2026年9月14日月曜日

Pacifica 721DH その2

ガルネリウスを見に行った影響で最近は24フレットあるPacifica 721DHで弾いて遊んでます。アルニコ5のリアピックアップ純正状態で使っていますが、あらゆるジャンルに対応可能なバランスの良いサウンドで、やっぱりスタジオミュージシャンに向いているだろうと感じる。フロント・センターはクリアな音で問題ないと思うが、リアはクリア過ぎるかも。なんなんだろうなぁ...この一押し足りない感じ。
リアハムに暴れ感やミッドの押し出し感が欲しいので再びリアを交換してみようと思う。Duncan Desighed HB103に戻すのはつまらないので、使い道がハッキリしないDuncan SH-8をダイレクトマウントしてやろう。SH-8もセッティング次第なのはEpiphoneレスポールで確認済みだが、どうせ売っても二束三文だろうから使った方が良いだろう。

【SH-8】
SH-8をダイレクトマウントするには、ピックアップの足のネジ穴を純正M3木ネジがささるよう拡大することが考えられる。純正ピックアップは6弦側2か所、1弦側1か所の3点止めとなっていて、ピックアップの前後傾きも調整出来るようになっているが、この6弦側2か所の穴の幅はDuncanピックアップ足の幅が足りない。これを2点止めとすると当然ながらピックアップ前後傾き調整が出来ない。
今回はSH-8の足に4点止め用の穴を2mmドリルで開けた。ポンチが無いためコンマ数ミリのずれが気になるが、まぁ実用上問題無いので許容した。次に、ピックアップをギターに置いて固定ネジ穴に1.5mmドリルを差し込みギターに下穴を開けた。ネジはM2の内装化粧板用の木ネジ25mmを使用したが、結果論だけど20mmでも良かったかも。長すぎた気がするのでスペーサー代わりにM3ナットを1個、ワッシャー代わりに挟んでみた。長さ調整を想定しステンネジは避けた買ってきていたので、そのうちニッパーで木ネジの長さ調整をしても良いかもしれない。
ピックアップ裏には、事前に買っていたスポンジを貼り付けて固定してみたが、スポンジ自体が緩かったので、タブレット等の保護に入っていた硬いスポンジ5mm厚を追加した上に緩いポンジという二段重ねにしたら、硬すぎず緩すぎない程度の硬さになった。もっと硬いウレタンスポンジを使う方がスタンダードというか純正相当だろうけど、今はネジの負担も少ないコレで良いかな。ちなみに、SH-8はピックアップ裏にポールピースネジの出っ張りが無くスポンジを貼りやすいので、ダイレクトマウントに向いているかも。
なお購入済みの両面テープ付スポンジはジョイフルエーケーで見つけた300x300x20mmで、エスカッションマウントやピックガードマウントのギターで少しだけピックアップが動きにくくすることを目的に入手していたものなので、ダイレクトマウント用に購入していたものではない。

と言うワケで、ピックアップダイレクトマウントは、元のネジ穴を潰さず且つ傾き調整も出来るように出来るので、 Duncanの足に新規に4つ穴を開けるのがオススメだ。細いM2木ネジを使っても十分な強度を確保できた。ドリルは、電動ドライバーで十分で、刃セットのうち一番細い1.5mmと2.0mmの刃を使った。あとはお好みで硬めのスポンジ等と両面テープが必要かな。
ただし、スムーズな傾き調整を重視するなら純正M3木ネジのように3点止めが最高だとも感じた。3点なら各ネジを遊ばせることなく手軽に傾き調整が出来るのも事実です。固定だけを考えれば3点が合理的で、どっかのネジが遊ぶことが無いのですよ。なお、純正M3木ネジというのはDuncanピックアップ足の左右端に開けるのはスペース的にナーバスなので、M2木ネジが良いと思う。

配線だが、Pacifica 721DHのハムはミックス時にオートタップされる。普通の5Wayスイッチのセレクター側はDuncan(黒)、オートタップ側はDuncan(赤白)を接続し、Duncan(網線)と(緑)をフロントピックアップの(網線)と接続した。通常は網線をグランドというかポット裏にハンダ付するが、コイツはどこにも接続されてなくて謎だ。どっかでグランドに落ちているんだろうw。だが、これで正常に鳴る。ちなみにポットは、ボリュームにA500k、トーンにB250kとなっている。コンデンサはハムバッカー用の0.022μF。これらも謎だw。ただし、過去にトーンポットを壊した時にポット交換し、ついでに0.022μFオレンジドロップを装着したまま、今回も使い続けている。全バラすれば、配線の考え方、アースの取り方、導電塗料がどこまで塗ってあるか分かるんだろうけど、調子が良いのでノーマル配線を尊重し、最低限のイジリとした。 

