カワ象のネック、外せた。折れたネジがサビでボディと一体化していてネックが抜けなかったのだが、木に悪いけど556を折れたネジ穴に吹いネックを揺すってを1時間くらい繰り返したら抜けました。折れたネジもプライヤーで挟んで回したら取れました。ネジ山も無事。コンコン叩いたり揺すったりしてたので、手をぶつけたところが痛いよ、ふう。
【M5×55mmだった】
予めネックジョイント用ネジはM4×45mmという一般的なものを購入していたが、外してサイズ確認したらM5×55mmだった。う~む、オーバーサイズに交換されてますね。ネックジョイント用ネジとしては密林でも見つからないサイズだったので、ホームセンターで皿タッピングビスを調達しよう。
何はともあれネジ2本のままだが、ネジ穴の中の固まった錆を細いドライバーで掻き出してネジを締めたら、ネックジョイントのビビりは収まった。
【指板が乾燥してる】
ネックが外れたのでトラスロッドが遊ばない程度に締めた。バズりの原因はフレットの凸凹だろうが、根本原因は指板乾燥が引き起こしたものだろう。まずは、乾燥しすぎたローズウッド?指板をオレンジオイルで柔軟性を戻してあげる。白っぽかったローズウッド?指板もオイルを吸って多少は落ち着いた色になったし、音も少しマイルドになった。
【ストリングガイドが低すぎ】
ヘッドに付いているストリングガイドが低すぎるように思う。ペグを回しても反応が鈍いので、ストリングガイドの高さを上げるべく、スペーサーを5mmの樹脂に交換し、ネックストラップピンを留めていたネジで固定することにした。ストラップピンは既に穴が空いているボディ側に持って行き、1cmスペーサーを噛ませるためM3木ネジで固定した。
【渋いペグ】
ペグも動きが渋いので、手持ちジャンク黒ペグに交換した。それに併せて、友人のアドバイスもありボリュームポットノブを黒にした。ただしノブはジャンクTONE用ノブだったりするが、カワ象さんはラットスタイルな心意気なので、こういう感じで良いと思うw
【とりあえず弾ける】
現時点で遊べるようにはなった。スピーカーからの音を出しは未実施だが、GT-1000COREに繋いでテストしたら普通にエレキギターなサウンドがする。何のギターなのか録音じゃ分からんと思うし、弾いていると元気にハイが出ていて相対的に低音は控えめなことだけは分かる。出力が低すぎるワケでもな、生音から歪みまで使えるようなDP197風味を感じる格安ハムを1個搭載...というのがZO-3初期型なんでしょう。とりあえず暫定でお古の250k,Aカーブなポットに交換したのだが、なんかゴリゴリして感触が悪いので、さっさと交換しよう。さて、もういっちょ、指板を潤すか。
2026年4月26日日曜日
カワ象-3
2026年4月21日火曜日
カワ象-2
カワ象(今考えたうちの象さんの愛称 )のネックは追々頑張るとして、カワ象から歪みサウンドが出ると嬉しい。まだ聞いてないけど、純粋な生音(ようはパワーアンプだけを通した音)なんてスピーカーから出てもしょうがない気がする。マルチエフェクター(アンシュミ経由)の音が出れば完璧。今回はそんな思考実験です。
手持ちマルチエフェクターの選択肢はGT-1000 Core、ME-90、KATANA-GO、IR-2がある。アンプで鳴らすなら象さんである必要が無い。象さんスピーカーでオケと歪みサウンドの両方が出なければ楽しくないね。
よく考えてみると、カワ象インプットはギター直の音なワケで、カワ象内蔵アンプにKATANA-GOヘッドホン出力を入れてもダメかも。となると内蔵アンプを交換するしかないように思うワケだが、そこまでやっておいてスピーカーがショボく役立たずだったら目も当てられない。まずは、手間暇コストをかけずに改造したいね。単純に考えると、カワ象のピックアップ出力とアンプ入力の間にエフェクターを割り込ませるのが手っ取り早いね。
想像してみよう。友達と遊ぶ時、自慢げにカワ象を持って行くわけだ。そこでオケをかけながらギターを弾いて披露するわけですが、そもそもカワ象スピーカーは私の方向に向いてない。私にバッキングサウンドがまともに聞こえない状態で演奏したら、ヘナチョコ極まりないことになるだろう。となると...マルチエフェクターのヘッドホン端子で私は音を聴きながら演奏しつつ、マルチエフェクターの出力をカワ象アンプに入れてスピーカーから出すというのが現実的だろうね。つまり...カワ象→ケーブル→ME-90のインプット→オケはME-90にBluetoothでスマホから→ME-90のアウトプット→ケーブル→カワ象アンプ ということか。
ようはカワ象にSENDジャックとRETURNジャック(追加)を付ければ良いみたいだな。手持ちパーツで出来るし基本路線はコレだな。
http://usalele.sblo.jp/article/53358151.html
RETURN端子は電池を移動して電池ボックス箇所にマウントするのが手軽じゃないかな。とりあえず木工は避けてやってみよう。
【オシャレなセンドリターン追加】
これとほぼ同じのがセンドリターンをステレオプラグで実現するという改造方法だ。ステレオプラグ↔モノラル×2のケーブルが必要だがZoomマルチを繋いで楽しんでいる人がいる。
https://ameblo.jp/esf2424/entry-12682835212.html
ステレオジャック化と専用ケーブルを用意するくらいなら、素直にリターン用モノラルジャックを追加した方が手っ取り早いし手持ちパーツで対応出来るね。
【センドリターン追加×BOSS IR-2 】
ME-90を組み合わせるのは実用的だけど本気すぎる。最近は安くてコンパクトな中華マルチエフェクターがあるので調べている途中で、ウチにはBOSS IR-2があることに気づいた。IR-2をパッチケーブル2本で接続してストラップに括り付ければ足元スッキリ、アウトドアでも楽しめるんじゃないかな。 アンプ切替え、リバーブもあって、スマホとIR-2をUSB接続すればオケも流せるらしいし、9V電池で動き、ヘッドホン端子もある。歪みエフェクターを接続するより実用的なのに、マルチエフェクターほど大がかりでもない。
2026年4月20日月曜日
カワ象-1
リサイクルショップを巡回して、何か良いピックアップが無いか、Ibanez RGジャンクが無いか、Ariaの昔のMagnaジャンクは無いかとか...何となく春の遊びアイテムを見ていた。そしたら、かわいそうな象(カワ象) を見つけてしまった。ネックを留めてるネジが2本折れネックが取れない中古(つまり電装系は生きてる)が11000円だった。かわいそうな感じだったので保護してしまった。高いとは思ったけど、フェルナンデス倒産後にZo-3高騰したし、馴染みの店にフェルナンデス倒産直後に入荷してたが一瞬で売れて触らせてもらえなかったし、Duncanピックアップ中古1個と値段が変わらんと色々考えてたら、レジに並んでましたよ。まぁ自分でどうにか出来るか確認するため試奏させてもらってるくらいだから、その時点で買うんですけどねw
年代もモデルもよく分からず買ってしまった。スピーカーから鳴らす時、生音が悲しいならコンパクトエフェクターを経由してアンプに戻すとかの改造で何とでもなると思っている。ネックは、ネジが折れてても引っかかってるだけだろうから頑張ればそのうち何とかなりそうだし、折れたネジはバイスで摘まめば取れるだろう。ダメならダメで器用な仲間に泣きつく手もあるw
調べてみると、最初期の1990年代前半だろうことは仕様から分かった。30年以上前のジャパビンだったらしいw。ピンクは退色している。さて、ネックが取れません。ネック固定ネジ穴から錆粉が鬼のように出てきました。揺すると更に出てきました。外れたネジも最初こそ固かったけど、何度か穴をネジでどついたら錆が取れスルスル通るようになった。つまり、ボディ側の穴に錆でネジ山が出来ているだけど、ボディ側にネジ山は存在しないのは間違いないようだ。頑張って揺すり続けていれば、そのうちネックが外れるでしょう。しっかし、ネック固定ネジが錆びてボディ色ピンクも退色が激しい...どこに置かれていたんだろう。ネジが錆びてるなのに電装系が生きてるって謎だなぁ。錆びたネジを怪力な人が強引に締めようとして折ったんだろう。電池ボックスは交換されているようだから経歴が謎だなぁ。
