2023年7月31日月曜日

MicroSD 1TB

 2018年10月に買ったMicroSD 200GBをAndroidスマホで使用しているのだが、1TBなMicroSDが納得の価格帯になってきたので交換するか悩んでいる。1TBとかの大容量になってくると書き込み速度も気になってくる。価格コム調べだと以下のような感じ。

・SanDisk Ultra 512GB:約4千円、SeqWrite:20~30MB/s
・SanDisk Ultra 1TB:約10千円、SeqWrite:20~30MB/s
→150GBを書き込み25MB/sで1時間42分かかる。
・SanDisk Extream Pro 512GB:約7千円、SeqWrite:130MB/s
・SanDisk Extream Pro 1TB:約15千円、SeqWrite:130MB/s
→150GBを書き込み100MB/sで25分かかる。

引っ越しデータを150GBとして見積もった結果だが、雲泥の差だね。WiFi経由でNASからデータコピーするならSeqWrite:20~30MB/sで十分だが、大容量の引っ越し等を考え速度の遅いUltraはやめようと思った。近所のツクモには、SanDiskのUltraとExtreamとExtream Proが売っているが、Extream Proと速度も大差ないSanDisk Extream 1TBを約1.4万で買ってきた。

MicroSD 200GBをPCに差してデータを引っこ抜くことにしたのだが、早速不測の事態が起きた。頻繁にWindows 11が読み取りエラーを吐いた。再度コピーをすると無事にコピー出来るのだが、調子が悪いね。
Linuxの方が安定しているかと考えラズパイでコピーしたら大分マシだったが、それでもコピーエラーが発生し、「ファイルのsplice中にエラーが発生しました。入力/出力エラーです。」「~~ファイルを開くときにエラーが発生しました。許可がありません。」という感じ。
もしかしたらMicroSDの劣化なのかもしれない。結局、エンタメファイルはNASに元ファイルがあるので無理にバックアップせず、過去のカメラデータ等のみバックアップした。エラーが出たファイルは手作業で再度コピーした。

次に、1TB MicroSDをRedmi Note 11に刺し、スマホをPCにUSB接続し、取り急ぎ必要なものだけコピーした。新しいMicroSD 1TBはアライメントがズレたら面倒なので、デフォのフォーマットのまま。
今後、ゆっくりデータ追加していこうと思う。結局、NASにデータをまとめ、FolderSyncでWiFi経由でコピーかな...そうなるとMicroSD書き込み速度なんて関係なくなるわけだけどねw

