSEND/RETURNにボリュームペダルを入れてましたが、エクスプレッションペダルとして使う接続方法があったので実践してみた。
http://ahotcho.s17.xrea.com/exp.html

断線気味で使わなくなったRCA ステレオミニL字ケーブルのRCA側を切って手持ち6.3mmプラグ(結構前に無線屋さんで調達)に挿げ替えた。断線気味なのはRCA側だろうと期待を込めて半田付けをしたわけですね。ステレオミニプラグを6.3mmに変換するプラグは何だかんだと複数在庫しているわけで、これでGT-1000COREに接続できるワケです。これの何が良いかというと、GT-1000COREの中のFV(フットボリューム)エフェクターが使えるようになるワケで、最大音量・最小音量もGT-1000CORE上で設定出来るようになるし、ボリュームペダルをSEND/RETURNに入れより音質劣化が少ないし、SEND/RETURNが1個空くし、配線もパッチケーブルより細くてスッキリしますね。何より在庫品で対応できるのでタダですw

いきなり完成写真。

成功か失敗かという話だが、大成功です。抵抗値の問題で変な癖が出るかと思いきや、ボリュームペダルにミニマムボリュームが付いているので、それでGT-1000COREでのミニマム側の効きを調整したら完璧に使えました。逆に言えば、ミニマムボリュームの無いボリュームペダルをエクスプレッションペダルとして使うと、ミニマム側に不感ゾーンが発生すると思う。
というワケで、ワンペダルでワウとボリュームと切り替えて使いたいという人じゃなければ、手持ちボリュームペダルをEXPペダルとして使うのはアリと思う。
 

作ってから、やっぱ省スペースならL字を使った方が良かったかな?と思い検索していて画像を見て気づいた。手持ちパッチケーブルを1本ばらした方が安いw。半田も楽で省スペースなL字といえばこのタイプが良いんじゃないかな。ちなみに写真はハードオフでジャンク330円で調達したもので、買ったことすら忘れていたものですw。気が向いたら端子交換しよう。


2024年11月22日金曜日

スマホリングと車載2024-1

スマホ車載を前提にELECOMスマホリングを使いはじめて4年経った。これ以前から創意工夫DIYで車載していたのだが、完成度は製品には敵わなかったので、ELECOMのスタンドとリングに落ち着いていた。
P-CARS07BK
https://www.elecom.co.jp/products/P-CARS07BK.html

iPhone7で使っている初代エレコムリングは経年劣化でリング側は緩々回転な状態になっているが、Redmi Note 11の方の二代目エレコムリングは未だ元気。エレコムリングに欠点らしい欠点は無いんだけど、ちょっと磁力が弱いかなとは思う。激しいギャップを超えた時にRedmi Note 11の方が重いから外れがちなんだけど、マグネット高を抑えるため100均マグネットを使っているから磁力が弱いせいもある。止む無し。

MagSafeが普及し、スマホリングにマグネットというのが定番化した。この流れは2023年くらいから顕著と思うが、現在はGEOでMagSafe対応スマホリングが1000円で売っていた。

ゲオ・スマホリング(ケース裏に貼る鉄の輪っか1個付き)
https://ec.geo-online.co.jp/shop/g/gB03483501/
ゲオ・マグネットリングステッカー(こっちの輪っかは高級な感じ)
https://ec.geo-online.co.jp/shop/g/gB03483301/

1000円ならというワケで無駄になっても良いからスマホリング2個を買ってきた。マグネットリングステッカーも1つ買ってある。

Magsafeでの車載方法は検討中だが、今のマウンタの玉と以下のヤツを組み合わせたら移行が楽なんじゃないか?とか思いついて以下を注文してみた。

車載マグネットホルダー(エアコン取付)
https://www.elecom.co.jp/products/P-CARS13BK.html
車載マグネットホルダー(ゲル吸盤)
https://www.elecom.co.jp/products/P-CARS14BK.html

ブツが届いたら旧土台の玉とホルダーの玉は大きさが違ったw。しょうがないので車載方法を模索しよう。

2024年11月19日火曜日

GT-1000CORE その3

私はGT-1000COREをまだまだ有効に使えていないようだ。

前回、FS-6を接続して以下のように使えるようにしていた。

GT-1000CORE┬SEND/RETURN1─YAMAHA VP-50ST
      └CTL2,3─BOSS FS-6

SEND/RETURN1:ゲインコントロール用ボリュームペダル
SEND/RETURN2:OKKO DOMINATOR
CTL1:アンプ切替
CTL2:ワウON/OFF(ペダル無しの半止め)
CTL3:フェイザーON/OFF(コーラスでも良いよね)

【MANUALモード】
GT-1000COREをMANUALモードに切り替えて使えば、▼▲ボタンにエフェクターを割り当てられる。これならFS-6無し・ボリュームペダル追加だけで1パッチでクランチ・バッキング・リード+αを使うことが出来るので、外でGT-1000COREを使える最小セットを考えるなら、是非覚えておきたい使い方だろう。マニュアルモードだと演奏中パッチ切り替えが足で出来なくなるけど、曲間に手でパッチ切り替えするとかで対応可能だ。用途に合わせてパッチモードとマニュアルモードを使い分けても良いかな。
GT-1ユーザーが、外出時のお手軽さを維持しつつ高音質化・ステップアップしたいなら、GT-1000COREにEV-30を組み合わせるのが分かりやすい解だと思った。
https://youngguitar.jp/web/202011-boss-gt1000core/2

【ボリュームペダルをEXPペダル化】
私はボリュームペダルYAMAHA VP-50STをSEND/RETURNに入れてますが、エクスプレッションペダルとして使う接続方法があったようだ。余っているRCA ステレオミニケーブルに変換プラグ(ステレオ6.3mm↔3.5mm変換、RCA→6.3mm変換×2)を噛ませれば良いらしいのだが、RCA→6.3mm変換が1つ行方不明なので発見できたらテストか...。いや、断線気味のケーブルがあるんでRCA端子を切って手持ち6.3mmプラグ(無線屋さんで過去にかったもの)に挿げ替えるのが手っ取り早いかな。
https://helloprog.hateblo.jp/entry/2024/05/28/173000
http://ahotcho.s17.xrea.com/exp.html

【私の落としどころ】
お手軽エフェクターボードには「桐すのこ約45×20CM」というダイソー100円スノコwがピッタリだった。GT-1000COREとFS-6とVP-50STを横に並べるのがシンプルで操作性もベストだった。空き地があったので、FS-6ケーブルを躱すため櫓組んでOKKO DOMINATORも置いてみた。櫓は家に余っていた100均プラダンを切って重ねて両面テープで貼り合わせて必要厚を確保して作りました。本配置がコンパクトで合理的だなと思う。配線をスノコの裏に回すという手もあるけど、そこまでの必要性を感じないなぁ。

エフェクターをバラで使っている人や、一体になっていた方が室内で使うにも楽だよなと思う人なら、私のような組み方が良いかもしれません。100均スノコ、100均ヤモリテープ、100均繰り返し使える結束バンド、100均プラダン、これが素人最強の自宅エフェクターボード工作セットだと思う。

2024年11月11日月曜日

GT-1000CORE その2

 GT-1000COREが来てボチボチ弄っている。どういう使い方が良いのか悩みつつも、SEND/RETURN1にボリュームペダル(ローインピーダンス)、SEND/RETURN2にOKKO DOMINATORを接続してみた。GT-1000COREをクリーン気味なアンプセッティングにしCTL1でバッキングとリードの切替を行い、OKKO DOMINATORをブースター的使い方にして歪みを作るという方法を取っているが、OKKO DOMINATORのVOLを絞ってGAINを上げるという手もある。ギターボリューム、ボリュームペダルのダブルでゲインコントロールできるので、手が離せない時はペダルでゲインコントロールする。

GT-1000COREに手持ちFS-6を接続したいと思い、ちょっと部品調達して繋いでみた。ちなみにFS-6は電源ケーブルを自作(純正電池端子に接続する「アダプター用端子+9V電池端子」)し、電池ケース隙間から線を出してアダプターで電源供給した。OKKO DOMINATORは一旦外し、FS-6まで含めると以下の実用最小構成となっている。

GT-1000CORE┬SEND/RETURN1─YAMAHA VP-50ST
      └CTL2,3─BOSS FS-6

Volume:ゲインコントロール(ミニマムでクリーン・クランチ)
CTL1:アンプ切替
CTL2:ワウON/OFF(ペダル無しの半止め)
CTL3:フェイザーON/OFF(コーラスでも良いよね)

これで結構満足してしまった。今は100均スノコ450×200を土台に使ったガチ・スノコボードなのだが、GT-1000CORE、FS-6縦置き、VP-50STというように並べて配置しているが配置がイマイチなので改良を考えた。

GT-1000CORE
173(幅)×135(奥行)×63(高さ)mm(ゴム足を除く)
FS-6
188(幅)× 91(奥行)×43(高さ)mm(ゴム足を除く)

GT-1000COREとFS-6をスノコ奥行からはみ出しても良いから縦配置してみた。FS-6端子高さクリアするためのGT-1000CORE嵩上げ高が30mm程度だったので仮でダンボールで台を作って似非二階建て配置にしてみた。やってみたら意外にペダルが踏みやすい。GT-1000CORE本体フットスイッチの使い方はデフォのままなので、FS-6を接続しなくても大きな影響が無いのも良い。この配置で少し煮詰めよう。

【GX-10】
GX-100フットスイッチ・バンク削減版のGX-10が突然発売された。NUX MG-30のBOSS版と言った方がシックリくる。だけど、値段が高いんじゃ意味ないんだよね。う~ん、BOSSよ、仕様が中途半端だし、値段も高いし、なんか色々間違ってるぞ。もっと振り切って、SEND/RETURN追加し2系統化、ボリュームペダルをやめてGT-1000CORE代替として作り、税込み5万の方が良かったと思う。あと、GT-1上位としてならフットスイッチはFS-7のヤツを2~3個流用でも良かったかもしれない。

2024年11月5日火曜日

Swift ZD72S その21

日帰り660kmイカール帝国への旅をしてきました。朝6時出発で概ね12時間の行程、楽をするため行きも帰りも高速メインです。スタッドレスIG60で空気圧はフロント2.8/リア2.5、ワイトレ15mmを四輪装着状態です。あまり燃費には良くないんだろうなぁ。

ちなみに、1年前は時期がちょっと早く9月くらいに似たような行程を行っており、概要を再掲すると以下だ。

【202310Blogから抜粋・一部修正】
行きは、夏タイヤ空気圧はフロント2.8/リア2.5、エアコン使用で12.7km/Lでした。早朝のガラガラな高速道路をエアコン入れた状態で巡航100km/hを割らないようアクセル踏みまくり。高速燃費の最低ラインを見極めようと走った結果なので納得。帰り燃費は、エアコン未使用で概ね同じ巡行速度を目指したが、雨も降ってたし車もそこそこ居たので少し巡行速度が下がったせいか、17.3km/Lでした。エアコン入れずに普通に高速を走ればこんなもんなんでしょう。
【抜粋終わり】

今回2024年は11月頭だったので、スタッドレスを履きエアコン不使用。あとは、プラグ交換しているし、ワイトレ付けたし、アルミテープチューンwをしているくらいかな。ペースは、行きは昨年よりちょっと速いくらい、帰りは流れに乗った巡行なので去年と大差ないかも。
行きが速い理由は、ドラレコのGPS速度計を見ていると、メーター読みぬあわでぬふわくらいの実速だというのが見えていたので、何となく速度が上がった。それでも速いハイエースとかには引き離されるくらいかな。爆速ポルシェとか爆速レヴォーグとかと比べるとジェントルなもんですw
これで、行き14.3km/L、帰りは高速降りた直後は19.3km/Lだったが、買い物等をして家に着いたら19.1km/Lだった。どちらもメーター読み。現在の総走行距離は58000km。

アルミテープチューンwを施した2024年、燃費爆伸びとはいきませんが、帰りの高速道路でスタッドレス履いて19km/Lを超えるとは思わなかった。アイドリングストップも無い2013年の純ガソリン車4WDの高速道路走行時燃費としては十分だと思う。

なのにZD72Sスイフトを買った当時は、希望車種が希望価格で出てこなかったので、お店に並んでた在庫車を車屋さんが提案してくれて、XGグレードでもまぁ良いかということで消極的に選んだのだが、お得だったと思う。2024年現在、2013年式走行4.5万キロ車検1年付で車両価格60万なら、今の店頭価格と変わらないw。

2024年11月2日土曜日

フレットすり合わせツール

テンションかけたままフレットすり合わせが出来たら完璧なんだろうなぁ...と、世のDIYギターリペア勢は思っていることだろう。だが、最近、弦を張ったままフレットすり合わせ...ナット側に下駄噛ます...なんてキーワードを目にして想像を膨らませていたら、「あ、そうか...アレを使えば専用工具が無くても出来るのか。」と閃いた。というワケで、簡単な方法を教えよう。

準備するもの
・誰の家にもあるアルミチャンネル(コの字)30x30mm 長さ150mmで十分
 https://www.monotaro.com/p/8619/5497/
・割りばし

作業工程
・弦を張った状態でナット近くに割りばしを挟み弦を持ち上げる
・コの字の下面に紙やすりを貼る
・弦と指板の間にコの字を入れてすり合わせる

コの字の長さは100~150mmが良いんじゃないかと思う。まぁ実際は、アコギのハイ起きとかを調整するなら、ロングスケールの12~19フレットあたりまで届く120mmくらいあれば十分かもしれませんが、自分が何をしたいかで判断すれば良いと思う。例えば弦を張った状態ですり合わせをするのに、究極の真っ直ぐネック状態をトラスロッドで調整してから行うのか、それとも普段使っている状態の弱順反りでやるのか、人それぞれだと思います。近隣フレットとの落差だけに注目するならヤスリは短く、全体的な高さバランスに注目するならヤスリは長く...そんな傾向かな。

コの字の幅は、エレキのブリッジ1~6弦距離で54mm程度だと思うので、ネックの真ん中まで届くくらいあれば楽という判断で30mm。別にコの字は15mmでも20mmでも構わない、家にあったらなソレを使えば良い。

なお、ガッツリ削ったフレットは頭が平らになっちゃってるので、最後にフレットファイルでクラウン(山)を作ると良いでしょう。
YouTubeを見てると、えらい大変なジャンクギターDIYをしておいてフレットファイルでクラウン作ってる映像が無いのが多い気がする。あれってホントにやってないのか、わざと見せてないのか、どっちなんでしょうね。

あ、こんなのも売ってるらしい。
StewMac Fretbar Understring Leveler
https://guitar-kaizou.net/review_stewmac-fretbar-understring-leveler.html

フレットすり合わせは、①自分でやりたい人が、②構造を分かって、③正解イメージを持って、④現物を見て、⑤それを正すために手を施す...これが重要なのですよ。自己責任で出来る人だけに有益な情報なのだと思う。

ここまでが構想で、とあるホームセンターで何か良いツールが無いかな?と考えていたら閃いてしまった。コンクリートを塗る鏝の小さいヤツ。一番安いヤツを700円くらいで見つけてしまった。
どうやって使うかというと、こんなイメージ。

紙やすりはどうやって貼り付けるかというと、弱い両面テープがベストかなと思う。だが、鏝はフレットすり合わせ専用とするなら、しっかり両面テープでサンドペーパーを貼って、使い終わったらそのまま保管でも良いと思う。

真・DIYフレットすり合わせツール
・誰の家にもある左官こて
 https://www.monotaro.com/s/?c=&q=%E3%81%93%E3%81%A6
・割りばし

結局、ギターの指板等の安全性を考えると、弦高上げるのに挟むのは割りばしも良いけど、スポンジでもウレタンでもタオルでも構わない。アイデア次第だ。私は隙間を埋める用途なのか何なのか分からないが、長さ1mくらいの10mm角ウレタン(1面に両面テープ付)を100円以下で見つけたので、それを確保した。これで十分だ。


実践編
素材:Gibson Flying V 67 Reissue(1995,ナッシュビル工場製)
状態:ネックは強め順ぞり&弦高高めでセッティング
施工時調整:トラスロッド調整をネックを極力ストレート化(バズる状態、12フレットで6弦1.75mm,1弦1.50m程度の弦高)
追加措置:フレットクラウン形成

施工後にトラスロッドを気持ち60度ほど戻し、12フレットで6弦2.00mm,1弦1.50m程度の弦高に調整した。作業はフレットクラウン形成22フレット分が一番時間を要したが、コードを押さえたままビブラートをかける時のスムーズさに大きな差となって表れた。また、音は太く高音もハッキリ、まるでピックアップを交換したくらい音が変わった。やった甲斐はあった。

2024年11月1日金曜日

Swift ZD72S その20

【アルミテープ】
アルミテープを貼ってお手軽に車を快適化するのは、意外にも友人たちに人気だった。貼り始めると際限がないし、それぞれ効果も分からなくなる。なので私は、一定の効果が得られ、簡単に目立たず貼れる場所にだけ施工するのが良いと思う。その場所とはどこか?

