2021年8月11日水曜日

ラズパイ36

■ラズパイ3B+熱暴走
ラズパイ3B+を相変わらずサーバ用途で使用し続けている。ラズパイ4Bの方で64bit化試行した結果、VNCでヘッドレス状態だと解像度が変更できなかったので次期Raspberrypi OSがくるまで安定している32bitのまま続投...ならば3B+で未だOKという理由でもある。まぁ結局、勿体ないからだねw。そのラズパイ3B+だが、6月に冷却ファンが止まって熱暴走した。

冷却ファンは手でつついたら回りだした。多分、再起動させた時にファン起動に失敗していたのだろう。少々ホコリも蓄積していので、掃除して配線を整理して再度ケースに納めたら直ったっぽい。
そもそも冷却ファンは手持ち12Vファン(5cmファン)を5V駆動しているので、ファン起動が保証されていない。手持ちファンのなかから5V起動しやすいファンを再検証してみよう。

■ラズパイ4B熱暴走
そんなこんなしていたら、7月後半にファンレス運用のラズパイ4Bも熱暴走した。ちなみにラズパイ3B+の方は問題なし。ラズパイ4Bを状況把握のため何度か強制的に電源ON/OFFしてハング&再起動を繰り返したていら、とうとうOSが起動しなくなった。起動ディスクをバックアップに差し替えたら異常発熱?も無く正常起動したので、ハードウェア的には問題ないようだ。バックアップHDDで正常起動したので、再びSSDに環境を復旧し最新状態にアップデートしたが異常発熱は無さそうだ。
熱暴走の原因は、OSアップデートの影響(何らかの不整合が発生していたのかも)でCPU発熱が増えたせいだと思う。いずれにせよ、何らかの放熱強化を図りたい。

■煙突効果
ファンレス運用を考えた時、空気を動かすために「煙突効果」というのは昔から言われている。ラズパイ4Bは、真夏の室温35℃で負荷Maxだと完全ファンレスだと余裕が無さそうなので、まずは煙突の中にラズパイ4Bを設置してみよう。参考にするのは以下サイト。
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2019/12/post-0c0851.html

私の場合、ラズパイ4Bがケースごと入る筒があれば良く、ラズパイ+5cmくらいでも十分効果がありそうだ。身の回りを見まわしてみてところ、某ローソン600mlお茶ペットボトルが目に入った。ラズパイの幅5.5cm、ペットボトルの直径5.5cm、ペットボトルのクビレは2mm程度...とりあえずペットボトルの底を切って入れてみたらペットボトルが変形して何とか入った。USB電源のため側面1か所に穴を開けたら、それが位置決めも兼ねる感じになった。ペットボトルなのでカッターでサクサク加工出来て楽でしたよ。完成したら机の脚にタイラップ等で空中固定すれば場所も食わないのでアリかも。

結論から言うと、そもそもラズパイ4B全体をヒートシンクで覆って縦置きした段階で思った以上に冷却出来ていたせいか、ペットボトルで著しい冷却効果は感じなかった。ただし、ファン冷却してるラズパイ3B+とコア温度は同じなので、もしかしたら以前よりアイドリング時に1~2度は下がったのかもしれない。参考にしたサイトのようにラズパイを裸で使ってたら効果絶大に感じたかもしれないね。

進化しているんだかしていないんだか微妙だが、ラズパイ4Bはペットボトルに格納されることになった。なんだこれw