2023年7月28日金曜日

NUX MG-30 Part 2

前回、OKKO DOMINATORとMG-30を組み合わせてみたわけですが、ちょっと気になることがありました。まず、用意した機器は以下です。 ①MG-30 ②KORG Pitchblack X ③OKKO DOMINATOR ④BOSS FV-300H 最初のテスト接続は以下のように行った。 G─④─③─①→ヘッドフォン出力   │   └TunerOUT─② これだとMG-30内のノイズキャンセラーやコンプの前にOKKOが来るヘンテコな繋ぎ方ですが、ギター→OKKO→アンプというようなシンプルな接続イメージで、まず音を確認する...というのにはお手軽と言えます。SEND/RETURNが無いマルチエフェクターに外部の歪み系エフェクター等を繋ぐ場合に相当しますね。 次に本番接続。 G─④─①SEND─③─①RETURN→ヘッドフォン出力   │   └TunerOUT─② この接続にしたら、OKKOセッティングを弄ってないのに音ヌケが悪くなったような気がした。そこで構成を考え直してみることにした。 先頭のバッファー(ローインピーダンスに変換する機能)が最も音ヌケ(音質)に影響を与えると言われている。様々なエフェクターにもバッファーは搭載されているので、生音は先頭エフェクターのバッファーを通した音になると考えたら分かりやすいだろう。 手持ちのKORG Pitchblack Xには評判の良いバッファーが搭載されているので、それを先頭に持ってきて音ヌケ改善を図ることにした。KORG Pitchblack Xを通した音をクリーントーンで確認してみたら、音の輪郭がハッキリしました。なるほどねぇ。ギター出力は、なるべく早くノイズ影響の少ないローインピーダンスに変換しちゃった方が楽らしい。この変換時に音質に影響があるから、なるべく好みのローインピーダンス変換機器を先頭に持ってこいということか。 KORG Pitchblack Xを先頭に持ってくるため、ローインピーダンスなペダルYAMAHA VP-50STを中古で買ってきました。BOSSのペダルより安くて軽かったですw チューナー・バッファを最初に通すセッティングは以下です。 ①MG-30 ②KORG Pitchblack X ③OKKO DOMINATOR ⑤YAMAHA VP-50ST G─②─⑤─①SEND─③─①RETURN→ヘッドフォン出力 音ヌケだけじゃなくボリュームペダルの効きも良くなった気がします。アンシュミはTWIN RVB(Fender Twin Reverb)に変更、クランチサウンド~ギターボリュームを絞ってクリーンサウンドというセッティングにしてみました。リードサウンドはCTLボタンによるSCEAN2への切り替えで、SEND前にT SCREAM(Ibanez TUBE SCREAMER)追加でブーストしつつ、RETURN後に6-BAND EQ(BOSS GE-6)追加で音質音量調整してOKKOの癖を少し消してリードサウンドを作りました。 また、SCEAN3ではSCEAN2からOKKOをキャンセルするようにしてクランチでリード用のイコライザー・コーラス・ディレイ適用サウンドも出せるようにしてみました。SCEAN3への切り替えはCTL2を2回押しなので、滅多に使わないと思うけど。 Scene機能について、違いを見てみよう。 NUX MG-30 ・エフェクターのON/OFFのみ BOSS GT-1 ・エフェクターのON/OFF ・アンプゲイン等の数値を変更(ゲインアップや出力アップが可能) どちらもバッキングサウンドに対し、リードサウンドに必要な要件は、ようは単音で抜ける音になれば良いと考えているので、NUX使用時は以下のように接続している。 【バッキングサウンド】 Pitchblack X:バッファ VP-50ST:ボリューム NUX-input ノイズキャンセラー:NUX Send:NUX OKKO Dominator Return:NUX アンシュミ:NUX リバーブ:NUX 【リードサウンド】 Pitchblack X VP-50ST NUX-input ノイズキャンセラー:NUX T Screamer(ミッドブースター):NUX Send:NUX OKKO Dominator Return:NUX アンシュミ:NUX 6BandEQ(音量UP、イコライジング):NUX コーラス:NUX ディレイ:NUX リバーブ:NUX 一応ね、私の考え方。 【バッキング】 ・アンシュミだけで生音~軽いクランチ程度のサウンドを決める。 ・おまけで軽くリバーブかける。 ・コンパクトエフェクターで、リードに使わない前提でゲイン・トーンを決める。 ようは、アンシュミとコンパクトエフェクターでバッキングサウンドを決めちゃう。イコライザーは使わない。 【リード】 ・バッキングに対し、コーラス・ディレイを足す。 ・次にミッドブースター。マルチ内のTubeScreamer,SD-1,BD-2あたりをコンパクトエフェクターの前に入れ、中音に寄せたリードサウンドとしつつ、ボリュームとゲインでリードサウンドに仕立て上げる。ゲイン上げすぎずに伸びやかなサウンドというのを重視して、多少耳に痛い音域があってもOKという前提で作ります。 ・アンシュミの後にイコライザーを入れ、耳に痛い音域、伸びの足りない音域を足し算引き算します。 ・イコライザーでリードサウンドの音量を決めます。 ここまで使い込んでみて思ったのは、メインで使いたい歪みエフェクターがあるのでSEND/RETURNがあるコンパクトなマルチエフェクターが欲しいというニーズに応えるものがMG-30ですが、SCEANチェンジ機能・PC接続安定性を考えるとイマイチという印象。多分分かりやすい(弄りやすい)という1点だけで評価されているんじゃないかと思う。 http://autergo.blog.shinobi.jp/%E6%89%80%E6%9C%89%E6%A9%9F%E6%9D%90/nux%20mg-30

2023年7月6日木曜日

オフィスソフト

ここ何年も個人用EXCEL・WORDはオンラインで事足りるので調達していなかった。確かに事足りるのだが、オンラインのみということは個人情報が常にMicrosoftサーバにあるわけで、それをどう考えるかなんだよね。というワケで、私は一手間かかってもローカルにパスワードかけたファイルで保存しておきたいと考えた。具体に何かっていうと、実家をたたむ際に作成した個人的な文書テンプレと出納管理とかなんだけどねぇ。まぁ他にもあるけど。