・ステアリングコラム(計2枚)
・インナーフェンダーに各3枚程度(計12枚)
・ストレーキに各1枚(計4枚)
・ドアミラー下に各1枚(計2枚)

この合計20枚(50mm×10mmを1枚)が、どんな車にも目立たず貼れるので良いんじゃないかと思う。もうね、ウエットティッシュで拭いて貼るだけ。タイヤ交換時期に剥がれチェックするくらいで良いかなと思う。

高速安定性等に大きな不満が無いのなら、弄らない勇気wが大事です。バランス大事。基本的にはタイヤ周りの静電気を大気開放(コロナ放電)することだけ考えて貼れば、走りに悪さはしないだろう。

【タイヤ交換とトー調整】
11月頭に早朝深夜に長距離移動の日帰り600km予定があるので、夏のBluearth-Aから冬のIG60にタイヤ交換した。私は年間7か月ほどスタッドレスを履いておりスタッドレスがメインと言っても過言ではないが、今回スタッドレスに交換したら転がりが重い気がするので燃費が下がりそうだ。長距離移動前に空気圧をフロント2.6・リア2.3からフロント2.8・リア2.5の夏仕様に上げよう。あとはトー調整だ。車載しっぱなしだったかどうかアヤフヤだったので過去ログを見たら、必要工具は13mmレンチと19mmレンチとモンキーレンチとメジャーとマスキングテープだったようだ。トータルトーはトーアウトにならない範囲でトーイン±1mm以内としていたハズ。

厳密には、オフセットが違うホイールにタイヤ交換する度に、トー調整が発生する。夏用は15インチ5.5Jオフセット+45、冬用は15インチ5.5Jオフセット+42だが、夏は3mmスペーサーを挟むことでオフセットは揃う。今回、ワイトレ15mm+冬用5.5J,オフセット+42でトー調整すれば、年間通してトレッドは揃えられるので、時間を作って調整しよう。

ちなみに、ホイールオフセットが小さくなりトレッドが広がると、フロントストラットはレバー比が大きくなって車高が下がり、タイロッドとタイロッドエンドの角度が大きくなり、タイロッドがタイヤの後側の車ならトーアウトに変化する。ワイトレ装着等でハンドリングに異常は感じてないが、トーアウト気味になったんだろうなぁとは思っている。私は、タイヤの片ヘリと過度なアンダーが嫌いなので、ほんの少しで良いからネガキャンとし、トータルトー±2mm以内となるようにしている。可能なら、夏タイヤ冬タイヤのホイールオフセット違いでもトータルトーが許容値内に収まるのが良い。

あまり調整を厳密に縛ると疲れるので、今回は「ワイトレ15mm+冬用5.5J,オフセット+42」の状態で、地面から5cm少々(スマホ横幅程度を土台とした高さ)のタイヤセンター溝で前後を計ってトー+0.5~-1.0mmに入れば良しとしよう。なお、トータルトーで±2mm以内(地面から5cmくらいで計るとだいたい半分の±1mm以内と思っている)なら良く、スポーティなクルマのセッティング初期値はトーアウトとなっていることもある。

FF車の私の理想はトー0~1mmの範囲内に調整。これで転がりも良くなり、直進安定性も確保でき、タイヤ片減りも無い。これで弱ネガキャンならコーナーロール時にアンダーも出にくい。これが実用上有利なセッティングになっていると思う。調整前が重要で、ニュートラでサイドブレーキで停止し前輪になるべく負荷をかけない状態で測るのが良いと思う。これなら多少ガタが大きくても前進1G状態が計測できる。なお、スイフトは停止状態でハンドル切って戻しても再計測したトーが変わらないくらいガタが無さそうなので、割り切って調整して測ってを繰り返すことにした。

とりあえず、スイフトはゼロトーを目指しトータルトー±1mmに入ればOKとして調整した。地面からiPhone7縦置きより上くらいでメジャーをマスキングテープでタイヤに固定してトーを測ろうと思ったら車体下部にメジャーが当たった。なので、iPhone7横置きより上くらいでトー調整した。しばらく乗って様子見かな。

【持ち歩くメジャー】
休日鞄にメジャーとノギスを常時携帯しているw。カードサイズで幅5mm長さ2mのメジャー、10cmくらいの樹脂製ノギスだ。お買い物に必携なアイテムと思っているw

2024年10月18日金曜日

ace. GENE ホバーライト(2代目)

通勤出張兼用で大き目サイズのace.リュックタイプを使っていたのだが、使用期間2年10カ月、撥水表面コートのビニール的なものが一部剥がれてきて、引退させた。まぁ布にビニールを貼り付けているようなものだから、やむを得ないんだけどね。

ふらっとace.の店をのぞいたら、デニムっぽい素材感の従前と似たいようなポケット・サイズ感のヤツを見つけた。拡張性や撥水性は少し劣るが、概ね使い勝手は変わらない。ガチの防水性は不要、雪や小雨を10分くらいしのげればOK。初代は撥水な表面ビニール加工が剝がれてきただけなので寿命じゃない感があったので、それくらいならガチ防水性が無いモデルで良いという結論だ。2代目はace. GENE ホバーライト 19Lモデル...らしい。30%オフで割安感もあったが、ようは通販と同等価格だったみたい。
https://store.ace.jp/shop/g/g59006-0701/
ace./エース ホバーライト 軽量でPC収納可能。自転車通勤に最適なB4対応2気室リュック 59006
https://www.ace-dot.com/series/hoverlite.php

19Lというサイズは、飛行機の機内持ち込みにも引っかかず飛行機の機内荷物入れの奥行き方向に縦に入れられるジャストサイズ(当然、機内でCAに座席下に入れてくださいと言われることもない)、バス地下鉄で膝の上に置けるサイズ感といい私にジャストフィットだが、通勤だけと考えると1サイズ小さくても良いかなというサイズ感だ。15.6インチノートも持ち歩けるサイズだといえば分かるかな。
初代と2代目の大きな違いは奥行き拡張が出来ない点だが、実は初代も拡張して使ったことは何度あったかな?というくらいなんで大丈夫だろう。荷物が嵩張りがちな出張時には初代を引っ張り出してくるのもアリかな。

ビジネス用途に適したリュックが今回は望外に安かったけど、そこそこの値段になってくることが多い。ace.はコーチャンフォーとかでも取り扱いがあるらしい。現物確認して買いたいなら、ace.はアリだと思う。
https://www.ace-dot.com/store/list.php?pref=1&label=2

2024年10月7日月曜日

Swift ZD72S その19

2022年に25mmワイトレ(中古2000円、スズキ用じゃないw)のテストをしたのだが、さすがにフロントがはみ出たw。それ以降、このまま我慢すべきか、ホイールを買うべきか、立派なスペーサーを買うべきか、悩んでいた。
しかし、睡眠サイクルがおかしくなり夜中に起きて魔が差してポチった。そして寝た。数日たち届いたw

GAsupply 鍛造ワイドトレッドスペーサー PCD100 4H 内径54.1 M12XP1.25 厚さ15mm ワイトレハブリング一体 マットブラック【2枚セット】  × 2

ようは、15mmワイトレが4輪分手元に届いたわけです。ポイント使ったら6000円少々だったw。スイフトは軽いから安物でも丁寧に装着すれば強度的には大丈夫なんじゃないかと思っている。まずは実験装着だ。もちろん丁寧に手締めです。

画像左側がワイトレ15mmと5.5J,+45(5.5J,+30状態)
画像右側が3mmスペーサーと5.5J,+45(5.5J,+42状態)

もとのスペーサー装着から比べ12mm外に出ただけなので、非常にさりげないものだ。走ってみたら、多少ハンドルが重くなったが、轍でハンドルが取られることもなく何ら問題ないと感じた。それどころか、スペーサー3mm時はハブが噛んでいなかったのでセンターが動く感じだったが、ハブ付きワイトレを使用したらハブがしっかり機能していてブレも何も無く、感覚的にはスペーサー3mmよりワイトレ15mmの方が良かった。なんか通年付けてても良いかなと思い始めている。

フロント車高は若干落ちてトーが少し狂っていると思うけど、トー調整は今後実施予定だ。まずは、走って調子を見てみたって感じです。まぁ3mmスペーサーより感触が良かったのが意外だった。欲張って20mmせず、15mmで我慢したのが良かったのかな。スタッドレスもこのままワイトレ入れて使うのなら、トー調整しても良いかもしれない。

2024年10月4日金曜日

Swift ZD72S その18

スイフトさんの車検が終わり、今が最盛期なのかもという調子良さを示している。走行も5.7万キロなので当面乗り続けることになりそう。そんなワケでアルミテープチューンに手を出そうと思うw

静電気による境界面の乱流を除去して空力チューンという「バンパーコーナーに貼って直進性向上」するアルミ製シールがGRから売られてますね。究極のステッカーチューンともいえる。もう何年も前だと思うが、アルミテープチューンをチープにやってみようと思って100均ギザギザハサミを確保していた。アルミテープは導電性があろうが無かろうが関係なさそうなので、いつ買ったか忘れた手持ちのニトムズ・アルミテープを使う。

一部受け売りも入るが、静電気についての、すじ認識?を示しておこう。静電気の電圧は数千~数万ボルトというレベル、電流は極小である。静電気は、絶縁体(なじみ深いのは下敷きなどのプラスチック)に溜まりやすく、静電気が3000V以上になると、手を近づけたらパチッとスパークが飛んで人体に放電されてしまう。この時、下敷きと手の間の1cmくらいの空間を雷みたいなスパークが走り、人はビリッとかパチッとか感電するワケです。
ようは、静電気は高電圧なので、近くの低電圧のものにスパークが飛んで放電する。物理的接触が無くても高電圧はいわゆるサージするイメージだ。つまり、アルミテープに求める機能はアースじゃないので接着面導電性の有無は関係ないワケです。アルミテープは、角からコロナ放電し低電圧状態になるワケで、それが高電圧状態プラスチックパーツからサージしてアルミテープも高電圧状態になったと思ったらアルミテープ角からコロナ放電して、トータルで元のプラスチックもアルミテープも静電気が溜まってない状態になる。
静電気は、コロナ放電で何とかするのかアースして何とかするのか...今回はコロナ放電を用いて何とかするアルミテープ作戦なのでアルミテープ接着面に導電性は不要という認識です。
ちなみに、静電気が溜まると、ゴムは柔軟性が失われるし、流体は流れにくくなるし、電気回路にスパークしたら壊れるし、兎に角ヤバイのです。

さて実装だ。コンセプト。目立つところにアルミテープは貼りたくない。電装系近辺は貼らないか、仮に貼ったとしても車検時に剥がし無用なトラブルを避ける。燃費改善よりスムーズに楽しく乗れるようになればOK。コロナ放電...一説によると貼った周囲15cm程度が効果範囲らしいが、気にしすぎても良くない。貼って悪さをしない箇所に貼る...そのくらいの気持ち。形状はアルミテープ幅を活用し50mm×10mmくらいの短冊状とし、ギザギザハサミでカットしたものを貼っていった。場所によっては50mm×5mmくらいの短冊状とした。剥がれて舞っても誰も気にならないサイズ感。ストレーキに貼ったのが覗き込めば辛うじて見えるくらいで、普通は気付かないだろうという出来栄え。お手軽にアルコールウエットティッシュで汚れを拭きとってアルミテープを貼るというラフなやり方のみで行った。

貼った場所の備忘録
・フロントバンパー周り
 ・フォグランプ部上側フィン(2枚)
・ヘッドライト
 ・ヘッドライト表面のポリカーボネイトのエンジンルーム側(4枚)
・エアクリーナー
 ・エアクリーナー外側のイン側(1枚)アウト側(1枚)
 ・インテークポート(1枚)
・ボンネット
 ・ボンネット先端(3枚)
・フロントワイパーガーニッシュ
 ・ワイパーガーニッシュ(3枚)
・ストレーキ
 ・フロント側(2枚)
 ・リア側(2枚)
・インナーフェンダー
 ・フロント側(2枚)
 ・リア側(2枚)
・テールランプ
 ・テールランプ上側ステー(2枚)
・リアガラス
 ・左右の淵(2枚)
・内装
 ・ハンドルコラム(2枚)
 ・ドア内装下部(4枚)

→アルミテープ短冊をまとめて作ったら結構な枚数になったのだが、それでも足りなくなって追加作成した。現時点で33枚w

貼り忘れ&今後貼る
・ドアノブ
 →取っ手の裏側に貼る(4枚)
・フロントバンパー
 →下部に貼る(3枚)
・リアバンパー
 →下部に貼る(3枚)
・サイドウィンドウ
 →内張りを剥がして貼ろうかな...


こんな貼り方で効果あるの?って感じだったんだけど、まずハンドルの手触りがサラッとした。これが第一印象というか、最初の違和感でした。そして、走り出して何となく転がりが軽くなったような気がしたし、ステアリング中立付近のフリクションが減ったような気がした。エンジンは着火に斑が無くなった感じ。あと、完全停止する直前にブレーキ踏力を抜いて、より戻しゼロな停止操作を常としているのだが、スイフトさんは最後の最後にパッドがローターに貼りつくような感覚があり、より戻し(大袈裟にカックンって止まった瞬間にブレーキを抜くと車が後退する現象。これってブッシュの潰れが戻ることによる反発だと思っている。)が完全に消すのが大変な感覚があったのが、概ね解消された。あとは、サスの路面のゴロゴロが解消されコラードのビル足を思い出す感覚があった。

兎に角、滑らかになったという印象なので、剥がそうという気にはならなかった。これが答えなのかもしれない。

逆卍仲間もアルミテープで遊びだした。カブは上りでもふけ切るようになった。何がとは言えないが兎に角滑らかになった。上りでもエコランプが着くようになった...などなど喜びの声が届いていますw

特許
https://patentscope2.wipo.int/search/ja/detail.jsf?docId=WO2015064195&recNum=1&maxRec=&office=&prevFilter=&sortOption=&queryString=&tab=FullText

自動車向けの放電技術とは
https://ev-tech.jp/technology/autoparts/page002.html

2024年10月3日木曜日

Swift ZD72S その17

その15の続き。その16より先に入れるつもりだったものです。

前回、ストラットのネジの遊びの範囲で最大限ネガティブキャンバー方向に振ってフロントサスの変なツッパリ感が解消された。今回は更に、スイフト純正スタッドボルトの限界だと思う3㎜スペーサーを入れた。そしたら、ステアリング初期応答も軽く滑らかなり、見た目もナローすぎる感じが解消された。

なんで、キャンバー弄ったりスペーサー入れたりしたのか?という話だが、もともと純正鉄ホイール15インチ、5J、オフセット40が非常に軽快に走る感覚があったから、これが私の走りのベンチマークとなっている。
それにも関わらず夏ホイールを変えた理由は、鉄ホイールだと営業車にしか見えないからw。営業車ステルス仕様から一般家庭ステルス仕様wとすべく、中古でZC71S用スズキ純正の15インチ、5.5J、オフセット45のホイールを見つけ、夏タイヤにしていた。
でだ、2024年の春、冬→夏にタイヤ交換した時に、夏タイヤ外側が若干減っていることに気づいた。それに走ってみると、フロントサス初期動作が固くツッパリ感を感じ、なんかアライメントが美味しい範囲から外れた感覚だった。履き替え前の冬ホイールはスタッドレスとセット購入の、15インチ、5.5J、オフセット42であり、その差は3mmだった。手持ちスペーサー3mmが2枚あったので、試しにフロントに入れてみたら感触が良かったので、バランス取るためにリアにも3mm入れた。

そんなワケで、キャンバー調整・トー調整・スペーサー調整を行ったワケです。多分、ストラットネジ調整ではネガティブキャンバー側への1°程度の変化量だと思う。片ヘリを懸念するようなものでは無いし、リアタイヤに近いキャンバー角になった感じだ。スイフトスポーツZC33Sだとリアキャンバーは-1°15′らしいからスイフトも同様だと仮定すると、フロントもだいたい-1°に近いネガキャンになったんだろうと思う。
世の中には同じ目的で同じことをしている人が居るようです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/743887/car/2513132/4582274/note.aspx

キャンバー変化が仮に1°だとすると、タイヤ接地面は外側に約5mm出る計算になる。609/2*SIN(1*PI()/180)≒5という計算。それに加え、更に3mmスペーサーなので、トータルで8mmくらい接地面が外に出たんだろうと思う。この数値は、そのままスクラブ半径の変化量と考えることが出来ると思う。ちなみに、近代車におけるスクラブ半径は、ポジティブスクラブ10mm程度なんじゃないかな?これが8mm動いたら、そりゃハンドルからのインフォメーションは大きく変わるよ。ノーマル車でも、ネジの遊びの範囲で調整するだけでもスクラブ半径とトーとトレッドは多少は動かせるというのが、よく分かった。
https://minkara.carview.co.jp/userid/865013/car/726487/1302759/5/note.aspx#title

夏と冬のホイールの違いで、あっちは良いけどこっちはイマイチなんて時は、ズレの原因がオフセットならスペーサーを使って揃えてみるのが手っ取り早い対策だろう。

それにしても、まだホイールが引っ込みすぎな気がする。究極はロードスター用とかで15インチ、6.5J、オフセット40~35くらいのホイールなんだろうけど、意外に中古のタマが無いんだよなぁ。ちなみにタマが多いbB用の15インチ、6.0J、オフセット40はブレーキキャリパーの逃げが無くて挫折したんだよなぁ。長く乗るなら何かしたいなぁ。

2024年9月16日月曜日

GT-1000CORE その1

BOSS GT-1000COREを中古で買ってしまったw

我が家にあるマルチエフェクターは以下の状況である。
・GT-1
・ME-90
・GT-1000CORE ← 新入りw
このほかにBOSS IR-2を軸にしたコンパクトエフェクターセットもあるので重症だw

そもそもGT-1000CORE購入に至った経緯は、最近コンパクトエフェクターに空間系としてZOOM MS-50G+追加を検討(というなの思考実験)し、コスパとか機能を考えればMS-50G+よりZOOM G2 FOURが良さそうと気づいた。だが、よくよく考えればGT-1000COREをエフェクターボードに積んでる人が結構居るなぁと思い至った。この瞬間、私の中でコストさえ許せばGT-1000COREという選択肢が出来てしまった。GT-1000COREなら、エフェクターボードの中に入れても、単体でマルチエフェクターとして使っても、どっちでも良いんです。更に調べてみると、2018年4月発売のGT-1000と2020年10月発売のGT-1000COREに対し、2024年7月アップデートでアンプタイプが追加された。これがGT-1000シリーズはまだまだ現役、BOSSフラッグシップはサポート厚いなぁと感じさせられたワケです。

GT-1000COREを使う上で重要なのは以下。
・9V2.0A出力のACアダプターが付属するが消費電力は670mA。
・エフェクターボード内電源から9V0.5Aで動かしている人もいる。
・GT-1と同じく、パッチ保存にBANKは無く、本体ボタンは▲/▼/CTL1。
・EV-30,EV-1-WLでペダル拡張可能。
・ボリュームペダルなら手持ちYAMAHA VP-50STを先頭に入れるとか、SEND/RETURNに挟む手がある。
・手持ちBOSS FS-6でCTL4,5が拡張可能。
・ベース用としても使える。

