2021年12月28日火曜日

ラズパイ 39

 ラズパイで色々な事が出来るようになると、もうWindowsは要らないんじゃないか?と思う事がある。だが、相変わらず問題なのは、使い慣れたWindows専用ソフトウェアがあることだ。身近なもので言えば7-Zipだし、たまにしか使わないけどiPhoneのバックアップ・復元に使うiTunesだ。
というワケで、全てのWindowsソフトウェアをラズパイで代替するのは難しいが、一部の軽そうなソフトなら何とか動くかもしれないので、Wineを試してみよう。

まずはPi-Appsをインストールしてみましょう。
https://raspida.com/easy-install-piapps
いきなりWineはハードルが高いかもしれないので、Pi-Appsでマイクラを入れてみよう。どうやらPiエディションのサバイバルモードパッチをあてたヤツが簡単に入るようです。何となくPi-Appsの使いが分かったらOKです。マイクラの沼にハマらぬよう注意w
https://kocoffy.com/iot/post-1280/
Pi-Apps上でBox86,Wineをインストールしてみましょう。
https://raspida.com/wine32-rpi4

というワケでインストール出来たところで、7-Zipでもインストールしてみましょう。以下からexe形式(https://www.7-zip.org/a/7z2106.exe)でもダウンロードしてみてください。x86(32bit)版じゃないとダメだと思います。
https://sevenzip.osdn.jp/download.html
ラズパイスタートメニュー システムツールの中にWine各種設定が入ってます。Wine Program Managerでダウンロードした7-Zipをインストールしてみましょう。正常に追加されたら、ラズパイスタートメニューにWineが追加され、その中に7-Zipが出来ているハズです。無事動いたおかげで解凍した時に文字化けする問題も回避できるようになりました。ラズパイのドライブがWine上仮想デスクトップに自動登録されているので、ローカルで圧縮解凍せよってことだろう。もちろん頑張ればsamba共有も使えるのだろうと思うが、使用頻度にもよる話かもね。

続いて、コマンドで設定するのはツライSoftEther VPN Server Managerだ
。GUIツールはWindows版しかないので常々Wineで動かしたいと思っていたものだ。使えたけどUIが英語になっちゃったから少し課題が残ったな。バージョンダウンしても英語以外の言語設定が出てこないが、まぁ何となく分かるから今は良いかな。

Wineにインストールしたソフトウェアは、仮想デスクトップ上での動作がデフォになっているけど、私は仮想デスクトップ不要だったのでチェックマークを外してスッキリしましたよ。それに、仮想デスクトップにスタートボタンが無かったので何のための仮想デスクトップか意味が分からなかった...これって私だけ?

というワケで、多少の謎は残りつつも、何とか実用的な速度で動いてくれて嬉しかったですよ。導入も簡単だったしWine入門にもってこいでした。Pi-AppsとBox86とWine...なかなかお役立ちですね。

2021年12月27日月曜日

ラズパイ 38

ラズパイ3B+で使っている冷却用12V50mmファン(5V駆動)が再起動時に自律回転しなくなった。手持ちの12Vファンの中から5Vでも起動するものを選んで使っているのだが、なかなか微妙なようです。ファン軸受け部にエンジンオイルを注油したら復活したが、今後は年一度の注油が必要なようだ。当面は大丈夫そうだが、安定動作を目指して5Vファンを梅澤で買ってきた。時間のある時にでも交換すれば、ファンが起動しないという懸念は払拭されるだろう。

Nidec F410T-05LC
https://www.nidec-copal-electronics.com/j/product/detail/00000112/

5Vファンは単品で買うとお高いし選択肢も少ない。私は既に設置・稼働状況にあるラズパイ(GPIO給電用にケーブルも自作している)なのでファンだけ欲しかったんだか、ケースごと買った方がお手軽だし値段も大差ないだろう。

https://www.amazon.co.jp/Smraza-Raspberry-%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A43-Model-%EF%BC%8B%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%EF%BC%8B%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF/dp/B07CBRS3HW?language=ja_JP

ラズパイは4Bがあるのに3B+をサーバー用途で使い続けている。3B+はファン付きではあるが今夏の室温35℃でも安定動作していたのも、使い続けている理由の一つになった。現状のセットアップ状態で、発熱と冷却と速度のバランスがサーバ用途には良いのかもしれない。

4Bは、今夏の室温35℃、アップデートした時点版のせいかCPU発熱増、動作プログラムによる負荷、ファンレス運用というのが組み合わさってなのか、熱暴走が発生した。さらに最近、GB単位の動画ファイル移動をしているとフリーズする...そんな状況です。で、Raspberry Pi OSは、Debian11(Bullseye)ベースが、やっとラズパイにもおりてきたので、4BにMicroSDで32bit版Bullseye環境(64bitはベータだったので回避)を作ってみました。

■Headless Resolution
「Raspberry Piの設定」メニューの中のディスプレイに、なんと「Headless Resolution」という項目が追加されていた。文字通りヘッドレス時にVNCで繋いだ時に解像度変更が出来るものです。おかげで1024x768からは変更出来ましたが、16:9設定は1280x720と1920x1080だけ、私は1360x768を使いたいので少し不満だが1280x720で妥協した。

■更新通知とアップデーター
アップデートがコマンド不要になったので、随分と敷居が下がりました。これから始める人には優しい仕様かもしれません。
https://raspida.com/update-notification-bullseye

■最低限の環境で使ってみる
セットアップ直後はモッサリしていたが、そこそこセットアップを完了したらサクサク動くようになった。多分、不要なログを出力しないようにするとか、swap止めるとかが効いてるのかも。日常ソフトをインストールした環境になったが、MicroSD起動なのにサクサク動いている気がする。主に弄ったのは以下。ここまでが私にとっての最低限セットアップかな。動画再エンコ環境とかは使う時で良いかな。
qBitTorrent
Palemoon(Busterのリポジトリ)
GParted
yt-dlp
rpi-clone
PCMan FM-Qt
Samba
スワップなし
ログ削減
LED消灯
USBHDDマウント、共有設定