というワケで、WindowsのPortable App版もあり、ラズパイでも使えるLibreOfficeに移行してみることにした。なお、Android環境でも何種類かアプリがありそうだ。AndrOpen Officeとか。

https://ja.libreoffice.org/

ちなみに、Apache OpenOfficeとLibreOfficeとどっちが良いの?と聞かれたらLibreOffice。Libreの方が後継という扱いで、現在も開発が活発と言われている。逆にApacheは開発自体は2011年に終了しメンテナンスモードっぽいですね。ただ、Apacheはどっかの国の自治体でも使っているハズで、だからメンテナンスだけはされているのだろうと思う。

久しぶりにCalcを弄ってみたが懐かしい雰囲気だ。MSオフィスがリボンインターフェースに改悪される以前っぽい。簡単な出納帳作成であれば、EXCELと数式も変わらないので無問題だった。自分のスキルレベルや使用用途が分かっていて自己完結で使う分にはLibreOfficeは良い選択肢だと思う。どっちが良いか判断がつかないレベルなら、素直に金払ってEXCELって感じですかね。口座番号等は記入しない小遣い帳レベルなら、スマホ・PCブラウザで弄れるしGoogleスプレッドシートが便利だと思う。

あとはAcrobat Readerを使っていたが、ビューアなのにディスク容量を0.5GBも消費するのが納得いかなかった。だが、Microsoft EdgeでPDFを見るのがとても良いことに気づいたので、家庭用途にPDFビューアの追加インストールは不要だと思った。FirefoxでPDFリンクをクリックしたらEdgeでPDFが開かさるwという挙動がいい感じです。

2023年7月3日月曜日

Q-4 壁紙的なもの

プチ改造されたQ。ピックガードの黒色が、ボディの青緑色(Sea Foam Green Matte)の組み合わせが微妙なので、色を変えようと思う。というワケで、さっそく改造だ。

①リメイクシート
ストラトのボディ青緑色の場合、ピックガードは白だと思うので、それなら違和感がなかったのかもしれませんね。で、折角色を変えるなら、出来ればべっ甲調かなと考えていたが、ホームセンターや100均にべっ甲調リメイクシートは見つからず、大理石調は心躍らず、色合い的に妥協できる皮調のものを買ってきた。合皮リメイクシートだと擦れに超弱いので、全面ビニールの「リメイクシート(レザー調、ブラウン、90cm×30cm)」だ。

②ついでに買ったもの
今後も絶対使う道具を追加購入した。オルファのカッター替刃(大)10枚入、折った刃を入れるケース、カッター用アルミ定規、デザインナイフ、カッター台を買ったのだが、もっと早く買っておくべきだったなぁと思った。
ちょっと変わり種として今回用意したのが「ギター工作時にネックを置く枕的なもの」にするためのクッション材「安心クッション カマボコ BK」だ。長さ40cmのものを、3cm、5cm、10cm、20cmというようにカットし、ギターを机の上に置くときのクッション材とした。お店でも、ギターの弦をはったり掃除する時に、ヘッドに変な力がかからないようネックを枕に置いて作業してますよね。あれ風なものです。ギターを裏返してキャビティ作業する用途にも対応できるよう多様な長さでカットしてみた。部品が凹凸してる機器を台に置いて作業する時に、とても便利です。
早速、ボディ裏のキャビティを開けて配線を見るのに使ってみたら、大変便利でした。弦と指板の間に布(ボディを拭くヤツでOK)を挟んでからネッククッションを使うと尚良いでしょう。

③リメイクシートを貼る
カッター台もカッター用アルミ定規もあり、カッターの刃も新鮮なところで、リメイクシートをピックガード+1cm程度の四角に切った。次に、シート粘着面を上向きに置き、その上にピックガードを載せて軽く圧着したら、デザインカッターで糊代を残すイメージで余計な部分をカット。糊代部分は放射状に切り込みを入れピックガードの曲線に追従できるようにしておき、シートを貼りつけていきます。糊代が三重以上に分厚く重なる部分は適宜カットした。ネジ穴は、目打ちで穴あけして終了です。シートはビニール製で柔軟性があるので、下手にカットしない方が綺麗に仕上がります。
これら作業は、普通のカッターでも全然構わないのだけれど、デザインナイフの方が細かい作業に向いているし曲線カットも断然気持ち良いです。でかいカッターで1cmくらいの糊代に切り込みを入れるのは気を遣いますが、デザインナイフなら楽勝です。
お手軽作業の割には綺麗に出来たと思う。汚くなったり飽きたらリメイクシートを剝がしてもいいし、貼り換えても良いだろう。




