2019年7月30日火曜日

ラズパイ11

またmicroSDを買ったw。

これ以上の仕事をラズパイにさせると何かあった時に復旧が面倒になるので、現状の機能でOKという割り切りで64GBのMicroSDを買ってきた。今回はSanDiskの白いヤツ。

https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1182568.html
https://kakaku.com/item/K0001159404/

ドラレコ等に使う高耐久性が売りの商品。速度重視では無いですが、実用上問題が出ることは無いです。SD Car Copierでお手軽に環境コピー完了でしたよ。私の使い方でどうなのか分かりませんが、当面はこのmicroSDでラズパイ運用しようと思う。

【microSD余談】
Yoga Tablet 10で使っている安物Trancend64GBが妙に遅かったので、手持ちの安物microSD128GBに交換した。
手持ち128GBをパナのSD Card Formatterでフォーマットした後、EaseusでFAT32・セクタサイズ32KBに再フォーマットしてYoga Tablet 10に刺したらサクサクになった。解決だ。

余った安物Trancend64GBは、内容をパソコンにバックアップしてみたが、平均すると読込が1MB/sくらいしか出ない状態だった。バックアップ後、パナのSD Card FormatterでフォーマットしてEaseusでFAT32・セクタサイズ32KB(YogaでFAT32としていたのでテスト用)にしMediapad T5でテスト中ですが、普通の速度が出ているっぽいしエラーも吐かないので、正常になったようです。安物Trancend64GBはテストも終わったし、このままMediapad T5で使うならexFATに戻そう。

microSDは長く使っているとアクセスが遅くなるらしい?

https://sdnavi.com/archives/1317

我が家で遅くなった理由として思いつくのは二つ。一つは断片化。もう一つは不適切なセクタサイズ。

microSDをパナのSD Card Formatterでフォーマットすると、64GBも128GBも先頭16MB未使用領域+exFAT(セクタサイズ128KB)となる。古いAndroid製品はFAT32にしか対応してないので、更にEaseusやAomei(Windows)やGParted(Linux)でexFAT→FAT32にする必要があるのだが、この時にセクタサイズを間違って4KBにしちゃうと遅くなる可能性が高いので注意。FAT32・セクタサイズ32KBだとexFAT・セクタサイズ128KBと実用上遜色無い速度が出る。ちなみにFAT32でセクタサイズ64KBにしても良いかもしれないが、64KB化メリットを感じないので私は使わないことにした。

迷走した挙句、すごく当たり前のことを書くw。



大容量microSDは、WindowsやAndroidのexFAT対応機器なら、読み書きの負荷が少ないexFATで使うのが良い。古いAndroid機器で強引に大容量microSDを使うにはFAT32・セクタサイズ32KBとするのが無難。使う前に、パナのSD Card Formatterでフォーマットし一度先頭シリンダ位置等々を標準に戻しておくのも重要。ガチで数字指定してパーテーショニング(領域確保)する手もあるのだが、そこまで手間をかけても見返りはほとんど無いというのが、私の結論です。

2019年7月29日月曜日

ラズパイ10

ラズパイ3B+にAdGuard Homeをインストールする方法を整理する。
基本的な方法は以下を参考にした。
https://qiita.com/huru555/items/f66b693fc038a4631066

ただし、Raspbianに合わせたAdGuard Homeをインストールしなければいけないし、280Blokckerのリンクも最新のものに修正が必要。その部分だけを書き出します。

1.ダウンロード&解凍
ダウンロードファイルのリンクは以下URLに出ているInstallationの「Rapsberry Pi (32-bit ARM)」でなければ動かないハズ。
https://github.com/AdguardTeam/AdGuardHome/wiki/Getting-Started

というワケで早速カスタムです。

$ wget https://static.adguard.com/adguardhome/release/AdGuardHome_linux_arm.tar.gz
$ tar xvf AdGuardHome_linux_arm.tar.gz

2.AdGuard Home用の280Blocker
280さんのサイトにVer0.96以降だとフィルタの様式が変わったという記事がある。そこにAdGuard Homeで使うリンク先が出ている。
https://280blocker.net/blog/20190607/2065/

というワケで、ドメインリストのURLは以下とする必要がある。スマホとかで使うヤツとは違うURLです。

https://280blocker.net/files/280blocker_domain_ag.txt

基本的に変更箇所はコレだけなんで、あとは頑張りましょう。

【DNS設定】
DNSサーバをスマホ等機材で個別設定するのが良いのか。いや、面倒でしょう。

私の自宅インターネット接続サービスの貸出ルータのDHCPは使わず、自前WiFiルータのDHCPを使っている。このルータはDNSサーバも設定出来るのだが、そこに設定出来るDNSサーバIPアドレスはローカルIPでも通る。ただし有線に限る...なのかもしれない。ラズパイをWiFiで固定IPにしていたら、うまく参照してくれないっぽい事が分かり、それもあってラズパイは有線接続固定IPで運用している。