まだPalemoonのDebian11リポジトリが無いのが気になるが、概ね環境は整っているんじゃないかな。あとは64bit版がベータじゃなくなって普及すると良いね。そろそろBullseyeを使い始めても良いかもとも思ったが、まだBusterの方が安定しているなぁと感じていたら、Busterのサポートが延長されるようだ。

https://raspida.com/rpi-os-legacy-version

ようは、Busterがレガシー版としてサポート存続するようです。今のところBusterが安定していると感じるし、ラズパイ3B+と4BのOS共用という点でも優れているのではないかとも思う。

2021年12月15日水曜日

テレワークとノートPC 2

会社からテレワーク用ノートPCが急遽配給されたのが2020年4月だったと思う。i7-10510U、メモリ8GB搭載、14inchフルHD液晶で約1.2kgで約10万というお得なブツなので、気兼ねなくテレワーク・出勤・出張に連れ歩いていた。
先週くらいから徐々にWiFiの調子が悪くなり、とうとう繋がらなくなった。デバイスマネージャーでエラーが出てる。社内にWiFi死亡先達が複数居るらしく、ええ~マジィ~って声を出して嘆いていたら、嬉しそうにWiFi子機を渡されました。これで凌げとw。
そんなテレワーク用ノートだが、2022年に全入替えという話は出ていた。なんせ急遽調達したテレワーク用ノートだったから納期優先、結果的に不具合が多かったし、サポートも二の次だったので壊れた時の代替機貸出などもない。修理するとなると中国工場に送るので1か月かかるらしい...マジか。

会社のPC担当にこれって修理?交換?って聞いてみたら、先行調達した交換用ノートのラスト1台があったので、速攻交換してくれた。交換用ノートは富士通LIFEBOOK Uシリーズの法人向けモデル。自分には縁のない超軽量高級ノートだったので、ちょっと気分が高まりましたよ。

LIFEBOOK U9311/F
https://jp.fujitsu.com/platform/pc/product/lifebook/u9311f/spec.html
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1316545.html

手元にきたノートを確認したところ以下のような仕様でした。
・intel Core i7-1185G搭載
・メモリ16GB搭載
・バッテリー容量50Wh搭載
・重量は800g台らしい

専用充電器はUSB Type-Cで65Wと書かれており、最大バッテリー駆動時間は23hらしいが、実働10hくらいっぽい。今後は充電器もスマホと共用できるんじゃないかと期待しますが、手持ちスマホ充電器の5V3A USB Type-C端子+100均ケーブルでは流石に充電できませんでしたw。今後の充電器購入に備え、純正充電器の型番・仕様をメモっておこう。PD対応充電器なら大丈夫なのだろう。
・型番:ADLX65YSCC2F
・出力:20V3.25A,15V3A,9V3A,5V3A。

早速使ってみた感想を何点か。

新旧ノートで、CPUはCore i7の第10世代と第11世代の違いでしかないから、普段使いで速くなったとは感じられません。Google Earthが少し速くなったかもしれませんね。結局、風水変造しないとサクサクにはならないのだろうなぁ。

バッテリー持ちは、メーカー仕様から期待するほど長時間駆動ではないが、日帰り出張は出来そうかな。普段使う各ロケーションにType-C充電器を予め用意しておければ快適になるだろうなぁ。

キーボードは明らかに良くなった。キー配置がスタンダードなので、普段から複数PCを使っている私でも違和感なく使えます。兎に角、キーボードが普通で最強、esc,半角/全角,shift,ctrl,prt screen,delete,backspace,enter,矢印キーが思った通りのところにあるのは非常に重要なんですよ。ASUS X205TA並みに良いw

画面は13.3インチだが、前の14インチと遜色なく使えている。自宅で28インチモニターと並べると更に小さくなったが、役割分担を考えるとこのサイズでも良いのかも。

最後に重量。13.3インチで867gは本当に凄い。10インチのIdeapad Duet Chromebookがカバーも入れたら935g、11.6インチのASUS X205TAが980gなんだから、LIFEBOOKの軽さは異常と言って良いだろう。


仕事で使うモバイルノートなら、レッツノート最強と思っていたけど、今はLIFEBOOK U Series最強に認識が変わったかも。会社や自宅など作業場所では大画面モニターを接続して使えばデスクトップPCはもう不要なんじゃないかな。気付いたら隣の席のヤツは既にそうしている...デスクトップPCが単なるオブジェになってたよw
そんなワケで、20万のノートPCを高いと見るか安いと見るか人それぞれだが、仕事でバリバリ使うとなれば恩恵は計り知れない。リモート会議が一般化し、VPNも一般化し、そんな時代にこそLIFEBOOKなのかもしれません。

2021年11月28日日曜日

ace. HOVERCOAT series8

 通勤用バックパックを更新した。

以前使っていたものは、過去にライジングサンに行くために買ったNIXONのものだったが、パソコンを持って通勤する事象が発生したため通勤用に定着していた。一応パソコンを固定できるし結構荷物も入るが、形を保つような構造をしていなかったし、クールビズ時には財布も入れたいが丁度いいポケットも足りなかった。そこで、型崩れしずらく収納が多いものに買い替えたいと考えていた。なお、破れ等も発生せず頑丈だし、嵩張る上着等を入れる等でパンパン気味で使うには良いものです。今後はレジャー用途で使う感じですかね。

買い替えにあたってはAerのバックパックが気になり、現物を見たかったので緊急事態宣言が明けるのを待って某アウトレットに行ったのだが、取り扱い店舗を見つけることが出来なかった。残念ながら撤退したのかも。
そこで、比較的入手性が良いビジネス用バックパックということでace.の店があったので入ったのだが、パーフェクトではないものの丁度良さそうなのがアウトレットで随分オトクだったので買ってしまった。まぁ考えてた予算の半分だったので、より良いものが欲しくなったら買い替えても良いかなと思っている。
買ったのは、HOVERCOAT series8という公式サイトには見当たらないやつ。旧製品なのかな。似たような製品はあったが、以下リンクより若干大きくW31cmxH45cmxD16/20cmという厚さ可変できる仕様だ。私にとっては、バス地下鉄の座席に座り、太ももの上に縦に置いて胸までのサイズ感です。小柄な方だと若干持て余すサイズかもしれませんね。

ace.ホバーコート
https://store.ace.jp/shop/c/c40109/

他に気になっていたのは「かわるビジネスリュック」。機能的に面白そうで興味があったが、ちょっと可愛くない気がするw
https://superclassic.jp/products/list62.html