そんなワケで、ネック調整は出来ないので当然フレットすり合わせも先送り。とりあえず09-46弦を張って一晩待ってから、ブリッジ側で弦高・オクターブ調整した。ネックがきちんと絞められないのでネックがビビってますが、とりあえず遊んでみたが、ボリュームが多分Bカーブなのかな...最小ボリュームが気に入らない。ハイゲインアンプでボリューム絞ってクリーンが出せない。Musiclilyで買ったポットが見つからず、お古の250kΩ,Aカーブのポットに交換したら使えるようになったけど、ポットの首の長さがギリギリでワッシャー無しになった。そしてポットの回転が渋い。仕様が確定したら交換しよう。
スケールは609mmだからショートスケール...過去に売ってた象さん専用弦は10-46だったらしいが、使い古しの09-46を張ってみたら普通に使えたから、このままで良いだろう。気になるのは1,2弦だけストリングガイドが付いているんだが、これが低すぎると思うのでプラスチックのカラーでも挟もうかな。
まぁ、ボチボチやっていきましょう。
2026年4月13日月曜日
Magnastar2026-1
先日、Yamaha Pacifica 721DHのペグのジュラコンのワッシャーが1つ割れ脱落した。ペグ交換するのもなんかなぁ...と思いAmazonでワッシャー20個セットを買いました。1000円少々だったが一生分だねw。ついでに要らんモンを買ってしまうのは誰しもあること。ストラトのSSHピックガード(4プライアバロン貝柄)と、指板インレイステッカー(ツリー・オブ・ライフ + ハミングバード)を買いました。俺は何処に向かっているんだw
以下予定。
Yamaha Pacifica 721DH(パシフィカ):ジュラコンワッシャー
PRS SE EG(EGさん):指板インレイステッカー(ツリー・オブ・ライフ + ハミングバード)
Tokai Silverstar(マグナスター):SSHピックガード(4プライアバロン貝柄)
SSHピックガードの目的をハッキリさせよう。気になっていたTokai純正のシングルコイル(多分アルニコ5、5.8kΩ、センター用?)をフロントに入れれば今なら気持ちよく遊べると思う。
Tokai純正5.8kをフロント、センター・シングル無し(シングルのカバーだけ)、リアは手持ちのGOTOH 11.65kΩ,4芯ハムを積むことにした。配線は「3WAY レバースイッチ オートタップ」が面白そうだが、まずは1Vol1Tone1Switch(ON-ON,6pin)としてリアタップとする。もし、ミックスポジションがタップじゃないと使えないなら、オートタップにしても良いかも。ボリューム・トーン・セレクター・タップスイッチは全て使い古しの再利用なので、追加コストは無し。今まで使ってたHot Railsいちご泥棒ピックガードは丸ごとセットで保存しておく。
https://frontisland.com/reference-book/wiring-diagram/single-pickup-and-humbucker/
今回装着GOTOHハムは初めて使います。多分古くて今のラインナップにない仕様だから4芯線がどういう構成か分からずDUNCAN風に配線したらヘンテコな音が鳴りましたw。ググってみたら頭に出てくるGoogleのAIさん回答が意外にしっくりきたので、それで配線したらバッチリでした。
↓
GOTOH(ゴトー)製の4芯ハムバッカーピックアップの配線色(カラーコード)は、一般的な仕様では以下の通りです。
赤 (Red):ホット(信号線)
白 (White):シリーズリンク(タップ用)
黒 (Black):シリーズリンク(タップ用)
緑 (Green):コールド(グランド)
素線(裸線):シールド(アース)
一般的な接続方法:
ハムバッカーとして使用:赤(ホット)/ 緑(アース)/ 白と黒をまとめてハンダ付けし、絶縁。
コイルタップ機能:赤(ホット)/ 緑(アース)/ 白と黒をトグルスイッチやポット等でアースに落とす。
出来上がったギターは、リアはハムとして使いつつフロントシングルとのボリューム差も許容できる範囲となったしミックスサウンドも良い感じだ。リアハムをタップしてハーフトーンにするとテレキャス風サウンドにもなるので、タップスイッチは残し、配線は当面このまま使うことにした。今までフロントシングルがしっくり来たことが無いのだが、こいつは良い感じだ。鳴らしてみると、抵抗値から分かる通りそこそこパワーのあるシングルでキンキンしすぎてないから、ハムで作ったアンプセッティングでも使える印象だ。
【Tokaiシングルコイル】
ジャパビンと言っても比較的安価なSILVER STAR(元が安いから)だが、ジャパビンが流行っているせいか情報が増えている。当時カタログ...見たいなぁ。
https://ameblo.jp/running-master0728/entry-12760132531.html
https://toneofdreamsguitars.com/tokai-silver-star-spec%ef%bc%88%e3%82%ab%e3%82%bf%e3%83%ad%e3%82%b0%e6%8a%9c%e7%b2%8b%ef%bc%89/
ピックアップは「SSホット」というように少し強めっぽい名前だ。確かにフロントシングルとしては5.8kΩ強めなのだろうけど、私にはほど良い感じ。ハーフトーンで悪さをしないから位相の問題も無さそう。最近の私のフロントピックアップのトレンドは、出力控え目で歪ませてもフルコードで分離が良いのが楽しいと感じているから、こいつは思った通り丁度良かった。
【ノイズ対策】
パソコンとオーディオインターフェースで繋いでギターを楽しんでいるのでパソコン関連ノイズを拾いやすい環境だが、シングルコイルのせいもありノイズが酷いので対策しようと思う。やれる範囲だとキャビティ内処理とアースを確実に取ること(ようはテスターで確認し導通不足箇所の解消)だと思う。シールド処理を調べるとはんだ付けできる両面導電の銅テープが理想だが、薄いので破れやすいし、薄いと10kHz等の高周波しか減衰できないという話も聞く。手持ちに普通のアルミテープ(ツヤ無し、0.08mm厚、ビバホーム)があるので、コイツで貼り方を工夫して導電性を確保してみた。導電性を確保するため、10mmくらいの短冊の裏に2mmくらいの短冊を裏表で貼って、導通させたい境目箇所に貼り付けたら簡単に導通確保できましたよ。簡単でオススメな方法ですね。
気になるのがハイ落ち。ピックガード裏のアルミシートに切り欠きを入れる対策で防げるらしい。これもやってたが前後比較が無いので効果が分からないw
https://alltubepreamp.blog.fc2.com/blog-entry-173.html
【ハンダ】
使いかけハンダが半分以下になったので、普通の錫60・鉛40のハンダを買おうと思ったのだが、ホームセンターで従前パッケージも無くなり値上がりしていたし、100均にも在庫が無くなっていた。あれ~、ホームセンターで売ってた筒に3m以上入ってて500円くらいのヤツ、どこ行ったんや。
調べてみると、地政学的なリスクの高まりを背景にハンダも歴史的な高騰を続けているようです。値上がりしたホームセンターのハンダが1mで400~500円くらい、楽器屋でMONTREUX ( モントルー ) / Kester 44の1mが400円だったので買っておいた。島村クーポンで300円引きとなり支払い110円でしたw。使いかけハンダも1m近くあるので数年は持つとは思うが、ここまで値上がりするとは...在庫商品で必要なものはさっさと買うべきだね。