というようにルータにDNS設定してあげると自宅内WiFi接続機器は勝手に広告ブロックの恩恵を受ける事になります。AdGuard Homeだけで、すべての広告が消えるわけではないが、自宅環境にコレはアリだと思います。
あと、自宅VPNにスマホ接続した場合も、自宅ネット経由でのインターネット閲覧になるので、AdGuard Homeの恩恵を受ける事が出来ますね。

【導入後感想】
私が導入したのは当時最新のAdGuard Home Ver0.95。今もそのまま使ってます。Ver0.95だとドメインリストは従来型でも動くのだが、280に関してはVer0.96以降版のものを使っている。

iPhoneでコンテンツブロッカーを敢えてOFFにしてみると、広告削除ば微妙だった。まぁそれでも無いよりは全然良いです。

Androidならソコソコ広告が消えます。なお、Android版Chromeは、データ圧縮OFFにしないと広告ブロックがうまく利きませんので要注意。私はモバイルルータやフリーWiFiから自宅VPNに接続した際に最低限の広告ブロックが効けば良いので、これはこれでアリだと思う。

【画面解像度】
想像以上に出来る事が多いラズパイですが、使用するソフトウェアによっては普段使っている画面解像度1280x720では若干足りないことがある。そういう時は「設定」「Raspberri Pi の設定」から解像度を変更すれば良いのだが、設定反映には再起動が必要だ。つまり何かをしている最中だったら、一時中断せざるを得ないワケです。そこだけ注意かな。
道具を便利に使うためには、カスタムし過ぎると環境再構築時の手間が増えるので、そこそこで留めるのも勇気w。そこそこで使いましょう。

2019年7月23日火曜日

HUAWEI MediaPad T5

Yoga Tablet 10の遅さに痺れを切らし5月に新タブレットを購入した。HUAWEI MediaPad T5 WiFiモデルだ。はじめてのHUAWEIですが、他に選択肢が無かったとも言えます。税込み1.75万wと破格なので、高性能は求めず2~3年持てばいいと割り切った。まぁ用途がニュース閲覧・検索・YouTube・読書だけなので、+約1万のM5 Liteにはしなかった。CPU同じだし。

T5
http://setsuyaku-123.com/huawei-mediapad-t5-review.html
M5 Lite
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ebook/1160857.html

広告ブロックを入れ、Googleの同期をガンガン切って、ロック時にWiFiもOFF、Gboardを入れて使ってみた。思った通り、Yoga Tablet 10とは天と地の差のサクサクぶりを発揮w。メモリ2GBなのが少々気になるが、リビング専用なでOK。USBは従来同様のMicroBで、今までの長い充電ケーブル+Yoga充電器も使いまわしている。

良くなったものは以下。
・WiFiが11ac,5GHz対応になった。
・メモリ1GB→2GBになった。
・Kirin 659 オクタコア(4 x 2.36GHz + 4 x 1.7GHz)になった。
・重量が605→465gと140g軽くなった。
・画面解像度が1920x1200に向上。
・Android4.4.2→8.0.0になった。

悪くなったものは以下。
・バッテリーが9000mAh→5100mAhと小さくなった。
・内臓eMMCは相変わらず16GB。
・充電器が5V1A仕様。(急速充電なしっぽい)
・自立しないのでスタンド必須。
・縦持ちがしずらくなったので100均リングを装着。

単にAndroid4.4.2+メモリ1GBに限界を感じサクサクになりたかっただけなので、感想も多くありません。出来る事が増えるワケじゃないですからね。なので2万以下で買えるT5で正解だったように思います。

さて、CPU性能のチェック。Kirin659ってどうなのよって思ったのだが、ZenFone 2 LaserのSnapdragon410と比べて、Cortex-A53世代同士なのでクロックが高い分シングルスレッドで約1.5倍くらい、マルチスレッドで2~3倍のピーク処理能力を持ってるっぽい。そして、Yoga Tablet 10のMT8125(Cortex-A7世代だもんな)は比べるまでもない...

https://chimolog.co/bto-soc-snapdragon-435/
https://versus.com/en/hisilicon-kirin-659-vs-mediatek-mt8127-vs-qualcomm-snapdragon-410