2021年11月8日月曜日

Ryzen 5 5500Uノート3

 仕事ノート【Core i7 10510U】と比べ、個人ノートのInspiron 15 (5515)【Ryzen 5 5500U】は随分サクサク動く。どっちもメモリ8GBだし、M.2 NVMe SSDだ。仕事ノートも同じくらいサクサク快適な条件を満たしているように思うのだが、この違いはなんだろう。もしかしてRyzenって思った以上に素敵なのかも。
ちなみにCPU性能比較は以下。
https://nanoreview.net/en/cpu-compare/intel-core-i7-10510u-vs-amd-ryzen-5-5500u

さて、そんなサクサクなInspironのスペックアップだが、用途のはっきりしないM.2 NVMe SSD増設は先送りにし、さっさとメモリ増設して実運用環境を整えた方が良いだろうと判断しましたよ。

早速、99でメモリを買ってきた。最近はメモリ相性問題をあまり聞かないので、ADATA AD4S32008G22-RGN [SODIMM DDR4 PC4-25600 8GB] 4680円を1枚だけ購入。裏蓋を外してメモリ追加したら無事にデュアルチャンネルメモリ16GBな立派なノートPCになった。私の普段使いではデュアルチャンネル化の恩恵は分からなかったが、VMware等仮想マシンへのメモリ割り当て時にも余裕が出来たので、まさにメイン環境という感じになりましたね。
というわけで、長く使えそうな個人ノートPC環境が出来上がった。大きく弄る事は当面ないと思うので、以下に雑感を述べ、購入から導入までのメモは一旦完了ということにしよう。


【雑感・良い点】
先にも述べたがRyzen 5 5500Uの感触が良い。仕事で使ってるデスクトップやノートのCore i7よりブラウジングでもサクサクしている。Ryzen 5 5500Uは第2世代コアのはずなので、上記リンクでも明らかだがシングルスレッド性能はCore i7と同等程度のハズなんだけど、随分と印象が良い。違いはコアごとのL2キャッシュがRyzenの方が512KBと大きめなんだが、もしかしてソコなのかもしれないね。
今回はWindows11にアップデート出来るノートPCを買ったワケだが、滑り込みでWindows10搭載のものが買えたので、使っているソフトの動作も問題無いだろうというのもありがたい。
メモリ16GB搭載にカスタマイズして約7万とコスパが良く、比較的高性能なノートPCに仕上がったので非常に満足度が高かった。自宅専用にそこそこ長く使えそうなパソコンを買うというのは達成できたし、充電器込みで2kg未満なので必要ならバックパックに入れてモバイルも可能です。そういえば15年くらい前、12インチで2kg以下という条件で調達した格安中古ノートを出張に持ち歩いていたことを思いだした。

【雑感・残念な点】
分かっていた事だが液晶の明るさは期待出来ない。室内使用では実用上問題はなかったが、ハッとする綺麗さは無い。本機の輝度約250cd/m2というのはノートとしては良くも悪くもないんだけど安物には違いない。TN液晶よりマシと捉えておいた方が良いだろう。
あとは、自宅で使う限りは問題無いのだが、充電専用端子・専用アダプターをやめUSB Type-Cを二つにしてくれると充電事情はかなり良くなると思う。兎に角、USB Type-A端子は充電端子を兼用するように普及したし、空港・高速バス・カフェなどでもUSB Type-A端子かコンセントが用意されるようになったのだ。もう、2kg未満のモバイルノートPCで充電専用端子なんてのは不要だと思う。必要なのは、GPUを搭載し消費電力の大きなゲーミングノートPCくらいかな。

2021年10月15日金曜日

Ryzen 5 5500Uノート2

自宅メインPCをRyzenノート(Inspiron 15 (5515))に入れ替えた。と言っても、設置場所のモニターアームに新旧ノート入れ替えただけなんだけどね。

Ryzenノートをモニターアーム(1台は28インチモニター設置、1台はノート設置)に設置、ノート画面が17.3→15.6インチと下がったが実用上の問題は無さそう、15.6インチが大きすぎず小さすぎず重すぎずマルチに使えるベストサイズと思いました。「拡大縮小とレイアウト」の推奨値が最近流行りの14インチ(テレワークPC)では150%(1280x720相当)でしたが、15.6インチでは125%(1536x864相当)となっていて、1366x768相当以上あるのでWindows自体の使い勝手も良いです。

液晶モニターは、画面の発色・明るさなどに不足が無いか懸念してましたが、及第点はあげても良さそうです。横に並んでる外部モニターと違和感なく使用できますが、明るさ全開で使用中。これ以上の明るさが無いので屋外では暗いかもしれないが、私の用途的には問題無いかな。

定位置に設置して外付けキーボードで操作するようになって、新旧環境の使い勝手をフラットに比較出来るようになったわけですが、やはり2コア2スレッドCeleron 1037Uから6コア12スレッドRyzen 5 5500Uに環境が変わると、ブラウザの画面スクロールや操作感などもスムーズ、設定で軽量化小細工する必要すらありません。逆に設定はCPU・GPUをフルに使うよう見直していこうと思う。

外部接続ストレージもUSB3.0に統一して高速化を図りたいので、USB3.0対応3.5インチHDDケースを買ってみた。2.5 or 3.5インチ外付けストレージをUSB3.0接続で使用する前提、ノート本体にデータは保存しない方向で運用します。USB3.0接続3.5inchHDDはラズパイ4のsamba共有に繋いだが、速度が欲しければノートに直接繋ぐことも考えますかね。とりあえずノートにはUSB3.0接続2.5inchSSD 1TBを常時繋いで常用ファイルを置いてあるので、使い方を分けた二段構えでいこう。
https://www.kuroutoshikou.com/product/case/35hdd/gw3_5am-su3p/

近所の店にはPC4-25600(DDR4-3200) 8GB SODIMMの現物が無かったので、現状のシングルチャンネル動作でも不満無いしメモリ増設は先送りしよう。M.2 SSDも大容量だと高価なので増設する気が無くなりましたね。この先の投資としては、USB Type-Cにハブを付けてPD充電やHDMI出力を実現するくらいかなぁと思うが、USB3.0セルフパワーハブも繋いでいることだし、急がず普及してからで良いかもね。

