2024年8月16日金曜日

LEKATO WS-60

リサイクルショップを回っていたら、ギターワイヤレスのLEKATO WS-60を見つけた。半値くらいだったからお試しで買ってきた。こいつの面白いところは、ギターワイヤレスと言いながらステレオ対応な点だ。なんだったらスマホ音声をBluetoothより小さい遅延で飛ばせるわけです。

https://lekatodeal.com/ja-jp/products/lekato-2-4ghz-wireless-guitar-system-transmitter-receiver-1-4-1-8-plug

すでに家にXviveがあるわけで、現実問題こいつの出番は無いw。使えそうなら、Xvive延命のため、ラフに弾く時に使うくらいかな。というワケで使用感を言ってみよう。

音質云々の前に遅延が気になってしまった。「12ms未満のレイテンシー」とサイトに書かれているが本当だろうか。ちなみにXviveは「レイテンシー : 6ms未満」と書かれていて、実際にレイテンシーが気にならなかった。

遅延をどういう時に感じるのかというと、クリーンのパキッとした音などは弦を弾いた瞬間に音が出ないと気持ち悪いじゃない...そういう時にLEKATOは遅延が気になります。歪みで潰れてアタックの瞬間が曖昧な音だと分かりにくいと思いますが、生音だとキツイですねw。連続して耳で聞きながら演奏する場合、きっと人間側が若干食い気味にピッキングして補正してしまうんじゃないかと思われ、演奏に変な癖がつきそうな気がしますね。ロングトーンをまったり弾くだけなら、あまり気にならないかもしれませんが、オススメできるものではないですね。

というワケで、メインで使われることは無いアイテムとなりました。Xviveが壊れた時の繋ぎ用ですかね。
なお、中古で買ったらモノラル用変換端子が無かったので、ステレオのまま刺してますがギターで使えてます。もしモノラルモードがあるとしたら、その場合は遅延が半分になるとかあるのかもしれませんが、私には検証のしようがありません。

LEKATOの良い悪いは私は判断をしませんが、安いのは確かです。何となく使えれば良いなら使えるのかもしれないけど、リズムに合わせて遊ぶのがギターだと思うので、あまり遅延の大きいものはオススメしません。製品によってレイテンシーは様々なので、安物買いの銭失いにならないよう、よくよく調べて買いましょう。そうそう、ワイヤレスには有線ケーブルと比べてハイ落ちや音質変化があるかどうかも一つの判断指標だと思うので、実機テストしてから買えると良いですね。

激安中華を買うなら遊びで買いましょう。使えたらラッキーくらいでね。

0 件のコメント: