2018年12月25日火曜日

BladeRunner6

Tokai Silver Star改マグナスターは、スキャロップ+22F化+ホットレイル×2+シリ・パラスイッチ×2+1Vol+1Tone(トーン+ハイパス回路ON/OFFスイッチ付)という、もはや原型を留めていないパンチの効いた?仕様となっている。実際、とても便利仕様なので、2ハムギターに広く搭載されても良いシステムだと思っている。

そんなマグナスターはシンクロトレモロを更新してやれば完成と思っているが、Tokaiシンクロトレモロの6本ネジ間ピッチが特殊なのでリプレースに悩んでいたところ、Super-VEE Bladerunnner 6というのを見つけた。あの音に拘るエリック・ジョンソンが使っているという噂がある。弦間ピッチも10.8mmだから丁度いい。

そんなSuper-VEE BladeRunnner 6だが、近所の島村楽器で調達出来ないか相談してみたら少々高いけど可能だったので、早速注文し装着してみた。装着は本当にスリップインで楽でした。トレモロスプリングは今までも使っていた柔いヤツを再使用。弦はヤワヤワな0085-040ダダリオ(買い置きしてたお試し用。今までは009-042)にした。まだ、簡単に合わせただけで、セッティングは追いつめていない。



弦高を高め(1弦1.5mm程度、従前は1弦1.25mm)にしたせいもあるのか、こんな状態でも若干サスティーンが延びた。音の輪郭もハッキリしたような気がするが、忙しくて時間が取れず比較用データを取る事ができなかった。ヘッドのストリングガイドは1弦しか使っていなかったのだが、振動がブリッジで減衰しなくなったせいか、2~3弦がナット部でビビっているようなので、ストリングガイドを再考しなければならないかも。

普通に使う分には問題ないんだけど、アームバーが少し短くてクリケット奏法をやるには重量不足かも。いやね、クリケット奏法の音はするんだけど、その時間が短いんですよ。シンクロトレモロでクリケット奏法なんぞするなっていうご意見があるのは当然ですけど、私は期待してましたw。

アームのガタは劇的に減ったけど、アームバーはネジ式だからガタ0にはならなかった。調整がありそうだから、きちんと理解して理想に近づけよう。

そうそう、気のせいかと思ったのだが、弦間ピッチが少し狭い。1~6弦トータルで0.5mmくらい狭いかな。余裕が出来た分は1弦の弦落ち対策に割り当て多めにしてみた。これで1弦ビブラートの幅も増えます。(調べたら、1~6弦が2.1インチ,53.34mmなので、10.8*5=54mmと比べるとトータル0.6mmくらい余裕が生まれたんだね。)

それにしても、ブリッジ支点が磨耗しないのは良いことだ。古いシンクロの6点ネジは自分でナイフエッジ加工していたのだが、ナイフエッジが削れて無くなってたからねぇw。ブリッジ交換してもストラトらしい見た目が維持されるのもありがたいね。ザックリ、こんな感想です。

2018年12月11日火曜日

ゴルフワゴンを降りる計画

ウチのゴルフワゴン、だんだん劣化してきてます。グローブボックスのノブが取れ、取れたノブをカギと呼んで使っているw。フロントバネ左が折れ、バネだけ新品が出ないのでショックごと中古パーツで交換修理したw。2002(H14)年12月初年度登録なんで約16年。次の車検で乗り続けることを判断するなら、現在走行距離9万キロなので、タイベルをはじめ消耗パーツ一式を交換しなければならない。というワケで、楽に乗れる車に乗り換えを考えている。

最近のVWにも魅力を感じなくなったし、何かあったら近所で修理できる国産にしようと思う。荷物も十分積めて、立体駐車場にも入れて、遠出燃費14km/L・トータル10km/Lという今の性能には満足しているので、なるべくこれらをキープすることが代替の方向性だ。

兎に角、色んな方面から考えた。カタログ調べまくった。みんカラの燃費も見てみた。世代ごとの中古価格も見た。

少々小さくなっても燃費が良く中古が安く維持費もかからなそうなら良いんじゃないかという案から出た、ノートのスーパーチャージャー仕様。
https://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/NOTE/10078104/

最近のCセグメントハッチバックはゴルフワゴンと全長が同じだからアリじゃね?という案から出た、アクセラスポーツとインプレッサスポーツ。
https://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/AXELA_SPORT/10085153/
https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/IMPREZA_SPORTS/10073490/

ツーリングワゴン系って限られるが、先代のレガシィツーリングワゴンとアテンザスポーツワゴンならサイズ的にもギリギリ許容サイズ。
https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/LEGACY_TOURING_WAGON/10055383/
https://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/ATENZA_SPORT_WAGON/10060228/

今の気持ちは、レガシィツーリングワゴンのEJ25+CVT+4WD、アテンザスポーツワゴンの2.5L直4+6AT+4WDに軸を置いている。車は通勤に使ってなく走行距離も伸びないので、10万キロ到達車で全然OK、タイミングチェーンの車種かタイミングベルトでも交換済みなら問題無い。あと錆びまくる車はイヤだからフラッグシップ車種wだと安心かも。

スバルだったらFB25の方が良いんじゃない?とも思うが値段次第。EJ25は乗ったことが無いけど、BPレガシィツーリングワゴンのレンタカーではEJ20が実用的遠出燃費が出たし、スッキリ回るエンジンなのも知っているから、EJ最終型のEJ25+CVTなら私の要求は満たすだろう。
ついでに言えば、元空冷FLAT4のボア92mm×ストローク69mmに乗っていたので、EJ25のボア99.5mm×ストローク79.0mmというボア限界のほぼ100mmってのにも興味があるw。

もうね、日本車まで巨体化がハンパないけど、1世代前の車種だと幅1.8m未満・全長4.8m未満・全高1.55m未満というのがギリギリ買える。この世代以降だと北米基準の巨体になってしまい、実用性を損なう。国産車は軽とプリウスと北米基準SUVの3極化になってしまうのかもしれない。

2018年12月10日月曜日

シンクロトレモロのガタ対策

シンクロトレモロのアームバーにはガタがあり、経年劣化でガタは大きくなる一方。私の愛器マグナスター(Tokai SilverStar改)のブリッジも、私が所持してからだけで30年経つのでガタがすごい。ついでに言えば、ちょっと前にアームバーが根本から折れw、Fenderのアームをダメ元で買ってみたらネジピッチも合い復活したのだが、ガタは相変わらず酷い。先日、これまたダメ元でMONTREUXのアームテンションスプリング(店頭で約300円)を買い、取れなくなっても良いやという割り切りの上でバネを入れてからアームバーをねじ込んでみたのだが、なんとコレが正常に使えたw。私の予想では、SilverStarのブリッジはアームバーを挿すところが貫通(ただしアームバーのネジ径よりは細くなる)しているので使えないと思っていたのだが、大丈夫だった。

おかげで「アームのガタによるノイズ」が無くなりましたよ。また、アームを使った後に手を放した時に「ブラ~ん」ってならなくなったので、アームが落ちてシールドにぶつかって「コン」って鳴るノイズも無くなりました。無理してブリッジ交換しなくても良いのかも...という気になった。ただね、ガタは無くなりません。当たり前ですね。


そんな思いつきでアームテンションスプリングを買ってきたのだが、よくよく調べたら、バネの先にボールを入れてからバネを仕込むものが同じくMONTREUXから出てた。しまった~!こっちを買えば良かった。こっちの方が面白かったかも。

http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/247770/

まぁ、コメントにもあるように、アームバーのネジ込み不足になるケースもあるようなので、バネだけで済むならバネだけって手もあるようです。

というワケで、皆さんもシンクロのアームのガタが気に入らんのなら、MONTREUXのアームテンションスプリングを買ってみましょう。安いもんです。ただし、ベアリング(鉄球)付きとベアリング無しの2種類が売っているので、どうせならベアリング付きを買ってみれば良いと思います。バネは多分一緒でしょう。

そんな事をしていたら、世の中には私の構想を先取りしている方がいらっしゃいました。Tokai SilverStarにSIPER VEE BladeRunnner6が装着済みですよ。

http://zinapapa.work/archives/1968280.html

やっぱ交換は無加工でOKなんだな。だんだん音家でも安くなっているし、それだけ数が出ているという事なのかも。私もシンクロトレモロユニットを交換するなら絶対にコレにするよ。装着したらマグナスターは完成してしまうのかしらw
  https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/201586/