2026年8月31日月曜日

X205TAでMX Linux(Xfce,64bit)

Windows10終了とともに埃をかぶっていたX205TA、HDD(eMMC)の暗号化云々が出てWindows10が起動しなくなって放置されていた。仮にWindows11が入ったとしても実用にならんスペックなので、簡単にLinux端末と出来ないか考えていた。

X205TAはAtom Z3735F、メモリ2GB、eMMC 64GBという仕様で、乱暴な例えだが性能はラズパイ4未満ラズパイ3以上だと思う。ラズパイ3B+よりメモリが多いからVNC端末としてなら使えそうなので、Linuxがセットアップできれば活用の機会はあるように思う。


というワケで、お手軽に導入できるLinuxを探したら、2028年頃までサポートされているMX Linux(Xfce,32bit)が見つかり、あっさりインストールできWiFiとUSBの動作確認は出来た。最新版に32bit版が無いこと考えると欲が出るもので、引き続き最新64bit版のインストールに挑戦した。そしたら、32bitUEFI用ファイルのコピー等も全く不要で、あっさり起動出来てしまいましたよ。

具体には「MX-25.2_Xfce_x64.iso」のライブイメージをRufasでUSBに焼いて、電源入れたらESC連打でUSBからライブ起動し、ライブ起動したMX LinuxのメニューからHDD(eMMC)にインストールできました。これでX205TAは、少なくとも2030年6月まで使えることになった。現時点最新のDebian13(Trixie) 64bit版が動いたので、次のDebian14(forky)でもMX Linuxなら動くんじゃないかと期待してます。

https://mxlinux.org/previous-releases/


VNC Viewerが欲しいので、Windows環境で慣れてるRealVNC Viewrを使おうと思ったのだが何時の間にか有料っぽくなったようです。しょうがないのでTigerVNCを入れ、「IPアドレス:5900」で無事にラズパイに接続できました。TigerVNCで重要なのが、全画面したりしなかったりはF8キーで切り替え画面が出る点だ。ちなみにラズパイのヘッドレス解像度は1366x768に設定しているので、X205TA全画面で丁度良い解像度だ。

TigerVNCとFirefoxが使えるようになったので日本語入力も入れました。WiFiも繋がるし、音も出ているし、普通に使えるようになった。Bluetoothマウスが繋がらないけど、それは追々考えるか。当面はUSBマウスで使うことにしよう。


とりあえず、Firefox使ってAmazonでお買い物したりGoogle Keepにメモしたり、VNCでラズパイを操作したりと、サクサクではないが概ね実用的速度でX205TAが使えていますよ。


と言うワケで、UbuntuとかMintとかグラフィカルで綺麗なLinuxデスクトップも触ってきたけど、今後はMX Linuxに軸足を置いても良いかなと思った。


【SysVinitからsystemdへ切替」  

軽そうなSysVinitでインストールしたんでsystemdにしてなかった。ラズパイでも使ってるsystemdに切り替えた方が追々楽だろうね。やり方は以下。

MX Linuxでは、システムを壊すことなく安全にsystemdへ切り替えるツールが標準搭載されています。

■MXツールボックスを開く

アプリケーションメニューから「MX Tools(MX ツールボックス)」を起動します。

起動設定を開く

ツール一覧から「MX Boot Options(MX 起動設定)」を選択します。

systemdを有効化する

Enable systemd(systemdを有効にする)」のチェックボックスにチェックを入れます。

設定を保存して再起動する

「適用」または「保存」をクリックし、PCを再起動します。

2026年8月14日金曜日

BOSS EV-1-WL

数か月前にBOSSのBluetooth対応ボリュームペダルを買った。それから、GT1000COREとの接続設定がイマイチ分からず置物となっていた。解決したのでメモに残す。

EV-1-WLの特徴は普通のボリュームペダルとしては使い物になりません。なんせ、インプットもアウトプットもありません。Bluetoothと有線のMIDIに対応しています。

最近の流行りに則ってTRS-MIDIという線で接続できるのだが、ようはステレオミニプラグだ。これが片方がMIDI端子だと配線の規格が云々とか問題があるのだが、ペダルも親の機材も両方がTRS-MIDI端子だった場合、普通にステレオミニプラグのケーブルで接続すれば良いはずです。私は実際にオーディオ機器とスマホヘッドホン端子を繋ぐステレオミニプラグの100cmケーブル(100均w)で正常に動作してます。はい、私はBOSSの1800円くらいのMIDIケーブルをケチったのですw



まぁコレだけだと何だかなぁと思うかもしれませんが、EV-1-WLには手持ちのBOSS FS-6が繋げられます。繋げた状態でMIDI化して親の機材(GT-1000CORE)に接続出来ます。つまり、EV-1-WLとFS-6をTRS-MIDIケーブル1本でGT-1000COREに接続できるようになります。少し配線がスッキリします。

更に言えば、EV-1-WLはボリュームペダルとして機能するほか、全開の先にスイッチが付いていて、設定次第でボリュームペダルとワウペダルを1台で賄えます。踏み込んだらONになるワウと同じスイッチですね。

というワケで、GT-1000COREが更に便利に使えるようになるワケです。それでいてGT-1000より大幅に軽くコンパクトなのが良いですね。
今回はついでにチューナー兼バッファをGT-1000CORE前段に配置しました。無音にしたかったり、ギターを交換したかったりという時にはチューナーを起動させればOKという使い方です。これで自宅エフェクター環境は完璧かなと思います。現時点ではGX-1を買うより、こっちの方が私に都合が良いです。