GT-1000COREを買ってきてから、私はGT-1単体でも何とかなっていたので、まずGT-1同等の使い方をすることを考えた。
▲/▼/CTL1のフットスイッチ配置はGT-1と同じ、エクスプレッションペダルEV-30 or EV-1-WLを追加すればボリューム/ワウペダルとして使え、更にてFS-6 or FS-7を組み合わせて飛び道具的エフェクターのON/OFFに割り当てれる。このセットになった時点でGT-1の完全上位互換となる。
GT-1000CORE本体は920g。GT-1の1.3kgより軽くてコンパクトなので、ペダルなしで持ち歩くなら実は荷物が軽くなる。組み合わせられる純正ペダルはEV-30は780g、EV-1-WLは600gだから、ペダルをセットで持ち出すとGT-1より少々重くなるが、電源もGT-1000CORE純正アダプターから分岐ケーブルを使えば十分に電力は賄えるので、ペダルセットで持ち出すのもアリかもしれませんね。
私は、GT-1で隣接パッチ3個セットとして、パッチ①:クリーン、パッチ②:バッキング&リードのメイン、パッチ③:バッキング&リード+コーラス・フランジャーを用意してたので、ボリュームペダルは無ければ無いでGT-1000CORE単体でも成立するんですよね。

というところまで分かったところで、私はワウは滅多に使わないので、100均スノコにGT-1000CORE、YAMAHA VP-50ST(SEND/RETURN1)、OKKO DOMINATOR(SEND/RETURN2)を配置してみた。
SEND/RETURNにボリュームペダルを置いたら好きな並び順に出来るので、手持ちボリュームペダルでマスターボリュームや歪み前ゲインコントロールに出来ると考え、それを実践してみたかったんですよ。

まだ弄りはじめたばかりですが、GT-1000COREになってGT-1,ME-90にない機能があります。

■ギター入力レベルの調整
だいたい+3db~+4dbくらいで丁度規定のラインにのった。この状態でプリアンプゲイン等を設定した上で、ギターボリュームでコントロールするのが正しい使い方なのでしょうね。
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://www.youtube.com/watch%3Fv%3D6ByciBVMhus&ved=2ahUKEwiumpGYpbWIAxXzka8BHXoGAeMQtwJ6BAglEAI&usg=AOvVaw2jrWRPaVea614zIdLn-pKC

■ポリフォニック・チューナー
弦を 1 本ずつチューニングする従来のモノフォニック・チューナーと、開放弦を一度に全部鳴らしてチューニングするポリフォニック・チューナーが搭載されています。ポリフォニック・チューナーは初体験ですが、そもそも何弦が下がっているかだいたい分かっていてチューニングするので、それほど感動しなかった。必須ではないというのが私の感想です。

■キャビ、マイクの選択
アウトプット設定がLINE/PHONESではマイクの種類・位置・レベル調整が出来て、RECORDINGではそれらに加えてキャビネットの種類も変更出来るとのこと。これらの設定はパッチ毎に保存されるようだ。逆に、アウトプット設定をJCリターンとかにしたら、キャビシミュは自動的にOFFになるようだ。なんだかME-90の下取りに出したNUX MG-30を思い出す機能だ。
出音に大きな影響があるスピーカー(キャビ)とマイクが変更できるワケで、身近なもので例えると、イヤホンを変えたらスマホで聞く音楽の音質が全然変わるのと同じです。そういうワケで、非常に音質に影響があります。

■外部IRデータ取り込み
ME-90では本体に3つまでの外部IRデータを取り込み可能だったが、GT-1000COREは16個も取り込み可能なようです。今度、お気に入りのIRデータを読み込ませてみよう。
ただね、IRは沼なのです。IRデータによっては、どんなプリアンプを使おうと似たような音しか出ないケースもある。そんなIRデータと比べたら、BOSS TONE STUDIOでキャビ、マイク選択で調整した方が癖が無くエフェクターやプリアンプのトーンが反映されやすい音が出来るのかもと思う。私の好みはMarchall 1960とSM57の組合せというスタンダードなもの(70~90年代ロックにはピッタリ)なので、別にIRデータを使わなくても選択可能な組合せなんですよ。まぁ時間があれば外部IRと比べてみるのも良いでしょう。

■お試し
GT-1000CORE Ver 2.0で追加されたX-OPTIMAで出た音がムステインっぽかったので、初めてメガデスの頭を弾いてみた。まじで音はX-OPTIMAだけ。なんの小細工もございません。ギターはKiller KG-Stallion、ボリューム7~8くらいで弾いてます。
https://www.youtube.com/watch?v=9M3uJhcGMk4

前々からたまに使っていたギターのタブ譜美のサイトSONGSTERRですが、久々に使ってみたら、なんか音質向上していたw

https://www.songsterr.com/a/wsa/megadeth-holy-wars-the-punishment-due-tab-s24033

https://www.youtube.com/watch?v=9d4ui9q7eDM

良く出来てる。これならタブが合ってるかどうか分かる。ちょっと流れ的に運指・ポジションがおかしいけど、だいたい合っているので非常にコピー遊びが捗ります。まぁ私はタブを見ただけでは刻み方までは把握出来ないんで、体で覚える必要はあるんですけどね。今回も正味2時間弾いて、やっとこ展開を覚えたって感じ。それでも長いイントロ部分だけなんだけどね。タブを見ながらだと次の展開とか覚えないんですよね。ナビ見ながらだと道を覚えないのと一緒だね。

2024年9月14日土曜日

Swift ZD72S その16

スイフト車検の代車で軽自動車ハスラーがきた。マイルドハイブリッドNAのほぼ新車だった。スイフトに比べて10年新しいし、売れてる軽自動車なので進化に感動して乗り換えたい気持ちが大きくなると予想して乗り込んだのだが...

ハスラー前席広さは同等、リアシートを前にスライドしたらトランク底面は買い物籠が横向きで入るようになったが、想像していたほどトランクは広げられない。
運転ポジションだが、テレスコピックが無いのてハンドルが遠かった。シートに肘掛けがあるのは嬉しいが、いいポジションを取れないから肘掛けが欲しくなるのだと分かった。
ステアリングの印象。ギア比の問題なのか沢山回す必要があった。横転防止なのか微小舵角の反応も鈍いのでステアリングには気持ちよさが無かったのだが、それでも売れるんだと思った。
エンジンパワーの印象。マイルドハイブリッドに期待したが発進補助だけだった。アイドリングストップからの復帰は満足。坂は登らない。アクセルを踏み込むと3000rpmを超え、うるさい。そもそもエンジン音の侵入が多い。
スイフトと比べてハスラーは、近所の平坦地でこそ静粛性は大差ないが、運動性能が低く、動力性能も低く、エンジンも唸りがち、室内も天井は高いけど前席が広いわけじゃない...という感じ。

代車ハスラーを返してスイフトに乗って改めて感じたのだが、10年前のスイフトの方が断然良い車だったし、思ったほど軽は進化してなかったので、軽は我が家には合わないという結論になった。

改めてスイフトXGは良いと思った。アイドリングストップが無いから普通の安いバッテリーが使え、5年たったバッテリーは今回車検でも健康だった。当然、ハイブリッド用リチウムイオンバッテリーもない。最新スイフトの公式サイトで燃費を見たら、WLTCモードでマイルドハイブリッドより若干悪いが、高速道路モードだとXGの方が良いw。スイフトXGは、スズキの良心が詰まった車だと思う。
スズキも分かってガソリンモデルを作っているのだろう。ハイブリッドを積極的に避けるという車選びをしている人って、どのくらい居るんだろう?
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://www.youtube.com/watch%3Fv%3D0f33flAhAPs&ved=2ahUKEwij-LfZrKuIAxVUla8BHU8mE-EQtwJ6BAgvEAI&usg=AOvVaw0Q32MoMRWx-_Bw2RfUtQBp

【ヘッドライト黄ばみ】
車検対応のためヘッドライト・ポジション球を純正ハロゲンランプに戻した。その時にヘッドライトの黄ばみが気になり、手持ちのコンパウンド入り100均ヘッドライトクリーナーで対処した。こいつは細目コンパウンドで擦っている感じで、なかなか作業完了しない。擦り終わったら乾拭きだけにして、薄い紫外線保護剤を落とさないよう配慮が必要だ。虫取りのためアルコールウェットティッシュで擦ると一瞬で薄いコーティングが剥がれ、UV保護効果が切れ黄ばみが早くなる。
100均クリーナーはもう売ってないので、今まで同様に施工が簡単なクリーナーで半年ごとにクリーニングするというサイクルに使えそうなものを買ってみた。

シュアラスター ゼロリバイブ
https://www.surluster.jp/product/headlightcleaner/

100均クリーナーの効果が切れる前にゼロリバイブを使った印象だが、見た目や作業感触は変わらなかった。100均ヘッドライトクリーナーは既に店頭で見なくなったので、手軽さ優先で光量不足対策くらいの気持ちでゼロリバイブを持っておけば良いと思う。

2024年8月28日水曜日

Magnastar2024-3

ナット交換でアップデートされたMagnastarを触っていて思ったのが、ピックアップ磁力の影響で6弦ハイフレットで音が濁っている気がした。どのギターも6弦17フレットで綺麗な音が鳴るか?と言われると微妙なんだけど、ギターによって濁りの程度が違う気がする。その中でもMagnastarは濁りが強い気がするので対策をしてみようと思う。

【フロントピックアップ高さ調整】
音の濁りは具体的にどういうことかというと、音程がぼんやりしているのが分かる状態です。5弦17フレットは音程がハッキリ感じるのに、6弦17フレットはヴォーンという何とも言えない感じ。これをマシにしたいという話ですね。
状況が酷いと6弦17フレットでチューナーがAの音を感知できません。開放弦やローフレットの時とチューナーの挙動が明らかに違って、一瞬音程を見失うなんてことがあります。様々な調整を施しコンディションが良くなると、少なくとも6弦12フレットと5弦14フレットのパワーコードなど、使うのを避けがちだったポジションの音が使えるようになります。

さて、調整第1ステップは...
・フレットは均され音がビビらない
・ネックは適正に弱順反り
・差し込み角とブリッジ調整で、12フレット1弦1.5mm~6弦2.0mm、最終フレット弦高は1弦2.5mm~6弦3.0mmくらい。これは高めの一例。
・弦高調整を楽に1か所だけで決めたいなら、17フレット弦高を1弦2.0mm~6弦2.5mmくらいにする。これも高めの一例。
・極力ピックアップを下げてオクターブチューニングする

この状態が、素人がDIYで出来る良い状態だと思う。逆に言えば、これでも変な音がするなら、どっかが共振しているのかもしれないので、そのポイントの共振を抑えるくらいしか手が無い。対策は、ガタを無くすとか、共振しないようオモリを貼って固有振動数をズラすとか。なお、メーカー標準弦高は、もっと低いと思います。

調整第2ステップは...
・フロントピックアップのみ上げていく
・自分の許容範囲内で音程感を確保
・音質的、ゲイン的に満足いくピックアップ高さ

調整した感触としては、フロントピックアップは下げれば下げるほど音程感はマシな気がする。とあるサーの出荷時ギターは最終フレットを押さえた時のフロントピックアップと弦のクリアランスは以下のようだ。磁力影響を抑えるため、ここからピックアップは下げる方向とのこと。

シングルコイル・マグネットポールピース
→6弦下からポールピースの上部までが3.2mm、1弦側は2.4mm
ハムバッカー・バーマグネット
→6弦下からポールピースの上部までが2.0mm、1弦側は1.2mm

Magnastarのシングルコイルはバーマグネットなんで、磁力影響は概ね無視できると考え、今まで感覚的にフロントピックアップは2mmくらい突出してても余裕だよねと思っていて、とあるサーのハムの上限値とほぼほぼ同じくらいのクリアランスだったわけです。だが、この状態で6弦ハイフレットの音に濁りを感じるので、これより下げるしかないわけです。下げれば下げるほど良い気がしたのは、そもそもピックガードとツライチまでフロントピックアップを下げた状態で4mm程度にしかならなかったからだと思う。
今回調整の落としどころは、6弦下からポールピースの上部までが約3mmが上限としました。つまり、6弦側はピックガードからのピックアップ出っ張りが1mm以下というセッティング。ここが妥協点かな。


【リテーナー高さ調整】
まだ追い込みたいところが、3弦ハーモニクスが弱い点だ。どこかで共振しているのか、3弦ハーモニクスのサスティーンが短くてアームを触ると直ぐに音が死ぬ。TUSQナットに交換して暫くたって調整していたら、何となく原因が分かってきた。

Magnastarは3,4弦と1,2弦にカモメ型リテーナーが付いているのだが、私は1,2弦だけ使用していた。アーミング後チューニングの安定性を考えれば、ナットやリテーナーの抵抗は少なければ少ないほど良いのかなと思っての措置だった。TUSQナットへ交換後、気まぐれで全ストリングガイドを使うようにしてみたんだが、3,4弦開放生音で少しビビり音が聞こえた。手でヘッド側の弦を押し下げるとビビり音は消える。え?....3,4弦は純正リテーナーより更に弦を押し下げなきゃダメだったかぁ。う~ん、ナット交換してビビり音として聞き取れるようになったんだろうけど、きっとそれ以前からだったんだろうなぁ。

というワケで、3,4弦用リテーナーのシャフト部分スペーサーだと背が高くビビりを抑えきれないので、必要以上には下げないよう手持ち樹脂ワッシャーで高さ調整する方式にした。1,2弦用リテーナーより若干高い程度となるワッシャー3枚が落としどころとなり、3,4弦も5弦と同じような角度になった。これでもレスポールのヘッド角より浅いと思う。純正リテーナーで09-42弦だと、テンションが弱かったのかな。

これで3弦3フレットハーモニクスはアームを触ったらすぐ死ぬ状況から改善された。全体的に音の輪郭がパキッとした気がする。もしかしたら、ナットに必要なテンションがかかってないと、高音ってスポイルされるのかも。
というワケで、ストリングガイドの存在理由が分かった。ギターって微妙なバランスの上に成り立ってるんだね。

2024年8月16日金曜日

LEKATO WS-60

リサイクルショップを回っていたら、ギターワイヤレスのLEKATO WS-60を見つけた。半値くらいだったからお試しで買ってきた。こいつの面白いところは、ギターワイヤレスと言いながらステレオ対応な点だ。なんだったらスマホ音声をBluetoothより小さい遅延で飛ばせるわけです。

https://lekatodeal.com/ja-jp/products/lekato-2-4ghz-wireless-guitar-system-transmitter-receiver-1-4-1-8-plug

すでに家にXviveがあるわけで、現実問題こいつの出番は無いw。使えそうなら、Xvive延命のため、ラフに弾く時に使うくらいかな。というワケで使用感を言ってみよう。

音質云々の前に遅延が気になってしまった。「12ms未満のレイテンシー」とサイトに書かれているが本当だろうか。ちなみにXviveは「レイテンシー : 6ms未満」と書かれていて、実際にレイテンシーが気にならなかった。

遅延をどういう時に感じるのかというと、クリーンのパキッとした音などは弦を弾いた瞬間に音が出ないと気持ち悪いじゃない...そういう時にLEKATOは遅延が気になります。歪みで潰れてアタックの瞬間が曖昧な音だと分かりにくいと思いますが、生音だとキツイですねw。連続して耳で聞きながら演奏する場合、きっと人間側が若干食い気味にピッキングして補正してしまうんじゃないかと思われ、演奏に変な癖がつきそうな気がしますね。ロングトーンをまったり弾くだけなら、あまり気にならないかもしれませんが、オススメできるものではないですね。

というワケで、メインで使われることは無いアイテムとなりました。Xviveが壊れた時の繋ぎ用ですかね。
なお、中古で買ったらモノラル用変換端子が無かったので、ステレオのまま刺してますがギターで使えてます。もしモノラルモードがあるとしたら、その場合は遅延が半分になるとかあるのかもしれませんが、私には検証のしようがありません。

LEKATOの良い悪いは私は判断をしませんが、安いのは確かです。何となく使えれば良いなら使えるのかもしれないけど、リズムに合わせて遊ぶのがギターだと思うので、あまり遅延の大きいものはオススメしません。製品によってレイテンシーは様々なので、安物買いの銭失いにならないよう、よくよく調べて買いましょう。そうそう、ワイヤレスには有線ケーブルと比べてハイ落ちや音質変化があるかどうかも一つの判断指標だと思うので、実機テストしてから買えると良いですね。

激安中華を買うなら遊びで買いましょう。使えたらラッキーくらいでね。

2024年8月14日水曜日

AVIOT TE-W1

BluetoothイヤホンJBL Live Free 2 TWSの代替として、AVIOT TE-W1を購入した。機能も価格帯も一緒ということで、ざっくり比較してみよう。

【デザイン】
AVIOTも別にイヤではないが、JBLの方がシンプルで小さくて良いと思う。

【音質】
AVIOTはフラットなモニター用ヘッドホンに近いデフォ音質だと思う。JBLは加工されたドンシャリ系なので、派手で分かりやすい音という傾向だと思う。
AVIOTはイコライザーで好みに調整する前提という気がするが、耳に痛い音域を出さない大人な音を目指し調整するのが良いように思う。といいつつ、私はサクッとJBL相当の音にしてしまったのだがw

【音量】
Androidでありがちなのかもしれないが、最大音量が小さかった。開発者オプションの中の「全体音量を無効にする」のチェックを外して、Bluetooth再接続したら音量は大きくなった。これで普通に使うのに問題ない。

【フィット感】
JBLの方が耳からの出っ張りが小さく、首を激しく降ってもイヤホンがぶれないと思う。AVIOTも悪くないと思う...というか大きい割にフィット感は良いと思う。通勤等の実用上の違いは大差ないが、走るならJBLだと思う。

【ノイズキャンセリング】
AVIOTもANCオンにすると外音ノイズは減る。各社でチューニングが違うという印象を受けた。ノイキャンとして実用域に達していますが、JBLは2年前の機種なのに効果も分かりやすかったし癖も無かったように思う。JBLの方が優勢かな。

【外音取り込み】
JBLでいうアンビエントサウンドコントロールなのだが、何となくJBLの方が外音の音質が良いような気がした。ここもチューニングが会社によって違うのかなと思うが、ここもJBLの方が優勢かな。

【モード切替】
JBLではノイズキャンセリング/アンビエントサウンドコントロール/トークスルーという切替えだったのだが、AVIOTはノイズキャンセリングON/外音取り込み/ノイズキャンセリングOFFの切替だった。トークスルーは外音取り込みにしておいて再生ストップという使い方なのだろう。

【3Dスペーシアルオーディオ】
3Dサウンド的なモードがあるのだが、ONにすると音量自体も上がる。バッテリー消耗も大きくなるようなのでOFFでセッティングしているので評価しない。まぁお好みで使えば良いだろう。無くても良い機能で消費電力倍増とか馬鹿でしょ。