とりあえず環境更新してストレスは無くなった。急いでスペックアップする必要も無い。何か買いたい衝動が発動するまで、このまま使いますよ。

2021年10月7日木曜日

Win11をInspiron 1546に

マイクロソフトからWindows11が正式公開されました。Windows10と同様にMedia Creation Toolをダウンロード・実行すれば、インストーラーUSBメモリが作成できます。で、Win11は要件を満たしていないPCでも、インストーラーのチェックを搔い潜りインストール完了する術がある。

https://wp.janpara.co.jp/kike/14017

1.Shift+F10でコマンドプロンプト、regedit起動
2.キー作成
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥Setup¥LabConfig
3.新規に32bitDWORD値を追加「BypassTPMCheck」、値1
4.新規に32bitDWORD値を追加「BypassSecureBootCheck」、値1
5.regedit終了し再起動せずセットアップ実行

途中でregeditする手順でInspiron1546にWindows11をインストールすることが出来ました。MSアカウントでセットアップしたらライセンス認証も通ってます。ちなみに、VMware Player環境へのインストールも同手法でインストール出来ました。

Windows11への移行はMSの販売戦略。アップデートに制限を設けて古いPCの足切り、Windows11サポートPCなら次世代セキュリティーと最新UIが使えますよって事でしょう。2025年までWin10で使ってから、それでもなおOS更新が必要な機器なら、こういう切り抜け方もあると考えると良いのかもしれませんね。

さて、Windows11を動作させてみたところWindows10と大差ないし重くも感じないです。コントロールパネルもあったし、ドライバもWin7のやつも手動なら入れられた。無保証ながらインストールに抜け道があるあたり、ニッチな苦情も抑えられる妥当な判断なのかもね。それより何より、2009年発売PCでも普通に最新OSが動いちゃうところに感動しました。ただ、エクスプローラーの右クリックに従来メニューが出ない...「7-zipで解凍」とかに辿り着くのにワンステップあ、純正エクスプローラーの代わりにTablacus Explorerを使うことにした。これで普通に使える環境が整ったよ。

今回はInspiron 1546にHDD500GBを入れWindows11をインストールテストしたので少し動作がモッサリだが、使ってみたら何となく印象が良い。ここまで普通に使える完成度とは思ってませんでした。おかげでSSDにWindows11を入れ直したいと思ってしまった。Inspiron 1546は2.5inchのHDD,SSDの入れ替えも手軽だし、DVD光学ドライブ搭載だし、このまま手元に残してOSを切り替えて遊べる環境として使い続けようと思いました。

逆説的に言うと、メインPCのInspiron 15 (5515)は、M.2 SSDだしSSD載せ替えも底面蓋全面を外さなければならなく気軽にディスク交換できないので、当面はWindows10のまま使い続けようと思いました。

2021年10月6日水曜日

ラズパイ37

■倉庫はntfs?ext4?

ラズパイをSSD起動させて使うにあたって、MicroSDと比べれば大容量なSSDをどのように使うか悩む。使い方は以下3パターンかな。

①大容量システム領域として全部使う
②システム領域を30GB程度とし、残りをext4で使う
③システム領域を30GB程度とし、残りをntfsで使う

私はラズパイ4を③で使っていたのだが、ntfs領域をyoutube-dl作業フォルダとしていたら、処理に失敗した時に削除できないゴミファイルが生成され、Linuxコマンドラインでも削除できなかった。やむを得ずWindows環境に接続して削除した。そこで②に切り替え(ntfs領域をext4でフォーマットしchmod 777)たら、ゴミファイル問題は解決しました。当たり前の話だが、Linuxだからext4ファイル操作はお手の物、ntfsファイル操作はオマケということでしょう。

なお、私の実感ではLinuxでntfsをファイル倉庫として使う分には問題はほぼ無いです。ルーターのNAS機能(中身はLinux)とかでもNASデータ領域はntfsだったりするので、倉庫としてならntfsもありだとは思ってます。今回のはレアケースだと思います。

■yt-dlpで年齢制限をクリア
とある人気YouTuberの古い動画を見るため、予めダウンロードしたいと思う。
YouTubeは動画数が多いと時系列で追うのが大変、特にテレビで見てると操作は絶望的。そこでyoutube-dlの出番なんだけど、何度やってもダウンロード失敗で止まってしまう動画があった。それをパソコンで開いてみたら年齢制限(Refetching age-gated info webpage)がかかっていた。そんなチャンネルじゃないんだけどなぁ。youtube-dlでもログインして年齢制限をクリアするオプションもあるようだが、最近はそれも出来ないらしいとの噂。なので、年齢制限をスルーするyoutube-dlのfolk版yt-dlpをインストールして使ってみた。

https://github.com/yt-dlp/yt-dlp
https://github.com/yt-dlp/yt-dlp/blob/master/README.md#installation

インストール方法は以下から選択(pip+gitならyoutube-dlと同じっぽい)
You can install yt-dlp using one of the following methods:
・Download the binary from the latest release
・With Homebrew, brew install yt-dlp/taps/yt-dlp
・Use PyPI package: python3 -m pip install --upgrade yt-dlp
・Use pip+git: python3 -m pip install --upgrade git+https://github.com/yt-dlp/yt-dlp.git@release
・Install master branch: python3 -m pip install --upgrade git+https://github.com/yt-dlp/yt-dlp

インストールコマンドは以下を使った。アップデート時も同じコマンドらしい。
sudo python3 -m pip install --upgrade git+https://github.com/yt-dlp/yt-dlp.git@release

とあるチャンネルの2020年動画をまとめてダウンロードする使用例。スマホやBDプレイヤーにも入れられる動画品質です。
yt-dlp -f 'bestvideo[ext=mp4][vcodec*=avc1][height<=480]+bestaudio[ext=m4a]' --datebefore 20201231 --dateafter 20200101 -o '/media/usbhdd/YT/○○オンエア/2020/%(upload_date)s-%(title)s.%(ext)s' https://www.youtube.com/user/○○OnAir/videos

youtube-dlよりyt-dlpの方が速くて安定性が高そうな気がする。定期的に発生していた低速ダウンロード病?も発症してない気がする。とりあえず、当面はyt-dlpを使おうと思う。ただし、そんなに頻繁に使うものでも無いので、次に使う機会にはオリジナルの方が良いなんてこともありそう。youtube側の仕様変更もあるし、色々だよねぇ。

