2024年1月31日水曜日

Marchall Lead 12

タイトルでネタバレしてますが、ずぅ~っと使ってない貰い物アンプってプリアンプとして使えないかなぁ、とか思いついた。自宅でギターアンプを鳴らすことはほぼ無いが、とりあえず使えるようにしておこう。

Marchall Lead 12はトランジスタアンプなのに、真空管アンプJCM800に音が似ていてファンも多いようだ。以下サイトでは、色々修理されていて情報も多いです。
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-12-lead12.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-17-lead12_2_1.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-18-lead12_3.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-20-lead12_4.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-26-lead12_5.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-35-lead12_6.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-38-lead12_7.html
http://guitarder.fc2web.com/other2/o2-41-lead12_8.html

私のはUシリアル,1986年製。私が普通にアンプとして使う時は、BOSS BD-1をブースター代わりに噛ませるか、マルチで歪ませてアンプはクリーンで使う感じかなと思う。もう一つの使い方が本命だが、キャビネットからプリアンプ部だけ取り出して歪みエフェクター的に使うという方法だ。Lead 12にはラインアウト端子があるので、BOSS ME-90のセンドリターンに繋いでみるのが面白いんじゃないかと思う。

そんなワケで、まずは各種ポットのガリが酷い状況なので改善してみよう。順当に考えれば、基板からポットをハンダを溶かして外し、ポット単体にしてからポットを分解洗浄し、再び基盤にハンダ付けするという感じになるので、結構な手間だ。
そんな手間をかけるなら、ついでにプリアンプ後パワーアンプ前にセンド・リターンを追加するとか、バッキングトラックを鳴らすためのラインイン追加とか色々したいなぁと考えて調べていたら、YouTubeでWD-40接点復活スプレーをポットの穴からスプレーして復活させていたのを見つけた。
自動車系工具屋さんでWD-40 CONTACT CLEANERを買えたので、ポットにスプレーしてみた結果、バラすまでも無く復活した。WD-40を買った甲斐はあったが、手持ちのKURE接点復活スプレーは出番を失ったw

さて、動作テストだ。Lead12のH.P./LINE OUTジャックは、H.P./LINE OUTが出力され、半差しでスピーカーアウトがキャンセルされヘッドホン出力のみ、全差しでスピーカーアウトとラインアウトの両出力という仕様らしい。ヘッドホンで試したら、半差しだと両耳で聞こえるけど、全差しだと片耳しか聞こえないという感じ。音質は変わらなかった。なんだ、ヘッドだけ取り出してライン出力追加改造しなくても使えるじゃないか。
次に、ME-90のセンド・リターンに組み込んでテストしてみた。ME-90のアンシミュをオフにしてみたらキャビシミュのIRも効かなくなったので、ME-90内のアンシミュはクリーンサウンドに設定し、IRはマーシャルのフリーのものを使ってみた。Lead12前にBD-2をブースター代わりに入れたらゲインは足りたけど、ギターボリュームを絞っても若干歪みすぎる感じがしたのでメインで使うならセッティングを煮詰めた方が良いかも。

というワケで、Lead12はヘッドのみで使えないことも無いことは判った。ただ、わざわざエフェクターまわりを複雑化&巨大化させてまでLead12プリアンプを使う必要は無いなぁというのが感想だ。まぁそれでも、アンプ持ち込みが必要な際はLead 12を持っていけば何とかなることが分かった。
実は最近、遊び用ミニアンプを買っても良いかなとか思っていたのだが、
Lead12がそこそこ使えることが分かったので、遊び用ミニアンプ導入はお預けかな...という結論に至った。

【おまけ】
うちの3mシールドの1本にノイズが乗るようになった。だんだん悪化しているので、これは切り刻んで部品として使うことにしよう。代わりをジャンク調達してみたのだが、メーカー名が分かる使用感の少ないものを3本選んだら、ノイズもないし使えそうだった。たまたまアタリだったのかもしれないね。

2024年1月1日月曜日

Mixer 5

配信テスト第一弾の結果は思わしくなかった。マイクからの声が入れば声を優先し声以外をガツンと下げる、マイクからの声が無くギターだけが入ればギター単独で聞こえる、マイクからの声が無くバッキング曲のみだけならバッキング曲だけはマシに聞こえる。マイクからの声が無く、歌入り音楽だけだと、音量が上がったり下がったりする。このような傾向にあるから、配信用音声コントロールがOFFに出来ていない気がする。

【音声コントロールしようとしている人々】
Windowsパソコンで会議通話をしようとすると、会議等の音声をコントロールしようとしている人たちが沢山いるみたいです。少なくとも3人かな。

1.Windows「サウンドの詳細設定」「通信」
2.通信アプリ(MeetとかTemasとかZoom)の中の設定
3.Chromeブラウザは自動音量調整がデフォでON(OFFする拡張機能あり)

少なくとも2,3には真っ先に気づいたが、WinXP,7時代には無かった「通信」タブがWindowsの中に出来ていた。だが前回、Windows「サウンドの詳細設定」「通信」というものを発見し、このデフォが「他のすべてのサウンドの音量を80%下げる」となっていた。こいつも配信用音声最適化しようとしているみたいだ。この設定を「何もしない」に変更した。
ミキサーを使うということは、これら1,2,3の音声最適化機能を全OFFで初めて成立しコントロールを手中に収めることができるワケです。ノイズキャンセリングは我々の味方だし、通常の会議には何も考えなくて良いので便利だけど、コントロールを手中に収めようとすると面倒ですね。兎に角、配信テスト第二弾だ。身近なソフトからやっていこう。目的に対し及第点を得られたら、とりあえずOKとしよう。