【一応完成】
出来上がったマグナスターはノイズも大きく減った。ハイ落ちも私の使い方では気にならない。シールド処理は他のギターもやるべきだと感じた。
失敗したのはネック部のピックガード削り込みをやり過ぎて隙間が出来たこと。隙間からボディ色が見えてしまい慎重にやるべきだったと後悔したけど、隙間に黒いアセテートテープを貼ったら分からなくなったのでこのまま使おうと思う。
TWEEDアンプでフロントシングルらしい音も出ていると思う。ミックスポジションは、タップしたらテレキャスっぽい雰囲気になったと思うが、タップしなくても雰囲気は十分あると思う。TWEEDはブースターを噛ますとちょっと狙った音にならずブーミーなので、フェンダー系っぽいアンプ(X-CRUNCHかTWIN COMBOかな)にTSかSD-1を組み合わせてフロントシングルを存分に楽しめる音作りを研究してみようと思う。SD-1を踏んだらリード用に使えるのが理想かな。
2026年2月25日水曜日
PE-R80 その9
先日、前後ピックアップともにDuncanに交換したのだが、なんかシックリこないので、更にのせかえてみた。シックリこない理由なんだが、Killer StallionやGibson Flying Vと弾き比べてみたら、同じエフェクターセッティングなのにPEリアの音が引っ込むのですよ。
Seymour Duncan SH-1n '59
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/683/
DCR:7.6k、MAGNET:ALNICO 5
Seymour Duncan SH-5 Duncan Custom
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/889/#contents
DCR:14.1k、MAGNET:CERAMIC
↓
Seymour Duncan SH-1n '59
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/683/
DCR:7.6k、MAGNET:ALNICO 5
Seymour Duncan SH-4 JB JB Model
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/861/#contents
DCR:16.6k、MAGNET:ALNICO 5
ようはミッド不足を感じたので、リアをSH-5からSH-4に交換しただけだ。
なお、SH-4搭載時、古い配線先端を切らずに接続したらジャリジャリした音になって違和感があった。また、ピックアップ配線の余りをキャビティ内でフロント用ポットの周りを通したらノイズが多かった。なんだこれ?と言うワケで、導通はあるのだけど古い配線が無駄な抵抗になっているのかな?と思い、古い配線先端を切り落として半田付けし直し、余り配線も他の系統と交差させないよう気を付けてキャビティ内に収めたら、音が改善されました。
余剰配線の交差や汚い配線などは音質低下・ノイズ増大の原因のようですね。配線する際には丁寧な仕事・綺麗な仕事を心がけようと思った。配線は最短で繋ぐのがノイズ防止には有効なんだろうなぁ。
マツモクのジャパンビンテージPE-R80は、やっと仕様が落ち着いたと思う。ピックアップは実際に積んでみないと相性が分からないこともあるんだと実感しました。
2026年2月23日月曜日
PRS SE EG HSS その11(DP197)
正月にSH-1nを見つけて確保した時に、もう一つDiMarzioハムが安く置いてあるのが目に付いた。気になっていたので店に行ったら未だ在庫していた。どんなものか良く分からないけど5500円だったのでとりあえず確保した。古い GOTOHのハムも2200円だったのでついでに確保した。安いのを見つけたら買うw
抵抗値は、GOTOH 11.65kΩは型番不明、DiMarzio DP197 7.90kΩだった。ちなみにDP197は今はカタログ落ちしたようだが公式に8.3kΩらしい。Virtual PAFとも呼ばれ、ようはPAFっぽいサウンドのようだが、私は当然ながら50万くらいで売買されている1960年くらいのGibson PAFなんぞ触ったことがない。
公式が無いのでピックアップ大将のDiMarzio Virtual PAF Bridge (DP197)
http://goopeegoopee.seesaa.net/article/25835720.html
説明を読むと、ようはポッティングされたPAF的なものと思う。つい先日、Epiphoneレスポール純正ピックアップにした際にリア8kΩ前後でも悪くないという印象を持ったので、前後出力バランスが取れそうなギターに搭載してみよう。
選んだのはPRS SE EG、ピックアップがHSSレイアウトだ。HSSのリアハムがシングル並の出力だがシングルほどギャンギャンしないと考えればOKかな。今までの高出力リアハム搭載時と比べて、フロントピックアップの高さを少し下げ出力バランスを取ってみた。あとは使いつつ美味しいところを探ろう。
と言うワケで、他のギターのリアハムと比べ出力が低いという個性をEGさんに持たせた。最近はギターボリューム3~7で曲に応じて最小の歪みで弾くのが通常運行になっていたが、リア出力が下がるEGだとギターボリューム5~10まで使うことで、他のギターと同じエフェクターセッティングで使えている。
あと、リアハムはスッキリしたサウンドだと思う。ギターの低音は単体で鳴らした時には満足感があるが、アンサンブルではベースの邪魔になると思う。なので、軽いDP197サウンドは、これはこれでアリと思った。なんならDP197はフロントで使っても良いのかもしれないね。
DP197はピックアップ高さによっては変な音が出て気持ち悪い時があった。ギリギリまで高めにセットして使ってみたらシックリこなくて、そこから1~2mmピックアップを下げたら大分印象が良くなった。変な音だと感じたらピックアップを上下すると解消すると思う。
現セットアップで、やりたいプレイに応えられる、コイツで戦える...そんな風に感じた。結局、普通なピックアップ高さで使うことなりました。普通ってなんじゃいw...というワケで画像でも付けるかw
もう一台、Pacifica 721DHの方も少しメンテナンスした。リアピックアップをDuncan Desighed HB103に交換してあるが、ピックアップ裏スポンジを調整して傾きを補正し、キッチリとおさまりが良くなった。
この2台を聞き比べてみると、抵抗値は倍半分、出力が高いはずのDuncan Desighed HB103は、DiMarzio DP197と比べて、そこまでゲイン感に違いを感じない。DP197がどんなギターにもマッチするかどうか分かりませんが、使えないピックアップではないことだけは分かった。というか、Pacifica...リアを純正ハムのアルニコ5、8.2kΩに戻してみるのも面白いように思ったりもする。アンシミュ+ブースターで必要なゲインが稼げ、ギターの使い方が変わったなぁ。
ピックアップ出力は工学的に磁力とコイルターン数だってのは分かるんだが、抵抗値ってなんだろうね?出力ってなんだろうね?なんか、出音で弾きやすい弾きにくいだけ、体感だけで判断した方が良い気がするね。
2026年1月21日水曜日
PE-R80 その8
Epiphoneレスポール(リアSH-4、フロントSH-1n)とPE-R80(リアSH-5、フロントGOTO PAF)を弾き比べて少しイメージが見えてきた。PE-R80フロントにSH-1nを積んでみることにした。なお、Epiphoneレスポールは純正ピックアップに戻し、リセットする。