ダウンロードしたものをスマホにコピーしておけば、通勤時バス・地下鉄でもパケット消費を気にせず見ることが出来ます。乗り継ぎの良くない時の時間つぶしにも良いです。

2021年10月5日火曜日

Ryzen 5 5500Uノート

自宅17.3インチノートは、理由は定かではないが一発起動できない状態で2年くらい使っている。今現在は10回くらい電源ボタンON/OFFしてBIOSまで進み起動するという状態。テレワーク時にはサブPC・第三のモニターとしても活用しているので、代替機を買うことにした。世界的PC在庫不足なので、選択肢の多い15.6インチで妥協した。

CPUはRyzen 5 5500U搭載機が狙い目。会社ノートのi7-10510Uと同等以上の性能、6コア12スレッドとマルチスレッドに強いらしい。現時点では、ノートPC用CPUはAMDの方が省電力・コスパ良好という状況だ。
https://nanoreview.net/en/cpu-compare/intel-core-i7-10510u-vs-amd-ryzen-5-5500u

DELL Inspiron 15 (5515)は15.6インチモデルで廉価版にはRyzen 5 5500U搭載機がある。HDMI端子が4K60fps非対応のHDMI 1.4b(4K30fpsなら可)というオチがあったが他も似たり寄ったり、電源ボタン指紋認証・キーボードバックライト・Wi-Fi 6対応・即納で税込み約6.65万だったので注文した。なお、メモリは8GBシングルチャンネルなので後から増設予定、SSDはM2 Type-2230 256GB搭載らしいが、Type-2280の大容量のものに交換or増設可能らしい。

https://www.dell.com/ja-jp/shop/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3/inspiron-15-5515-laptop/spd/inspiron-15-5515-laptop?~ck=bt
https://mobile-notepc.com/new-inspiron15-5000.html
https://selecting-pc.com/purchasing-information/dell-inspiron-15-5515.html
https://little-beans.net/review/inspiron15-5515-parts/

過去にもDELL通販でInspiron 1546というノートを購入(2009年頃?)しており、無償アプデでWin7→Win10稼働中(Lubuntu 20.04も動いたが、結局Win10が維持管理も楽という結論)。Athlon 64 X2のモバイル版搭載(2コア2スレッド)、メモリ4GB搭載、外部GPU搭載(グラフィックメモリ512MB搭載)、2.5インチSSD換装済みで、サブPCとして代替ノートパソコン検索作業等にも活躍するご長寿PCだ。そこそこメモリを搭載しておいたのは正解だった。
https://www.pasonisan.com/sitemap/new_model/09_1222_inspiron1546.html

今回購入のInspiron 15 (5515)は、Ryzen 5 U5500(6コア12スレッド)、メモリは16GB(増設予定)、Win10→Win11アップデート(予定)なので、ご長寿PC確定だ
と思っている。実はDELL通販は3回目、旧実家PCのDELL Inspiron 570もAMD Athlon II X3搭載だったので、DELLは私のことを無類のAMD好きだと思っていることでしょう。

■使用感
即納品だったので注文確定から4日目に受け取った。受取時間の関係で1日伸ばした感じですね。必要ソフトは必要時に入れるとして、まずはPortableランチャー,7-zip,sakura editor,vlcなど最低限の環境を作った。今のところ、メモリ増設(DDR4-3200 8GB CL22)やSSD増設(M2 Type2280)をしなくても、当面このまま使えそう。USB Type-Cハブ(HDMI,有線LAN,PD対応)とPD充電器を買う方が発展性があるかも。とりあえず使用感を羅列する。

・Windowsアップデートとブラウザ程度を使った範囲では、Celeron 1037Uよりは速いけど1~2世代前のCore i7との差は分からないです。
・WiFiは11axで安定して繋り、少なくとも100Mbps有線LANとは遜色ない。
・液晶モニタの明るさはギリ足りてる。明るい!綺麗!という印象はない。
・キーボードは慣れれば使えないことも無い感じ。
・電源ボタンの指紋認証は便利。
・休止状態からの復帰は10秒かかってないと思う。
・バッテリー持ちは4~5時間かな。
・充電器込みでも2kg未満、全然リュックで持ち運べると思う。
・CPUファンは起動当初こそガンガン回ってたけど、一通り設定完了したら静かなもんです。ファン高回転時もキーンって音が無くイマドキのノートって感じです。

というワケで、液晶モニタにコストダウンが感じられ外観にもオシャレ感は無いが、指紋認証も便利だし、予想通りのコスパマシンだった。

2021年9月14日火曜日

iOS 14.7.1、14.8

iPhone7を使い始めた時から「長く快適に使うためにiOSアップデートは必要最小限にしよう」と心に決めiOS11をキープしていたが、ある朝起きたらiOS14.7.1にアップデートされていた。あ...

iOS11は新しいアップデートが出るたびにアップデートを促される状況にあった。何度となく「あとで」を選択しアップデート回避していたわけですが、何らかの操作を間違ったのか、それとも「夜中にWiFi接続・充電器接続・あとで」というトリプルコンボのせいか分かりませんが、アップデートが実行されてしまったようです。iOS12以降だと自動アップデートのON/OFFが選択出来るようになったので、今後は少し煩わしさから解放されるのかも。

https://iphone-mania.jp/manual/ios12_new-229597/

iPhone7はiOS14.7.1へのアップデートされてしまってからモッサリという事も無いし、バッテリードレインの兆候も無いので概ね満足している。iOS14最終バージョンにアップデートされたのも、ココでアップデートを止めるのに都合が良いかもね。何となく不幸中の幸い?