【Google Meet 】
まずは、だれでも持ってるGoogleアカウントで使えるMeetだ。Windows「サウンドの詳細設定」「通信」を「何もしない」にしても、Firefoxで使っても、第一弾と第二弾で変わりは無かった。しかも、ノイズキャンセリングや音量自動調整のON/OFF設定が見当たらない。無料アカウントだから無いのか分からないが、とにかく何も設定が見当たらない。現時点Meet無料プランでは設定変更できないようだ。残念。

【Microsoft Teams】
Windowsにログインしていればアカウントを持ってるはずなので、試してみた。まぁTeamsは仕事でも使っているし。
こいつは専用クライアントソフトっぽいヤツが常駐するメッセージアプリ兼用の会議ソフトなのだが、Teamsの「設定」の「デバイス」の中には、「マイク感度を自動的に調整する」のON/OFF、「ノイズ抑制」を「自動(既定)・高・低。オフ」 が選べる。両方ともオフにしたら、少し自分の思ってたようなバッキング用音楽とギター演奏を重ねることが出来た。だが、未だ全体音量の自動調整が利いているようだ。とりあえず、音量小さめにすれば大分マシなので、仮にOKとした。
あと、特徴的?だったのが、「デバイス」の「スピーカー」と「マイク」を両方ともAG06mk2にしたら、音がループするようで音声最適化機能が割り込んでくるようだった。なので、「マイク」はAG06mk2にしたんだけど、スピーカーはパソコン側のオーディオインターフェースにしておいた。音声を聞くのはAK06mk2ヘッドホン端子なのだが、大丈夫かどうかは実際に会議通話してみないと分からないなぁ。もしかしてGoogle Meetも同じだったのかな?

【まとめ】
結局、会議用ソフトやWindowsの設定の問題だったようで、ハードウェア追加無しにVoiceMeeter Bananaで実現出来ていたようだというのが分かった。AG06mk2購入は無駄だったかというと、物理的にノブがあったり、インプットゲインがあったり、ピークLEDがあったり、便利なことには変わりありません。それにアンプシミュレーターも内蔵DSPで処理できるのでコンパクトエフェクターを繋いでオーディオインターフェースとしても使えるし、設定次第ではパソコン側CPU負荷も小さく出来るかもしれません。そんなに高いものじゃないから1個持ってても良いんじゃないかと思うアイテムですね。

あと思ったのが、中古で良いからギターシールドとかオーディオ用ケーブルとか調達しようと思った。いざという時に手元に無いのは不便だった。ガッツリ使うというなら、後から良いケーブルに買い替えれば良いしね。

Mixer 4

僕らの楽器屋ハードオフwを偵察していたら、配信用ミキサーAG06mk2を見つけた。2万で買えるの!?ってカンジで気になってしょうがない。

友達とギター遊びをオンラインで共有する時にミキサーがあると便利だと思い、ソフトウェアでの実現を目指してVoiceMeeter Bananaを試したが、なんかうまくいかなかった。設定に悩むくらいならミキサーAG06mk2を買ってしまおうという判断に至った。(この時点ではほかに原因がありそうだけど、ミキサーがあれば問題回避できるかも...なんて思ってますw)
物理的なミキサーの方が動作も安定しているだろう。PC負荷も小さくなるだろうし、廃棄寸前ノートASUS EeeBook X205TAでも配信できるんじゃないかな。(購入した言い訳を自分にしているワケですw)

何はともあれ、早速繋いでみよう。

【チャンネル1】
私はXLR端子のマイクは持っていません。中古未開封500円無名マイク(ダイナミックマイクだと思う、ミニプラグ3極、4極変換ケーブル付)を使い、[HEADSET]マイク入力端子にミニプラグ3極で刺します。

【チャンネル2】
ギターをどう繋ぐか悩みますね。BOSS ME-90の標準ジャックからチャンネル2に入れるか、BOSS ME-90から標準ジャック2本でチャンネル3/4にステレオで入れるか悩みましたが、アンシュミも搭載されているチャンネル2に繋ぐ方向でいきましょう。接続ケーブルは、かなり前に買って使ってなかったオーディオ用RCA両端金メッキ1.5mケーブルが丁度いい長さなので使いましょう。エフェクター後はローインピーダンスだから、このケーブルでも間違いでは無いと思う。

【配信テスト】
準備は出来た。ヘッドホンで音は聞こえた。なので配信テストをしてみる。メインとサブのノートパソコン2台を使って、メインの方から配信開始し、サブの方で参加、サブの方にヘッドホンを接続し音を聞いてみて、思った通りの音が出るか試した。

Google Meetを使ったが、ミキサーを介しても大した差が無かった。次にMicrosoft Teamsを使ってみたけど、やはり差が無かった。次にZoomを使ってみたら、ノイズキャンセリングの強・中・弱・自動を選べて、弱にしたら少し音が良くなったが、まだまだ思った通りになっていない。なお、Zoom無料版は最大会議時間は40分まで除外しました。
ブラウザも、Chrome(拡張はDisable Automatic Gain Controlを入れた)とFirefoxを使ってみたが大差なく、結局、満足な結果は得られなかった。

ようは、音声は声・Windows音・ギター音の3種類あって、曲やギターの音はノイズ扱いされてノイズキャンセリングが働いているようで、ノイズキャンセリングの優先度も、声>ギター音>Windows音という感じだ。あとはWindows本体にノイズキャンセリング等々が搭載されたのか確認するしかないなぁ...で、検索して辿り着いた気がするが...

音量アイコンを右クリック
→「サウンドの設定」
→一番下にスクロールし「サウンドの詳細設定」
→「再生」「録音」「サウンド」「通信」というタブがあるはず
→「通信」タブの初期値が「他のすべてのサウンドの音量を80%下げる」となっていると思う。
→「これを何もしない」にすれば解決するかも

再度、配信テストをやってみよう。