2020年5月24日日曜日

ラズパイ30

ラズパイ4Bをサーバに使うようになってから、ラズパイ3B+が遊んでいるのでテレビに繋いでみた。

MicroSD 64GBにBustarを入れテレビ出力したら、サーバとして使っていた時よりモッサリだったので、結局以前使ってたUSBSSDにOSを引っ越した。おかげでChromiumでYouTubeも見れるようになったし、見ながらGoogle Keepも使えた。ラズパイ3B+はメモリ1GBなので、デスクトップ用途に使うならスワップが高速なUSBSSD必須だね。

テレビパソコンにはワイヤレスキーボード・マウスも必須ですが、USB3.0HDDケースとワイヤレス子機が1cmも離れていない密着状態だと電波干渉してキーボード・マウスの電波到達距離が極端に短くなったので、ラズパイとUSBSSDをコンパクトにまとめるにしても機器配置には配慮した方が良いです。

という感じで出来上がりました。接続した37インチのテレビの都合上、1366x768の解像度で使用しているのだが、2〜3m離れていても文字入力も何ら苦にならず結構実用的なPC?となった。テレビにラズパイを繋ぐのも結構良いもんです。

【オマケ】
テレビにつなぐならLibreELEC・OSMCの方がテレビリモコンで操作できて良いかもしれませんが、思った以上にYouTube設定が大変で挫けましたw

2020年5月22日金曜日

ノートでLinux

これまで、出張等の外出時には必要に応じ個人ノートX205TAを連れ出していたが、テレワーク用ノートを持ち歩くようになった。仕事用なのでWindows環境を汚すのは絶対ダメなので、自分環境が持ち歩けずプライバシー的な意味で気分が良くない。
というわけで、USB起動で自分環境を持ち歩くことに挑戦します。フルに使えなければ意味が無いので、LubuntuをUSBメモリにインストールしてみることにした。

①VMware PlayerでUbuntuのISOをライブ起動させる。
②USBメモリをVMware Playerに接続する。
③USBメモリにLubuntuをインストールする。
④USBメモリから起動する。

手持ちのUSBメモリ32GBを使って以下に倣ってやってみた。なお、VMware Playerを使うのはDVD起動とか面倒(ノートから光学ドライブは外してる)、インストールドライブ選択ミスを防げるし...という思惑のオリジナル案です。きっと、どっかの誰かも同じことをしていると思います。

本家lubuntu.meから20.04をダウンロードした。とりあえず、isoから起動し画面サイズを1280x768に変更してから、USBにインストールを実行しました。
https://lubuntu.me/

インストール先がUSBだからか仮想でやってるからだとは思いますが、とにかくインストールに時間がかかりました。3時間くらいかかったかなと思う。しかも、出来上がったUSBメモリから起動した環境も、動作は緩慢だった。思ってたんと違うw...というワケで、今後の課題ということで一旦終了ですw

【オマケ】
Linuxが普通に動くパソコンが1台あっても良いんじゃないか?と思ったので、Windows10化されたまま使われていないDELL Inspiron 1546にLubuntuをインストールしてみた。気まぐれでWindows10が入っているSSDにLubuntuがデュアルブートという設定になりましたw

Live USBを作ってインストールし、だいたい30分くらいでインストール完了し順調だったんですが、WiFiが繋がりません。調べたBCM43系のWiFiチップらしく、一度有線LANでつないで、ドライバをインストールしなければなりません。こんな感じでWiFiが使えるようになりました。

https://qiita.com/shozzy/items/aad8875bb46417b989b2
実際は以下コマンドだけでOKです。
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install firmware-b43-installer
sudo reboot
あと、WiFiも繋がったところで、日本語入力を入れました。
sudo apt-get install fcitx-mozc

というわけで、Linuxノートが超アッサリ完成しました。ラズパイのおかげで随分とLinuxに慣れたようです。今回、Lubuntuを入れた理由は、64bitのUbuntu系のパッケージ管理を使ってみたかったからです。

まだFirefoxをSyncして設定を同期し、YouTubeを見てみた程度しか使っていませんが、普通に使えるです。このBlogもInspiron 1546 with Lubuntu 20.04で行ってます。ブラウザが使えて動画が見れれば良いという使い方なら、Lubuntuで十分だと思います。
実は、LinuxにしたらCPU負荷が減ってCPUファンが静かにならんかなぁと期待したのだが、大した違いがない結果になりました。でも、まぁ普通に動くし、起動も1分くらいで完了するからOKかな。こいつの良さは、XGA+な15.6インチ液晶がバカみたいに綺麗で見やすくて、ジジイ目に超優しいんですよw
こいつのファン静音化が出来たら、相当実用性が上がるのになぁと思った。

