BluetoothイヤホンJBL Live Free 2 TWSの代替として、AVIOT TE-W1を購入した。機能も価格帯も一緒ということで、ざっくり比較してみよう。
【デザイン】
AVIOTも別にイヤではないが、JBLの方がシンプルで小さくて良いと思う。
【音質】
AVIOTはフラットなモニター用ヘッドホンに近いデフォ音質だと思う。JBLは加工されたドンシャリ系なので、派手で分かりやすい音という傾向だと思う。
AVIOTはイコライザーで好みに調整する前提という気がするが、耳に痛い音域を出さない大人な音を目指し調整するのが良いように思う。といいつつ、私はサクッとJBL相当の音にしてしまったのだがw
【音量】
Androidでありがちなのかもしれないが、最大音量が小さかった。開発者オプションの中の「全体音量を無効にする」のチェックを外して、Bluetooth再接続したら音量は大きくなった。これで普通に使うのに問題ない。
【フィット感】
JBLの方が耳からの出っ張りが小さく、首を激しく降ってもイヤホンがぶれないと思う。AVIOTも悪くないと思う...というか大きい割にフィット感は良いと思う。通勤等の実用上の違いは大差ないが、走るならJBLだと思う。
【ノイズキャンセリング】
AVIOTもANCオンにすると外音ノイズは減る。各社でチューニングが違うという印象を受けた。ノイキャンとして実用域に達していますが、JBLは2年前の機種なのに効果も分かりやすかったし癖も無かったように思う。JBLの方が優勢かな。
【外音取り込み】
JBLでいうアンビエントサウンドコントロールなのだが、何となくJBLの方が外音の音質が良いような気がした。ここもチューニングが会社によって違うのかなと思うが、ここもJBLの方が優勢かな。
【モード切替】
JBLではノイズキャンセリング/アンビエントサウンドコントロール/トークスルーという切替えだったのだが、AVIOTはノイズキャンセリングON/外音取り込み/ノイズキャンセリングOFFの切替だった。トークスルーは外音取り込みにしておいて再生ストップという使い方なのだろう。
【3Dスペーシアルオーディオ】
3Dサウンド的なモードがあるのだが、ONにすると音量自体も上がる。バッテリー消耗も大きくなるようなのでOFFでセッティングしているので評価しない。まぁお好みで使えば良いだろう。無くても良い機能で消費電力倍増とか馬鹿でしょ。
【バッテリー】
全機能ONにするとバッテリーは4~5時間しか持たないらしいというのを事前調べで知っていたが、それでも長い方だとは思う。16時間持つというのは全OFFでの話らしい。ワイヤレスイヤホンを買う時は、どういうモードで何時間持つか下調べした上で購入することをオススメする。私は3DサウンドOFFで使っているが、通勤での毎日片道1時間程度の使用で見ている限り、10時間くらい持つんじゃないかという雰囲気。
【操作性】
AVIOTの操作性というか、どこをタッチしたら良いかピンとこない。だが、2タップ3タップも使えている...というか使う気になっている。とりあえず、頻繁に使う停止・再生/音量ダウン/音量アップを右耳に集約してみた。左長押しはノイズキャンセリング/外音取り込みにしてみた。
JBLの時は、2タップ3タップがうまく使えなくて本体音量操作を使ってなかったし、慣れないと本体をつまんだ時にタッチ操作が反応していた。
どっちもタッチ操作は慣れが必要だなぁと思うが、AVIOTには改善の余地があると思う。
【アプリ】
AVIOTのSOUND MEアプリで、イコライザーが使えるしタッチ設定も変えられ、本体アップデートも出来た。AVIOTもJBLもアプリはだいたい似たようなものだと思う。私は、イコライザーでクッキリ・ハッキリなドンシャリJBL相当サウンドを作って日常使用してます。
【総評】
今回は15100円くらいで購入(端数はポイントで処理)できた。まさに、価格帯も含めJBLとAVIOTは存在が被る。
AVIOTはバッテリー持ちとフラットサウンドで好きな人は好きだろう。歪みが少ないなぁという印象だが、革新的に音が良いかというと私には分からなかった。悪くは無いのは分かるんだけど、TE-D01gのように低価格高音質みたいな衝撃は無い。総じて、AVIOTはイコライザーを弄る前提だと思うので玄人好み、万人受けは分かりやすいJBLだと思う。
JBLは、バッテリーが持たない以外は良かっただけに惜しい。まぁそこが致命的なんですけど、それもBluetoothイヤホンを複数持ってないと違いが分からないし、もともとJBLは長時間駆動を売りにしていたワケでもないし、欠陥商品として回収するほどでもないんだろうなぁ。まぁ、一人の顧客が離れていきましたけど。
あとね、AVIOTユーザーは褒めすぎだと思う。音とバッテリーが良い以外だと、ノイズキャンセリングと外音取り込みとタッチ操作がイマイチなので、AVIOTには他社売れ筋製品をキチンと使ってみて自社製品にフィードバックして改善してほしいと思う。なんかね、引きこもり音質オタが作っているようにしか見えないなぁ。操作性とかがウリじゃないのは分かるんだけど、ノイズキャンセリングと外音取り込みとタッチ操作向上は日常に食い込む製品には必須なんだし、きちんとやりゃ出来るんだから、AVIOTさん、どうにかしてくださいよ。あ、ノイキャンのイマイチ感って外音取り込み音質のイマイチと繋がってるんじゃないのかな...もしかしてマイクがイマイチってこと?コンビニ店員の声、少々聴きとりにくい気がするんだよなぁ。
2024年8月14日水曜日
AVIOT TE-W1
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