今後、ショートカットのオートメーション機能を活用してみたいと思う。
https://toyokeizai.net/articles/-/314376

調子が良いのでiPhone7,128GBを使い倒す意思が固まった。iPhone SE 第2世代に交換しても実用上メリットが無いんですよねぇ。メリットって、写真・動画の画質アップ、あとバッテリーが新品ってくらいのもんだもんなぁ。

■iOS 14.8
iOS14の最終バージョンだと思って14.7.1を使っていたら14.8が出た。単なるセキュリティアップデートらしいので、サクッとアップデートしてみた。多分、これがiOS14最終かな。今回はレンダリングエンジンWebKitが更新されてるから、バージョンナンバーが0.1も上がったんだろう。

2021年8月11日水曜日

ラズパイ36

■ラズパイ3B+熱暴走
ラズパイ3B+を相変わらずサーバ用途で使用し続けている。ラズパイ4Bの方で64bit化試行した結果、VNCでヘッドレス状態だと解像度が変更できなかったので次期Raspberrypi OSがくるまで安定している32bitのまま続投...ならば3B+で未だOKという理由でもある。まぁ結局、勿体ないからだねw。そのラズパイ3B+だが、6月に冷却ファンが止まって熱暴走した。

冷却ファンは手でつついたら回りだした。多分、再起動させた時にファン起動に失敗していたのだろう。少々ホコリも蓄積していので、掃除して配線を整理して再度ケースに納めたら直ったっぽい。
そもそも冷却ファンは手持ち12Vファン(5cmファン)を5V駆動しているので、ファン起動が保証されていない。手持ちファンのなかから5V起動しやすいファンを再検証してみよう。

■ラズパイ4B熱暴走
そんなこんなしていたら、7月後半にファンレス運用のラズパイ4Bも熱暴走した。ちなみにラズパイ3B+の方は問題なし。ラズパイ4Bを状況把握のため何度か強制的に電源ON/OFFしてハング&再起動を繰り返したていら、とうとうOSが起動しなくなった。起動ディスクをバックアップに差し替えたら異常発熱?も無く正常起動したので、ハードウェア的には問題ないようだ。バックアップHDDで正常起動したので、再びSSDに環境を復旧し最新状態にアップデートしたが異常発熱は無さそうだ。
熱暴走の原因は、OSアップデートの影響(何らかの不整合が発生していたのかも)でCPU発熱が増えたせいだと思う。いずれにせよ、何らかの放熱強化を図りたい。

■煙突効果
ファンレス運用を考えた時、空気を動かすために「煙突効果」というのは昔から言われている。ラズパイ4Bは、真夏の室温35℃で負荷Maxだと完全ファンレスだと余裕が無さそうなので、まずは煙突の中にラズパイ4Bを設置してみよう。参考にするのは以下サイト。
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2019/12/post-0c0851.html

私の場合、ラズパイ4Bがケースごと入る筒があれば良く、ラズパイ+5cmくらいでも十分効果がありそうだ。身の回りを見まわしてみてところ、某ローソン600mlお茶ペットボトルが目に入った。ラズパイの幅5.5cm、ペットボトルの直径5.5cm、ペットボトルのクビレは2mm程度...とりあえずペットボトルの底を切って入れてみたらペットボトルが変形して何とか入った。USB電源のため側面1か所に穴を開けたら、それが位置決めも兼ねる感じになった。ペットボトルなのでカッターでサクサク加工出来て楽でしたよ。完成したら机の脚にタイラップ等で空中固定すれば場所も食わないのでアリかも。

結論から言うと、そもそもラズパイ4B全体をヒートシンクで覆って縦置きした段階で思った以上に冷却出来ていたせいか、ペットボトルで著しい冷却効果は感じなかった。ただし、ファン冷却してるラズパイ3B+とコア温度は同じなので、もしかしたら以前よりアイドリング時に1~2度は下がったのかもしれない。参考にしたサイトのようにラズパイを裸で使ってたら効果絶大に感じたかもしれないね。

進化しているんだかしていないんだか微妙だが、ラズパイ4Bはペットボトルに格納されることになった。なんだこれw

2021年7月27日火曜日

TP-Link Archer AX73

 「自宅WiFiの2.4GHzだけ遅い問題」に対応するため古いASUSルーターを引っ張り出して暫定対処していたが、どうも調子が良くない。2.4GHz(ASUSルーター)も5.0GHz(JCOMルーター)も、WiFiが切れたりYouTube読込グルグルが発生するんです。その頻度もテレビやスマホなど機器により様々。そんなワケで、JCOMルーターは有線専用とし、WiFiは新たなルーターに任せることにした。当面使わないけど11ax対応のWiFi6機種を買ってみた。

TP-Link Archer AX73
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/archer-ax73/
https://hashikan.net/archives/archer-ax73.html
https://24wireless.info/how-to-use-vpn-on-wifi-router#TP-Link

NAS機能付きWiFi6対応で店頭約12.6k円、よく行く工房で売ってるし、事前調べで普通に使えそうだし、既にWiFi子機でTP-Link使ってるので、中華製品なのは妥協しましたよ。

スマホで設定出来るアプリもあるようだが、TP-Link ID作成が必要らしいので面倒です。なので、まずはAX73とPCを有線で繋いでブラウザから設定画面を開き、固定IP、DHCP無効、スマートコネクト無効、従前と同じSSIDに設定。2.4GHz帯はチャンネル固定としましたが、それ以外は基本的に自動にしてます。それからルーターに繋ぎました。交換した結果、2.4GHz・5.0GHzともに接続は安定したし、何となくリアクションタイムも減少したように思います。

TP-Linkは世界シェアで他を圧倒しているので、安定性とファーム更新に期待して選択したワケです。高級ルーターが欲しいワケでは無いが数千円ケチって後悔したくなかったのでAX73にしたわけですが、コスパ最強を狙うならAX20で良かったかもしれませんね。兎に角、設定に苦労する事も無く、WiFiが全くが切れなくなったので満足してます。
ChromecastにしろRegzaにしろYouTubeが安定し、特にChromecastとスマホの接続が切れる現象は全く無くなりました。スマホVLCの動画再生のCastも全然途切れない。なんだよ、Chromecastがイマイチ安定しない原因ってWiFiのせいかよ。JCOMルーターhg100r-02jgのWiFiがクソだったって事だけはハッキリしました。

今回の教訓ですが、WiFi機器の安定性がイマイチ・思ったように動かない・接続が維持できない理由が分からない...こんな症状なら、WiFiを評判の良い機器に任せるのが手っ取り早い解決策なのかもしれません。