【アーミングストッパー改造】
ついでですが、アーミングストッパーを自作のものからMusiclilyで買ったものを少々改造して取り付けた。純正が普通の鍋頭のM2木ネジ固定なんだが、このネジ頭がスプリングに干渉する。なので、手持ち皿ネジタイプのM2.3木ネジを使うためにネジ穴を2.5mmドリルで拡大し、4.5mmドリルで皿ネジの受けを作った。これでトレモロスプリング3本でバランスが取れるようになるし、頑張ればアームアップも可能となった。スプリング調整次第だが、チョーキング時にアームダウンされることが無いところ...2弦の1音チョーキング+ビブラートでもブリッジが動かないところで調整した。 
【指板インレイステッカー】
更についでですが、半年前に買ってあった指板インレイステッカーを貼ってみた。2000円少々と考えれば悪くない遊びだった。ウェットティッシュで指板を綺麗に拭いてから貼ってみましたよ。アーミングストッパーとステッカー貼り付けに3時間ほどかかったw。指板をまじまじと見たらフレットも結構減ってるねぇ。そろそろフレットすり合わせをしてクラウンを整えたほうが良いかもと思った。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00NSETHLI?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title
【完成】
完成したのでSH-8のピックアップ高さを調整し、音量バランスを取るようにした。高めとも言えないが低めでもない微妙なところ...思っていたより高めのセッティングに落ち着いた。ローゲインもハーフトーンも使え、SH-8は見た目に反して汎用性の高いピックアップであることを再確認した。見た目で敬遠されそうなSH-8だが、普通に使っていい「Duncan」ピックアップだと思う。なお、SH-8にはトレムバッカー仕様が存在せず狭いポールピース幅しかないが、ポールピースが巨大なのでデッドになることが無いらしい。
ついでにトラスロッド調整もしたしブリッジの高さも微調整した。これでPacifica 721DHのリフレッシュ作戦は概ね完了。あらためて良いギターだと思った。

【余談】
実はスーパーストラト系を新たに買おうか考えていた。何というのかな...体に疲れがあった時に、椅子の背もたれにもたれつつ24フレットでしっかりしたギターを弾きたいと思ったのだ、持ってるのにねw。Edwords Forest(ネック折れ補修あり)とかIbanez RG550(1980年代末頃)とかCharvel(1980年代の日本製)とか触る機会があったのだが、うちのPacificaと比べて明らかに良いなら買っても良いのかなと思ったのだが、結局はピンとこなかったので辞退?お断り?した。

2026年8月31日月曜日

X205TAでMX Linux(Xfce,64bit)

Windows10終了とともに埃をかぶっていたX205TA、HDD(eMMC)の暗号化云々が出てWindows10が起動しなくなって放置されていた。仮にWindows11が入ったとしても実用にならんスペックなので、簡単にLinux端末と出来ないか考えていた。

X205TAはAtom Z3735F、メモリ2GB、eMMC 64GBという仕様で、乱暴な例えだが性能はラズパイ4未満ラズパイ3以上だと思う。ラズパイ3B+よりメモリが多いからVNC端末としてなら使えそうなので、Linuxがセットアップできれば活用の機会はあるように思う。

というワケで、お手軽に導入できるLinuxを探したら、2028年頃までサポートされているMX Linux(Xfce,32bit)が見つかり、あっさりインストールできWiFiとUSBの動作確認は出来た。最新版に32bit版が無いこと考えると欲が出るもので、引き続き最新64bit版のインストールに挑戦した。そしたら、32bitUEFI用ファイルのコピー等も全く不要で、あっさり起動出来てしまいましたよ。

具体には「MX-25.2_Xfce_x64.iso」のライブイメージをRufasでUSBに焼いて、電源入れたらESC連打でUSBからライブ起動し、ライブ起動したMX LinuxのメニューからHDD(eMMC)にインストールできました。これでX205TAは、少なくとも2030年6月まで使えることになった。現時点最新のDebian13(Trixie) 64bit版が動いたので、次のDebian14(forky)でもMX Linuxなら動くんじゃないかと期待してます。

https://mxlinux.org/previous-releases/

VNC Viewerが欲しいので、Windows環境で慣れてるRealVNC Viewrを使おうと思ったのだが何時の間にか有料っぽくなったようです。しょうがないのでTigerVNCを入れ、「IPアドレス:5900」で無事にラズパイに接続できました。TigerVNCで重要なのが、全画面したりしなかったりはF8キーで切り替え画面が出る点だ。ちなみにラズパイのヘッドレス解像度は1366x768に設定しているので、X205TA全画面で丁度良い解像度だ。

TigerVNCとFirefoxが使えるようになったので日本語入力も入れました。WiFiも繋がるし、音も出ているし、普通に使えるようになった。Bluetoothマウスが繋がらないけど、それは追々考えるか。当面はUSBマウスで使うことにしよう。

とりあえず、Firefox使ってAmazonでお買い物したりGoogle Keepにメモしたり、VNCでラズパイを操作したりと、サクサクではないが概ね実用的速度でX205TAが使えていますよ。