【バッテリー】
全機能ONにするとバッテリーは4~5時間しか持たないらしいというのを事前調べで知っていたが、それでも長い方だとは思う。16時間持つというのは全OFFでの話らしい。ワイヤレスイヤホンを買う時は、どういうモードで何時間持つか下調べした上で購入することをオススメする。私は3DサウンドOFFで使っているが、通勤での毎日片道1時間程度の使用で見ている限り、10時間くらい持つんじゃないかという雰囲気。

【操作性】
AVIOTの操作性というか、どこをタッチしたら良いかピンとこない。だが、2タップ3タップも使えている...というか使う気になっている。とりあえず、頻繁に使う停止・再生/音量ダウン/音量アップを右耳に集約してみた。左長押しはノイズキャンセリング/外音取り込みにしてみた。
JBLの時は、2タップ3タップがうまく使えなくて本体音量操作を使ってなかったし、慣れないと本体をつまんだ時にタッチ操作が反応していた。
どっちもタッチ操作は慣れが必要だなぁと思うが、AVIOTには改善の余地があると思う。

【アプリ】
AVIOTのSOUND MEアプリで、イコライザーが使えるしタッチ設定も変えられ、本体アップデートも出来た。AVIOTもJBLもアプリはだいたい似たようなものだと思う。私は、イコライザーでクッキリ・ハッキリなドンシャリJBL相当サウンドを作って日常使用してます。

【総評】
今回は15100円くらいで購入(端数はポイントで処理)できた。まさに、価格帯も含めJBLとAVIOTは存在が被る。

AVIOTはバッテリー持ちとフラットサウンドで好きな人は好きだろう。歪みが少ないなぁという印象だが、革新的に音が良いかというと私には分からなかった。悪くは無いのは分かるんだけど、TE-D01gのように低価格高音質みたいな衝撃は無い。総じて、AVIOTはイコライザーを弄る前提だと思うので玄人好み、万人受けは分かりやすいJBLだと思う。

JBLは、バッテリーが持たない以外は良かっただけに惜しい。まぁそこが致命的なんですけど、それもBluetoothイヤホンを複数持ってないと違いが分からないし、もともとJBLは長時間駆動を売りにしていたワケでもないし、欠陥商品として回収するほどでもないんだろうなぁ。まぁ、一人の顧客が離れていきましたけど。

あとね、AVIOTユーザーは褒めすぎだと思う。音とバッテリーが良い以外だと、ノイズキャンセリングと外音取り込みとタッチ操作がイマイチなので、AVIOTには他社売れ筋製品をキチンと使ってみて自社製品にフィードバックして改善してほしいと思う。なんかね、引きこもり音質オタが作っているようにしか見えないなぁ。操作性とかがウリじゃないのは分かるんだけど、ノイズキャンセリングと外音取り込みとタッチ操作向上は日常に食い込む製品には必須なんだし、きちんとやりゃ出来るんだから、AVIOTさん、どうにかしてくださいよ。あ、ノイキャンのイマイチ感って外音取り込み音質のイマイチと繋がってるんじゃないのかな...もしかしてマイクがイマイチってこと?コンビニ店員の声、少々聴きとりにくい気がするんだよなぁ。

2024年8月6日火曜日

JBL Live Free 2 TWS at 2407

JBL Live Free 2 TWSの本体バッテリー持ちが悪くなった。

2024年7月現在。JBLのノイズキャンセリングとアンビエントサウンドとタッチコントロールの利便性は手放せないが、とうとう1時間の通勤がギリギリな程度までバッテリーが弱った。本体充電もあっという間に終わるので、バッテリー容量の低下だと思う。本体を充電しても60~70%までしか充電出来ない状態で、完全放電してみても回復しない。困った。

というワケで代替機を模索しよう。あまり高価なモデルを選んで2年で終わりだと悲しい。バッテリー容量が1/3程度になっても実用的な再生時間が稼げる製品を探すか、それか2万未満の製品を探すか、二つに一つというのが現在の結論。

そんな思いで検索して見つけたのが、AVIOT TE-W1。TE-W1-PNKも気になるけど価格差次第。
AVIOT TE-W1【15950】
https://aviot.jp/product/te-w1/

価格コムの売れ筋&コスパで選ぶとANKERのP40i。安くて売れてるから消耗品としてはアリなのか、知らんけどw。ANKERだから良くも悪くもないんだろうけど、パソコン工房で見かけたら気分転換に買ってしまいそう。
ANKER Soundcore P40i【6980】
https://www.ankerjapan.com/products/a3955?variant=44004226826401

ちなみに、JBL Live Free 2は生産終了したようだが、まだ店頭在庫が豊富、2年経っても値段そのまま1.5万w。ノイズキャンセリングも外音取り込みもタッチセンサーも便利で手放せないなぁというように感じさせた使い勝手の良いイヤホンという印象だ。2年少々でバッテリー実用限界になったからって文句は無いのだけれど、Bluetoothイヤホンは消耗品、せいぜい2万が上限だよなぁとも考えさせられた。今回はJBLを避けよう。

と言うワケで、週末に近所に売ってないか探してみたら、1件目のヤマダでAVIOT TE-W1を見つけてしまった。実店舗は初期不良があったら交換してもらえるので、サクッと買ってしまった。

Bluetoothイヤホン遍歴。
①RADIUS HP-BTF01(2018年3月、0.5万、両耳がワイヤード)
②WIRELESS EARPHONE LIBERATION(2018年11月、0.2万、ビレバン)
③AVIOT TE-D01g(2019年8月、1.0万)
④JBL Live Free 2(2022年5月、1.5万)
⑤AVIOT TE-W1(2024年8月、1.5万)

2024年7月12日金曜日

コムテックZDR048 その2

ドラレコの取付方法について、今回は語ろうと思う。主にリアへの配線方法だ。私は全部運転席側に配線を通した。

■フロントカメラ・本体配線
ミラー位置から天井カバー?とガラスの間に配線を通し、運転席側Aピラーカバーを外して下に配線を通せばヒューズボックス近傍まで簡単にアクセスできます。私は運転席側ピラーで配線を通すのがベストだと思います。
電源ですが、純正オーディオに常時電源が来ているので、ドラレコ添付の配線割り込みで電気を貰います。ACCはヒューズ分岐を噛まして電気を貰ってますが、これもオーディオからもらっても構わないと思います。駐車監視機能用ケーブルを使わないならシガソケ増設で電源確保。スイフトの運転席ハンドル下カバーは、下側2点がタッピングビスで固定されていて上側ははめ込みなので、簡単に外せます。なので、余った配線はタイラップでまとめ、運転席ハンドル下カバー裏の純正配線に抱き着けるなりし、動かないよう括り付けておきます。配線が動いて音を発しないよう、しっかりタイラップで固定しましたよ。

■リアカメラ配線
長すぎる配線は運転席ハンドル下カバーにまとめるので、ミラーから始まった配線は...
→Aピラー
→運転席ハンドル下カバー
→長すぎる配線をまとめて固定
→運転席ハンドル下カバー
→Aピラー
→運転席ウェザーストリップを外し天井カバーとの隙間を通す
→Bピラー裏の内装との隙間に配線を通す
→運転席側後席ウェザーストリップを外し天井カバーとの隙間を通す
→Cピラーと内装との隙間に配線を通す
→ハッチと内装の間は純正配線チューブの中にリアカメラ配線を通す
→リアハッチ内を通ってリアワイパー付け根まで線を通す
→リアワイパーの上にリアカメラ設置
というような流れになる。

リアカメラケーブルは、L字になっている方がカメラ側なので、真っ直ぐな端子をリアからフロントに向かって通していく。アルミ針金を適当な長さに切って「配線通し」として使い、アルミ針金にリアカメラケーブルを括り付けて、フロントまで線を通しました。リアハッチ内のワイパー付け根側から上側の配線ホース穴へ導くようアルミ針金を通すのに一番時間を要した気がする。リアハッチ内部で配線が暴れて音を発しないよう1か所をテープで止めたが、これのおかげで音がしないのかどうか分からない。

そしてリアカメラ設置。リアガラス上側(ガラス上面から1/3)にカメラを取り付けた1度目のネガ対策で、リアワイパー上(ガラス上面から2/3)へカメラ設置しつつ少々カメラを上向き設置にすることによりリアガラスとカメラの距離を近づけた。この感想や懸念などを以下に記載する。

・ウェザーストリップを跨ぐ配線が生じないため防水性は完璧
・カメラはワイパーが届く範囲に設置するからガラス端部設置は無理
・どこにリアカメラを設置しても意外に後方視界障害にはならない
・リアはプライバシーガラスなので、外からカメラ位置はほぼ見えない
・リアトレイに置いたティッシュ箱の映りこみも気にならない
・デジタルミラー表示に、ほぼ熱線が入りこまずに済んだ

あとはカメラ設置に対応したドラレコ初期設定。デジタルミラーで後続車ナンバーが見えるよう「表示範囲変更モード」で表示範囲を下側の適切なところに下げ、距離感がマシになるよう拡大125%表示に変更した。なお死角を最大限無くすというのが最優先なら100%表示が良いだろうが、125%でも十分と思いました。

こんな感じでドラレコ・デジタルミラー設置が完了した。2回目の作業ともなると1.5時間で完了、ほぼほぼリアハッチ周りの配線通しに時間を費やしたように思う。

■アマゾン
一度目に買ったZDR048ですが、無事返品・返金できた。
アマゾンアプリで返品交換に進んだら「交換」が無かったので「返品」を選んだ。返品はローソンから着払い発送。スマホで2次元バーコードを表示しロッピーで手続き、出てきたレシート?をレジに提出し、返信用3枚+控えを貰い、返信用3枚を宛先袋に入れダンボールに貼ったら発送出来ました。レジの人も慣れたものでスムーズでした。
そして先日、アマゾンからメールが届き「使用感があり返金処理に進めないので詳細を連絡しろ」という内容とともにリンク「amazon.co.jp/contact-us」があったのでクリックした。アマゾンアプリが立ち上がったが、どこから詳細を連絡したら良いか分からず、アプリ内チャットで問い合わせた。チャットで「初期不良で正常動作しなかったから返品返金をお願い」したら、チャット途中で返金処理をしてくれた。何故アプリで記入した返品理由が伝わってないのかも一応チャットで聞いたら、「返送センターの担当者判断などに誤りが生じていた可能性」という返答だった。
う~ん、チャットは便利かもしれないが、要件をまとめて書き込んで返事をもらった方が拘束時間が短いんですけど、どうにかなりませんかね。放置していつでも再開できるような書きぶりのチャット説明だったけど、入力まで時間を要していたら担当変わったんですけどw。もしかして、よく考えずに気持ちの赴くままチャットに五月雨で書き込んで良いのかしら?

2024年7月11日木曜日

Magnastar2024-2

Tokai Silverstar改Magnastar(SS-36,1982)用に注文していたナット、PT-5042-00が届いた。

https://moridaira.co.jp/posts/graphtech-black-tusq-xl
PT-5042-00
フェンダースタイル、スロット付、フラットボトム
幅3.22×長41.98×高4.98、E-E:35.25
定価¥1,100(税抜¥1,000)

■組み込んだ
ナットと指板Rが合ってなかった。指板RがきついストラトにはPQL-5010-00の方がボルトオンで組めると思う。PT-5042-00は指板350Rくらいをイメージしているようで、Tokai Silverstar改マグナスターでは1弦と6弦の弦高が高過ぎる状態になった。6弦ローフレットのチューニングが明らかにズレるので、弦高0.5mmくらいまで溝を削ってみた。具体作業は、指板Rに合わせ、6弦5弦2弦1弦の弦溝を三角ヤスリ(鉄鋼ヤスリ5本セットの三角)で削っては感触を確かめ、丁度いい感じになるまで調整を繰り返した。ナット専用ヤスリじゃなくて良いのか?と言われれば、あまり良くないだろう。でも、やった方がマシになるのは間違いないし、ナットなんて1000円少々で買えるので失敗だと思ったら買いなおせば良い。今回はスペアのナットも買ってある。
ヤスリで削ってみたら分かると思うが、零点何ミリという精度で削ろうと思ったら、ヤスリは予想以上に溝が削れる。なので、弦を張った状態で弦を横にズラし溝を少し削っては弦高を確認、それを何度か繰り返して違和感のない弦高まで到達させれば良いと思う。ヤスリで削った後は、必要に応じ、弦をヤスリ代わりにナット溝のバリ取りして滑らかにする。プレーン弦の溝は多少溝は太くなるが4弦を使えば良いだろう。ちなみに今回、ギターを弾けば勝手に馴染むと感じたので、弦溝のバリ取りはしていない。

というような感じでナット交換は出来た。TUSQナットの寿命は分かりませんが、現行Yamaha Pacificaにも純正採用されている実績豊富な商品だから、全然問題無いはずです。ジュラコンのナット素材を買って自分で成形してナットを作るのに比べると、超お手軽なのがTUSQナットのインストールだ。なんか解放弦がバズる(ようは減って高さが足りない)とか、ペグを回したらピンって音がなる(滑りが悪い)とか不具合を感じたら、気軽にTUSQナットに交換してみるのが良いのかもしれません。

■交換後の音
特に生音でハイが出るようになった印象、音の輪郭がはっきりした。ナットはネック溝にピッタリな厚さにし、接着してないがビビりなども発生していない。6弦はナット部での弦の曲がりがキツいので、若干滑りが悪いのではないかと気になっているので、ポスト穴から上側に弦を巻き付けるなども試そうと思っている。あとは、ブリッジのサドル側にもミニ四駆グリスを塗布して弦の滑りを良くたらチューニングが安定するかなと期待している。
滑りが良くなったり響きが良くなった感覚はあるのだが、ナットへの弦のテンションをもう少し確保した方が音も良いような気がして、純正通りストリングガイド(カモメ型のアレ)に弦を通すことにした。(従前は必要最低限のナットへの弦圧となり滑りをよくすることを狙って、高めの3,4弦用のものを1,2弦に用い、3,4弦はストリングガイドを使っていなかった。)
これからアーミング後チューニングの安定性を確保するようペグポストへの弦の巻数をトライアルしても良いのかもしれない。巻数を減らしても効果が無かったので、逆に多めに巻いた方が良いのかもしれないと思い始めている。

■6弦弦落ちは皆無
今回インストールした弦ピッチ少し幅広ナットE-E:35.25mmですが、全く問題を感じません。ローフレットでのコード弾きはGibsonと大差ない演奏性になったと思います。PT-5042-00はアリでした。
オマケだが、ボルトオンネックのギターはネックが実用上の真っ直ぐになってなく、わずかなネック固定ネジ穴の遊びで左右どちらかにネックが傾いて落ち着いている場合がある。左手でネックを持ってギターを支えるからだと思うが6弦が弦落ちしやすいところにネックが落ち着きやすいです。この落ち着いた位置が演奏上問題ある場合、ボディに対しネックヘッドを下側(1弦側)に押しつけてやると少しズレるので解消すると思います。私のKillerギターがこう状態なんですが、ネック幅マージンを大きくすれば解消するが、ネックが太くなるくらいなら、このままの方が良いですね。

■Tokai Silverstar
製造年をシリアルから調べたら1982年製のようだ。SS-36だから3.6万で売られてた70年代Fenderラージヘッドストラトのコピーだろう。電装系を外され改造一歩手前で放置されていたジャンクSilverstarを私が入手したのは1988年後半。入門用価格帯ギターが5年も経ったらジャンク扱いなのは昔も一緒のようだが、それが40年経ったら価値を見出されているのだから面白い。
私のMagnastarも、ボディザグリやスキャロップの加工を少し綺麗にし、Tokai純正センターピックアップ(スタンプ無し)も使えるような音なら組み込み、純正シンクロに戻すのも面白いかもしれない。

複数本ギターを持つようになると、「僕が考えた最強のストラト」ってどうなのだろう...と思う。場面によって他のギターを使えよって話なのかなぁ。そうなると各ギターの個性を大事にしたくなる。

人の趣味嗜好というのは、状況により変わるものだというのを実感してますw

2024年7月8日月曜日

コムテックZDR048 その1

結構前に買ったミラー型ドラレコ(前方のみ)を使用中。2017年10月にGOLF4WAGONへ取り付け、2019年12月にSWIFTへ移植、トータル6年以上使っていることになる。安物なのにw
https://www.itprotech.jp/driverec/ipt-drfhd300bm/

ドラレコ活躍の機会は今まで無かったのだが、デジタルミラー型ドラレコが気になっていた。広い後方視界が欲しいな、バックカメラになったら良いな、メンテナンスフリーが良いな、お手頃価格だと良いな...と思いつつ様子見して1~2年経った気がする。

久しぶりにミラー型ドラレコのトレンドを見てみたら、コムテックZDR048が入手性も良さそうだし価格もソコソコ。
https://kakaku.com/item/K0001587766/
MicroSD自動上書きをうたっていてメンテナンスフリーらしいが、逆にMicroSDメンテナンスフリーじゃないドラレコが存在したことに驚きましたよ。で、ギアをリバースに入れたらバックカメラとして使えると助かるんだが、設置位置的に無理があるようで、本製品はバックカメラ画角切替機能をバッサリ落としているようだ。まぁ、バックカメラは無きゃ無いで良いかな。
 

というワケでコムテックZDR048が現状の私にはベストだと考え、アマゾンで駐車監視用電源ケーブルセットを約39,000で買った。
 

ちなみに、多少高い程度なら、不良の場合の文句が言いやすい店頭で買おうと思ったんだけど、5万近い価格で売られてたので、実店舗で現物購入は諦めた。カー用品店...大丈夫か?取付まで頼んだら7万くらいだったような気がする。だが、予想は的中し、本体装着30分くらいで「操作ボタンが押し続けられているような挙動」で暴走したので、一度返品し、買いなおした。

なんじゃこりゃ。もう一度、取付だ!