BOSSの製品サイトでの以下情報が設定のカギになった。
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EV-1-WL Editorで設定可能な機能一覧
iOS/Android用の専用アプリEV-1-WL Editorを使用することで、以下の項目を設定できます。
エクスプレッション・ペダル(オン)—CC# 1-127, value 0-127
エクスプレッション・ペダル(オフ)—CC# 1-127, value 0-127
つま先部のスイッチ(EXP SW)—CC# 1-127, value 0-127
外部フットスイッチ 1(CTL1)— CC# 1-127, value 0-127
外部フットスイッチ 2(CTL2)— CC# 1-127, value 0-127
MIDIチャンネル—1-16
エクスプレッション・カーブ—Normal, Slow1, Slow2, or Fast
EXP SW/CTL1/CTL2 モードの挙動—ラッチ、モーメンタリー
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今設定されている内容をBOSS EL-1-WLアプリで見ると
MIDI CH  → CH1
EXP(OFF) → CC#11
EXP(ON ) → CC#1
EXP SW   → CC#82
CTL1     → CC#80
CTL2     → CC#81

つまり以下の設定をGT-1000COREにすれば動くはず。
EV-1-WL 爪先スイッチEXP OFF時、ボリューム→CC#11
EV-1-WL 爪先スイッチEXP ON 時、ワウ→CC#1
EV-1-WL 爪先スイッチ、ワウON/OFF→CC#82

事前情報で、このMIDI設定はパッチ毎に作成する必要がある。
逆に言えば、1個パッチを作って、それをベースに増殖させればいいワケです。

というワケで完成したのが以下です。

本当はME-90単体でコレに近いことが出来れば、それが家庭用最上級と思ってます。ME-90に足りないのは、ボリュームペダル位置を最前段に移動出来てミニマムボリュームが設定出来れば...だけですかね。代替案はボリュームペダルをME-90前段につなぐという使い方かな。あとはX-OPTIMAが追加されてほしいけど要望もキリがないよね。

2026年7月21日火曜日

1981年のDiMarzio Super Distortion 改造3

ビンテージSuper Distortionはタップ・ブレンダー入れればモコモコしないフロントピックアップとして使うことが可能となったのが前回。

その後、SH-1とビンテージSuper Distortion タップ・ブレンダーを搭載したギターを弾き比べ、抵抗値を調整し、それから、ポールピース高さやピックアップ高さを調整しコード感でのプレーン弦の元気さなど音量バランスを更に追い込んだ。最終的な抵抗値は2.08kΩで落ち着いた。思ったよりSH-1の出力が大きく1,2弦と6弦がハッキリ鳴っていたので、プレーン弦側ポールピースを上げてコード感を寄せつつ、ピックアップ自体もエスカッションから見て1弦側6弦側で高さに大きな差を付けず低音も出す方向で調整した。最終的に、ピックアップ出力も寄せるよう高さ調整したら、エスカッションとほぼツライチくらいの高さとなった。
様々な調整を追い込んでみたら、追い込んだなりの結果が返ってきて、音の粒とかコード感とか大分SH-1に近づいたと思う。何となくざらついてモコモコしたSuper Distortionの面影やタップ感は無い。ここまでSH-1に寄せられれば満足です。今後もこのままフロントピックアップとして使おうと思った。 

言葉では伝わらないと思うので、同じGT-1000Coreセッティングでギターを入れ替え録音してみた。私の中ではクリーンチャンネル(Deluxe Combo )...ギターボリューム7くらいでほぼクリーン、10で単音でもアタックが歪むくらいにセッティングしたもので鳴らしてみた。
最初にVol7、その後にVol10で弾いてる。クリックも何もなく適当に弾いたものを繋い
だだけ、左チャンネル:SH-1、右チャンネル:ビンテージSuper Distortion タップ・ブレンダーのサウンドとした。録音したら差は分からないレベル...というのが確認できる動画です。

https://youtube.com/shorts/nBZSaWCNvKQ?feature=share

いかがだったろうか。モノが違うから同じ音が出ますなんて言うつもりはない。ただ、ビンテージなSuper Distortionを前後に積んで1980年前後な雰囲気を持ったギターとしつつも、実用的なフロントピックアップとして使いたいのなら、こういう改造はアリだと思う。半固定抵抗→固定抵抗に今後置き換えようと思うくらいに、完成していると思う。
整理すると、改造はタップ配線追加と約2kΩの抵抗経由でグランドに落とすだけだ。ハーフエアバッカー化は多分しなくて大丈夫と思う。フロントをタップ・ブレンダーとハムで切り替えたいという人はスイッチも追加したら良いと思う。

結構使える改造だとは思うけど、ハイパワーピックアップをフロントに積んでどうにかしようというのは、ニッチなのは間違いないw

【オマケ】
弾き比べている際にSH-8のリードサウンドにミッドの弱さを感じたので、フロント側ポールピースを90度ずつ回し上げてみたところ、少しSH-4風味というかピーク周波数が少し上がってミッドが出た気がした。SH-4の代わりになりそうな気がする。
一方、Pacifica 721DHリアは純正アルニコ5ハムに戻したのだが、6弦ブリッジミュート時にイヤな高音が居てトーンを絞っても消えず、イヤな成分のせいで音程感が阻害され6弦が気持ち良くない。やっぱ、Duncan Desighed HB103bに戻そうと思った。