PE-R80は、リアSH-5、フロントSH-1nという構成、フロントSH-1nが’59仕様(ようはPAFリスペクト?オマージュ?)、リアSH-5が’59のPAF出力アップ版という構成となり、ハムだけど生音が綺麗、歪ませてもOK、出力バランスも良い組合せだと思う。
Seymour Duncan SH-1n '59
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/683/
DCR:7.6k、MAGNET:ALNICO 5
Seymour Duncan SH-5 Duncan Custom
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/889/#contents
DCR:14.1k、MAGNET:CERAMIC
戸惑ったのは、同じピックアップを搭載してもPE-R80の方が低音が出るので音の重心が少し下がったように感じるところ。相対的にミッドが引っ込み、ミッド好きには物足りない気もするが、SH-4もあるし、そのうち挿げ替えてみても良いのだろう。ピックアップは積んでみないと分からないなぁと思った。
シリーズ・パラレルスイッチは、タップほどキャンキャンした感じは無いが、低音が邪魔な時にパラレルサウンドも使えそうだなぁと思った。
うまく理由を言語化出来ないが、弾きやすいので良いんじゃないか。頑張らなくてもリードサウンドが伸びるとか、バッキングの歯切れがコントロールしやすいとか、そういうことから弾きやすい...というか力みが減るのかな...なんか表現が難しいですね。まぁ、音が出やすい出しやすいから脱力しても弾けるということかな。慣れなのか、PEをそれほど重く感じなくなってきた。
そんな感じで、サウンドバリエーションも豊富で操作性も良いので、使えるギターにPE-R80はなったと思う。
【おまけ:吊秤】
思いつきで、安い吊秤(最小0.005kg)を購入。ギターの重さを実測してみた。概ね重さが分かれば良いという割り切りです。
Tokai SILVER STAR SS-36(1982) → マグナスター(実測 3.310kg)
Aria Pro II PE-R80(1982) → PEさん(実測 3.830kg)
Killer KG-Stallion(1988) → スタリオン(実測 3.560kg)
Epiphone Les Paul Standard(1994) → レスポール(実測 4.050kg)
Gibson Flying V '67 Reissue(1995) → V(ブイ)(実測 3.355kg)
YAMAHA PACIFICA 721DH(1996) → パシフィカ(実測 3.415kg)
PRS SE EG(2004) → EGさん(実測 3.165kg)
Ibanez Q54(2022) → Qさん(実測 2.215kg)
意外なことにPE-R80は3.8kgだった。カッチリして硬いイメージだったがレスポールとして見れば軽め、Epiphoneレスポールの方が重かった。重量とサウンド...必ずしもリンクしないのが面白い。あと、SILVERSTARとPACIFICAが思ったほど重量差が無かったのに驚いたし、KillerもGibson Flying Vも思ったより重かったし、重量感?って意外にあてにならんなぁと思った。あぁ、PRS SE EGは軽いだろ重量も音は軽めかも。
2026年1月13日火曜日
Epiphone Les Paul その12
久々のハードオフ。ケースの中にあった中古が気になり店員に声をかけ見せてもらったらDuncan SH-1n '59だった。本体のみの状態なのでジャンク扱いだけど66k...常々フロント用のピックアップが欲しいと思っていたので、お買い上げである。動作テストを兼ねEpiphoneレスポールのフロントに積んでみることにした。フロントSH-1n(黒)、リアSH-4(黒) という構成だ。
フロントハムのサウンドをスッキリさせ弾きやすければ良いというのを落としどころと考えてます。そういう意味で考えると、DuncanのPAFオマージュ?ビンテージ風?なSH-1nが入手できて丁度良かったんじゃないかな。
Seymour Duncan SH-1n '59
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/683/
買ってきたSH-1n、さくさくっと積もうと思ったんだが問題が2つあった。
【ピックアップの足のネジ山】
ダイレクトマウント用にネジ穴が拡張されていた。このままじゃネジが効きません。考えた結果、足に六角ナットをハンダ付けしてみた。足の裏の方に軽くヤスリかけてに呼びハンダをのせてからネジとナットを締め、それから呼びハンダを溶かしてナットを密着させてからハンダを盛った。対策として半田付けが一番良さそうだ。少なくともグルーガンでナットを接着させるより断然頑丈だ。
【線が短い】
ピックアップダイレクトマウントのスーパーストラト系に搭載して余計な線をカットしていたのか、レスポールに使うには配線が短かった。とりあえず、一番長いホット(黒)が丁度良い長さだったので、それに合わせグランド(白緑にした)とコールド(緑)だけ手持ちの銅線で延長した。タップの赤白は純正まま結線。
そんな余計な作業をしつつ、少々時間がかかりつつもEpiphoneレスポールのフロントにSH-1nをし、スッキリしたフロントサウンドが得られました。なんか今までで一番気持ちいいフロントサウンド、モッサリしないです。フロントピックアップをメインに使うのもアリな気がした。そして、レスポール系はEpiphoneレスポールだけで良いんじゃないという気がしてくるから困ったもんだ。でも、作りが全然丁寧なPE-R80をレスポール系として残すのは確定だしなぁ。う~ん、PE-R80は、リアSH-5、フロントSH-1nという構成にした方が良い気がしてきた。なにはともあれ、2本のレスポール系を少し弾きこんでみよう。
2025年12月24日水曜日
PRS SE EG HSS その10(G&Bピックアップ)
G&Bピックアップ14.7kΩ(2芯、Fスペース)を1100円で入手(202503)した。ロウ漬けされているのでハウリングもないだろう。どういうギターに載っていたのか分からないし型番シールも無い。ESPだったりPRS SEだったり色んなメーカーで使われている韓国製OEMピックアップらしい。多分、ハイゲイン~クリーンまで対応なピックアップなのだろう。
PRS SE EGのリアに搭載していたSH-5をPE-R80に移植したので、代わりにG&Bピックアップ14.7kΩ(2芯、Fスペース)を入れてみた。ちなみにPRS SE EGの純正リアピックアップも14.7kΩだったので、出力は似たり寄ったりだろう。PRS SE EGにG&Bを載せた理由はポールピース高さ調整が出来るから(純正ピックアップは出来ないw)だ。G&Bの使い勝手を確認してから、場合によっては純正ピックアップに戻すかも。
そんなG&Bピックアップ14.7kΩ(2芯、Fスペース)、音をチョロっと確認したら悪くない。雰囲気的にはSH-5より低音が出てるが、高域も聞こえ解像度も十分だ。なんとなくSH-4とSH-5の中間みたいな印象かな。使い続けるかどうかは今後判断だが、実用に耐えうるものが1100円なら良い買い物だったと思う。
安い中古ピックアップはOEMピックアップで正体不明なことが多いので、リサイクルショップのジャンク箱から正体を見極めて入手するのが困難、つまりギャンブルだ。週末鞄には短いメジャーと100均小さいノギスを入れて持ち歩いているが、テスターはさすがに持ち歩いてないw。ドブに捨てる覚悟のある者だけが楽しめる世界w。普通に考えればAmazonで中華ピックアップを買った方が意図した結果を得られるだろう。最近は、Duncan Desighedが分かりやすく値上がりしているが、G&Bも値上がりしているようで、だんだん面白味がなくなってきたと思う。ただ、何に付いてたどんな仕様か分からない状態で落ちてると、相変わらず安いようだ。まぁジャンク勝率を上げるなら、完全無印なガチ安物には手を出さない方が良いだろう。