2024年7月4日木曜日

Magnastar2024-1

Tokai Silverstarをカスタムしたギター(愛称はMagnaStar)が私の手持ち最古ギター。これは大学の軽音楽部部室に落ちていたものを貰ったもので、良い言い方をすればコンポーネンツギターです。Tokai Silverstar(ボディと超純反りネック)とHSHピックガード(含む電装系)ですが、会ったことも無いOBの置き土産のようでした。今思えばデイブマーレイ仕様に改造途中で加工が面倒で放置されたものなのだろう。
貰い受けてから速攻でピックアップが入るようにノミでボディ加工し、微妙に合わないピックガードを削り、高い弦高のままスキャロップして、Tokai Silverstar改マグナスターが爆誕しました。まともなギター調整も知らなかった頃なので、弦高高いしオクターブチューニング合ってないし非常に弾きにくいギターでしたw。当時は、FERNANDES BSV-70改(前後独立タップスイッチ増設)が盗難にあい、マグナスター1本しかギターを持ってなかったので、こいつが私のギターライフに大きな影響を与えたのは確かです。

色々弄って現仕様は以下。
・Tokai Silverstar SS-36が元だと思われる。
・ネックは低いフレット対策でスキャロップ化
 今は、トラスロッド調整・フレットすり合わせ・マイクロティルトでネック差し込み角調整・ナット高さ調整・22フレット化してます。
・ボディはHSHピックアップを入れるためノミで削った状態
 今は、3シングルのピックガードで綺麗です。
・フロント・センター:ジャンクのシングルコイル
 Tokai純正シングルは当初仕様のHSHのセンターとして残っていたのだが、フロントシングルとして流用してみたけど音が細くて私には合わなかった。今のジャンクピックアップはリアハムとのパワーバランスも悪くない。
・リア:Duncan Hot Railsのリア用SHR-1b(シリーズ・パラレル切替)
 3シングルのリアはあまり好みではないので、シングルサイズハムを試してみたら私には良い感じだった。タップとパラレルの音を比べてみたが、私はパラレルのノイズレスの方が良いと思うし、パラレルでシングル風味も良い感じです。
・5WayスイッチとポットはCTS、2トーン仕様
 フロントセンター用250kΩ+リア用500kΩ(スイッチ付)の2トーン。
 ボリュームは500kΩにしたと思うが250kΩかもw
・ブリッジ:Super-Vee / BladeRunner 6-Screw
https://suzy-pro.blogspot.com/2022/11/tokai-silverstar3.html
 シンクロの各弦弦高調整可能というのは指板Rに合わせた調整が出来るので、とても便利だ。でもシンクロのナイフエッジって消耗品だよなぁと常々感じていたところに見つけた逸品です。MIYAVIテレキャスのブリッジもSuper-Veeですね。

MagnaStarの仕様をこれ以上大きく弄ることは無いと思っているが、長年気になっているのは純正ナットだ。過去の弦高調整時にナット高も調整し、演奏上で大きな問題は無いけど、強いて言えば他のギターに比べてサスティーンが短い。また、弦間ピッチが狭くローコードで音詰まりしやすい。欲張るとキリがないが、3弦の2と1/3フレットのハーモニクスも素直に出るようになって欲しいかな。

そんなワケで100均ノギスで純正ナットを計測したら、ナット長は40mm、ネック幅より1mm近く短かったので、ネック幅としては41mm仕様なんでしょう。ナット幅は3.23~3.25mmという感じ。加工が容易で悪くないものと考えTUSQに交換しようと思う。サスティーンが延びてくれればラッキーくらいに考えている。候補は以下。

PQ-5010-00
フェンダー用、スロット付、フラットボトム
幅3.30×長44.81×高6.48、E-E:34.59
定価¥1,100(税別¥1,000)

PQ-5042-00
フェンダー用、スロット付、フラットボトム
幅3.22×長41.98×高4.98、E-E:35.25
定価¥1,100(税別¥1,000)

PQ-6010-00【参考】
ギブソン用(エレクトリック)、スロット付
幅4.71×長43.53×高9.37、E-E:35.87
定価¥1,100(税別¥1,000)

ナット幅からは「PQ-5042-00」のような気がする。弦間ピッチがマグナスターより若干広いような気がするが、E-E:34.59とE-E:35.25の差は0.66mm、6弦1本分にも満たない差なので、弦落ちは気にならないだろうし、ローコードが弾きやすくなるならアリだと思う。
「PQ-5010-00」はナット幅43mmまでの対応をイメージしていると思うが、ネックは太いのに弦間ピッチは狭いんですね。謎です。
ちなみに、Ibanez Q54は、純正ナット(中空の黒プラスチック?)からTUSQ 6010に交換して問題を感じていないので、ナットの弦溝はそのままでも使えそうである。

■TUSQ XL
https://moridaira.co.jp/posts/graphtech-black-tusq-xl
TUSQのナットには滑りの良いXLシリーズがある。5042-00は主流じゃないようで、なぜかTUSQ XLには無く、BLACK TUSQ XLにのみ存在する。つまりXLにしたかったら黒になる。

https://moridaira.co.jp/posts/graphtech-black-tusq-xl
PT-5042-00
フェンダースタイル、スロット付、フラットボトム
幅3.22×長41.98×高4.98、E-E:35.25
定価¥1,100(税抜¥1,000)

ナット交換の狙いは、サスティーン向上、チューニング安定、ローコード弾きの音詰まり抑制と考えているので、性能重視でPT-5042-00。指板はスキャロップだし、ブリッジもBladerunnerだし、リアハムはDUNCAN Hot Railsだし、もう戦う気満々仕様なのだから、ナットだけ白に拘ってもしょうがない。

というワケで、PT-5042-00と安パイなPQL-5010-00も同時発注。これで心置きなくナット調整出来るだろう。

2024年6月18日火曜日

エフェクターボード 3

手ごろな中古を見つけたので、エフェクターボードに電源を入れてみた。PSA-100アダプターに5股コードで全然問題無かったんだけど、ちょっと使ってみたかっただけです。

AC/DC Station VI
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/261800/

仕様を詳しく見たら、BOSS PSA-100が出力500mAだったのに対し、AC/DC Station VIの出力450mAって...と思いました。出力電圧表示が9.6Vと出ているので、まぁ電気が来てるなって安心感くらいですかね。正直言いますと、私の環境ではノイズの違いは分からなかったので、BOSS PSA-100+5股ケーブルの方がエフェクターボードの場所を食わないなぁ、電池駆動への切り替えも楽だよなぁ...と思ったりもしますが、AC/DC Station VIは買ったんだから使いますよw

このエフェクターボードのメインな音は、IR-2_MODDED+SD-1で落ち着きました。マーシャル系をMODしたギターボリューム追従性が高い歪みという印象。1弦24フレット超高音を弾いても伸びやかなサウンド、フロントピックアップで少しギターボリュームを絞ればUli Jon RothのSky Overtureみたいな音も出せます。超高音域のサスティーンの長さ・聞こえやすさは、奏者の余裕に直結するので、気に入りました。「ギターでメロディを弾く」のに適していると思います。

調べたら、Uli Jon Rothサウンドの基本はMarshall 1959+TS9らしいので、そりゃ似た音になるワケです。
https://ameblo.jp/hydelove-1969/entry-11993509970.html
Sky Overtureのタブ
https://tabs.ultimate-guitar.com/tab/uli-jon-roth/sky-overture-tabs-770468

ギタリストなら誰もが虜になる弾き心地なサウンドだと思うんだけど、今の流行りではないんだろうなぁ。ちょっと気になるのは、ギターボリュームを1前後まで絞ってハイゲインアンプで究極クリーンを何とか絞り出そうとした時に、IR-2はノイズゲートがかかったようにサチったようなボソボソ具合のサウンドが出る。IR-2にはノイズゲート搭載とは公式に書かれてないハズなんで、もしかしてIRデータの癖かな?とも思ったのだが、セレッションのIRデータにそんな欠点は無いだろうと思う。なので、IR-2には最小限の固定設定でノイズゲートが入ってそうだ...他にも気付いている人が居た。これ、そもそもギターボリュームへの追従性が非常に高いので気づけたのですよ。
https://note.com/velvetroll/n/n162410d2086a

なお、音色をガラっと変えようと思うと現設定が飛ぶので、IR-2用のBOSS TONE STUDIOが出て各種設定を保存出来たら嬉しいし、出力切替やリバーブ切替も出来たら助かる気もします。でも、それならIR-200を使えって話になるね。
選択肢が多くなると出口が見えなくなるので、なかなかしっかりと使い方をイメージしてBOSSが作った傑作がIR-2だと思う。やり過ぎない...これ重要ですね。

2024年5月15日水曜日

エフェクターボード 2

IR-2を使うためのエフェクターボードを作ってみて、歪みのみの
SD-1→BD-2→DOMINATOR→IR-2という構成になっている。私の場合、ほぼ歪みしか使わないので全然OK。使い方は以下。

基本
・常にSD-1でブースト
・IR-2_Green:MODDEDバッキング(リバーブ小)
・IR-2_Red:MODDEDリード(リバーブ最大)
・バッキングサウンドに対しボリュームペダル最小で似非クリーントーン

これに対し、SD-1→BD-2という歪み2段構えで更にブースト&エッヂを立てた音を出すとか、SD-1を使わずBD-2でのブーストに切り替えてハイを出すとか、アンプをCLEANにしてDOMINATORを使うとか、そんなオプションがある感じ。

でだ、歪み多段活用にありがちな話なんだけど、ノイズが大きめ。BOSS PSA-100に5股ケーブルで全電力を賄っているので、デジタルエフェクターIR-2のノイズが回り込んでいるんじゃないかと思ったので、IR-2は電池、SD-1,BD-2はアダプターとし、3つだけにしてみてノイズが減るか試してみたが変化なかった。組み込んでいるチューナーKORG Pitchblack Xでノイズが回っている説もあったんで外してみたけど、関係なかったなぁ。まぁいっか。
http://amx011s.blog.fc2.com/blog-entry-1665.html

今のところDOMINATORの出番がほぼ無いが、IR-2をスルーしジャズコで使う時などに幅広い音作りが出来るので、このまま入れておこう。

なにはともあれ、すのこボード1号は45×20のすのこを使ったためパッツンパッツンだったので、40×25のすのこに変更し、すのこボード2号となった。配置の自由度も増し、丁度良いサイズだったかも。ボリュームペダルもボリューム調整が使いやすい大型なFV-300Hに交換、チューナーもボリュームペダルのチューナーアウト接続とし常時チューナーで使ってみることにした。ボリュームペダルはFV-300Hの方が大きくて重いけど、足での微調整が使いやすく弾きながらゲイン調整に使え、久しぶりに使ってみたら良いもんだなぁと思った。コンパクトエフェクターを使いたくなったら、すのこボード2号だな。

せっかく汎用性が高いボードとなったので、どこでも戦えるアイテムにするため単3電池6本のバッテリーボックスも作ってみた。ホームセンターで単3電池6本電池ボックスと使わなくなった手持ちアダプターの2.1mmジャックを切り取って使った。9V電池を何個も仕込むより手間が無いしコスパも良くなる。電源ノイズ対策が必要と考えるなら、歪みだけ単3駆動という手もある。
なお、使い古し単3電池(4本+2本)で動作実験して全エフェクターを動かせたわけだけど、すぐに歪みエフェクターのLEDが薄暗くなった(アダプターだとギンギン)ので、外に連れ出す時は新品電池を使いましょう。
ちなみに、私の手持ちギターオーディオインターフェースの消費電流は以下。
BOSS GT-1:200mA
BOSS ME-90:190mA
BOSS IR-2:160mA
IR-2は機能が少ない割に消費電力が大きいなぁと感じた。

【ナットにグリス】
辺見サトシさんのYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCSyT_wiXPQjk5TrZ9kD8_kg
どの動画だったか忘れたけど、ナットにミニ四駆用グリスを塗るとチューニングが安定するというのを見て、私も買ってきてみた。アリだと思う。

2024年5月8日水曜日

ラズパイ 48

ラズパイ5が来た。
ケースは、組み立てに癖があったものの熱暴走することなく使えているし、回転制御ファンも静かだったのでアリかなと思った。冷却ファンは、浮かせた方が冷えるとレビューがあったので、手元にあったアルミテープでスペーサーを作り1mmくらい浮かせた。なお、浮かせないと冷えないらしい。5V5A電源は今のところ快調、USBSSD起動も問題無し。

とりあえず最新ラズパイOS(bookworm 64bit)をMicroSDに入れて起動を試みたのだが、HDMIセレクター経由でモニター接続していたら画面が映らなくて無駄な時間を過ごしたなぁ。モニター直結で解決したけど。今はヘッドレス運用までたどり着いたので、やっとテスト環境が出来たというところ。

ここから備忘録。

①ラズパイ5初期起動はモニターに直接接続しないと画面が映らない可能性がある。今までのラズパイもそうだったかな?
いきなりヘッドレス起動・SSH接続という手もあるが、2~3度の自動再起動後にOSが立ち上がるようなので、じっくり待つことが重要っぽい。

②初期起動後にraspi-configでVNCをONにする必要があった。ついでにX11に切り替えもやってしまうと失敗(VNC画面が黒のまま)することがあったので、VNCをONだけで1ステップおいた方が良いかもしれない。

SSHでラズパイにログイン
sudo raspi-config
→VNCをON
→再起動

③VNC解像度1366x768が無いのは相変わらず。WaylandをやめX11に切り替え、従来からの方法でVNC解像度を指定した。なお、現時点でWaylandに移行するメリットは無さそうだが、X11で使い続けることにデメリットがあるのかどうかも分からない。私はX11にする方向。

sudo raspi-config
→設定画面でX11に切り替える。
sudo nano /etc/xdg/autostart/vnc_xrandr.desktop
→最後の行の解像度をお好みで編集する。
[Desktop Entry]
Type=Application
Name=vnc_xrandr
Comment=Set resolution for VNC
NoDisplay=true
Exec=sh -c "if ! (xrandr | grep -q -w connected) ; then /usr/bin/xrandr --fb 1366x768 ; fi"

④MicroSDでセットアップを何度かやったが、たまにアップデートで失敗するし、再起動でコケることが何度かあったので電源断した。電源断したからかOSアプデに失敗し起動しなくなったりもした。
気持ちが逸り、良く考えずMicroSDを使った超標準的な起動から行ってみたのだが、この手順を踏まなくても良かったことに気づいたw。なんのために5V5Aアダプターを買ったのか...USB給電不足は無いのだから、直接USBSSDにOSを書き込んで良かったのだろうと思う。

⑤USBSSD起動環境は出来たのだが、毎回ではないが再起動でコケることがある。MicroSD起動環境でも同様と思われる。今までのラズパイでも同様で、OSの熟成が進めば概ね解消するので気にしすぎても良くないだろう。何度かアップデートし、多少時間がかかっても、きちんと再起動を待つというイイ子にしてたら、少し安定性が増してきたw。

⑥ラズパイ固定IP設定は、dhcpcd.confに追記するものと考えてましたが、どうもラズパイ推奨はルーターで設定しろって話らしいことが分かった。
https://hagane-karakuriya.com/2023/11/26/%E3%80%90%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%80%91raspberry-pi%E3%81%AE%E9%9D%99%E7%9A%84ip%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E8%A8%AD%E5%AE%9A/
やり方は分かるんだが、環境によりうまく行くか微妙。ケーブルテレビルーター設定でMACアドレス指定でIPアドレスを配布しようとしたら、先にやってしまったbookworm固定IP設定とバッティングしたのか、IPアドレスが振られなかった。何度もケーブルテレビルーターを再起動かけて検証するのも面倒なので、我が家のラズパイ固定IP設定は以下とした。

GUIで「有線接続 1」を設定
IPv4設定、Methodは手動、アドレスをAdd
アドレス:固定したいIP、ネットマスク:24、ゲートウェイ:ルーターIP
DNSサーバ:8.8.8.8か8.8.4.4

今後のラズパイ環境を集約するかどうかも悩んでもいる。現在環境は以下。
1⃣ラズパイ3B+
Bustar,32bit。SoftEtherとSambaとrfriend2が主たるお仕事。
2⃣ラズパイ4B
Bullseye,64bit。Nextcloudとyt-dlpが主たるお仕事。
3⃣ラズパイ5
Bookworm,64bit。テスト中。

Busterサポート終了対策だけなら、1⃣をBullseyeni,32bitにアップグレードするだけという手があるが、クローンを作ろうとしたけど長時間かかるので挫折。ラズパイ5テスト環境にsoftetherを入れてクローンを作り、それがラズパイ3B+で動いたら置き換えるというのが現実的かな。

2024年5月7日火曜日

Swift ZD72S その15

初めての国産コンパクトカー&CVTなスイフト1.2L,CVT,4WDは、安くて広くて軽くて静かでいい車で、それなりに満足している。走りの余裕を考えるとスイフトスポーツにしておけば良かったかなぁとか、ジャトコCVT7の制御が甘いなぁとか、もう少しトランクが広ければなぁとかは思ったが。

そんなスイフトZD72Sも御年10歳。車検は、今年1回、そして2年後にもう1回は通すけど...乗り換えタイミングはどうしたもんでしょう。スイフトへ乗り換えた2019年12月は結果的にコロナ前の滑り込みセーフだったのは間違いないが、親の健康問題などもあり大変な時期だったため、積極的に車種を探すとか頭を巡らす余裕もなく随分と投げやりな買い方だったかなぁと思う。兎に角、車の維持に手間をかけたくないが、GOLF2,3あたりの車両感覚で楽に乗れる国産車というイメージで買った。実際、運転席助手席空間はGOLF2~4とほぼ変わりません。

先日、夏タイヤに交換して、若干外側から減っていることに気づいた。この減り方はキャンバーゼロくらいの雰囲気だ。だいたいストラットってゼロG状態で何も考えずに組むと最大ポジキャン側になってしまうのだが、もしかしてそういう状態じゃないかなと気になってきた。ストラット固定ネジは多少の遊びがある。これを最大ネガキャン側に振った状態で締めなおしてやりたいと考え、やってみたら若干キャンバーがついた。リアと同等程度のフロントネガキャンバーになった。これでタイヤが外側から減るのは解消され、コーナーリング中のフロントグリップも上がるだろう。ついでにトーも再調整した。と言っても数年前に自分で調整してから大した動いていないようで、地面から10㎝程度の位置で計って前後で1.0mm~1.5mmのトーインのようだったので、運転席側タイロッドを約90度回転してタイロッドを縮めてやって、0.5mm~1.0mmのトーインの範囲にしてやった。若干ネガキャン+トーゼロで、転がり抵抗を最小にしつつカーブに入ってからはタイヤを十分に使いたいという考えでの自己流セッティングです。特にトーはタイヤ溝で測っているので誤差は大きいでしょうが実走して転がり抵抗が結構減ったし、キャンバーを少しつけてトレッドが広がったからかフロントバネレートが若干下がり前輪の無駄なツッパリ感も減少した。これで正解だろうな。