私は安価なT5を買ったので全然気になりませんが、Kirin659は思ったほど高性能じゃなかった。M5 Liteも同じ石を積んでいるワケで、もしM5 Liteを買ってたら微妙な気持ちになってたかも。

【ちょっとしたトラブル】
野良アプリ「YouTube Vanced」を使っているんですが、なかなかログイン完了出来なくて困った。「開発者向けオプション」「WebViewerの実装」で「Chrome Stable」しか選択肢に無く、ZenFone 2 Laser+LineageOS14.1と同じ回避方法(AOSP WebViewerに切り替えたらログイン完了した)が出来ないので悩んだが、ググって試したら解決。

1.アプリChromeを無効にする
2.AOSP WebViewerが勝手に有効になる
3.WebViewerをアプデする
4.これでYouTube Vances+MicroGでログインを試す→ダメだった
5.再びChromeを有効にしアップデートする
6.「WebViewerの実装」は「Chrome Stable」だけに戻ってしまった
7.ダメ元でログインを試したら無事完了

なんだか知らないが、WebViewerの最新を入った状態にしてChromeを有効にしたら、無事ログイン出来たわけです。謎すぎますが、そもそも野良アプリだから文句言う筋合いのものじゃない。まぁ、とりあえずログインが出来ない等々の場合、Android内部ブラウザに何を使うか切り替えたり、ブラウザバージョンを更新する等を行うと解決出来る事があるようですね。

【Yoga Tablet 10の余生】
妻がオフラインで使いたいとのこと。iPadで写真撮っている人が便利そうにみんなで写真を見てたようです。過去写真を資料として他者と一緒に見るにはタブレットが便利、スマホじゃ小さいとのこと。なのでタブレットで写真を撮って、そのまま持ち歩けるタブレットが捗るそうです。ほほう、そういうもんか。まぁ500万画素でもスナップには十分か。というワケで、初期化&アプリ軽量化&安定化を実施するため、ファクトリーリセットしてKingo Rootも削除し、最低限のアプリのみとした。これで完成です。カメラ画質は綺麗とは言えないが、その場で大きく見られるのは確かに便利かもしれません。
改めてYoga Tablet 10を見てみると、充電が速く、バッテリー持ちも良く、画面も綺麗、持ちやすく自立するなど、明らかに自宅10インチタブレットとして優れている事を実感した。

【トランプ】
買ってきたと思ったらトランプ制裁だよw。買った時点でAndroid8.0なのでアップデートは期待していないから問題なし。さすがに出荷済み製品はPlayストアが使えなくなることもないでしょう。仮にPlayストアが使えなくなっても、私の用途だと大した問題でもない気がする。

2019年7月7日日曜日

偽耳からうどん:終了

AirPods風安物をビレッジヴァンガードで買ったのは2018年11月だったと思う。2019年6月、自宅でケースごと約1.2m下のフローリングに落とした。そして、ケースから飛び出した右耳イヤホンがバラバラになった。不幸な事故であったw

バラバラになったが、全てはめ込み式だったので、パチパチはめ込んで復旧。それから数日...気付いたら電源ボタンが無くなっていた。それもねバラバラになってない左耳用がです。もうね、電源入れられないっす。半年ちょっとの寿命でした。まぁ2000円なので完全セパレート式テストをするだけのつもりで買ったので、役目は果たしたかなと思う。完全セパレートのワイヤレスイヤホンは、とても快適でした。バッテリーが1時間しか持たないとしても快適さが勝り、毎日通勤で使ってましたね。

とりあえず手持ちのRadiusのカナル型Bluetoothイヤホン(左右が線で繋がってる)を当面使ってます。でもね、完全セパレートの少しマシなヤツも検討したい。コスパと充電持ちとメーカー信頼性を考えたらコレかな。

https://review.kakaku.com/review/J0000030268/#tab
セパレート型Bluetoothイヤホンで、バッテリー持ちが約10時間+ケース充電で最大50時間使えるようなものが、1万円で買えるようになったワケです。現時点ではAVIOT TE-D01gの一択かな。

なお、今私が使っているRADIUS HP-BTF01(左右紐付きBluetoothイヤホン)も本体バッテリー持ち9時間なので、こいつだってモバイルバッテリーと組み合わせれば日帰り出張も全然イケる。でも、一度気になると、左右の線は邪魔くさい。というワケで困ったときのバックアップ体制が整っていると考え、消耗品と割り切ってソコソコ価格帯の完全ワイヤレスを買っても良いかも。