2020年5月20日水曜日

ラズパイ29

【ラズパイ4Bへ移行】
ラズパイ3B+のシステム(stretchのまま)とrfriends2をアップデートしたらラジオ録音出来なくなったので、テストしていたラズパイ4B(rfriends2も動くBuster環境)をメインにしてみた。役目は変わらず、SoftEther+DDNS+ラジオ録音+NASだ。メモリ増加とUSB3.0で少し快適になるんじゃないかと期待してます。というか、ラズパイ4Bも、Bustar(2020-2-13版)で発熱も問題無いし安定しているし、メモリも増えてスワップ無しでも良いから、MicroSD 32GBでOS起動させたまま、メインに据えても良いように思っていたところでした。

今回のSoftEther自動起動は、新しいsystemdを使ってみた。
SoftEtherインストールは簡単でしたが、以前設定した固定IPをdhcpcd.confで設定していたのを削除するのを忘れないようにしなければなりませんね。あと、WiFi→有線LANへの切り替えとか手順を間違うとIPが分からなくなりVNC出来なくなって面倒なことになりました。
https://qiita.com/sigma7641/items/6b253703efe5f8f06de2

さて、ラズパイ4Bで、SSDはUSB3.0にダイレクトにラズパイに繋ぎ、大容量HDDはUSB3.0セルフパワーハブ経由で繋いでみたのだが、rsyncでコピーしてたらエラーが出てディスクマウントが外れてしまったり不安定。想定される原因は、デフォのラズパイ4B給電体制ではUSB3.0バスパワー給電がギリギリっぽいことかな。ラズパイ3B+ではピンヘッダ給電という小改良で安定性が増したから、ラズパイ4Bでもやった方が良いかもね。

USB端子の電源問題を回避するため、ラズパイ4Bでは全てUSB3.0セルフパワーハブ経由でSSD,HDDをぶら下げてみた。起動時のディスク認識は明らかに速く確実になったが、USB3.0セルフパワーハブにSSD,HDDの2台繋いでいたらコピー途中でディスクを見失った。なんだこれ、ラズパイの電源弱い問題もあるだろうけど、ラズパイ4BにはそもそもUSB3.0安定性にも問題あるのかも。そして調べたら...やっぱりUSB3.0に問題があった。

https://signal-flag-z.blogspot.com/2020/03/raspberry-pi-4usb30ssd.html

USB3.0のLinuxドライバ(UASP)が完全じゃないので、大量コピーなんかしたら遅くなったりIOエラー吐いたりという不具合があるようです。なお、Linuxの問題であり、RaspbianもしくはRaspberyy Pi 4Bだけの問題というワケではありませんでした。これがまさに私が直面した問題で、3B+から4Bに引っ越しのため大量コピーしていたらコケたワケです。

回避策も上記に出てるので、まずは手当してみよう。でもUASPを解除したらtrimが使えなくなりSSDだと遅くなるかもしれないですが、それでもUSB2.0接続よりは速いはず。なんならSSD使うのをやめて、Trimの関係ない余ってる2.5inchHDDを使うのもアリかも。

以下でuasなデバイスを探しIDを調べる。
lsusb -t
lsusb

UASが有効にならないようにする。
sudo nano /boot/cmdline.txt
先頭に、「usb-storage.quirks=XXXX:XXXX8:u 」を追加する。uの後ろに半角スペースを忘れないこと。改行も入れない。

これで再起動しlsusb -tで確認したら「usb-storage」に無事に変わっていて、ファイルコピーでエラーを吐かなくなった。まさに、UASPが原因だったようで、起動時のUSBHDD認識も早く確実になり、ラズパイ本体にSSDを直接繋いでも安定した。結局、USB端子の給電不足ではなかったようです。

【MicroSDのロック解除】
出来あがったラズパイ4B環境MicroSDを、SD Card Copierで別のMicroSD16GBにコピーし、これをWindows PCに挿しWin32DiskImagerでバックアップimgを作ろうとしたら、MicroSD16GBがロックされているので読めないと怒られた。何故だ?だが、以下に倣ってDISKPARTでロック解除したら無事に読めた。
https://www.partitionwizard.jp/partitionmagic/remove-write-protection-sd-card.html