2025年12月18日木曜日
Helix Floor
ギターマルチプロセッサーのHelix Floorの説明会に参加してきた。
https://line6.jp/helix/helix-guitar-processor.html
お値段40万。使えるか使えないかで言ったら十分使えるだろうし、アプデも10年くらい期待できそうな気がする。音も良さそうだったし、ユーザーインターフェースも良い。本体画面だけで感覚的に音も作れるのだろう。今までマルチを敬遠していた人たちも触りやすいし、ケンパーを持ってる人はケンパーの方が難しいって言っていた。私が直接触らせてもらって確認したのは以下。
アンシミュのギターボリュームに対するゲインの追従性を確認させてもらったけど、問題無しだった。似非クリーンからハイゲインまでイケた。
ピッチシフターの遅延はどうか確認させてもらった。デジテック本家がプログラム化しているらしいが遅延アリ、本物も遅延はあるので同じかな。速い刻みへの追従性が足りないので、リードプレイの一部でオクターブ上下させるくらいしか私には用途が思いつかない。
いきなりだが、私はHelixを買わんと思う...というか買えないw。自分が使わない機能とか、無くてもなんとかなる機能とか、そういうのを考えると買わないかな。私が感じたのは、手持ちGT-1000 Core(2024年アップデート)でも似たような感じの音は作れるだろうと感じたのが大きい。多分、一定以上のアンシミュ完成度があれば、あとは好みの問題だと思う。本人が使いやすければ、それを使ったら良いのだ。
値段は人それぞれの判断だと思うが、ケンパーよりは使いやすそうだし、今後アップデートでキャプチャーにも対応しそうな話も聞けたので、ある意味最強になる準備は出来ているんじゃないかと思う。おっさんの趣味としては良いんじゃないかな、5年たっても半値では売れそうだし。というか、国内に何十台も無い現状だと、半年使って心が折れたら売るのも、おっさんの趣味としてはアリかもしれませんねw。いや~、下取り価格を聞いておくんだったw
2025年12月6日土曜日
ロックピン
おじさんになってから立って弾くラクさを知り、また、ストラップ穴がグズグズになるのがイヤで、ストラップロックピンを導入した。使っているのはSchaller S-Locks M C。導入した頃はピン側は普通にネジ止めだったのだが、いつの間にかピンがネジ一体型になり、値上がりし約5000円になっていた。
Schaller S-Locks M C
http://www.ariaguitars.com/jp/items/other-brands/schaller/s-locks/s-locks-c/
家で遊ぶのにロックピンなんて要らんだろとかいう人が居るのは分かってますが、ストラップがある状態に慣れちゃうと、ストラップ無しでは落としそうで不安です。ましてやレスポール系の前側のストラップピンなんて、ストラップが外れそうでヤバいから余計にロックピンが欲しくなります。
使っているシャーラーロックピンの欠点と言えば、ストラップ側の固定ネジが緩みやすい点かなと思う。そんな欠点が解消された製品を見つけた。しかもネジも別体。そしてシャーラ―ロックピンと互換性もあるっぽい。これが3300円。
PERFECT LOCK BOLT
https://guitarsele.com/article/news/perfect-lock-bolt-strap-lock/
http://www.perfectlock.net/product.php
複数ギターでロックピン・ストラップを使いまわすには、SCUD EP-13Cというストラップピンがある。店頭で550円と安い。
SCUD EP-13C
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/17083/?srsltid=AfmBOopsgA32R-TMEhOrNUohHuC7WEm3HQuzPlGeecDeogCWhAFHNOfY
そんなワケで、レスポール系は重いうえにストラップが外れやすいので、PERFECT LOCK BOLT(金色)を買ってきてPE-R80に装着、Epiphoneレスポールには手持ちSCUD EP-13Cを装着し、レスポール系2本はストラップを共用してみた。その結果、ストラップ側受け金具もしっかりネジを締められるし、ダブルロックでネジが緩まないため受け金具が回転しまうことも無いので、私はPERFECT LOCK BOLTが最高だと思いました。後日気付いたのだが、PERFECT LOCK BOLTのピンだけが550円で売っていた。ストラップを使いまわすならコッチも買った方が断然良いと思う。
【オマケ】
ロックピンとストラップの固定ネジが緩む原因は、小さなストラップ穴に無理やりロックピンを入れてるからかなぁと思った。どこまでネジを締めても、なんかブヨブヨするんだよねぇ。
なので、電動ドライバーで使える六角軸穴あけポンチを買ってみた。電動ドライバーに装着し革ストラップの穴を10mmにしてやったら、ストラップ穴のよじれは大分解消した。
2025年12月5日金曜日
PE-R80 その7
PE-R80は、リアにDuncan SH-5、フロントにLIVE-GH3B(AlnicoV)を搭載して遊んでみていた。SH-4を確保したので、EpiphoneレスポールにSH-4,GOTO PAFを搭載し、二本を弾きピックアップの違いを確認してみた。その結果、AriaProII PE-R80は、フロントGOTO PAF(ゼブラ)、リアSH-5(ゼブラ)の組み合わせ(前後ゼブラ)にすることにした。前後ゼブラピックアップの見た目、幅広い使い勝手、どこかに残したいジャパンビンテージ感(GOTO PAF)を考えると、こういう選択肢になった。
印象的だったのが、SH-5の音はもっと音が軽いと思っていたんだが、レスポール系のしっかりしたボディに搭載したら低音が出た。SH-4の方がパワフルなんだけど、SH-5の方がクリーンは綺麗だし歪ませても輪郭が残るので、PE-R80の個性にはSH-5が良いかなと思った。逆にSH-4は他のギターに使っても良いのかも。
GOTO PAFは、フロントハムとして私の嗜好に合う。低めの出力、高音は出て、低音は控えめ、そんなところが実用的だと感じてますよ。PE-R80に搭載するにあたり4芯化も考えたが、ほとんどシングルで使うことも無いだろうから最小限のハンダ付けだけでピックアップ改造が完了するタップ配線増設とし、フロント用6Pinミニスイッチはタップスイッチとして機能させた。
そしてストラップピンはをPERFECT LOCK BOLT(金色) にしてみた。
やっと実用的な仕様に落ち着いた気がする。これからやるとすると、配線を綺麗にするとか、フレットすり合わせとかのメンテナンス系の調整かなと思う。調整が終わってから、物足りなくてリアをSH-4に載せ替えるかもしれないが、まぁ完成してみないと分からないね。
2025年11月18日火曜日
Epiphone Les Paul その11
入手したいピックアップがある。SH-4とSH-2だが新品は高いので廉価版Duncan Desighed HB-102フロント・リアセットが欲しいが、そうそう落ちてるもんでもないよなぁ。
https://gear-otaku.blogspot.com/2016/11/seymour-duncan-designed-pickups-guitar-bass.html
そんなことを考えていたら、出先で楽器屋さんジングルを見つけた。かなり充実していた。気がついたらSH-4中古を手に店を出ていた。さらば栄一、これで最後のリアピックアップ購入にしようと誓った。
