2026年10月1日木曜日

Pacifica 721DH その3

改造したら愛着が増したPacifica。なんか生音がデカくなったようだが、なんでだ?


何処から音が鳴ってるか探ったら、ボディ裏からの気がする。アーミングアジャスターとトレモロスプリングと弦振動のバランスの関係なのだろうが、トレモロスプリングが弦振動を受けて共振しているようだ。

 

今回改造Pacificaで感じた不具合は、不定愁訴だが1弦24フレットの音が急に死んだり、ローフレットは全体的に共振して音が大きくなっていた。どっかでブ~ンって鳴ってる感じだ。バネが3本平行に掛けられテンションが揃ったスプリングが3本とも共振したとかかな。


さて、トレモロスプリングの共振周波数をズラす措置としては以下が考えられる。

1.スプリングをハの字に掛けるなど掛け方を変える

2.スプリング本数を変える

3.ハンガーのネジを締めてスプリング張力を高める

4.スポンジ等で物理的にスプリング振動を吸収する


スプリングの固有振動数をズラして対処する1~3をしても良いが周波数をズラすだけだし、アーミングアジャスターがあるので1は無理、2は多分テンションが足りない、3はアームダウンが過剰に固くなる。だから4の物理対処が良いのだろう。


私は仮で裏蓋にスポンジを貼りスプリングにあてて振動を吸収させてみた。ダイレクトマウントピックアップに使える固いスポンジでやってみたら、完全に生鳴りのボワボワしてたのが消えデッドポイントも無くなったが、スプリングリバーブ感を完全に殺すのも煌びやかさが減って個性を殺すことにも感じる。そこで手持ちの柔らかいスポンジにしてみたら十分な効果があったので、これでいくことにした。今はイナーシャブロック近くの裏蓋にスポンジを貼ってスプリングにあてているのだが、ハンガー側にスポンジを入れた方が収まりが良いので、その方向で今後調整かなと思う。


デッドポイント対策も終わりチューニングが安定し非常にストレスフリーなので私には合っているように思うが、これがミドルスケールだったら完璧だったかもと思わないでもない。最近はミドルスケールに09-46のテンション感がお気に入りだからなぁ。


とか思っていたらEDWARDS E-MV-125FRという27フレットでミドルスケールでフロイドローズというのがあったが、そもそも現物を見たことが無いなぁ。

https://espguitars.co.jp/product/58681/

あ...厨二病みたいに感じて昔から嫌いだったYamaha RGXシリーズってミドルスケール24フレットでロイドローズ系アームだな。格安でRGX-1212J,RGX-1220J,RGX-812J,RGX-820Jあたりに遭遇したらアリなのかも。

https://guitar-catalog.com/guitar-and-amp/yamaha/1988_8710/jp_03.html

http://junkguitarfactory.web.fc2.com/rgx512j/guitar_035.htm



まぁ何はともあれ、SH-8をリアに積んでセッティング完了したPacifica721DH、リアピックアップ高を控え目にすれば普通にDuncanサウンドで扱いやすい。メインで使うリアにストレスが無いというのが重要ですね。そしてリアピックアップのロゴが、Duncan DesighedからSeymour Duncanにグレードアップされたのも満足wです。もう弄らんと思うので、そろそろフレットすり合わせをしても良いのかもしれないなぁ。

2026年9月18日金曜日

IZUMIひげそり

なんとなく髭剃りが欲しい。拘りもないのでフラッグシップとかに興味が無い。水洗いできてキチンと剃れれば良い。

今まで日立の4枚刃を2代にわたって使っている。時間経過とともに剃り味は落ちるが水洗いできる。2代目はRMH-FR40B、替え刃を買うくらいなら安い新品という消極的理由で買って少なくとも1年以上経っている。まだ替え刃を買ったことは無いが、なんか剃る時間がかかるしアゴ下ゾリゾリが残りがち。今夏は湿度が高かったせいか水洗いした後に生乾き臭がした。かといって石鹸使って洗うと明らかに切れ味が落ちるからぬるま湯洗いで使っている。調べたら日立はシェーバーから撤退したようで今なら替え刃も買えるけど5000円以上かかるし次はない...やっぱ2万以下で買い替えだよなぁ。

