2021年2月7日日曜日

USB Type-C仕様

 自宅で使っている機器のUSB仕様が分からなくなる時がある。

まずはUSB3.2 Gen1ってなんだ?ってところから。結局、USB3.0→USB3.1 Gen1→USB3.2 Gen1と改名されただけだった。
https://www.tsukumo.co.jp/bto/parts/parts_usb3_2.html

次に、USB Type-Cとは何が出来るのか。
https://www.shujima.work/entry/2018/12/08/011441#%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89

そして手持ちUSB Type-Cを持つPC等についての疑問整理

eX.computer note N1422K-720/T
テレワークで使っているノート。仕様確認したらUSB3.2 Gen1だった。Type-C端子も同じらしい。「USB Type-Cポートは、Thunderbolt 3、USB PD、Alt Modeには非対応」...ようは単なるUSB3.0のようで、Alternative Modeが無い≒映像出力対応していないんだろう。
https://thehikaku.net/pc/msi/20modern14.html

Lenovo Ideapad Duet Chromebook
USB Type-Cが1個しかなく、コレで充電から何から何まで対応するという仕様だが、このUSB規格が一体何なのか分かりにくい。USB転送速度はUSB2.0らしいが、映像出力(FullHD,30FPSまで)に対応しているのでAlternate Modeはあるようだ。
https://gadgetsmartphone.net/lenovo-ideapad-duet%e3%82%92%e3%83%87%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%81%a7%e4%bd%bf%e3%81%86%e3%80%80full-hd%e3%81%ae%e8%a7%a3%e5%83%8f%e5%ba%a6/

整理すると、USB Type-Cは機器により対応状況は異なる。WEB情報を見て整理した結果が以下だ。間違ってたらゴメン。(いや、自分の備忘録なんだけどね、ココ)

eX.computer note N1422K
USB PD:×
USB2.0:〇
USB3.2 Gen1(USB3.0)データ転送:〇
Alternative Mode(Display Port):×
Alternative Mode(Thunderbolt 3):×

Lenovo Ideapad Duet Chromebook
USB PD:〇
USB2.0:〇
USB3.2 Gen1(USB3.0)データ転送:×
Alternative Mode(Display Port):〇
Alternative Mode(Thunderbolt 3):×
※ただし映像出力はFullHD,30FPSまで。

USB Type-C端子搭載機器は上記のような表示を義務付けて欲しい。じゃないとUSB Type-Cハブの選択にすら悩みます。

Ideapad Duet Chromebook...USB Type-Cでデータ転送速度がUSB2.0というのはスマホで多いけど、Chromebookもか~いw。
N1422K...何のためにType-C端子を二つも用意しているのか意味が分からん。HDMI端子だって4K30FPSまでのHDMI(1.4)...CPU(GPU)は4K60FSP対応世代なんだからHDMI(2.0)端子にしておいてくれ。

2021年2月5日金曜日

VPNとLANを使い分けたい

 VPNを使うと自宅に居ながら会社のネットワークに入れるのでリモートワークが捗るワケです。ですが、一度VPNに入ると、自宅に居ながら自宅のネットワークには入れない。まぁセキュリティ的には正しいんですよね...。仕事OSを汚さないで、どうにか自宅内にアクセス出来ないか考えた結果、仮想マシンでLinuxを立ち上げることにした。これなら仕事OSを汚すこともない。

検索して、特定IPに対しアクセス出来るようにするには、自作Proxyを噛ませば良いというのは分かった。だが、それでは会社のセキュリティを勝手にカスタマイズすることになる。あくまで仕事用PCなので、それはやってはいけない。なら、どうする...そうだ、仮想マシンなら通常のNAT接続じゃなくて、選択肢としてブリッジ接続も出来る。なら、仮想ネットワークカードを介さず、直接ネットワークカードにアクセスすることが出来る。そうすりゃ、仮想環境だけ自宅ネットワークに繋がるんじゃないか...そういう結論に辿り着いた。

VMware Player環境下にRaspberry Pi Desktopが既にあったのだが、何故かマウススクロールが効かなかった。どうもWindowsアップデートで度々起こることのようなので当面保留。それ以外は完璧、思ったとおり自宅ネットワークに接続出来てラズパイにも普通に繋がるしブラウザも自宅ルーターに直接アクセス出来た。当然、会社Proxyに邪魔されることもない。だからこそマウススクロールが効かないのが悔やまれた。

