2024年4月16日火曜日

ラズパイ 47

ラズパイの日本価格が上がって手軽感がかなり減退した。新しいOSバージョンbookwormは設定ツール等の仕様も結構変わったようで、テスト用環境が無いと移行も面倒だ。そんな中、新型ラズパイ5も2024/1/11に技適を通った。

ユーザー目線で見たラズパイ5の変更点は、CPU性能がざっくり2倍程度、PCIe2.0が1レーンが追加、電源は5V5A(!)、ヒートシンクも必須になったようです。価格はメモリ4GBが60ドル、8GBモデルが80ドルのようだ。8GBモデル+5V5Aアダプター+ヒートシンク一体ケースがセットで2万超えになるんじゃないかなぁと思うのだが、そもそも5V5A純正アダプターが日本で流通しないような雰囲気だった。つまり、そんなセットは存在しない...

というような感じで数か月待って長い冬が明けたら、Amazonに5V5A対応アダプターやヒートシンク一体ケースが流通しだしたので、手を出してみることにした。買ったのは以下、予想通り2万をちょっと超えた。

【本体】
Raspberry Pi 5 ラズベリーパイ5 /日本技適取得済/ 8GB RAM Broadcom BCM2712 quad-core Arm Cortex A76 プロセッサー @ 2.4GHz
【5V5Aアダプター】
Geekworm USB-C 電源アダプター PD 27W Type C、Raspberry Pi 5に適用
【ケース】
Smraza Raspberry Pi 5用 ケース 超薄型アルミニウム合金ケース+ヒートシンク+ 30x30x07 冷却ファン パッシブ冷却 Raspberry Pi5 8gb /4gb (ラズベリーパイ5) 対応 (ラズパイ5本体含みません)

8GBモデルを買った理由は、長期運用を視野に入れての選択だ。ケースも、アタリハズレはあるだろうから現状の使い勝手から逸脱しないものを選んだつもり。なにはともあれ、国内でも5V5Aアダプターが妥協できる価格で入手できるようになったのは朗報だったな。

2024年4月2日火曜日

サンダーバード その1

かなり昔から思っていたことなのだが、ベースが1本欲しい。

弾いてみた的なことをする時にベースを入れたいと思うことが多少はあるワケです。ギターフロントハムで弾いてソフトウェアで1オクターブ下げて誤魔化していたのだが、輪郭のボワンとした音になってしまうのが気になっているんですよね。まぁそういう用途なので、維持が楽な4弦仕様でスタンダードなジャズべかな?とも思っていたのだが、弾きやすさ重視で考えるとギターでいうスーパーストラト的なベースというのが候補になるのかなぁ。

あまりにもベースの知識が無さすぎるので、馴染みの中古楽器屋で聞いてみて弾かせてもらった。意見を聞いたところ、ベースならアクティブピックアップですね...という話。そこで出てきたのがIbanez SR350の中古3万。この値段でアクティブは無い、弾きやすさは抜群、初心者セットなんて買うくらいならこっちの方が断然オススメ...という話だった。弾いてみたら確かに軽いしボディバランスも良いし、音も幅広に作れて良さそうであった。弦楽器初心者なら間違いなくオススメ、ストラップで釣ったらネック落ちも皆無です。以下リンクに似たヤツでした。当然、これより古いヤツだ。
https://www.ibanez.com/jp/products/detail/sr300e_1p_04.html

私の狙いがハッキリしていないので踏ん切りがつかず、ほかを見てみることにした。目に付いたのが、エピフォン・サンダーバード、新品5.5万だ。ただし、Gibsonサイトにはお店で見たヤツが出ていない、ブリッジ・ピックアップ等ハードウェアが黒なので型落ちなんでしょうね。でも、カッコイイw。所有欲が満たされますよねぇ。見た目はGibsonサンダーバードⅣに近く、ボルトオンネックです。ネック固定ネジとストラップピンが共締めのおかげで、そこまでネック落ちが酷くないのかもしれない。重すぎるということもないし、座って弾く分にはバランスも問題ない。
https://bass-hakase.com/4928/

試奏した感じから、好みの音が作れそうだし、ピック弾きならアリなのかもしれませんね。かなり気持ちがサンダーバードに持っていかれてます。凸して良いのだろうか...いいのかな...良いよね、というワケで、我が家にお迎えしましたよw

私が弾くならこんなベース音を出してみたいと思う一つが、METALLICAのGarage Daysのベースサウンド。ジェイソン・ニューステッド、カバーアルバムでしかあまり聞こえないベースサウンドですが、これが好みなんですよ。