2021年7月2日金曜日

4Kモニター その3

 例のあれでテレワークが多いが、自宅テレワーク環境はずいぶんと目に優しくなった。しかし、常にspacedeskを使って3画面化しているかというと、逆にそんな方が稀である。ただし、3画面を使っていることは使っている。というワケで、必要な時に3画面化できるよう自宅ノートも仕事中は常にONだ。左から以下のように画面が並んでいる。

14インチ
テレワークノート(会社ネットワークにVPN接続)
28インチ
4Kモニター(会社デスクトップのリモートデスクトップ利用)
17.3インチ
自宅ノート(spacedesk出来るように待機、ちょっとした検索に使用)

自宅ノート側を操作するのに、いちいちマウスキーボードを持ち替えるのは面倒なので、マウス・キーボードのセット1つで操作できるよう「Mouse without Borders」というソフトを使っている。これが意外に便利なのだ。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/yajiuma-mini-review/1252116.html

そして、購入済みだった「世田谷電器 AR-H3SW【代沢三差路】」というHDMI3系統切替スイッチを接続したおかげで、28インチをどっちのノートに接続するか簡単に切り替えられるようになった。

https://www.area-powers.jp/product/others/4580127697834/

これで私の自宅PC環境は完成したように思う。ラズパイをモニター出力するのも手軽になったので、実機として使うのもありなのかもしれないね。

【解像度と拡大率】
大きさが全然違う三画面を並べて使うには、それぞれの解像度や拡大率を設定変更し、概ね文字サイズ等を揃えないと使いにくい。Windows10では拡大率が導入され、14インチノートでは150%が標準。しかし、この拡大率というのが曲者で、画像は解像度に沿ったサイズで表示されつつ文字は拡大率に沿うという仕様。では画像がほぼ無い場合に、フルHDの150%というと、どういう解像度に相当するのか?ということを知る必要がある。単純に1920x1080を1.5で割ると1280x720...これは1366x768より表示情報が少ないことになる。ココに落とし穴がある。
古くからPCソフトウェアは1024x768 or 1366x768を快適に使えるGUI最小ドット数としてデザインされていることが多い。WindowsだけでなくUbuntuなどでも、設定などを開いたら縦768ドット未満だとOKボタンが押せないという事態に遭遇しがち。では15.6インチで標準の125%で使ってみると、14インチではちょっと小さすぎかなと感じた。というところで、ボケを覚悟で実ドット数より低い解像度設定を試してみたところ、最近の高解像度液晶は低い解像度に設定する分には顕著な文字ボケ問題は起きないです。勿論、目が良い若年層においては文字ボケが気になるかもしれません。結局、本人次第です。

というワケで、私は拡大率100%とし、以下解像度設定で使用する事にした。
14インチ:1366x768
28インチ:2560x1440
17.3インチ:1600x900

私の場合はリスト表示される解像度で対応可能であったが、ピッタリと全モニターでドットピッチを合わせたい場合には以下を試すと良いでしょう。

ドットピッチ計算
https://testpage.jp/tool/ppi_dpi.php
カスタム解像度追加
https://kazupon.org/windows-how-to-cru/
https://www.monitortests.com/forum/Thread-Custom-Resolution-Utility-CRU

【解像度追加】
Celeron 1037Uな自宅ノートと28インチモニターを接続して使う場合、HDMI接続の28インチ側もフルHD解像度までしか選択肢が無かったが、インテルHDグラフィックコントロールパネルでカスタム解像度を試した結果、2560x1440,30fpsを追加することができた。28インチ:2560x1440と17.3インチ:1600x900はドットピッチも全く問題無いし、ここまでの表示なら帯域も足りるらしいです。ちなみに60fpsだと帯域が足りないと怒られましたよ。
というワケで、自宅ノートでもそれなりの解像度で表示させることが出来ました。30fpsでもYouTubeを見る程度であれば問題ありませんが、Chromeで動画見ながらGoogle Keepでメモ入力していたら動画がちょっとカクついた。また、全画面YouTubeのフルHD再生したら、CPUファンが中速回転した。やっぱりCeleron 1037Uという2コア2スレッドなCPU・GPUも全部ギリギリなんでしょうねぇ。でも、こんなローエンドCPUで普通に動いたんだから、優秀だと思いますよ。
次に自宅ノートを買い替える時には、4K,60fpsでも耐えうる最新世代ノートにしようと思いました。今ならRyzen5かなぁ。

2021年6月28日月曜日

Windows10終わる?

最後のWindowsと言ってデビューしたWindows10。2025年にサポート終了するらしい。そして、Windows11が出るようだ。

https://gigazine.net/news/20210614-microsoft-windows-10-support-end/
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11

Windows11で気になるのは、タッチスクリーン操作を重視したこととAndroidアプリサポートだ。つまり、AndroidタブレットというかChromebookというか、そこらへんの機能を持たせようという事なのだろう。

きっと年末商戦にWindows11対応タブレットや2in1が多数出てきて、普段はタブレット、いざという時は外部モニターとキーボード・マウスを接続してデスクトップPCとして使用...というものになるんじゃないかと思う。Windows11上でWindowsソフトウェアは当然ながらLinuxもAndroidアプリも動くとなれば、何種類もOSを管理しなくて良くなる可能性があるワケですね。

テレワークノート(Core i7-10510U,4C8T)と自宅ノート(Celeron 1037U,2C2T)の性能差から、自宅ノート買い換えを検討していたので、年末の新製品評判を見極めて購入という流れかなと思う。HP ENVY x360 13-ayやLenovo Ideapad Flex 550っぽい2in1が良いなぁ。

2021年6月27日日曜日

Pixel Experience Plus その2

Pixel Experience Plusを使い始めて、まぁまぁ快適に過ごしていたのだが、なんか最近WiFiが切れるようになった。ここ1~2週間の話です。なんだろ?