私が思うHR/HMでメジャーなピックアップは、第1世代がPAF(1960年代)、第2世代がDiMarzio Super Distortion(1970年代)、第3世代がDuncan SH-4,SH-5,SH-6(1980年代以降) という感じと勝手に思っている。
https://ameblo.jp/hydelove-1969/entry-11971324258.html
これを体験しておけば私の素人遊びとしては十分。PAFは買えないが、PAF系をフロントに搭載して遊ぶ感じかな。SH-6は持ってないけど廉価版HB-103BをPacifica 721DHのリアに積んであるから買うまでも無い。
あ、閃いた!購入したSH-4もPE-R80のリアピックアップ候補だが、SH-5との比較のために似たようなスペックのEpiphoneレスポールに積んで、並べて弾き比べると良いんじゃないか。ビジョンは決まった。Epiphoneレスポール(1994)にリアSH-4・フロントGOTO PAFを積んでみることにしよう。
元がジャンクのEpiphoneは、オリジナル配線・オリジナルピックアップに拘る気はさらさら無い。ボリュームゼロで音漏れしないようにしたいので、調子のよいPE-R80配線を参考に配線図を描いてみた。配線材は流用するけど配線自体は見直す。
Gibsonレスポールはトーンとボリュームをコンデンサーで結線する方式が一般的だが、トーンポットの3番?とグランドの間にコンデンサを接続するPE-R80方式にしようと思って配線図を描いた。ちなみにEpiphoneのトーンとボリュームは単芯+シールドの線で結ばれており、コンデンサはポットの足とグランドの間で接続されていた。配線思想がPE-R80と同じに感じる...80年代前半までマツモク製だったEpiphoneレスポールを手本に韓国サミックに生産移行したから、マツモク製PE-R80と我が家のEpiphoneレスポールの配線思想が似てるんじゃないかな。歴史を知ると色んな事が見えてくるね。
配線作業は意外なほど苦戦した。ノブを抜くのが固くてポットにダメージを与えてしまった。具体にはノブの中のシャフトが抵抗の足が生えてる ディスクからが半分抜けて音が出なくなってしまった。抜けたのは4個中3個w。破壊まで至ってないのでポットを分解しシャフトを押し込んで瞬間接着剤で補強して2個は機能回復したが、古いミニポット1個は作業中に基盤がパリッと割れたw。というワケで、全ポットを外し、1個は手持ち新品ポット、あと2個は修理しつつ組み上げたワケです。在庫新品ポットも尽きた。何はともあれ、ボリューム絞った時の音漏れも無くなり、トーン・ボリュームの効きも正常になり、シャキッとしたサウンドになり、全配線を見直した甲斐はあったようです。
しかし、SCUDノブって固すぎません?配線を弄る人にとってみれば、ポット破壊とかトラウマになる。なので今回、Musiclilyで在庫用の追加ポットと、ついでにスピードノブ(金色)を調達して、ノブは交換してみた。なんか緩すぎる気がするが、これで行こうと思う。ちなみに、ネジ固定ハット型目盛付きノブがポットへの負担を考えると理想だが、そんなものは世の中に無かった。
【比較】
ここまでで相当疲れたけど、気を取り直してSH-4とSH-5の弾き比べだ。
SH-4は出力高めだけどハイは控えめ、SH-5は出力ちょい低めだがハイが出ていて歪ませても輪郭が確実に残るし生音も綺麗というのが分かった。
次にGOTO PAFとLIVE-GH3B(AlnicoV)のフロント弾き比べだが、GOTO PAFの方が低音スッキリで暑苦しくなく好印象、LIVE-GH3B(AlnicoV)は高音も低音も出ていて若干重さを感じた。今の私の嗜好はフロントに積むならGOTO PAFだ。
【今回の結論】
AriaProII PE-R80は、フロントGOTO PAF(ゼブラ)、リアSH-5(ゼブラ)の組み合わせ(前後ゼブラ)にすることにした。前後ゼブラピックアップの見た目、幅広い使い勝手、どこかに残したいジャパンビンテージ感(GOTO PAF)を考えると、こういう選択肢になった。SH-5に飽きたり嗜好が変わったらSH-4に交換しても良いだろう。手放す時は純正ピックアップのMMK-75をリアに入れても良いだろう。GOTO PAFは、改造が簡単な手持ち銅線を使ったタップ線追加とし、180度回転してゼブラを合わせフロントに搭載することとした。
Epiphoneレスポールは、しばらくリアSH-4を堪能するギターにします。フロントはGOTO PAFを外し純正ピックアップに戻したが、コイツもモコモコしてなくて使えそうな感じだ。普通にハムを配線しているだけだと交換が簡単で良いねw
SH-4搭載で元気な音になったEpiphoneレスポールは、元ジャンクとは思えないパフォーマンスを発揮し相当印象が良くなった。自分の嗜好に合うピックアップ選択は重要だなぁと改めて思った。
2025年10月31日金曜日
PE-R80 その6
80年代DiMarzio Super Distortionを搭載し遊んでいたが音が気に入らず、調べもせずにDuncan SH-5を載せたら妙にリアがキャンキャン言ってるw。新鮮な気持ちで配線図を作って再配線してみよう。
ミスった配線でも音は鳴ってるわけだが、配線色から逆追いするとスイッチをどっちにしようが片方のコイルしか鳴ってないタップ状態だと思われる。この状態のSH-5は音がすごく明るく、フェイザー(私はコーラス・フランジャーよりフェイザーの方が好き)の乗りも良くなりました。ちなみに、80年代DiMarzio Super Distortionはフェイザーが効きが悪かったので、これがいわゆるエフェクターの乗りが悪いピックアップというヤツですな。
配線を冷静に考えた。まず、フロントに積んであるMMK-75の配線を見て理解し、Duncanだとどういう色か判断して作った図が以下。ようは、Volに行ってるのがHot、アースに落ちてるのがColdと考えれば、あとは残り2芯なワケですから、Duncan配線図を見ながらパラレル時に白と緑(Cold)がスイッチ接続されれば良い...自ずと答えが見えてきます。この配線図通りにハンダし直したら、きちんとシリーズ・パラレルの切り替わりになりました。
Pacifica 721DHリアから外したLIVE-GH3B(AlnicoV)をマウントして初めて気付いたのだが、トレムバッカー仕様で弦間ピッチが広めに出来ていた。弦間ピッチ10.5mmのブリッジだし前後同じLIVE-GH3Bとの表記だからトレムバッカーだとは思わなかった。それでも、フロントピックアップキャビティ内にはギリギリ収まった。あと、フロントはキャビティのザグリが浅く、かつ、LIVE-GH3BはピックアップがMMK-75より厚いため、ピックアップセレクター配線がフロントピックアップ下にあると邪魔、ピックアップ下げ気味だとピックアップが傾く。なので、この配線も、キャビティのネック側の隅に寄せて絶縁テープで固定した。この段階で、リアはパラレルスイッチ、フロントはタップスイッチとなり、前後ともにシングル風サウンドが鳴るようになった。
搭載後の音だが、リアSH-5は随分上品な音になったように思う。フロントLIVE-GH3BはMMK-75と比べハイも聞こえるようになったが想像していたより低音も出ている。よ~くよく見るとリアが非トレムバッカー仕様なのにフロントがトレムバッカー仕様というのが引っかかるが、悪さをしていないようなので今は割り切っておこう。これで本日改造は完了。少し使い込みながらセッティングして美味しいところを探っていこうと思う。使い込んで音を覚えたら、フロントをGOTO PAFに交換してみて、どっちが気持ち良いか判断しよう。
2025年10月27日月曜日
PE-R80 その5
80年代DiMarzio Super Distortionを搭載し遊んでいるのだが、どうも中低域のミッチリ感と高域のアバレ感が気になる。やっぱ腑に落ちないものを使い続けるのはストレス、Duncan系の方が好みかなぁ...