しょうがないので商用利用も無料なVirtualBoxにLubuntu 20.04 LTSを入れてみた。VirtualBoxが面倒なのが、仮想マシンを他のPCに引っ越すのが面倒だし、仮想HDDが分割出来ない点だ。だが、まぁイイ。特にGuest Additionなども入れずマウススクロールも効いた。面倒なのでFirefoxをそのまま使うし、mozcを入れ、あとはRealVNCをダウンロードしてきて以下でインストールしただけで、思ったとおりの事が実現できた。RealVNCはdebパッケージをダウンロードし、以下コマンドでインストールするだけだ。

sudo dpkg -i VNC-Viewer-6.20.529-Linux-x64.deb

結局、ブリッジ使用するネットワークカードが指定しやすい仮想マシンという選択がVPNとローカルLANの使い分けの近道でしたね。大した時間もかからずにセットアップが終わったのも素敵だった。最近のLinuxはWindowsよりセットアップが簡単なんですよ。

さて、私の用途だとVNCとブラウザとファイラーが使えれば良い。ノートでも慣れているから何かと使えそうなLubuntuを入れたけど、実機同様にCPU2コア・メモリ4GBの設定で快適に動いてくれた。ストレージ32GBでセットアップしたが、セットアップ後にアップデートもあったのに、まだ23GB以上の空き容量がある。この環境を使い込むことになったらGeust Additionをインストールしてクリップボード共有も使おう。

改めて、複数ネットワークを使い分けるというのは、やり難いなぁと感じた。実はFirefoxやChromeの拡張機能で経由するネットワークカードを選択出来るようなのが無いのか...というのが本来考えていたこと。仮想化ソフトが出来ることなんだから出来ないはずがない。
リモートワークが一般化すると、こういう使い分けも求められるだろう。

【Guest Additions】
便利に使えるならというわけで、Guest Additionsを入れてみた。ダブルクリックじゃダメだったが、コマンドならすんなり入った。

sudo /media/suzy-pro/VBox_GAs_6.1.18/VBoxLinuxAdditions.run

というわけで、WindowsとLubuntuでクリップボード共有・ファイルのドラッグ・アンド・ドロップが使えるようになった。サクサク動いて便利だ。

2021年2月1日月曜日

ラズパイ32

 ラズパイ4Bをrpi-updateしたらsoftetherが接続出来なくなっていた。しまった。USB起動とか出来たら良いなぁって感じで、気の迷いでやってしまったせいだ。

【ラズパイ3B+の復活】
しょうがないので外部接続用のSoftEtherサーバをラズパイ3B+で稼働させた。使うのは2020年5月にラズパイ4B用に作ったバックアップimg。MicroSD16GBに書き込んで一度起動、USBSSD 500GBにコピーしてUSB起動とした。常に動いていてほしい環境なので弄らず年単位でキープする方針...とは言いつつも、一度はfull-upgradeしてから実用した。IPアドレス変更等の最小限の弄りで環境復旧した。

【ラズパイ4B環境】
当面は何も弄らずダウンロード・動画変換・SMB専用環境としてこのまま稼働させる。RaspberryPi OSにおいて64bit&USB起動が正式サポートされたから、そのうち環境を作り直ししようと思う。もしかしたら正式サポートされたUbuntu Server 20.04 LTSを入れ、64bitとUbuntuのメリットを試してみるのも良いかなと思っている。多分、私の使い方なんで、Ubuntu Server 20.04 LTSにLXQtデスクトップを入れる感じ(Lubuntu相当)になるかと思う。
https://qiita.com/naomori/items/e45d5dc77ecda860f41a

Ubuntuのメリットは、Ubuntuリポジトリが使えパッケージが充実してことだと思います。また、Raspberry Pi OSでFirefoxならESR版ですが、通常版のFirefox入ります。好みの問題かもしれませんが、Ubuntuは最新機能の安定板、RaspberryPi OSでは長期安定版ってイメージですかね。

【ファイラー】
ラズパイで常々改善したいなぁと思った点を弄った点がある。それはファイラーだ。ラズパイ純正のファイルマネージャーは、ちょっと気が利かない。ネットワークドライブが再起動すると消えるし、フォルダ圧縮も常にデフォのフォルダに保存される仕様だ。これらが改善されると助かるなぁ。

というワケで、Nemoをインストールしてみた。

sudo apt install nemo

お気に入りが使え、フォルダ圧縮・解凍も同階層で行われる。ついでに言えば、Xarchiverより圧縮も速い気がする。うん、これで良いんですよ。

でも、よくよく考えてみたらLubuntu 20.04 LTS環境(LXQtデスクトップ)の純正ファイラーのPCManFM-Qt(Ver0.14.1)が快適だ。Nemoとも大差無いけど純正採用って安定してそうで良い響きだ。こちらはAdd/Remove Softwareで検索しインストールしてみた。デスクトップがLXDEなRaspberry Pi OSに対し、LXQtの標準ファイラーって折角のOSの軽さを損ないそうな気がしないでもないが、複数Linux環境でファイラーが違う方が不便だからPCManFM-Qtに統一しよう。まぁ、皆さん、お好みで。