スイフト4WD,ZD72Sだが、噛めば噛むほどじゃないけど、それなりに長く乗っていて結構満足してしまっている。微調整を重ねてきて今が一番良い時期なのかもしれない。この状態から乗り換えて何かを得られるのか?と考えると、大して得られるものがないことが気づいてしまった。車乗り換え前に夏タイヤは寿命が来るから、年式の新しい中古タイヤ・ホイールがあったら買っても良いのかなと思った。スイフト純正16インチでもあれば気分転換に買っても良いのかも。

【余談】
「Swift ZD72S その8」では純正鉄ホイール時に、後幅1596.8mm-後幅1596.0mm=0.8mmくらいに調整していたようだが、どうも数字が間違っていて後幅1496.8mm-前幅1496.0mm=0.8mmくらいが正解だったのだろうと思う。今回は、後幅1486.2-前幅1485.5mm=0.6mmくらいだったような記憶がある。計測したトレッドが違うが、タイヤは同じなので、理由はホイールということになる。

スイフト純正鉄(2020年6月調整時)
15インチ・4穴・ハブ54mm・5.0J・オフセット+40mm、トレッド約1496mm
スズキ純正アルミ(2021年5月確保、トー調整2024年5月)
15インチ・4穴・ハブ54mm・5.5J・オフセット+45mm、トレッド約1485mm

正直なもので、オフセットがそのままトレッド幅に影響し、トレッドが狭くなっていた。ホイール出幅は太くなった分で帳消しくらいだが、トレッドには影響するということだ。これ...特に直進時のバネレートにも影響し足は若干硬くなるし車高も上がるよね。トーがきついのも、車高が上がったせいだろうなぁ。ホイールオフセットの5mmは大事ですね。狭すぎるのは、あまり良くないというのが私の印象でした。15インチ 6.5J +35 4穴 PCD100くらいの方が中古流通量がありそうなので、そこを探すべきだったかもなぁ。

純正鉄ホイールの走りの気持ち良さはトレッドの問題だったようです。一番ベーシックなグレードはタイヤがしょぼい分、最大限タイヤがおいしく活用されるセッティングになっているんじゃないかと思う。奥が深いなぁ。

BOSS KATANA-GO その1

KATANA-GOの使い方が少し分かった。アンプ出力が無くても当面OKなら、これでも良いかも。マルチエフェクターを既に使ったことがあって、どんなアンプタイプ、どんなギターを使っても、それなりに自分サウンドを作れちゃうような人だと十分戦えると思う。サウンドを切り替えるペダルFS-1-WLが欲しいが、使い方含めおいおい考えよう。

半ば強制的にアンプタイプはバッキングにBROWN、リードにLEADというような使い方になった。LEADは中域がブーストされたリードサウンド用でした。なにはともあれ、簡単に1-Cを基にしつつブースターはOVERDRIVEを使って2つのサウンドを作り、あまり使わなそうな8-A、8-Bに保存して使ってみた。BOSS慣れ、マルチ慣れしているので、まぁまぁ使えそうな音はサクッと出来た。

【スマホで使う】
スマホのBluetoothはKATANA-GO:AUDIOと接続した後に、BOSS TONE STUDIOを起動しKATANA-GOと接続すると、スマホで音楽を鳴らしつつ演奏しつつパッチ編集も出来る状態になるので、パッチ切替画面をスマホに出した状態で演奏し、リードを使いたいタイミングで右手中指でスマホ画面にタッチしてパッチ切替というのが、何も道具が無い状態でベストな状態だと思う。さすがに、FS-1-WLという拡張ペダルだけは買っても良いかもと思った。ちなみにイヤホンはiPhoneのEarPods(3.5 mmヘッドフォンプラグ)を使っているが、有線イヤホンは家に余ってる人も多いと思うので再利用すれば良いでしょう。安いモニター用ヘッドホンとして私はATH-M20xも使っていて、音を突き詰める時には使ってます。
ちなみにAndroid端末のMicroSDカードに保存している音楽MP3を普段使っているアプリLISNAで再生した音がKATANA-GOから出るので、スマホと有線イヤホンとギターがあれば完結しようと思えば出来る。

【PCで使う】
BOSS TONE STUDIOのWindows版がKATANA-GOには存在しない。iOS,Androidアプリのみなのだ。なので、パソコンでオーディオインターフェースとして使う時にも、スマホを併用することになる。スマホスタンド(車載用マグネット・スタンドのヤツ)をパソコンデスクにおいて使ったらいい感じでした。あとパソコンとつなぐUSBケーブルですが100均のType-A→Type-Cケーブル2m(USB2.0仕様)が使えたので、これで良いと思う。USB3.0ケーブルは必要ない。少し慣れたら、スマホ版BOSS TONE STUDIOも悪くないかもと思った。操作性も良いように思う。マルチエフェクター本体に画面を設けるより、こっちの方が実は良いんじゃないかな。スマホがPCデスク上にスタンド固定されているなら、ピックを持った右手中指でちょいちょい弄ればパッチ切り替えも何とかなる。

【スピーカーから鳴らす】
PC用に3.5mmヘッドフォンプラグを刺せるスピーカーを使っているなら、それをKATANA-GOに接続すればスピーカーから音が出る。ギターアンプから出力出来なくても全然良いんじゃないかと思う。多分そういう時代が来ると思うし、KATANA-MINIアンプにもAUX IN端子:ステレオミニタイプが付いているので既にあるとも言えるわけですね。

エフェクターボード

マルチエフェクターBOSS ME-90を使いつつも、BOSS IR-2にも手を出した。棲み分けを考えME-90は単体完結させる方向で考えよう。というわけで、IR-2とコンパクトエフェクターをエフェクターボードにまとめようと思う。

エフェクター持ち運び用ソフトケースを持っているので、これに収まれば良い。ケース付属エフェクターボードはH31 × W55.5でマジックテープでエフェクターを固定出来る板だ。
MUSIC WORKS EBB2H-L/BK
https://www.kandashokai.co.jp/flos/music_works/products/ebb2h-lbk.html

普段使っているME-90は重量2.9kgだが軽い方だろう。
(GT-1:1.3kg、GT-100:4.8kg、GX-100:3.5kg、GT-1000:3.6kg)

手持ちのコンパクト一式繋げると約2.0kgだった。
Yamaha VP-50ST:重量480g
KORG Pitchblack X:電池込み重量250g(単体210g),消費電流28mA
BOSS SD-1:重量360g(単体320g),消費電流10mA
BOSS BD-2:重量360g(単体320g),消費電流20mA
OKKO DOMINATOR:重量338g(単体300g),消費電流?mA
BOSS IR-2:重量450g(単体410g),消費電流160mA
※9V電池は40~45gらしいので40gとして計算。
※DOMINATORは重量不明、DOMINATOR MK2の重量338gを参考値とした。

電源はBOSSのPSA-100アダプター+分岐ケーブルで賄える程度なので、そのまま使う。まずは一度、エフェクターボード?にヤモリテープ固定で歪み全3発直列ボードを組んでみて、何をIR-2と組み合わせたら良い結果が得られるか試そう。クリーン・バッキング・リードの3つの音がスムーズに切り替えられればOKだ。空間は不要。まずは私の定番、高崎・Thunder In The East風80~90年代マーシャルサウンド、これが私の好きな曲に幅広になじむので好きですね。

【アプローチ1:SD-1+DOMINATOR+IR-2:CLEAN(CRUNCH)】
SD-1はかけっぱなしで音を整える役目。DOMINATORで音作りなので、クリーンサウンドはDOMINATORをOFF。リード時はアンプを切り替えて音量アップ&ゲイン確保なんて考えていたけど、アンプタイプを変えないとゲインが稼げない。BD-2をゲインブースターとして踏む手があるが、音量アップのためにもIR-2も踏まなきゃならないし、まぁなんかリードサウンドに悩みますね。まぁ音量アップって実機アンプを使う時に必要か悩みますがね。
あとは、DOMINATORをOFFのクリーンがクリーン過ぎる気がするので、あえてアンプタイプCRUNCHを使うのも手だと思う。

【アプローチ2:SD-1(+BD-2)+IR-2:MODDED】
SD-1はかけっぱなしで音を整える役目。MODDEDはどちらかというとマーシャル+ミッドブースターを少しかけたような雰囲気なんだけど、アンプゲインだけに頼らずSD-1でブーストして丁度くらいのゲインがいい感じです。ボリュームペダルで絞り込んでクランチっぽいクリーンになるようにしていて、よりクリーンにしたかったらフロントとかミックスとかにしたら良い。リードは、IR-2ゲインを少し上げリバーブMAXのチャンネルに切り替える感じ。全体の音質でもっと高域というかエッジを出したいならSD-1じゃなくBD-2を使うと良さそう。両方ONにしてみたらランディローズ風の音が出せた。この組み合わせが本命かな。DOMINATORはお休みだが、様々なアプローチのためにボードに入れたままで良いかな。楽器店員Tさんに歪みしかないエフェクターボードの写真を見せたら、案の定、笑ってもらえたw

【エフェクターボード?】
今回はダイソーすのこ、サイズはH20 × W40を使ってみた。100円である。がんばったら一式載せられた。縦の梁が3本しか無く、長く使うなら梁を追加して補強した方が良いだろう。ちなみにH25 × W40というすのこもあるようなので、エフェクターを沢山置きたいとか、配置に余裕を持ちたいと思うなら、アリと思う。
エフェクター固定用にマジックテープも買ったが、100均ヤモリテープできちんと貼ってやれば私には十分な強度だった。今後も入手が楽なヤモリテープでいこうと思う。

【IR-2アンプタイプ】
アンプタイプは多々あれど、私にはブースターが必須。MODDEDを使えば、バッキング用リード用が作れて良いかなと思っている。MODDEDってRoland魔改造マーシャルなのかな。IR-2アンプタイプ一覧は以下。
●CLEAN
アンプ固有のトレブリー感やブーミーな低音のクセを抑えた、素直なクリーン・サウンドです。
□TWN
Fender の Twin Reverb をモデリングしています。
□TWEED
Fender の Bassman 4 x 10” Combo をモデリングしています。
□DIAMOND
VOX の AC30 をモデリングしています。
▲CRUNCH
MDP(Multi-Dimensional Processing)により、すべての弦で歯切れの良さを実現したクランチ・サウンドです。
□BRIT
Marshall 1959 をモデリングしています。
□HI-GAIN
MDP により、レンジが広く心地よい分離感が得られるハイゲイン・サウンドです。
□SLDN
Soldano SLO-100 をモデリングしています。
□BROWN
エッジの効きにこだわったリード・サウンド です。
●MODDED
MDP により、過激なゲインでも音の輪郭を失わないコア・サウンドです。
□RFIER
MESA/Boogie DUAL Rectifier のチャンネル 2 MODERN モードをモデリングしています。

2024年4月23日火曜日

BOSS SD-1とIR-2

最近、コンパクトエフェクターを2つ買った。

【BOSS SD-1】
皆さんご存じBOSS SD-1(Super OverDrive)を買いました。近年のSD-1だが、税込み3300円と爆安だったので大満足ですよ。
https://articles.boss.info/ja/40-years-of-the-boss-sd-1-super-overdrive/
私はBOSS GT-1でマーシャル1959+OD-1(OD-1と言いつつトーンがあるから実質SD-1)を組み合わせた時に感動して以降、SD-1のファンになりました。

マルチエフェクターが無い時代にギターを嗜んでいて今現在おっさん趣味ギタリストという人にとって、歪みエフェクター直列2段接続って経験が無い人も多いと思う。私は若い頃、メイン:DOD FX-50Bとブースター:KORG DISTORTIONという歪みエフェクター直列2段接続して使っていた時期があり、アンプライクな良いドライブ感だったのを思い出します。メインの歪みエフェクターだけでゲインを稼ぐと、ゲインを大きくしたせいで音が潰れピッキングタッチなんて無くなってしまいがちだが、歪みエフェクター直列2段接続すると美味しくいただけるのでオススメです。コンパクトエフェクター派の人もメイン歪みのほかにTS系かSD-1はミッドブースターとして1つ持っていて損は無いでしょう。ちなみに私が今、持っている歪みコンパクトエフェクターは以下。
①OKKO DOMINATOR
②BOSS SD-1
③BOSS BD-2
これらを組み合わせれば、私好みのマーシャル+ブースターっぽいサウンドがジャズコで出せるし、それだけじゃなくハイゲイン~ローゲインまで幅広く作れます。OKKO DOMINATORは、たまたま試させてもらって少々癖はあるけど幅広く使えそうなので購入した。なにより、使ってる人が少ないので、個性を主張できてイイw


【BOSS IR-2】
BOSSコンパクトエフェクターの新製品IR-2だ。2月末頃に買わねば!と思い頼んだら3月末入荷と言われ、その後納期が延び6月入荷とか言われたのだが、入荷が繰り上がり買っちゃいましたw。
IR-2は、アンシュミ・キャビシュミ・リバーブで、USBのオーディオインターフェース、ヘッドホン端子を備えている。汎用性がすごい。

・ギターのアンプサウンドがヘッドホンで楽しめ、マルチエフェクターのようにPCで手軽に録音できるになる。
・IR-2本体ペダルは、踏むとA/Bチャンネル切替が出来て、それぞれアンプタイプも切り替えられ、片方はマーシャル・クランチ、片方はツインリバーブ・クリーンというようなことも出来る。片方はバッキングサウンド、片方はリードサウンドでも良いかもしれない。
・手持ちのエフェクターボードにIR-2を入れれば、マルチエフェクターは不要。SEND/RETURNがあり、IR-2プリアンプ後に空間系エフェクターを入れたければココに入れれば良いだろう。歪みはIR-2前段に入れれば良いだろう。
・電源は2種類。アダプター、電池となっている。
・拡張ぺダルを繋げばA/Bチャンネル切替が外部ペダル(手持ちのFS-6が使える)で出来るが、これって外部機器からチャンネル切替するためにあるんだと思う。
・CELESTIONのIRデータが標準搭載。外部IRも入れられる。試したければどうぞ。

マルチエフェクターを使っているからこそ思うのだが、マルチエフェクターは音作りの迷宮なんです。外部IR機能を使って音のアップデートを重ねていると、アレっぽい音は良いけどコレはダメとか、特化したサウンドが出来上がってしまったりもする。外部IRデータのフリーなものを試して分かったのは、イコライザーが利きずらいIRデータもある。そこでギターアンプスピーカーで定番なCELESTIONからIRデータを買ってみようかなと思いつつも、いやいや汎用性の高い使える音が必要だろうというわけで1周回って純正IRに戻ってみたりもしている。それどころか、アンシュミはクリーンで使いSEND/RETURNに接続した歪みエフェクターで音を作ったりもしている。そんな使い方をしていると、再びME-90単体で完結させたい思いも出てくる。まさに迷宮に迷い込んでいる。

そんなところに、CELESTIONのIRを搭載したBOSS IR-2が出てきたワケである。シンプルであることが最終的な境地、コンパクトエフェクター+IR-2で遊び環境を完結するのも良いのかもと思っている。BOSS IR-2こそサスティナブルなギター環境だと思う。

2024年4月16日火曜日

ラズパイ 47

ラズパイの日本価格が上がって手軽感がかなり減退した。新しいOSバージョンbookwormは設定ツール等の仕様も結構変わったようで、テスト用環境が無いと移行も面倒だ。そんな中、新型ラズパイ5も2024/1/11に技適を通った。

ユーザー目線で見たラズパイ5の変更点は、CPU性能がざっくり2倍程度、PCIe2.0が1レーンが追加、電源は5V5A(!)、ヒートシンクも必須になったようです。価格はメモリ4GBが60ドル、8GBモデルが80ドルのようだ。8GBモデル+5V5Aアダプター+ヒートシンク一体ケースがセットで2万超えになるんじゃないかなぁと思うのだが、そもそも5V5A純正アダプターが日本で流通しないような雰囲気だった。つまり、そんなセットは存在しない...

というような感じで数か月待って長い冬が明けたら、Amazonに5V5A対応アダプターやヒートシンク一体ケースが流通しだしたので、手を出してみることにした。買ったのは以下、予想通り2万をちょっと超えた。

【本体】
Raspberry Pi 5 ラズベリーパイ5 /日本技適取得済/ 8GB RAM Broadcom BCM2712 quad-core Arm Cortex A76 プロセッサー @ 2.4GHz
【5V5Aアダプター】
Geekworm USB-C 電源アダプター PD 27W Type C、Raspberry Pi 5に適用
【ケース】
Smraza Raspberry Pi 5用 ケース 超薄型アルミニウム合金ケース+ヒートシンク+ 30x30x07 冷却ファン パッシブ冷却 Raspberry Pi5 8gb /4gb (ラズベリーパイ5) 対応 (ラズパイ5本体含みません)

8GBモデルを買った理由は、長期運用を視野に入れての選択だ。ケースも、アタリハズレはあるだろうから現状の使い勝手から逸脱しないものを選んだつもり。なにはともあれ、国内でも5V5Aアダプターが妥協できる価格で入手できるようになったのは朗報だったな。

2024年4月2日火曜日

サンダーバード その1

かなり昔から思っていたことなのだが、ベースが1本欲しい。

弾いてみた的なことをする時にベースを入れたいと思うことが多少はあるワケです。ギターフロントハムで弾いてソフトウェアで1オクターブ下げて誤魔化していたのだが、輪郭のボワンとした音になってしまうのが気になっているんですよね。まぁそういう用途なので、維持が楽な4弦仕様でスタンダードなジャズべかな?とも思っていたのだが、弾きやすさ重視で考えるとギターでいうスーパーストラト的なベースというのが候補になるのかなぁ。

あまりにもベースの知識が無さすぎるので、馴染みの中古楽器屋で聞いてみて弾かせてもらった。意見を聞いたところ、ベースならアクティブピックアップですね...という話。そこで出てきたのがIbanez SR350の中古3万。この値段でアクティブは無い、弾きやすさは抜群、初心者セットなんて買うくらいならこっちの方が断然オススメ...という話だった。弾いてみたら確かに軽いしボディバランスも良いし、音も幅広に作れて良さそうであった。弦楽器初心者なら間違いなくオススメ、ストラップで釣ったらネック落ちも皆無です。以下リンクに似たヤツでした。当然、これより古いヤツだ。
https://www.ibanez.com/jp/products/detail/sr300e_1p_04.html

私の狙いがハッキリしていないので踏ん切りがつかず、ほかを見てみることにした。目に付いたのが、エピフォン・サンダーバード、新品5.5万だ。ただし、Gibsonサイトにはお店で見たヤツが出ていない、ブリッジ・ピックアップ等ハードウェアが黒なので型落ちなんでしょうね。でも、カッコイイw。所有欲が満たされますよねぇ。見た目はGibsonサンダーバードⅣに近く、ボルトオンネックです。ネック固定ネジとストラップピンが共締めのおかげで、そこまでネック落ちが酷くないのかもしれない。重すぎるということもないし、座って弾く分にはバランスも問題ない。
https://bass-hakase.com/4928/

試奏した感じから、好みの音が作れそうだし、ピック弾きならアリなのかもしれませんね。かなり気持ちがサンダーバードに持っていかれてます。凸して良いのだろうか...いいのかな...良いよね、というワケで、我が家にお迎えしましたよw

私が弾くならこんなベース音を出してみたいと思う一つが、METALLICAのGarage Daysのベースサウンド。ジェイソン・ニューステッド、カバーアルバムでしかあまり聞こえないベースサウンドですが、これが好みなんですよ。

そんなワケで、BOSS ME-90を使ってTWEED COMBO(Fender Bassman)のアンシュミを使って弾いてみた。ベースの音のツボがよく分かってないので、ベース本体ノブ全開で音を作ってみた。私レベルならME-90で十分だが、ちょっと歪み過ぎかもしれないし、アンプのLOW,MID,HIGHの帯域がベースには少々合わないし、エフェクターのEQも3Bandしか無いので、ME-90で音を追い込むのは難しいと思う。むしろBOSS GT-1の方がEQも7Bandだし、ベースで使うには良いかもしれません。
まぁ何はともあれ、私的に第一弾としては良い感じ、カッコイイと思う音が出来た。METALLICAのGarage Daysに入っている曲:Helplessが好きなんで、ベースで弾いてみた。概ねギターバッキングのルート音がベースラインなんだけど、ギターではプリングオフで鳴っている音だがベースではメリハリが必要でフルピッキングする必要があったりして、ギターとベースで結構違うものだなぁと実感した。そして、メリハリつけてリズムをタイトにしようと思うと、かなり重労働だったw。

何はともあれ録音してみた。ベースというものに慣れていないし、ベースラインも決めきれていないのでミスだらけだが、何となく私が弾きたい音がわかってもらえるかなぁなんて思う。耳コピですらなく、こんな感じかな?で弾いている。ギターも一緒だけどw
私が思うベースは、曲のバッキングはベースで成立しギターバッキングは飾り、歌の時はドラムとベースとボーカルで成立するくらいベースには主張してほしい。
なお、かなりベース音量を大きくして原曲に重ねているので、元のベースはかき消されたw
https://youtu.be/OseEgRm85f0

タブ譜をネットで見たら大分違う、相当違うw。良い機会なんでタブ譜も参考に弾いてみて、拾うべきところは拾って、ベースラインを学ぶのも楽しいでしょう。まぁタブ譜ってのも怪しいのが多いので、あまり信じすぎない方が良いと思う。特になんでもかんでも解放弦とかローフレットを使おうとしているタブ譜は怪しい。鍵盤の人が音を拾ってタブにしただけだとしたら、全然違うワケですから、そのまま弾こうなんて思わない方が良い。
ベースのタブ
https://www.songsterr.com/a/wsa/metallica-helpless-bass-tab-s12482
ギターのタブ
https://www.songsterr.com/a/wsa/metallica-helpless-tab-s12482
ギター38小節目なんて、後半おかしいもん。3拍目の頭、5弦解放じゃなく1オクターブ上の4弦7フレットだよ。このタブ通りに弾けるわけないし、作曲する時にそんな風に弾くギタリストなんて居ないよ。速いフレーズって、手癖みたいなものが多いし、人間の限界もあるから、そこらへんを分かってないとヘンテコリンなことになるようだ。まぁ無料で見れることには大変感謝なんだけど、しっくりこないものを弾くのって全然捗らないよね。

2024年3月14日木曜日

Killer KG-Stallion その7

Killerギターは使い込むほど快適なギターであることが分かった。
・ギターが軽い
・フライングVと同じピッキングポジションが良い
・ダウン専用フロイドローズがガチ安定で鳴りも良い
・ハムなんだけどモコらない
・フロントだけトーンが利くのもアリ

KillerはGibsonフライングVとスーパーストラトの良いところを併せ持ったギターであり、単なる変形ギターではないというのが私の結論かな。最近、私には軽いギターが必要だと感じるワケで、Killerを手に取る機会が多くなった。気温湿度にあまり左右されない安定性もあるし、サスティーンも良いし、搭載ハムもヌケが良い印象だ。

以前から「いかにも」な赤一色というボディカラーをカスタイマイズしたいと思っていた。構想としてはリメイクシートのようなもので、なんか出来ないかと脳内でイメージを膨らませ、カーボン調リメイクシートを買い、ガラス用の葉っぱ柄シートを買い、どっかにおしゃれな唐草模様やフラワーオブライフが無いかと探索を続けていた。そして、今回見つけたリメイクシートは見た瞬間にコレだと思ったものでした。
で、どんな風に貼ろうかイメトレをしているうちに時間が過ぎたんですが、やっと重い腰を上げ、失敗したら剥がす前提で手間をかけずにフリーハンドで切って貼ってみましたよ。

引っ張りすぎましたが、何を貼ったかというと、ウィリアムモリスのリメイクシート「いちご泥棒」という柄です。
https://live.kufu.co.jp/posts/68576

貼り方は簡単?。ノブ・ポット・スイッチ・ネック・ブリッジを外して貼っていきます。1枚では幅が足りないないので、上下2分割とし、合わせ目の柄をしっかり合わせてみたら継ぎ目が全然目立ちません。意外に優秀なリメイクシートです。で、ギター外周を5mm程度あけてフリーハンドでカットしてみました。ボディに貼ってから端部をデザインナイフで切ったんですが、傷防止にマスキングテープをカット部に貼った上からリメイクシートを張ってカットしたんだけど、マスキングテープごと切れて塗装に少しだけ刃が届いたのだが残念だった。デザインナイフの切れ味を舐めていた。かといって力を抜くと切れないし難しいねぇ。

なにはともあれ、私だけのお気に入りギターが出来た。今後は「いちご泥棒」と読んであげよう。


2024年3月7日木曜日

MASTER8

ジム・ダンロップのトライアングルピック0.8mmを長く使っていた。トライアングルなのにピックが弦を滑るような感覚が無く、ピック長辺で2弦まとめてタップ&スライドするのにも使え、エレキにもエレアコにも丁度いい硬さ。どの角を使っても良いし、おかげでティアドロップの3倍長寿なので大変便利に使っていた。だが、馴染みの店に好みの厚さが無くなったタイミングでピック探しの旅に出た。

そこで見つけたのがMASTER 8 JAPAN | D-801 + Hard Grip - TRIANGLEの0.8mm。こちら耐摩耗性は高く、ピック滑り止めもサンドペーパー400番くらいの感触だし、ピックと弦のタッチに滑りを感じることも無くちょっと硬質な感じだが硬すぎるワケじゃなく...つまりバッチリだ。それなりに耐摩耗性もあって110円と安いし、とりあえず店の在庫で10数枚買い占めて使っている。まだ数枚手持ちがあるが、公式サイトを見ると私の使っている0.8mmの焦げ茶色は無くなり、黒に変わったのかな?という感じ。
https://www.master8japan.jp/products/d-801-hard-grip-triangle-10pcs?variant=41993139224733
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/267623/

現在の私の定番ピックはMASTER8のD-801だが、より高いピックが売っているのが気になって、MASTER8公式サイトを調べてみた。新素材のようだ。

MASTER 8 JAPAN | INFINIX + Hard Grip - TRIANGLE
https://www.master8japan.jp/products/infinix-hard-grip-triangle-10pcs-1

MASTER 8 JAPAN | INFINIX-U + Hard Grip - TRIANGLE
https://www.master8japan.jp/products/infinix-hard-grip-triangle-10pcs
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/277556/

次はINFINIX-UかINFINIXを買ってみようと思う。どうやら相当長寿なようです。店頭で見たのは確かINFINIXだが、少し柔らかい印象があったので、1.0mmでも私が求める「ピックで2弦まとめてタップ&スライド出来る程度の柔軟性」を持っているような気がする。
兎に角、ピックのブレイクスルーだと思ったので、みんなでMASTER8を使って存続してもらいましょう。まずは騙されたと思って1枚手に取ってみることをオススメしますよ。
https://guitar-hakase.com/36234/
https://sacredred.net/guitar/archives/3140

【ピック今昔】
記憶にあるピックを並べてみよう。
1.べっ甲ホームベース
大昔、初めて定番にしたいと思ったピックは、リッチーブラックモア御用達のべっ甲。タッチが好きでしたが、30年以上前に350円と高い上に他より3~4倍長持ちするわけでもなく減るので、使うのを一瞬で諦めた。格安弦より高いピックってなんだ?
現在、原材料が枯渇しているのでバカ高い。
https://bekoupiku.base.shop/items/47102156

2.ピックボーイのナイロンカーボン的ティアドロップ
べっ甲の代替を求め、カーボン的なものを使うようになった。減るのはしょうがないけど100円だったから学生時代を通して使ったし、弦を滑りすぎず、材も柔らかすぎず、尖ったティアドロップは速弾きにも適していたように思う。年数でいえば10年以上は使ったように思う。高校時代のギター仲間達は、このピックは弾きにくそうだった。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/169065/

3.ジム・ダンロップ
エレアコを買ったことを切っ掛けに、少しピックを柔らかく大きいものにしたいと考え、辿り着いたピック。ジム・ダンロップは丸になるまで使ってみたり、丸くなったら削って復活させたりもしてみたせいで、無駄に長寿だったw。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/243161/
トライアングルでも苦にならず、固い尖ったピックからの脱却も果たした。ナイロンピックのような弦タッチが私には気持ちが良いとは言えなかったが、ピックスクラッチを使っても深く削れることも無いので代え難いピックになった。

4.MASTER8
角がそれなりにあるトライアングルで、耐久性があって、どこでも入手出来て、日本製。応援したい気持ちで使い始めたら感触が良かった。MATER8は今後も使い続けるだろうし、より耐久性の高い素材INFINIX-Uに移行しようと考えている。

私の独断と偏見で考えるピック。形は好みの問題。固い方が細かいタッチにも対応できると思うので、テクニカルプレーヤーは固いピックが多い傾向。
ただ、アコースティックだと分かりやすいが、少し柔軟性があった方がブライトな音を実感できるので、ガッチガチに固いピックはエレキもアコギもマルチに使おうと思ったら向いてないと思う。かといって、フニャフニャピックは論外だとも思っていて、固いピックは割れるとか弦がキレるとか何言っているか意味が分かりません。

2024年3月4日月曜日

BOSS ME-90 Part.5

ME-90で使うIRデータを差し替えた。

soundwooferからフリーのMarshall JVM 205Cをダウンロードして使用しているのだが、ちょっと癖がある。バッキングなどは問題ないのだが、1弦17フレットから上くらいの高音が細くなり、22フレットの1音チョーキングは明らかに細い...ように思う。私の使い方が悪いのかもしれないし、ダメというつもりはさらさらない。なにはともあれ、多数のフリーIR公開というsoundwooferは、IR入門者にオススメであることには変わりない。「IRを噛ましたら、こんなサウンドになる」というサンプルをオンラインで聞けるのは超便利。自分の耳で聞いて、良さげなものをダウンロードして、自分の機器でIR体験してもらいたいですね。
https://soundwoofer.com/Library/Index

IRデータがメジャーになってきて無料配布が減っているようだ。しかし、IRデータを販売しているRedwirezでは、Marshall 1960AのIRデータをサンプルとして現在も無償提供を続けている。メアドを入れてSubscribeすれば、ダウンロードリンクが送られてくるので、私はダウンロードしてみた。
https://redwirez.com/pages/the-marshall-1960a-ir-pack

まずは用語を理解しよう。市販のIRデータのサイトに良い説明があった。
https://dynax-japan.com/sales/dynax-ir-twintone/
CapとかCapEdgeってのは、スピーカー自体のどこの前にマイクを置いているかみたいだ。
 Cap :センターキャップの中心
 CapEdge :センターキャップのエッジ
 Cone :コーンの中心
 Edge :コーンのエッジ
 AIR :ルーム成分を加味したオフマイク

Redwirezからダウンロードしたもののうち、96kHz-24bit,SM57のファイル一覧を取得してみた。一番下にファイル一覧を置いておく。多分、スピーカーから0,0.5,1,2,3,4,5,6,12インチ離れたところにマイクを置いて作成したIRデータということなのでしょう。なるほど理解出来た。
今回はクリーンも使うことを視野に入れ、TWIN COMBO(Fender Twin Reverbをモデリング)でクリーントーン(といいつつGAIN75)を用意して数種類のIRを試聴し、最終的に以下を選んだ。

  1960-G12M25-SM57-Cap-4in.wav

ME-90に入っているTWIN COMBOのSP TYPEのORIGINALよりジャキっとした音。ストラト系フロント・センターのシングルコイルで使える感じですが、エピフォン・レスポールに積んだフロント・スーパー・ディストーションのパラレルでも使えるし、タップしても音が細くない。ハムのタップってシングルと比べたら、か細いイメージだったんだけどな。

【出た】
22フレットチョーキングで音が引っ込む問題も解消された。クリーン用の音にOKKO DOMINATORの歪みサウンドを使うとマーシャル風味でいい感じなのは相変わらずだけど、BOSS BD-2(ブルースドライバー)も使ってみたらフロント・センターシングルのクランチサウンドが気持ちいい。ME-90内蔵エフェクターでも出せるのかもしれないが、今はSEND/RETURNで使っていて、どっちの歪みを使うかで切り替えられる仕様で使っている。ブルースドライバーはエフェクター本体ゲインやギターボリュームを絞ってゲイン調整すれば、非常に広い音楽に対応できる。しかも、リード用のブーストも使えるサウンドだったし、随分と幅が広がった。クリーンからクランチ、ハイゲインまで、自分なりの音が出来た。自分の志向がハッキリ見えた気がする。ME-90単体でも同様サウンドを出せるようセッティングを出すのが次の目標かな。

それにしてもストラトのフロントシングルも楽しい。ジャンク安物フロントピックアップだがイメージ通りなんだよなぁ。それにエピフォン・レスポールのフロント・スーパーディストーションは良い感じだし、フロントパラレルサウンドも狙った通りだし、セットネックのせいかサスティーンが長いし、ミドルスケールが楽で楽しい。重いのが玉に瑕かな。だが、キラーが見た目に似合わず地味に幅広に使えるサウンドだし、チューニングは安定しているし、激しくアームも使えるし、座って引けるし、軽いし、万能感がすごい。なんかエピフォン・レスポールの現状構成となった、トーンはフロントのみという構成が地味に丁度良いんじゃないかという気がしてきている。キラーもそうだし、リアハムにトーン無しも全然いい感じかも。


【雑感】
IRデータは沼、どこかで妥協した方が幸せになれそうなので、当面はRedwirezでいこうと思う。だんだん分かってきたのだが、Marshall系のアンシュミはTubeScreamerやSD-1などのミッドブースター系の相性は良いが、他の歪みエフェクターだとエフェクターのトーンの効きが弱く個性が出にくく、どうしてもMarshallの音になってしまう。歪みエフェクターの個性を出そうと思うならJC-120かTwinComboなどのアンシュミを使うのが良さそうで、それならME-90純正のIR(Original)の方が音は素直なのかもと思いつつある。
そんなわけで、IRデータを当てずっぽうで漁るくらいなら、Cellestionが販売しているIRデータ、G12T-75,4x12キャビIRデータを$12程度で買えば、良い妥協点になるのかもしれない。
https://www.celestionplus.com/product/g12t-75-4x12-closed-response/

【Redwirez,1960A,96KHz-24bit,SM57のファイル一覧】
1960-G12M25-SM57-Cap-0in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap-0_5in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap-12in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap-1in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap-2in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap-3in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap-4in.wav ← これを使ってみた 
1960-G12M25-SM57-Cap-5in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap-6in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap45-0in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap45-0_5in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap45-12in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap45-1in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap45-2in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap45-3in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap45-4in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap45-5in.wav
1960-G12M25-SM57-Cap45-6in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge-0in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge-0_5in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge-12in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge-1in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge-2in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge-3in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge-4in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge-5in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge-6in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge45-0in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge45-0_5in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge45-12in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge45-1in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge45-2in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge45-3in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge45-4in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge45-5in.wav
1960-G12M25-SM57-CapEdge45-6in.wav
1960-G12M25-SM57-Cone-0in.wav
1960-G12M25-SM57-Cone-0_5in.wav
1960-G12M25-SM57-Cone-12in.wav
1960-G12M25-SM57-Cone-1in.wav
1960-G12M25-SM57-Cone-2in.wav
1960-G12M25-SM57-Cone-3in.wav
1960-G12M25-SM57-Cone-4in.wav
1960-G12M25-SM57-Cone-5in.wav
1960-G12M25-SM57-Cone-6in.wav
1960-G12M25-SM57-ConeEdge-0in.wav
1960-G12M25-SM57-ConeEdge-0_5in.wav
1960-G12M25-SM57-ConeEdge-12in.wav
1960-G12M25-SM57-ConeEdge-1in.wav
1960-G12M25-SM57-ConeEdge-2in.wav
1960-G12M25-SM57-ConeEdge-3in.wav
1960-G12M25-SM57-ConeEdge-4in.wav
1960-G12M25-SM57-ConeEdge-5in.wav
1960-G12M25-SM57-ConeEdge-6in.wav

【オマケ】
IRデータって何なのか分からない人のために、かみ砕いて説明してみよう。選び方?としては、スピーカーの種類→マイクの種類→マイクの位置というような選び方になると思います。
イヤホンもメーカーによって音が違うでしょ?それと一緒。その特性をファイル化したのがIRデータと思ってもらえると良いかも。