PEに使えるピックアップは以下だ。
①MMK-75
8.6kΩ、PAF系、4芯。 PEフロントに使ってるが、モコっててスッキリしない。
②80年代DiMarzio Super Distortion
今、PEリアに使っているがシックリこない。
③Patent Applied For made by goto のS(Goto PAF)
8.1kΩ 、PAF系?、2芯。 PEリアから外した。MMK-75よりはハイが出る印象。ゼブラだがダブルポールピースなので、好きな向きにマウントできるピックアップ。
④LIVE-GH3B(AlnicoV)
7.94kΩ、アルニコ5、Pacifica 721DHのリアから外したフロントリア共用ピックアップ。721DHフロントの音がスッキリしてて良いが、リアだと馬力が足りない。
⑤Duncan SH-5
PRS SE EGのリアハムは、純正ポールピースが非調整式だったので、SH-5を積んで遊んでいた。そこまで拘りが無いので手持ちG&Bに交換してみても良いかも。ダメだったら純正ピックアップに戻す。
というわけで、考えて作戦練ってると時間がかかるので、SH-5をPRS SE EGから外してPE-R80のリアに搭載してみた。考えるな、感じろだw。
良く調べもせず配線したら、案の定、音がおかしいw。妙にリアがギャンギャン言ってるから配線間違ってるなぁ。シリパラスイッチも効いてない気がする。
もともと行先がフラフラしていたSH-5だが、音がスッキリするのは間違いないし、PE-R80に弦間ピッチもピッタリなので、きっとココが定位置になるのだろう。
まずは、頭をリフレッシュして、配線図を作ってから再配線しよう。
2025年10月20日月曜日
PE-R80 その4
80年代DiMarzio Super Distortionを搭載し一応完成したPEを弾いて楽しんでいる。ただね、ヘッド落ち対策をしないと、お気に入りギターになれないんだよ。
うちのはPEの中では軽めな部類だが、私の中では約3.9kgと重めなギターなので、バランスが良くないと疲れる。そこで前側ストラップピンに約3mmほどワッシャーを挟み込んでみたらヘッド落ちは大分改善されることを確認した。
私なりのヘッド落ち対策は、シャーラ―ロックピンの導入だ。シャーラ―ロックピンへの交換は、ノーマルストラップピンに対し7~8mmくらいワッシャーを挟んだのと同等の支点になり、ヘッド落ち対策としても効果的。ただし、後ろ側ピンも同様になるので、ネックを上げ気味に構えるなら対策になるけど、ネックを水平に構えるなら差し引きゼロだったりする。
http://www.ariaguitars.com/jp/items/other-brands/schaller/s-locks/s-locks-c/
懸念もある。最近のシャーラ―ロックピンはピンとネジが一体になってしまった。そして純正より明らかにネジ径が太いので、一度シャーラ―ロックピンを導入するとネジ穴が拡張され純正ストラップピンには戻せなくなります。 ピンとネジが独立していた頃のものなら、純正ネジを使ってシャーラーロックピンを導入できたし、微調整のために長いネジ+ワッシャーを使うことも手軽だったんですよねぇ。
こういう問題を回避するなら、SCUDで売ってるストラップピン(SCUD EP13)+純正ネジにすると良い。シャーラ―のS-Locks用ストラップロックが嵌ると思います。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/17083/?srsltid=AfmBOopopgE7lCtX90QLXO5MEYx2X3CQ-EVVR_3LADs37n_9mlT3A3h9
というワケで、手持ちのSCUD EP13は、EpiphoneレスポールからPEに転用。シャーラ―S-Locksを付けたストラップは他ギターと共用。その結果、ヘッド落ちはほぼ解消され肩の負担も大分ラクになり、PEも立って弾けるようになった。おかげで気に入りギターの仲間入りが出来た。
なお、ストラップピンの交換って必須か?と問われれば必須ではないと思う。立って弾くことがない人もいるだろうし、ストラップの穴がボロボロ・ユルユルになっても気にしない人もいるだろう。でも、私は立って弾けないんじゃダサいと思うので、立って弾ける状態に楽器を整えるのも大人の嗜みだと思う。
2025年10月9日木曜日
PE-R80 その3
ピックアップまわりの配線が完了し、DiMarzio Super Distortionと向き合っている。ピックアップ交換後、ダダリオ09-42だった弦を今後使うゲージセット09-46とすべく巻き弦だけAriaの09-46に交換した。
弾いてみたら、ピックアップ高さによって歪み具合が全然変わって意外にセッティングにシビアな印象。高すぎるとギターボリュームを絞ってもクリーンが出しにくいが、高くしないと歪んだ時にハイが出ずバイト感が物足りない。かといって、ちょっと出力を上げると途端にガサツになる気がするし、リアピックアップなのに妙に低音が前に出る。改めてクリーンが苦手なピックアップだなぁと感じている。なんかスイートスポットが難しいなぁ。
ピックアップ高さを上げ下げして弾いてみて、なんか変だなぁ?と思い、エピフォンレスポールに積んでいた時に調整してたポールピース高さをリセットしポールピースをフラットに戻してみたら、少し音がまともになった。ポールピースの高さは、音量だけじゃなく音質にも結構影響あることを改めて実感した。
ピックアップ比較で良くお世話になっているサイト、例えばDiMarzio Super DistortionとEvolutionの比較、Duncan SH-5とDiMarzio Super Distortionの比較が以下。生音からハイゲインサウンドまで比較しているので大変助かる。
https://www.youtube.com/watch?v=KJJwVUDoGHs
https://www.youtube.com/watch?v=r3uDucB0kdQ
実際に搭載して弾くプレイヤーの持つ印象はまた違うのだが、DiMarzio Super Distortionもセッティングが出て普通に使える音が出た。ハイゲイン時にはトーンを8に絞った方がミッドが出るし過敏なタッチノイズも減る。シックリこなくてSH-5に載せ替えてしまおうかとも考えたが、PE-R80リアは80年代 Super Distortion搭載で使い続けようと思えた。
なにはともあれ、高さを試行錯誤した結果、DiMarzio Super Distortionで使えるセッティングが見つけることが出来て、良かった。
【PE-R80に付いてきたPU】
あらためて、私のPEに積まれていたピックアップについて書き出す。
前:MMK-75:8.6kΩ
1981年ころのPE-R80には前後に積まれていたようで、PAF系らしい。4芯。
後:Patent Applied For made by goto のS:8.1kΩ
70年代のTokaiレスポールのLSシリーズに積まれていて評価の高かったものだったようだ。スタンプ通りPAF系なのでしょう。2芯。
フロントはパラレルで使い、リアはハムのまま使うという前提で配置されていたのかなと思う。私がこの組み合わせをするなら、フロントには ハイが出ているように感じたPatent Applied For made by gotoを4芯化改造し搭載、リアにMMK-75搭載とするだろう。フロント用にPAF系ピックアップを買おうかとか考えていたが、PEで楽しめる状況になったので結果満足ですね。ピックアップだけ入手しようと思うと、それだけで1万前後はかかるので、それを考えたらPE購入はアリだったと思う。その上、余ったPatent Applied For made by goto のSもPAF系なんだよなぁ、何に使おうw。
【ミドルスケールと09-46】
Aria Pro IIの09-46を入手していたので、Aria Pro II PE-R80に張ってみた。と言っても試奏用に張ってくれたダダリオ09-42が死んでないので、巻き弦だけ交換した。このおかげでドロップDの全体半音下げ(ようは6弦は1.5音下げ)チューニングでも、十分なテンションが確保された。ダウンチューニングにも手軽に対応できて便利ですね。ちなみに低音弦張替直後、音はこもってる気がした。慣れれば気にならないけど、あぁそうですか...という感じ。
ミドルスケール+09-46は、高音弦のテンションも緩めで弾きやすく、なんぼチョーキングしても弦が切れにくいのですよ。そして低音弦も十分なテンションがある。そして弦の入手も容易。そして、09-46ならロングスケールに使っても問題無いので複数ギターを持っている人にとって万能ゲージなのかもと思って、今現在試しているところです。
弦は値上がりしましたが、何故か値上げしていないメーカーもあります。結果的に、今現在、アニーボール3セット(コーティング無し)とエリクサー1セットが同価格帯なんですよね。エリクサーは長持ちだけど、結局切れたら終わりじゃないですか。しかもAmazonのアリア3セットが値上がりして1000円→1300円少々になったんですよ。それなら、何時でも何処でも気軽に買えるアニーボールに戻っても良いんじゃないかと思って、アニーボール3セットも買ってみましたよ。
2025年9月15日月曜日
PE-R80 その2
4芯化DiMazio Super DistortionをPEのリア搭載するという話。
まずはEpiphoneレスポールからDiMazio Super Distortionを外し、純正ピックアップに戻します。これに1.5時間くらいかかりましたw。純正ピックアップに戻したら戻したで何ら問題を感じないので、もうこのままで良いと思った。