色んなオススメを見ると高級機ばかり。国産はラムダッシュ推し、刃数が3枚5枚6枚とラインナップされていて、多分5枚刃くらいじゃないと速く剃れるようにならないだろう。通販売れ筋を見ると、どこのメーカーかしらん安いヤツが上位にあるサイトもあるが、そういうのが本当に売れてるんだろうか。

そんなランキングを見ていてIZUMI(マクセルイズミ)というメーカーを見つけた。メーカーサイトを見たら長寿命刃(サステバ)というのが目に付いた。5年持つ6枚刃モデルが密林で2万以下で買えそう。
https://www.izumi.maxell.co.jp/kaden/products/izf_e863/

コレ良さそう。このクラスだとMade in Japanらしい。今より50gくらい重い250gクラスのようです。ちょっと電器屋さんで見てみようかな。今すぐ必要なわけじゃない。切れ味の悪くなった1代目日立4枚刃を出張用にしていたけど引退させて2代目日立4枚刃を出張用に下し、刃の寿命が長いIZUMIを日常使用にするのもアリだなぁ。

2026年9月14日月曜日

Pacifica 721DH その2

ガルネリウスを見に行った影響で最近は24フレットあるPacifica 721DHで弾いて遊んでます。アルニコ5のリアピックアップ純正状態で使っていますが、あらゆるジャンルに対応可能なバランスの良いサウンドで、やっぱりスタジオミュージシャンに向いているだろうと感じる。フロント・センターはクリアな音で問題ないと思うが、リアはクリア過ぎるかも。なんなんだろうなぁ...この一押し足りない感じ。
リアハムに暴れ感やミッドの押し出し感が欲しいので再びリアを交換してみようと思う。Duncan Desighed HB103に戻すのはつまらないので、使い道がハッキリしないDuncan SH-8をダイレクトマウントしてやろう。SH-8もセッティング次第なのはEpiphoneレスポールで確認済みだが、どうせ売っても二束三文だろうから使った方が良いだろう。

【SH-8】
SH-8をダイレクトマウントするには、ピックアップの足のネジ穴を純正M3木ネジがささるよう拡大することが考えられる。純正ピックアップは6弦側2か所、1弦側1か所の3点止めとなっていて、ピックアップの前後傾きも調整出来るようになっているが、この6弦側2か所の穴の幅はDuncanピックアップ足の幅が足りない。これを2点止めとすると当然ながらピックアップ前後傾き調整が出来ない。
今回はSH-8の足に4点止め用の穴を2mmドリルで開けた。ポンチが無いためコンマ数ミリのずれが気になるが、まぁ実用上問題無いので許容した。次に、ピックアップをギターに置いて固定ネジ穴に1.5mmドリルを差し込みギターに下穴を開けた。ネジはM2の内装化粧板用の木ネジ25mmを使用したが、結果論だけど20mmでも良かったかも。長すぎた気がするのでスペーサー代わりにM3ナットを1個、ワッシャー代わりに挟んでみた。長さ調整を想定しステンネジは避けた買ってきていたので、そのうちニッパーで木ネジの長さ調整をしても良いかもしれない。
ピックアップ裏には、事前に買っていたスポンジを貼り付けて固定してみたが、スポンジ自体が緩かったので、タブレット等の保護に入っていた硬いスポンジ5mm厚を追加した上に緩いポンジという二段重ねにしたら、硬すぎず緩すぎない程度の硬さになった。もっと硬いウレタンスポンジを使う方がスタンダードというか純正相当だろうけど、今はネジの負担も少ないコレで良いかな。ちなみに、SH-8はピックアップ裏にポールピースネジの出っ張りが無くスポンジを貼りやすいので、ダイレクトマウントに向いているかも。
なお購入済みの両面テープ付スポンジはジョイフルエーケーで見つけた300x300x20mmで、エスカッションマウントやピックガードマウントのギターで少しだけピックアップが動きにくくすることを目的に入手していたものなので、ダイレクトマウント用に購入していたものではない。