■スピーカー(キャビネット)の種類
MarshallでCELESTIONの12インチスピーカーが4発入っているMarshall 1960AキャビネットがHR/HMの定番だと思う。マルチエフェクターのキャビネット選択で12inch x 4だと思う。Fender Twin Reverbとかスピーカー一体だと12inch x 2みたいな感じ。どこの家にもあるMarshall Lead 12だと10inch x 1だねw。まぁスピーカーが大きければ低中音も出て太い音が出るという感じだと思えば良い。逆にメタリカみたいにタイトなのには10inch x 4が良かったりもする。

■マイクの種類
どのマイクを使うかによって高音が少ないとか中音が強調されるとか、様々なのです。ですが、私はSM57しか使ったことがありません。

■マイク位置
スピーカーの正面で音を聞くとハイからローまで輪郭がハッキリした音が聞こえますが、ライブでスピーカー正面って耳が痛くないですかね。逆にスピーカーの正面から外れると少しミッドやハイが減って耳に優しい音になりますよ。極端な話、スピーカーの真横だとローしか聞こえないですよね。これがマイクポジションの効果です。

2024年2月4日日曜日

Epiphone Les Paul その8

エピフォン・レスポールには、リアに無改造スーパー・ディストーションを搭載、フロントに4芯化改造したスーパー・ディストーションを搭載、フロントにシリーズ・パラレル・タップ1・タップ2切り替えのロータリースイッチを搭載し普段はフロントパラレルで使うことにした。配線構想は前回できたので早速改造してみよう。


搭載するにあたって、ロータリースイッチはリアトーンの場所に入れることにした。ロータリースイッチの首の長さがギリギリだったので強制的に場所が決まった。リアトーンは撤去、そしてフロントに4芯化スーパー・ディストーションを搭載しロータリースイッチに接続してからボリュームに出力するような接続にした。構想がしっかりしていたのでスイッチは正常に動作したのだが、フロントとリアのミックスがフェイズサウンドになってしまった。あれ?リアに搭載した無改造スーパー・ディストーションが位相が逆だったのかも。しょうがいないので、ロータリースイッチからボリュームとグランドに接続する線を逆にして位相をそろえるよう配線修正し問題解決した。

というわけで、リアはトーンなし、フロントはトーンあり、フロントは4種類のサウンドが楽しめる謎仕様のエピフォン・レスポールが爆誕した。前後とも80年代スーパー・ディストーション搭載という男らしいギターとなりました。フロントパラレルだとボリュームバランスも取れたし、太すぎる低音も控えめにできて、結構いいかもしれませんね。
マスタートーン化したくなったらジャックのところにトーン配線を移動しようと考えていたが、弾いてみたら不要な感じがした。トーンが使いたくなったら、フロントリアミックスポジションでトーンを使えば良い。それならリアのヌケ重視でトーン無しの方が良さそうだ。リアドライブサウンドで角をちょっと落としたいならボリュームを下げれば良い。なんとなく今の配線が丁度良いように思う。

Epiphone Les Paul その7

エピフォン・レスポールのリアにディマジオ・スーパーディストーションを搭載して少々経つ。正月に、友人と成果報告会と銘打って私はヘッドレス・キラー・レスポールを持ってカラオケボックスに行ったところ、「レスポールは所有欲が満たされる感じがする」と言って友人は弾いていた。安物は安物で気兼ねなく弾けるから良いよねw

最近はエピフォン・レスポール弄りをしているので、ギブソン・フライングVとキラー・KGスタリオンの3本を比較することが多い。そこで気付いたエピフォンのネガを調整していこうと思う。

【スーパーディストーションの音の癖】
スーパーディストーションは、特徴的なミッドのおかげでハイが埋もれがちなんで、この癖を少しでもマシにしてみようと思った。
スーパーディストーションは前後で6×2個のポールピース全てがインチの六角レンチ調整式なので、4,5,6弦はリア側ポールピースを上げ気味にしてエッジを立てつつ、1,2,3弦はフロント側ポールピースを上げ気味にして太めで出力が大きくなるような方向で調整してみた。
いずれにしろ、ポールピースは全部0.5mm出しから始め、そこから出す方向で調整という感じです。コイル自体は下げ気味ということになりますかね。
歪ませてるので大きく変わった印象は無いが、まぁ、これはこれで良いのでしょう。

【エピフォン純正フロントがモコモコ】
エピフォン・レスポール純正フロントピックアップがモコモコした印象を受ける。純正ピックアップは単線だしロウ漬けされているしカバードだし、ちょっと改造するのが面倒だ。

手持ちピックアップの中でフロントに適したハム、パシフィカ721DHのリアから外したYamaha LIVE-GH3B(アルニコV)を搭載してみた。こいつはフロントとリアで抵抗値が同じの一桁kΩでした。何も考えずに搭載したら、ミックスポジションでワウ半分踏んだようなフェイズサウンド(何もしなくてもタック・マツモト風)になってしまったから、前後ピックアップで逆位相になっているようだ。フロントピックアップ配線をグランドとプラスを逆に付け直したらフェイズサウンドが解消されることは確認できたけど、ノイズ対策を考えると根本的な対策(ピックアップの交換か配線改造)が必要だなぁ。

というワケで、フロントも手持ちのスーパーディストーションにしてみよう。ただし、フロントにもスーパーディストーションを積むなら、4芯化改造済みなのでパラレルスイッチを付け、出力を落としつつシングルっぽいサウンドに寄せれば、フロントにマッチしてモコモコも解消できそうな気もするね。

【配線】
もう一つ気になったのが、フロントのボリュームポットに引っかかりがあったので、手持ちのほぼ新品SCUD安物ポットA500kΩに交換したら、なぜか全体的に音抜けが良くなった。して、よくよく音を聞いてみるとボリューム8~10は音質に大きな変化は無いんだが、ボリューム7以下になった瞬間に急にトーンを絞ったように音がこもる。さらにボリュームゼロでも音漏れしがちなんだよなぁ。ポットは手持ちA500kΩで全交換だな。
ポットは全交換、フロントのシリーズ・パラレル切替スイッチをミニスイッチでやって、2Vol1Tone配線にするというのがゴールかなと思っていたのだが、ちょっと面白いものを見つけた。
シリーズ・パラレルスイッチをロータリースイッチでやる方法がある。
https://uminekoflying.com/2019/01/11/humbacker-coiltap-schematic/

実は2回路6接点ロータリースイッチを格安で見つけて使ってなかったものが手元にある。シャフト長が短いがギリギリ足りることが確認できたので、これを使ってみることにした。これでトーンの空き地にロータリースイッチを入れてトーンノブを付ければ、見た目はノーマルだ。しかもフロントピックアップは、以下セッティングが可能となるので、すごく楽しみだ。特に用途は無いんだけど、両端がオフってのも面白いでしょw

・オフ
・シリーズ(通常のハムバッカー・直列)
・パラレル(並列)
・タップ1(前側シングル)
・タップ2(後側シングル)
・オフ

構想は出来た。回路図も見つかった。あとは実行するだけだ。ハイパワーピックアップをフロントにパラレル化して搭載というのが、どうなるか楽しみです。

2024年1月31日水曜日

Marchall Lead 12

タイトルでネタバレしてますが、ずぅ~っと使ってない貰い物アンプってプリアンプとして使えないかなぁ、とか思いついた。自宅でギターアンプを鳴らすことはほぼ無いが、とりあえず使えるようにしておこう。

Marchall Lead 12はトランジスタアンプなのに、真空管アンプJCM800に音が似ていてファンも多いようだ。以下サイトでは、色々修理されていて情報も多いです。
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-12-lead12.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-17-lead12_2_1.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-18-lead12_3.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-20-lead12_4.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-26-lead12_5.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-35-lead12_6.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-38-lead12_7.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-41-lead12_8.html

私のはUシリアル,1986年製。私が普通にアンプとして使う時は、BOSS BD-1をブースター代わりに噛ませるか、マルチで歪ませてアンプはクリーンで使う感じかなと思う。もう一つの使い方が本命だが、キャビネットからプリアンプ部だけ取り出して歪みエフェクター的に使うという方法だ。Lead 12にはラインアウト端子があるので、BOSS ME-90のセンドリターンに繋いでみるのが面白いんじゃないかと思う。

そんなワケで、まずは各種ポットのガリが酷い状況なので改善してみよう。順当に考えれば、基板からポットをハンダを溶かして外し、ポット単体にしてからポットを分解洗浄し、再び基盤にハンダ付けするという感じになるので、結構な手間だ。
そんな手間をかけるなら、ついでにプリアンプ後パワーアンプ前にセンド・リターンを追加するとか、バッキングトラックを鳴らすためのラインイン追加とか色々したいなぁと考えて調べていたら、YouTubeでWD-40接点復活スプレーをポットの穴からスプレーして復活させていたのを見つけた。
自動車系工具屋さんでWD-40 CONTACT CLEANERを買えたので、ポットにスプレーしてみた結果、バラすまでも無く復活した。WD-40を買った甲斐はあったが、手持ちのKURE接点復活スプレーは出番を失ったw

さて、動作テストだ。Lead12のH.P./LINE OUTジャックは、H.P./LINE OUTが出力され、半差しでスピーカーアウトがキャンセルされヘッドホン出力のみ、全差しでスピーカーアウトとラインアウトの両出力という仕様らしい。ヘッドホンで試したら、半差しだと両耳で聞こえるけど、全差しだと片耳しか聞こえないという感じ。音質は変わらなかった。なんだ、ヘッドだけ取り出してライン出力追加改造しなくても使えるじゃないか。
次に、ME-90のセンド・リターンに組み込んでテストしてみた。ME-90のアンシミュをオフにしてみたらキャビシミュのIRも効かなくなったので、ME-90内のアンシミュはクリーンサウンドに設定し、IRはマーシャルのフリーのものを使ってみた。Lead12前にBD-2をブースター代わりに入れたらゲインは足りたけど、ギターボリュームを絞っても若干歪みすぎる感じがしたのでメインで使うならセッティングを煮詰めた方が良いかも。

というワケで、Lead12はヘッドのみで使えないことも無いことは判った。ただ、わざわざエフェクターまわりを複雑化&巨大化させてまでLead12プリアンプを使う必要は無いなぁというのが感想だ。まぁそれでも、アンプ持ち込みが必要な際はLead 12を持っていけば何とかなることが分かった。
実は最近、遊び用ミニアンプを買っても良いかなとか思っていたのだが、
Lead12がそこそこ使えることが分かったので、遊び用ミニアンプ導入はお預けかな...という結論に至った。

【おまけ】
うちの3mシールドの1本にノイズが乗るようになった。だんだん悪化しているので、これは切り刻んで部品として使うことにしよう。代わりをジャンク調達してみたのだが、メーカー名が分かる使用感の少ないものを3本選んだら、ノイズもないし使えそうだった。たまたまアタリだったのかもしれないね。

2024年1月1日月曜日

Mixer 5

配信テスト第一弾の結果は思わしくなかった。マイクからの声が入れば声を優先し声以外をガツンと下げる、マイクからの声が無くギターだけが入ればギター単独で聞こえる、マイクからの声が無くバッキング曲のみだけならバッキング曲だけはマシに聞こえる。マイクからの声が無く、歌入り音楽だけだと、音量が上がったり下がったりする。このような傾向にあるから、配信用音声コントロールがOFFに出来ていない気がする。

【音声コントロールしようとしている人々】
Windowsパソコンで会議通話をしようとすると、会議等の音声をコントロールしようとしている人たちが沢山いるみたいです。少なくとも3人かな。

1.Windows「サウンドの詳細設定」「通信」
2.通信アプリ(MeetとかTemasとかZoom)の中の設定
3.Chromeブラウザは自動音量調整がデフォでON(OFFする拡張機能あり)

少なくとも2,3には真っ先に気づいたが、WinXP,7時代には無かった「通信」タブがWindowsの中に出来ていた。だが前回、Windows「サウンドの詳細設定」「通信」というものを発見し、このデフォが「他のすべてのサウンドの音量を80%下げる」となっていた。こいつも配信用音声最適化しようとしているみたいだ。この設定を「何もしない」に変更した。
ミキサーを使うということは、これら1,2,3の音声最適化機能を全OFFで初めて成立しコントロールを手中に収めることができるワケです。ノイズキャンセリングは我々の味方だし、通常の会議には何も考えなくて良いので便利だけど、コントロールを手中に収めようとすると面倒ですね。兎に角、配信テスト第二弾だ。身近なソフトからやっていこう。目的に対し及第点を得られたら、とりあえずOKとしよう。

【Google Meet 】
まずは、だれでも持ってるGoogleアカウントで使えるMeetだ。Windows「サウンドの詳細設定」「通信」を「何もしない」にしても、Firefoxで使っても、第一弾と第二弾で変わりは無かった。しかも、ノイズキャンセリングや音量自動調整のON/OFF設定が見当たらない。無料アカウントだから無いのか分からないが、とにかく何も設定が見当たらない。現時点Meet無料プランでは設定変更できないようだ。残念。

【Microsoft Teams】
Windowsにログインしていればアカウントを持ってるはずなので、試してみた。まぁTeamsは仕事でも使っているし。
こいつは専用クライアントソフトっぽいヤツが常駐するメッセージアプリ兼用の会議ソフトなのだが、Teamsの「設定」の「デバイス」の中には、「マイク感度を自動的に調整する」のON/OFF、「ノイズ抑制」を「自動(既定)・高・低。オフ」 が選べる。両方ともオフにしたら、少し自分の思ってたようなバッキング用音楽とギター演奏を重ねることが出来た。だが、未だ全体音量の自動調整が利いているようだ。とりあえず、音量小さめにすれば大分マシなので、仮にOKとした。
あと、特徴的?だったのが、「デバイス」の「スピーカー」と「マイク」を両方ともAG06mk2にしたら、音がループするようで音声最適化機能が割り込んでくるようだった。なので、「マイク」はAG06mk2にしたんだけど、スピーカーはパソコン側のオーディオインターフェースにしておいた。音声を聞くのはAK06mk2ヘッドホン端子なのだが、大丈夫かどうかは実際に会議通話してみないと分からないなぁ。もしかしてGoogle Meetも同じだったのかな?

【まとめ】
結局、会議用ソフトやWindowsの設定の問題だったようで、ハードウェア追加無しにVoiceMeeter Bananaで実現出来ていたようだというのが分かった。AG06mk2購入は無駄だったかというと、物理的にノブがあったり、インプットゲインがあったり、ピークLEDがあったり、便利なことには変わりありません。それにアンプシミュレーターも内蔵DSPで処理できるのでコンパクトエフェクターを繋いでオーディオインターフェースとしても使えるし、設定次第ではパソコン側CPU負荷も小さく出来るかもしれません。そんなに高いものじゃないから1個持ってても良いんじゃないかと思うアイテムですね。

あと思ったのが、中古で良いからギターシールドとかオーディオ用ケーブルとか調達しようと思った。いざという時に手元に無いのは不便だった。ガッツリ使うというなら、後から良いケーブルに買い替えれば良いしね。

Mixer 4

僕らの楽器屋ハードオフwを偵察していたら、配信用ミキサーAG06mk2を見つけた。2万で買えるの!?ってカンジで気になってしょうがない。

友達とギター遊びをオンラインで共有する時にミキサーがあると便利だと思い、ソフトウェアでの実現を目指してVoiceMeeter Bananaを試したが、なんかうまくいかなかった。設定に悩むくらいならミキサーAG06mk2を買ってしまおうという判断に至った。(この時点ではほかに原因がありそうだけど、ミキサーがあれば問題回避できるかも...なんて思ってますw)
物理的なミキサーの方が動作も安定しているだろう。PC負荷も小さくなるだろうし、廃棄寸前ノートASUS EeeBook X205TAでも配信できるんじゃないかな。(購入した言い訳を自分にしているワケですw)

何はともあれ、早速繋いでみよう。

【チャンネル1】
私はXLR端子のマイクは持っていません。中古未開封500円無名マイク(ダイナミックマイクだと思う、ミニプラグ3極、4極変換ケーブル付)を使い、[HEADSET]マイク入力端子にミニプラグ3極で刺します。

【チャンネル2】
ギターをどう繋ぐか悩みますね。BOSS ME-90の標準ジャックからチャンネル2に入れるか、BOSS ME-90から標準ジャック2本でチャンネル3/4にステレオで入れるか悩みましたが、アンシュミも搭載されているチャンネル2に繋ぐ方向でいきましょう。接続ケーブルは、かなり前に買って使ってなかったオーディオ用RCA両端金メッキ1.5mケーブルが丁度いい長さなので使いましょう。エフェクター後はローインピーダンスだから、このケーブルでも間違いでは無いと思う。

【配信テスト】
準備は出来た。ヘッドホンで音は聞こえた。なので配信テストをしてみる。メインとサブのノートパソコン2台を使って、メインの方から配信開始し、サブの方で参加、サブの方にヘッドホンを接続し音を聞いてみて、思った通りの音が出るか試した。

Google Meetを使ったが、ミキサーを介しても大した差が無かった。次にMicrosoft Teamsを使ってみたけど、やはり差が無かった。次にZoomを使ってみたら、ノイズキャンセリングの強・中・弱・自動を選べて、弱にしたら少し音が良くなったが、まだまだ思った通りになっていない。なお、Zoom無料版は最大会議時間は40分まで除外しました。
ブラウザも、Chrome(拡張はDisable Automatic Gain Controlを入れた)とFirefoxを使ってみたが大差なく、結局、満足な結果は得られなかった。

ようは、音声は声・Windows音・ギター音の3種類あって、曲やギターの音はノイズ扱いされてノイズキャンセリングが働いているようで、ノイズキャンセリングの優先度も、声>ギター音>Windows音という感じだ。あとはWindows本体にノイズキャンセリング等々が搭載されたのか確認するしかないなぁ...で、検索して辿り着いた気がするが...

音量アイコンを右クリック
→「サウンドの設定」
→一番下にスクロールし「サウンドの詳細設定」
→「再生」「録音」「サウンド」「通信」というタブがあるはず
→「通信」タブの初期値が「他のすべてのサウンドの音量を80%下げる」となっていると思う。
→「これを何もしない」にすれば解決するかも

再度、配信テストをやってみよう。