2021年7月27日火曜日

TP-Link Archer AX73

 「自宅WiFiの2.4GHzだけ遅い問題」に対応するため古いASUSルーターを引っ張り出して暫定対処していたが、どうも調子が良くない。2.4GHz(ASUSルーター)も5.0GHz(JCOMルーター)も、WiFiが切れたりYouTube読込グルグルが発生するんです。その頻度もテレビやスマホなど機器により様々。そんなワケで、JCOMルーターは有線専用とし、WiFiは新たなルーターに任せることにした。当面使わないけど11ax対応のWiFi6機種を買ってみた。

TP-Link Archer AX73
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/archer-ax73/
https://hashikan.net/archives/archer-ax73.html
https://24wireless.info/how-to-use-vpn-on-wifi-router#TP-Link

NAS機能付きWiFi6対応で店頭約12.6k円、よく行く工房で売ってるし、事前調べで普通に使えそうだし、既にWiFi子機でTP-Link使ってるので、中華製品なのは妥協しましたよ。

スマホで設定出来るアプリもあるようだが、TP-Link ID作成が必要らしいので面倒です。なので、まずはAX73とPCを有線で繋いでブラウザから設定画面を開き、固定IP、DHCP無効、スマートコネクト無効、従前と同じSSIDに設定。2.4GHz帯はチャンネル固定としましたが、それ以外は基本的に自動にしてます。それからルーターに繋ぎました。交換した結果、2.4GHz・5.0GHzともに接続は安定したし、何となくリアクションタイムも減少したように思います。

TP-Linkは世界シェアで他を圧倒しているので、安定性とファーム更新に期待して選択したワケです。高級ルーターが欲しいワケでは無いが数千円ケチって後悔したくなかったのでAX73にしたわけですが、コスパ最強を狙うならAX20で良かったかもしれませんね。兎に角、設定に苦労する事も無く、WiFiが全くが切れなくなったので満足してます。
ChromecastにしろRegzaにしろYouTubeが安定し、特にChromecastとスマホの接続が切れる現象は全く無くなりました。スマホVLCの動画再生のCastも全然途切れない。なんだよ、Chromecastがイマイチ安定しない原因ってWiFiのせいかよ。JCOMルーターhg100r-02jgのWiFiがクソだったって事だけはハッキリしました。

今回の教訓ですが、WiFi機器の安定性がイマイチ・思ったように動かない・接続が維持できない理由が分からない...こんな症状なら、WiFiを評判の良い機器に任せるのが手っ取り早い解決策なのかもしれません。

2021年7月2日金曜日

4Kモニター その3

 例のあれでテレワークが多いが、自宅テレワーク環境はずいぶんと目に優しくなった。しかし、常にspacedeskを使って3画面化しているかというと、逆にそんな方が稀である。ただし、3画面を使っていることは使っている。というワケで、必要な時に3画面化できるよう自宅ノートも仕事中は常にONだ。左から以下のように画面が並んでいる。

14インチ
テレワークノート(会社ネットワークにVPN接続)
28インチ
4Kモニター(会社デスクトップのリモートデスクトップ利用)
17.3インチ
自宅ノート(spacedesk出来るように待機、ちょっとした検索に使用)

自宅ノート側を操作するのに、いちいちマウスキーボードを持ち替えるのは面倒なので、マウス・キーボードのセット1つで操作できるよう「Mouse without Borders」というソフトを使っている。これが意外に便利なのだ。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/yajiuma-mini-review/1252116.html

そして、購入済みだった「世田谷電器 AR-H3SW【代沢三差路】」というHDMI3系統切替スイッチを接続したおかげで、28インチをどっちのノートに接続するか簡単に切り替えられるようになった。

https://www.area-powers.jp/product/others/4580127697834/

これで私の自宅PC環境は完成したように思う。ラズパイをモニター出力するのも手軽になったので、実機として使うのもありなのかもしれないね。

【解像度と拡大率】
大きさが全然違う三画面を並べて使うには、それぞれの解像度や拡大率を設定変更し、概ね文字サイズ等を揃えないと使いにくい。Windows10では拡大率が導入され、14インチノートでは150%が標準。しかし、この拡大率というのが曲者で、画像は解像度に沿ったサイズで表示されつつ文字は拡大率に沿うという仕様。では画像がほぼ無い場合に、フルHDの150%というと、どういう解像度に相当するのか?ということを知る必要がある。単純に1920x1080を1.5で割ると1280x720...これは1366x768より表示情報が少ないことになる。ココに落とし穴がある。
古くからPCソフトウェアは1024x768 or 1366x768を快適に使えるGUI最小ドット数としてデザインされていることが多い。WindowsだけでなくUbuntuなどでも、設定などを開いたら縦768ドット未満だとOKボタンが押せないという事態に遭遇しがち。では15.6インチで標準の125%で使ってみると、14インチではちょっと小さすぎかなと感じた。というところで、ボケを覚悟で実ドット数より低い解像度設定を試してみたところ、最近の高解像度液晶は低い解像度に設定する分には顕著な文字ボケ問題は起きないです。勿論、目が良い若年層においては文字ボケが気になるかもしれません。結局、本人次第です。

というワケで、私は拡大率100%とし、以下解像度設定で使用する事にした。
14インチ:1366x768
28インチ:2560x1440
17.3インチ:1600x900

私の場合はリスト表示される解像度で対応可能であったが、ピッタリと全モニターでドットピッチを合わせたい場合には以下を試すと良いでしょう。

ドットピッチ計算
https://testpage.jp/tool/ppi_dpi.php
カスタム解像度追加
https://kazupon.org/windows-how-to-cru/
https://www.monitortests.com/forum/Thread-Custom-Resolution-Utility-CRU

【解像度追加】
Celeron 1037Uな自宅ノートと28インチモニターを接続して使う場合、HDMI接続の28インチ側もフルHD解像度までしか選択肢が無かったが、インテルHDグラフィックコントロールパネルでカスタム解像度を試した結果、2560x1440,30fpsを追加することができた。28インチ:2560x1440と17.3インチ:1600x900はドットピッチも全く問題無いし、ここまでの表示なら帯域も足りるらしいです。ちなみに60fpsだと帯域が足りないと怒られましたよ。
というワケで、自宅ノートでもそれなりの解像度で表示させることが出来ました。30fpsでもYouTubeを見る程度であれば問題ありませんが、Chromeで動画見ながらGoogle Keepでメモ入力していたら動画がちょっとカクついた。また、全画面YouTubeのフルHD再生したら、CPUファンが中速回転した。やっぱりCeleron 1037Uという2コア2スレッドなCPU・GPUも全部ギリギリなんでしょうねぇ。でも、こんなローエンドCPUで普通に動いたんだから、優秀だと思いますよ。
次に自宅ノートを買い替える時には、4K,60fpsでも耐えうる最新世代ノートにしようと思いました。今ならRyzen5かなぁ。