①diskpartをコマンドプロンプトで実行
②list diskでディスクサイズ等からSDカードがn番か把握
③select disk nと入力してSDカードを操作対象
④attributes disk clear readonlyで読取専用をクリア

【MicroSD環境は共通】
ラズパイ4BのRaspbian Buster環境は、ラズパイ3B+にコピーのMicorSD16GBとUSBSSD,HDDをそのまま刺したら、エラー等も見られず動いた。
なお、ラズパイ3B+で本システムをUSBHDDにSD Card Copierでコピーしてみたが、ラズパイ3B+でUSB起動出来なかった。USB起動がタイムアウトしたかも。
まぁ、それは止む無しとして、ラズパイ4Bではスワップファイルを使用しないよう設定していたが、ラズパイ3B+で使うならスワップファイルを復活させないとメモリ不足に陥るので、とりあえずスワップ復活の呪文を唱えてみた。

sudo systemctl enable dphys-swapfile
sudo reboot

systemdの使い方は以下が参考になった。
https://www.souichi.club/technology/systemd/

これでブラウザを使ってもメモリ不足に陥る事はなくなり、ラズパイ4Bが壊れた時のバックアップとして使えるだろう。4Bで違うOSを遊びたくなったら、3B+でサーバを動かすのもアリだな。ラズパイは私個人サーバなので、安い小容量MicroSDが壊れても大した問題ではなく、スマホ等で使わなくなった16GB,32GB,64GBのMicroSDが手元に余っているし復旧・バックアップが簡単な方が重要だ。

【ルーター異常】
自宅で使っているASUSルーターRT-AC-1200HPだが、いつの間にかWiFiが飛ばなくなった。ASUSルーターは、再起動したりチャンネル弄ったりしたけど復旧せず。初期化するとかファームを上書きしてみるとかの手はあるんだけど、それでは時間がかかりすぎる。しょうがないのでASUSルータを取っ払い、JCOMルーター(HUMAX HG100R-02JG)をブリッジモードからルーターモードに変更して、必要機能を代替させた。設定弄ったのは以下。

・ブリッジモードからルーターモードにし、ASUSルーターを廃止
・DHCP設定を変更し、IPアドレスを192.168.1.10から振る
・WiFi2.4GHz,5.0GHzのSSID,パスワードを変更して、今までと同じにした。
・ラズパイ固定IPにポートフォワーディング設定した。
・ASUSルーターに繋いでたUSBHDDの中身は、ラズパイsambaに統合した。

フォワーディング設定については、以下を参考に行った。
https://homemadegarbage.com/humax-port

とりあえず、やってみたけどSoftEtherとVNCとL2TPがフォワーディングで通っていない。取り急ぎ、私の利便性が損なわれるだけなので後回し。

【後日】
残る問題は以下だ。

①DNS設定
ラズパイの場合、DNSサーバ設定がルータIP(ようは従前まま192.168.1.1)ではダメだったので、GoogleのDNS1:8.8.8.8とDNS2:8.8.4.4に設定したら、ブラウザ等も繋がるようになった。
nano /etc/resolv.conf

下記サイトを見るとルーターの持病なのかな?とも思うが、そもそもDNS設定がHUMAXルーター設定画面に見当たらないから、今回のように自分で設定するのが妥当な気がしてきた。WindowsやスマホではDNSを弄らずネットに繋がってるから、もしかしたら固定IP設定が悪さしているのかも。
https://www.akakagemaru.info/port/faq-dns.html

②HUMAXルーター設定画面
ルーターIPを192.168.1.1にしたが、設定画面がブリッジモード時のhttp://192.168.100.1でも繋がったのが謎。一応、今はhttp://192.168.1.1で繋いでおり、設定変更も効くので良いのかな。

③フォワーディング設定
上記でも書いているが、スマホからのL2TPも繋がらないからポートフォワーディングがうまく動いてないように思う。フォワーディングの名前を何度か弄って反映したら繋がるようになった。設定反映に癖があるようだ。もしかしたら、http://192.168.1.1で設定画面に入りなおしたから反映されたのかも。

④WiFiのSSID
WiFiは2.4GHz帯も5.0GHz帯も同じSSIDで今まで問題無かったが、どうもJCOMルーターでは2.4GHz帯SSIDしかタブレット側で見えなかった。なので、5.0GHz帯のSSIDを変更したら無事に繋がった。