と言うワケで、UbuntuとかMintとかグラフィカルで綺麗なLinuxデスクトップも触ってきたけど、今後はMX Linuxに軸足を置いても良いかなと思った。

【SysVinitからsystemdへ切替」  

軽そうなSysVinitでインストールしたんでsystemdにしてなかった。ラズパイでも使ってるsystemdに切り替えた方が追々楽だろうね。やり方は以下。



MX Linuxでは、システムを壊すことなく安全にsystemdへ切り替えるツールが標準搭載されています。

■MXツールボックスを開く

アプリケーションメニューから「MX Tools(MX ツールボックス)」を起動します。

■ 起動設定を開く

ツール一覧から「MX Boot Options(MX 起動設定)」を選択します。

■ systemdを有効化する

「Enable systemd(systemdを有効にする)」のチェックボックスにチェックを入れます。

■ 設定を保存して再起動する

「適用」または「保存」をクリックし、PCを再起動します。

2026年8月14日金曜日

BOSS EV-1-WL

数か月前にBOSSのBluetooth対応ボリュームペダルを買った。それから、GT1000COREとの接続設定がイマイチ分からず置物となっていた。解決したのでメモに残す。

EV-1-WLの特徴は普通のボリュームペダルとしては使い物になりません。なんせ、インプットもアウトプットもありません。Bluetoothと有線のMIDIに対応しています。

最近の流行りに則ってTRS-MIDIという線で接続できるのだが、ようはステレオミニプラグだ。これが片方がMIDI端子だと配線の規格が云々とか問題があるのだが、ペダルも親の機材も両方がTRS-MIDI端子だった場合、普通にステレオミニプラグのケーブルで接続すれば良いはずです。私は実際にオーディオ機器とスマホヘッドホン端子を繋ぐステレオミニプラグの100cmケーブル(100均w)で正常に動作してます。はい、私はBOSSの1800円くらいのMIDIケーブルをケチったのですw



まぁコレだけだと何だかなぁと思うかもしれませんが、EV-1-WLには手持ちのBOSS FS-6が繋げられます。繋げた状態でMIDI化して親の機材(GT-1000CORE)に接続出来ます。つまり、EV-1-WLとFS-6をTRS-MIDIケーブル1本でGT-1000COREに接続できるようになります。少し配線がスッキリします。

更に言えば、EV-1-WLはボリュームペダルとして機能するほか、全開の先にスイッチが付いていて、設定次第でボリュームペダルとワウペダルを1台で賄えます。踏み込んだらONになるワウと同じスイッチですね。

というワケで、GT-1000COREが更に便利に使えるようになるワケです。それでいてGT-1000より大幅に軽くコンパクトなのが良いですね。
今回はついでにチューナー兼バッファをGT-1000CORE前段に配置しました。無音にしたかったり、ギターを交換したかったりという時にはチューナーを起動させればOKという使い方です。これで自宅エフェクター環境は完璧かなと思います。現時点ではGX-1を買うより、こっちの方が私に都合が良いです。


BOSSの製品サイトでの以下情報が設定のカギになった。
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EV-1-WL Editorで設定可能な機能一覧
iOS/Android用の専用アプリEV-1-WL Editorを使用することで、以下の項目を設定できます。
エクスプレッション・ペダル(オン)—CC# 1-127, value 0-127
エクスプレッション・ペダル(オフ)—CC# 1-127, value 0-127
つま先部のスイッチ(EXP SW)—CC# 1-127, value 0-127
外部フットスイッチ 1(CTL1)— CC# 1-127, value 0-127
外部フットスイッチ 2(CTL2)— CC# 1-127, value 0-127
MIDIチャンネル—1-16
エクスプレッション・カーブ—Normal, Slow1, Slow2, or Fast
EXP SW/CTL1/CTL2 モードの挙動—ラッチ、モーメンタリー
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今設定されている内容をBOSS EL-1-WLアプリで見ると
MIDI CH  → CH1
EXP(OFF) → CC#11
EXP(ON ) → CC#1
EXP SW   → CC#82
CTL1     → CC#80
CTL2     → CC#81

つまり以下の設定をGT-1000COREにすれば動くはず。
EV-1-WL 爪先スイッチEXP OFF時、ボリューム→CC#11
EV-1-WL 爪先スイッチEXP ON 時、ワウ→CC#1
EV-1-WL 爪先スイッチ、ワウON/OFF→CC#82

事前情報で、このMIDI設定はパッチ毎に作成する必要がある。
逆に言えば、1個パッチを作って、それをベースに増殖させればいいワケです。

というワケで完成したのが以下です。

本当はME-90単体でコレに近いことが出来れば、それが家庭用最上級と思ってます。ME-90に足りないのは、ボリュームペダル位置を最前段に移動出来てミニマムボリュームが設定出来れば...だけですかね。代替案はボリュームペダルをME-90前段につなぐという使い方かな。あとはX-OPTIMAが追加されてほしいけど要望もキリがないよね。