そんなワケで、BOSS ME-90を使ってTWEED COMBO(Fender Bassman)のアンシュミを使って弾いてみた。ベースの音のツボがよく分かってないので、ベース本体ノブ全開で音を作ってみた。私レベルならME-90で十分だが、ちょっと歪み過ぎかもしれないし、アンプのLOW,MID,HIGHの帯域がベースには少々合わないし、エフェクターのEQも3Bandしか無いので、ME-90で音を追い込むのは難しいと思う。むしろBOSS GT-1の方がEQも7Bandだし、ベースで使うには良いかもしれません。
まぁ何はともあれ、私的に第一弾としては良い感じ、カッコイイと思う音が出来た。METALLICAのGarage Daysに入っている曲:Helplessが好きなんで、ベースで弾いてみた。概ねギターバッキングのルート音がベースラインなんだけど、ギターではプリングオフで鳴っている音だがベースではメリハリが必要でフルピッキングする必要があったりして、ギターとベースで結構違うものだなぁと実感した。そして、メリハリつけてリズムをタイトにしようと思うと、かなり重労働だったw。

何はともあれ録音してみた。ベースというものに慣れていないし、ベースラインも決めきれていないのでミスだらけだが、何となく私が弾きたい音がわかってもらえるかなぁなんて思う。耳コピですらなく、こんな感じかな?で弾いている。ギターも一緒だけどw
私が思うベースは、曲のバッキングはベースで成立しギターバッキングは飾り、歌の時はドラムとベースとボーカルで成立するくらいベースには主張してほしい。
なお、かなりベース音量を大きくして原曲に重ねているので、元のベースはかき消されたw
https://youtu.be/OseEgRm85f0

タブ譜をネットで見たら大分違う、相当違うw。良い機会なんでタブ譜も参考に弾いてみて、拾うべきところは拾って、ベースラインを学ぶのも楽しいでしょう。まぁタブ譜ってのも怪しいのが多いので、あまり信じすぎない方が良いと思う。特になんでもかんでも解放弦とかローフレットを使おうとしているタブ譜は怪しい。鍵盤の人が音を拾ってタブにしただけだとしたら、全然違うワケですから、そのまま弾こうなんて思わない方が良い。
ベースのタブ
https://www.songsterr.com/a/wsa/metallica-helpless-bass-tab-s12482
ギターのタブ
https://www.songsterr.com/a/wsa/metallica-helpless-tab-s12482
ギター38小節目なんて、後半おかしいもん。3拍目の頭、5弦解放じゃなく1オクターブ上の4弦7フレットだよ。このタブ通りに弾けるわけないし、作曲する時にそんな風に弾くギタリストなんて居ないよ。速いフレーズって、手癖みたいなものが多いし、人間の限界もあるから、そこらへんを分かってないとヘンテコリンなことになるようだ。まぁ無料で見れることには大変感謝なんだけど、しっくりこないものを弾くのって全然捗らないよね。

2024年3月14日木曜日

Killer KG-Stallion その7

Killerギターは使い込むほど快適なギターであることが分かった。
・ギターが軽い
・フライングVと同じピッキングポジションが良い
・ダウン専用フロイドローズがガチ安定で鳴りも良い
・ハムなんだけどモコらない
・フロントだけトーンが利くのもアリ

KillerはGibsonフライングVとスーパーストラトの良いところを併せ持ったギターであり、単なる変形ギターではないというのが私の結論かな。最近、私には軽いギターが必要だと感じるワケで、Killerを手に取る機会が多くなった。気温湿度にあまり左右されない安定性もあるし、サスティーンも良いし、搭載ハムもヌケが良い印象だ。

以前から「いかにも」な赤一色というボディカラーをカスタイマイズしたいと思っていた。構想としてはリメイクシートのようなもので、なんか出来ないかと脳内でイメージを膨らませ、カーボン調リメイクシートを買い、ガラス用の葉っぱ柄シートを買い、どっかにおしゃれな唐草模様やフラワーオブライフが無いかと探索を続けていた。そして、今回見つけたリメイクシートは見た瞬間にコレだと思ったものでした。
で、どんな風に貼ろうかイメトレをしているうちに時間が過ぎたんですが、やっと重い腰を上げ、失敗したら剥がす前提で手間をかけずにフリーハンドで切って貼ってみましたよ。

引っ張りすぎましたが、何を貼ったかというと、ウィリアムモリスのリメイクシート「いちご泥棒」という柄です。
https://live.kufu.co.jp/posts/68576

貼り方は簡単?。ノブ・ポット・スイッチ・ネック・ブリッジを外して貼っていきます。1枚では幅が足りないないので、上下2分割とし、合わせ目の柄をしっかり合わせてみたら継ぎ目が全然目立ちません。意外に優秀なリメイクシートです。で、ギター外周を5mm程度あけてフリーハンドでカットしてみました。ボディに貼ってから端部をデザインナイフで切ったんですが、傷防止にマスキングテープをカット部に貼った上からリメイクシートを張ってカットしたんだけど、マスキングテープごと切れて塗装に少しだけ刃が届いたのだが残念だった。デザインナイフの切れ味を舐めていた。かといって力を抜くと切れないし難しいねぇ。

なにはともあれ、私だけのお気に入りギターが出来た。今後は「いちご泥棒」と読んであげよう。