【解決】
何とか一通り問題解消できた気がする。私のテレワーク用ノートも有線LANが無く、自宅WiFiが無いとテレワークにも支障をきたすというタイミングだったので、何とかなって良かった。
最近の通信会社レンタルルーターはポートフォワーディング・WiFiが標準で付くようになったし、ラズパイを使う前提なら個人でルーターを買わなくても良いかもね。
ついでなので、我が家周辺のWiFi混雑状況をWi-Fi analyzerというWindowsストアアプリで確認してみた。2.4GHzは混んでいるが5GHz帯は空いている。世の中は未だ未だ2.4GHz帯で動いているようです。

2020年5月2日土曜日

テレワークとノートPC

会社からテレワーク用ノートPCが急遽配給された。i7-10510U、メモリ8GB搭載、14inchフルHD液晶で約1.2kgだ。どこのWiFiで使っても会社VPN接続される仕事専用だが、個人でモバイルPCを持つ必要は無くなった。さて、自宅に仕事環境を作ろう。

【机の拡張】
自宅机には、17インチデカノートと23インチモニタが2画面状態で設置されている。テレワークには会社ノートを23インチモニタに接続して作業性を確保する必要があるが、自宅机は広くない。部屋を見渡したらスイフト用テーブル作成時に買ったヒノキ合成板35cm幅が残っていたので、35cm×80cmくらいに切って机の横幅を35cm拡張し会社ノートを置くスペースを確保した。机拡張でオーバーハングした角が怖いので、ホームセンターでクッション材も買ってきて貼り付けた。

【ノートパソコン・スタンド】
次に、ノートパソコンの高さ調整。23インチモニタと概ね高さを揃えたい。
ダンボールで1辺20cm程度の筒を作り、前面5cm後面15cm程度の傾斜をつけ前面にずり落ち防止の板を貼り付けて完成。急場はしのげたけど、恒常的に使うには補強等々が必要。改良型ダンボールスタンドも考えたが、検索してたら下記サイトを見てシューズラックを使ってみることにした。
https://rocketnews24.com/2017/06/05/909933/
ノートPCが滑り落ちてくるので、家に余っていた100均のすべり止めマットを両面テープで貼ったらバッチリ安定した。丁度いい高さ(液晶下面が概ね揃えばOK。2cmくらいの誤差は許容範囲)になるよう足を切って高さ調整した。

【キーボード】
■自宅使用のキーボード
K380(Bluetoothキーボード)
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/multi-device-keyboard-k380?crid=27
MK240 NANO(ワイヤレスキーボード・マウス)
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/mk240-nano-wireless-keyboard-mouse-combo?crid=1759
■会社使用のキーボード
Wireless Combo MK345(ワイヤレス10キー付キーボード・マウス)
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/wireless-combo-mk345?crid=1759

自宅で使うコンパクトなワイヤレスキーボード・マウスのセットが欲しいなら、MK240 NANOがコスパ良いですよ。USBレシーバー1つでキーボード・マウスが接続出来るし、何の設定も要らないので機器を選びません。私はラズパイのセットアップ時にも使えるので買いました。
K380もマルチペアリングでキーボード配置もスタンダードでノート・タブレット・スマホと接続するのに良いですが、Bluetooth接続なのでOS起動しないと繋がらないし、当然マウスは別途調達が必要です。私はテレワーク用にK380と下記マウスを使ってます。

【マウス】
モバイル用コンパクトマウスを店頭で持ってみれば分かりますが、使いにくいだけで軽くないし荷物も減りません。1000円少々で買えるBUFFALO Bluetoothマウスで十分です。
BSMBB21SBK
https://www.buffalo.jp/product/detail/bsmbb21sbk.html
Bluetoothでマルチペアリングなマウスが欲しいと思った時期もありますが、最も安いヤツがサンワサプライ。マルチペアリングより、安いのを必要数買った方が良いという結論で終了w
MA-BTBL121BK(3台マルチペアリング)
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=MA-BTBL121BK

【ノート雑感】
自宅に11.6inch、14inch、15.6inch、17.3inchのノートが大集合w。14inchはサイズ感が素晴らしい。今後のスタンダードになる予感がします。
https://thehikaku.net/pc/msi/20modern14.html
https://student-notepc.com/dell-inspiron14-5000.html

14inchのサイズ感は11.6inchと比較すると、縦横3cmくらいずつ大きい程度なので、持ち運びにも困りませんね。重量も14インチで1.5kg前後が増えているようだし、モバイル兼用としてもアリだと思います。

 11.6インチノート:幅286 mm×奥行き193 mm×高さ18 mm
 14.0インチノート:幅322 mm×奥行き222 mm×高さ16 mm