④弦交換
残るカスタム「ボリュームポットをAカーブに交換」は、今の綺麗な配線を見たら弄る気が失せたので、Qのカスタマイズは、ひとまず完了とした。というワケで弦交換だ。

実はダウンチューニングにも対応出来るよう低音弦を太目にしてみたらどうかと思い、初期弦10-46の状態からプレーン弦だけ09セットの使い古しに交換して似非09-46としてテストしていたんだけど、弦張りっぱなしでのネック負担や演奏時の指への負担を考え、やはり私は09-42かなと思った。というわけで、在庫していたエリクサー,OPTIWEB,09-42に交換しました。これが切れるまでの様子を観察してみようと思う。

ちなみに、ダダリオのノン・コーティング弦とエリクサーOPTIWEBとエリクサーNANOWEBを手持ちギターで混在して使っていて気付いたのだが、OPTIWEBだとノン・コーティング弦のギターから持ち替えても違和感が少ないように感じたが、逆にNANOWEBの滑りの良さも全然アリだなと思うようにもなった。NANOWEBならフィンガーイーズのスプレーを吹いたような感じが長期間味わえるわけです。まぁ個人の趣味嗜好だけど、わざわざ高いOPTIWEBを選ぶ理由が私には無いので、次買うならNANOWEBかも。

⑤弾いてみた
Qが概成したので録音してみた。色々考えたのだが、結局は最近興味が湧いている人間椅子 恐怖の大王を弾いてみた。チューニングを下げていったら人生初の全弦1.5音下げの6弦C♯からなるチューニングになった。弦のテンションはペロペロです。バッキングを概ね耳コピしたところで時間切れ、ギターソロ適当で録音した。このタイミングで録音しないと、次に録音するのが何時になるか分からなくなるんで、録音したものに写真一枚をくっつけてYouTubeに上げました。
https://www.youtube.com/watch?v=kBA8u997bjU

元音源を左に20%寄せ、私のギターIbanez Q54を右に20%寄せてます。Ibanez Q54の音?が聞こえるよう音量調整してます。ちなみにYouTubeは、著作権がダメなら非公開になるしOKなら公開できる。著作権のことはYouTubeに丸投げできるので楽ですね。ちなみに今回の曲は「著作権で保護されたコンテンツが見つかりました。著作権者はYouTubeでのコンテンツ使用を許可しています。」となっています。このへんの塩梅は、レコード会社とGoogleの契約次第なんでしょうね。

私はIbanez Q54(ロングスケール)とGibson Flying V(ミドルスケール)で09-42弦1.5音下げにしてみたが、どちらのギターもチューニングが合わせにくいし、ちょっとしたことでシャープしがちでした。ホントかウソか分かりませんが、トニーアイオミの1.5音下げチューニングもGibson SG(ミドルスケール)で09-42らしいので、実用出来るギリギリなんだろうとは思う。人間椅子 和嶋さんはGibson SGで、ダウンチューニング用は10-52弦を使ってテンションを確保しているようだ。
今回のエフェクターはNUX MG-30です。BOSS GT-1ではSD-1(BOSS SD-1)+MS1959、MG-30ではT-SCREAM (Ibanez Tube Screamer)+JCM800という感じで似たような感じになっている。

というわけで、Ibanez Q54ですが、普段はAlterスイッチONで疑似フロントハムとリアハムを切り替えて使ってますよ。この疑似フロントハムサウンドが想像以上に良かったです。あと、AlterスイッチOFFで出るシングルコイルのセンターも良い音でお気に入りですね。
様々なモードで実用的な音が出て、ほかのギターと持ち替えても違和感ないストレートフレットとネック太さ、座っても立っても弾きやすいボディバランス、手頃な価格と実用的なギター精度、とにかく軽くてコンパクト、オクターブチューニングや弦高調整などのメンテナンス性も良好...良さを言葉にするとこんな感じだが、Ibanez Q54は長く愛着を持って使えそうです。Ibanez Q54とコンパクトマルチエフェクターの組み合わせが最強すぎるわ。