外したDiMarzio Super Distortionを今度はPEに積んでいこう。まずリアピックアップ配線を見ると、あ~なるほど、リアボリュームポットに直接配線されていますねぇ。フロンとピックアップはグランドはリアボリュームポットに接続されていますが、それ以外は全部6Pスイッチに接続され、そこからフロントボリュームに接続されていました。なるほど、これを参考にしてやってみよう。ピックアップのグランド側・出力側の端子は一番下に接続するんだね、そしてシリーズ/パラレル切り替えの残り2端子がどっちかの線なんだな。50%の確率だから調べるのを端折って実行してみたら、シリーズで音が出るけどパラレルで音が出ないw。う~んハズレの50%だったので、残り2端子を入れ替えてみたら無事シリーズ/パラレルスイッチとして動作成功しました。
そうだ「Patent Applied For made by goto」のSを外して単体で抵抗値を計ったら8.2kΩでした。搭載状態で測っても0.1kΩ小さいくらいの測定誤差だったようです。なにはともあれ大事にとっておき、PAFっぽいものが欲しくなったらgoto PAFを使うことにします。
というワケで、全スイッチは動作するようになりPE-R80は完成しました。きちんと動くということは気持ちが良い。あと、なんだかDiMarzio Super Distortionと相性が良いかもしれない。
あと、トラスロッドを調整するのにマージンが無いのでワッシャーを2枚入れて余裕をもって調整を行った。ほぼネックをストレートにして、1弦側1.25mm6弦側1.70mmくらいの弦高で合わせてみました。試奏用に貼ってくれたダダリオ09-42がダメになったら最終調整に入ろうと思うが、今でも十分に弾けるので少しコレで慣らし運転をしましょう。
PE-R80 その1
馴染みの楽器屋さんに安物PEを入手したという話をしたら、まだ店頭に並んでないけど80年代PE-R80があり軽くバラされた状態だったが「来週にでも触ってみます?」という話になった。
Aria Pro II PE-R80は、80年代と同じ仕様・国内生産・約30万で再版されてます。80年代に8万が今同じクオリティで作ろうとすると30万...というか当時8万が安すぎだと思う。
http://www.ariaguitars.com/jp/items/electric-guitars/pe/PE-R80-BK/
PEシリーズと言えば元祖はPE-1500だが、こっちも再販(リイッシュー)されている。ネックがロングスケール648mmで、ピックアップがスーパーディストーション×2だ。
http://www.ariaguitars.com/jp/items/electric-guitars/pe/pe-1500ri/
私が先日入手したPE-512もどきとPE-R80の違いは、シリーズ・パラレルスイッチ付き、ボディ裏までコンター加工、裏蓋まで木材、ピックアップ等という感じかな。音に大きく影響しそうなのはピックアップで、マツモク製ピックアップが付いてるらしい。
事前連絡では以下のコンディション情報だった。
・2から始まるヘッド裏の製造番号から82年製。
・ローフレットに少し弦溝が出来ていて結構使用感がある。
・大きな打痕は無いが金属パーツに錆びがある。
・リアのシリーズ/パラレル切替スイッチが効かない
→リアピックアップが交換されスイッチ配線されてない雰囲気あり
・09-42弦で強く弾くと6弦がビビるかも
実際に弾いてみたら、全フレットで音詰まりは無かった。ブラスナットの高さとフレットの高さも適正、ブリッジも問題無さそう。重量は約3.9kg...PE-512が約3.1kgと軽かったのに比べると、普通のギターの重さですね。ピックアップは、リアに「Patent Applied For made by goto」のSが積まれていて、ギターにのせたままの計測で8.1kΩ、フロントはMMK 75で8.6kΩでした。電装系もリアのシリーズ/パラレルスイッチが配線されていない以外は何も問題が無い。このまま使えそうなので、PE-512を下取りに出しPE-R80をお迎えしました。
とりあえずリアピックアップ「Patent Applied For made by goto」のSの正体を調べてみたのだが、Tokaino1980年くらいのレスポールに積まれていて評価の高かったピックアップのようです。4芯じゃないのでシリーズ/パラレルスイッチが配線されていなかったんでしょうね。4芯化改造してまで配線する必要がなかったんでしょうけど、きっとこのピックアップが好きだったんでしょうねぇ。まぁ交換されてるピックアップもジャパンビンテージだったという話。
家に連れ帰って、まずは弾きこんでみた。リアピックアップは演奏上問題ない範囲で高めに設定し、フロントは音量バランスを取るよう低めに設定した。これで前後バランスも問題無い感じになった。だが、他のギターより出力が小さいのは間違いないが、そこまで大差でもないという印象。ただ、音像ははっきりしていて良い音だと感じてしまった。goto PAF、侮れないなぁ。goto PAFは2芯なので4芯化改造してシリーズ/パラレルスイッチをつけるのは気が引けるなぁ。戻したいときに戻せる感じにしたいし。
そういえばPE-1500、最初期PE-R80(1980年?)はDiMarzio Super Distortionを前後搭載していたんだから、PEにDiMarzio Super Distortion搭載はアリなんだろう。そして、何の因果か私の手持ちDiMarzio Super Distortionの1つは自分で4芯化改造してEpiphoneレスポールのフロントに積んでシリーズ/パラレル/タップ前/タップ後が出来る配線で遊んでいるんです。あれ...これをPE-R80リアに積んでシリーズ/パラレル配線すれば、時代考証的にも、前後ピックアップ出力バランス的にも良くなるんじゃないかと思った。交換されててもデメリットには感じられないだろうし、何より面白そう。というワケで、DiMazio Super DistortionをPE-R80のリアに搭載し、シリーズ/パラレルスイッチを配線してみようと思う。
2025年9月9日火曜日
Aria Pro II PE-512
マイニューギア、アリアの安いPEです。ピックアップを外してみてみたらHB-103がのってました。抵抗値はピックアップ単体じゃなく、ジャックで計っているので参考値。
リア:Duncan Desighed HB103B/ZB:16.2kΩ
フロント:Duncan Desighed HB103N/ZB:7.1kΩ
http://www.ariaguitars.com/jp/items/discontinued.html
http://www.ariaguitars.com/jp/items/electric-guitars/pe/pe-512/
PE-512
¥50,000(税抜)
生産終了モデル
Body:Quilted Maple Lamination, Nato
Neck:Nato, Set-Neck, Heel-less Cutaway
Fingerboard:Rosewood
Frets:22F
Scale:628mm
Pickups:Duncan Designed "HB-101" x 2
Controls:2 Volume, 2 Tone, 3-way PU selector SW
Machinehead:Gotoh SGM
Tailpiece:SPT bridge & QH tailpiece
Hardware:Chrome
Other:Shadow "E-Tuner"
Finish:AMB(Amber Brown), SPP(See-through Purple), SR(See-through Red), SBL(See-through Blue)
HB-103が載ったPE-512が見つからないが、仕様はPE-512なんだよなぁ。製造年もよく分からないけど、2012年発売らしいので多分10年くらい前のギターなんじゃないかと思うが使用感があまりなかったです。
ちなみに、PacificaにもHB-103だろうと思われるものをリアに積んでますが、リア+センターのミックスでフェーズサウンドが出ているので、Duncanと同じ配線色と思って配線していたが、Duncan Desighedは配線色が違うみたいだ。まぎらわしいね。
https://ogawat1968.hatenablog.com/entry/2020/08/25/135927
余談はさておき、安価なPEに興味を持った理由を話しておきますと、PE特有のヒールレスカッタウェイ(ようはスルーネック)を体験できるし、ほぼレスポール風(2Vol2Toneのコントロール)なのに、軽くて取り回しが良いんです。多くのPEのように1Vol1Toneのコントロールだったら、逆に私の目にとまらなかったかもしれません。
買ってきてから弄ったのは、ちょっとナットの滑りが悪く感じたので、ナットの角を少し落としただけ。ナット溝を適正に調整してやれば更に良くなるだろうとは思うが、多少滑りもマシになったしシャラーンと鳴るようになった気がするので、第一歩としてはOKだと思う。あとはチューナーは電池交換したら普通に動いた。
Aria Pro II PE-512は、軽くて取り回しが良く、ミドルスケールで指が楽、見た目はレスポールなのにハイフレットも余裕、アームが無いからチューニングも楽、ピックアップも使える...つまりコイツで事足りる。10万前後ギターと違ってフレット仕上げなど雑なところもあるけど、全く侮れない実力を持っていると思う。

