と言うワケで、ピックアップダイレクトマウントは、元のネジ穴を潰さず且つ傾き調整も出来るように出来るので、 Duncanの足に新規に4つ穴を開けるのがオススメだ。細いM2木ネジを使っても十分な強度を確保できた。ドリルは、電動ドライバーで十分で、刃セットのうち一番細い1.5mmと2.0mmの刃を使った。あとはお好みで硬めのスポンジ等と両面テープが必要かな。
ただし、スムーズな傾き調整を重視するなら純正M3木ネジのように3点止めが最高だとも感じた。3点なら各ネジを遊ばせることなく手軽に傾き調整が出来るのも事実です。固定だけを考えれば3点が合理的で、どっかのネジが遊ぶことが無いのですよ。なお、純正M3木ネジというのはDuncanピックアップ足の左右端に開けるのはスペース的にナーバスなので、M2木ネジが良いと思う。

配線だが、Pacifica 721DHのハムはミックス時にオートタップされる。普通の5Wayスイッチのセレクター側はDuncan(黒)、オートタップ側はDuncan(赤白)を接続し、Duncan(網線)と(緑)をフロントピックアップの(網線)と接続した。通常は網線をグランドというかポット裏にハンダ付するが、コイツはどこにも接続されてなくて謎だ。どっかでグランドに落ちているんだろうw。だが、これで正常に鳴る。ちなみにポットは、ボリュームにA500k、トーンにB250kとなっている。コンデンサはハムバッカー用の0.022μF。これらも謎だw。ただし、過去にトーンポットを壊した時にポット交換し、ついでに0.022μFオレンジドロップを装着したまま、今回も使い続けている。全バラすれば、配線の考え方、アースの取り方、導電塗料がどこまで塗ってあるか分かるんだろうけど、調子が良いのでノーマル配線を尊重し、最低限のイジリとした。 

【アーミングストッパー改造】
ついでですが、アーミングストッパーを自作のものからMusiclilyで買ったものを少々改造して取り付けた。純正が普通の鍋頭のM2木ネジ固定なんだが、このネジ頭がスプリングに干渉する。なので、手持ち皿ネジタイプのM2.3木ネジを使うためにネジ穴を2.5mmドリルで拡大し、4.5mmドリルで皿ネジの受けを作った。これでトレモロスプリング3本でバランスが取れるようになるし、頑張ればアームアップも可能となった。スプリング調整次第だが、チョーキング時にアームダウンされることが無いところ...2弦の1音チョーキング+ビブラートでもブリッジが動かないところで調整した。 
【指板インレイステッカー】
更についでですが、半年前に買ってあった指板インレイステッカーを貼ってみた。2000円少々と考えれば悪くない遊びだった。ウェットティッシュで指板を綺麗に拭いてから貼ってみましたよ。アーミングストッパーとステッカー貼り付けに3時間ほどかかったw。指板をまじまじと見たらフレットも結構減ってるねぇ。そろそろフレットすり合わせをしてクラウンを整えたほうが良いかもと思った。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00NSETHLI?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title
【完成】
完成したのでSH-8のピックアップ高さを調整し、音量バランスを取るようにした。高めとも言えないが低めでもない微妙なところ...思っていたより高めのセッティングに落ち着いた。ローゲインもハーフトーンも使え、SH-8は見た目に反して汎用性の高いピックアップであることを再確認した。見た目で敬遠されそうなSH-8だが、普通に使っていい「Duncan」ピックアップだと思う。なお、SH-8にはトレムバッカー仕様が存在せず狭いポールピース幅しかないが、ポールピースが巨大なのでデッドになることが無いらしい。
ついでにトラスロッド調整もしたしブリッジの高さも微調整した。これでPacifica 721DHのリフレッシュ作戦は概ね完了。あらためて良いギターだと思った。

【余談】
実はスーパーストラト系を新たに買おうか考えていた。何というのかな...体に疲れがあった時に、椅子の背もたれにもたれつつ24フレットでしっかりしたギターを弾きたいと思ったのだ、持ってるのにねw。Edwords Forest(ネック折れ補修あり)とかIbanez RG550(1980年代末頃)とかCharvel(1980年代の日本製)とか触る機会があったのだが、うちのPacificaと比べて明らかに良いなら買っても良いのかなと思ったのだが、結局はピンとこなかったので辞退?お断り?した。