Pixel Experience Plusで大した環境を構築しているわけじゃないし、寝る時にChromecastでYouTubeを見るためのCast端末として使っているのがメインなので、最新版「PixelExperience_Plus_Z00xD-10.0-20210423-1450-UNOFFICIAL.zip」も気になる事だし入れ替えてみた。

https://androidfilehost.com/?w=files&flid=320616
https://androidfilehost.com/?fid=2188818919693787301

インストール後の初期設定時に顔認証を試してみたところ、こんな古い機種でも顔認証出来た。(顔認証はテストしてみただけで、常用してないです。)それ以外は、特に変わったところはありません。

最新版に入れ替えてみたがWiFi切れ現象は相変わらず。原因を色々調べた結果、ルーターの設定が問題だったようだ。
我が家はJCOMルーターを使っているのだが、その2.4GHzが非常に弱いので、2.4GHzだけ古いASUSルーターを2段目に入れて使っていたのだが、そいつのデフォルトゲートウェイが0.0.0.0になっていたのが原因だったようです。LANのデフォルトゲートウェイをJCOMルーターIPアドレスに設定したら、WiFiは切れなくなりました。
その後、WiFi切れは再発したのでVancedのバージョンダウンを行ったり公式YouTubeアプリを入れたりして様子を見てますが、何故かWiFi切れは殆ど無くなりました。謎だ。

まぁ、何はともPixel Experience Plus環境は最新版になったし、WiFi切れる問題も解決した。カスタムROM端末は最低限の環境で良いので、Magisk、AdAway、Vanced、Foldersyncを入れて完成。相変わらず、SIM無しでもバッテリードレイン無しだ。またZenFone 2 Laserは延命された。

2021年5月26日水曜日

ラズパイ35

長年愛用しているieServerさんの調子悪いみたいです。twitterで調べたら、サービス終了しそうな雰囲気。ホームページ公開しているワケじゃないけど、VPNを使うにはDDNS必須。ここ最近、ieServerでは頻繁にDNS参照出来なくて不便なので、新たな無料サービスを探さなければなりません。有名どころの私的MyDNS.JPさんですかね。
http://www.mydns.jp/

取り急ぎ、私的MyDNS.JPに新規登録した。グローバルIP更新は以下を参考にシェルスクリプトをcron登録しましょう。
https://qiita.com/unapa/items/ae9c4c845e0176d3d3e3
ちなみにieServerの時は以下を使っていた。
https://qiita.com/yoh-nak/items/bce6893b9b7eb3eec70f

従前フォルダ構成とか引き継いだMyDNS.JPの私的設定は以下。

1.IPアドレス通知用のシェルを作成
※アカウント名:mydns99999 パスワード:abcdefg の場合
$ sudo nano /usr/local/ddns/noticeIp.sh
内容は以下
#!/bin/bash
wget -O - 'http://mydns99999:abcdefg@www.mydns.jp/login.html'

2.シェルに実行権限付与
$ sudo chmod 755 /usr/local/ddns/noticeIp.sh

3.cronにシェル実行を設定(1行追加)
※毎時30分に通知する場合
sudo nano /var/spool/cron/crontabs/pi
で以下を追加する。(と共にieserverのcronをコメントアウト)
30 * * * * /usr/local/ddns/noticeIp.sh

4.再起動

という感じで、DDNS変更を動作確認出来たところだが、ieServerのDDNSも復活しているようで、どっちのドメインでも参照出来る状態。とりあえずDDNSは両方動かしておいて、MyDNSの具合を見ていこう。

【おまけ】
No-IPという個人利用無料のDDNSサービスがある。アメリカっぽい。JCOMルーターではNo-IPとDynDNSが設定出来るようです。ルーターのDDNS機能を使うと少し楽が出来るかもしれませんが、どうせポートフォワーディングしてしまうんだったらラズパイでDDNSしても手間は変わらないよなぁとも思う。まぁ、だいたいの無料サービスは1ヶ月間ログイン(IPアドレス更新)がないと自動でユーザーアカウント・ドメインが消されます。色んなサービスがあるんで、自分で評判・判断して試してみれば良いと思う。

2021年5月19日水曜日

4Kモニター その2

我が家には4Kモニターを4K,60FPSで動かせる機器がラズパイ4Bしか無いが、そのラズパイ4Bはヘッドレス運用という面白い状況にあります。テレワーク用ノートパソコンでは4K,30FPSが仕様上の限度だが、会社PCをリモートデスクトップで4K,30FPS表示させたら明らかな遅延を感じるようになった。現状はフルHD,60FPSで使っているので、そもそも4Kモニターという選択肢は良かったのだろうか、もっと安いフルHD27インチで良かったんじゃないかとか、逆に振り切って21:9の2560x1080ワイドモニターという選択肢もあったのではないか...そんなことを考えてしまうが、これが妥協点だったよなぁという気もする。何はともあれ買ってしまったものは便利に使おう。

【ワイヤレスディスプレイもどき】
気を取り直して...テレワーク時作業スペースを最大限確保するのなら、現状で目の前に並んでいるノートパソコンやモニターを全て仕事に使いたい。というか28インチモニター+自宅17インチノートの画面を仕事で使いたい。自宅17インチノートにはHDMI入力なんて無いから、Windows10純正機能のワイヤレスディスプレイを使うのが今時なのだろうけど、ちょっと古い我が家の17.3インチノート17P-1000-C-TRMでは使えなかった。このハードルをどうにか乗り越えられないか調べた結果辿り着いたのが「spacedesk」だ。

https://me-map.com/notepc-sub-display/
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2005/08/news117_3.html
https://spacedesk.net/

ようは同一LAN内パソコンを子機モニターとして使う事が出来ます。Betaだからかもしれませんが、今現在は無料で使える。

接続手順は以下。意外にあっさり繋がりました。
1.子機モニターにする17.3インチノートにMicrosoftストアからspacedeskをインストール
2.インストール完了したらspacedeskアプリを起動しておく
3.親機になるテレワークノートにspacedeskのサーバソフトをインストール
4.親機でサーバソフトを起動
5.子機側でサーバが見つかったら選択
通常はコレだけです。

私のテレワークは会社VPNに接続し会社PCにリモートデスクトップ接続して作業を行う事を基本としているので、そこに一手間あります。
1.テレワーク用ノートを起動し自宅LANに接続
2.会社VPNに接続する前にspacedeskを接続しトリプルモニターにする
3.会社VPNに接続する
4.リモートデスクトップで会社PCを全モニタで使う

という感じです。左から14インチノート、28インチ4Kモニター、17.3インチノートと並んでいるワケです。EXCEL,WORD,PowerPointは28インチと17.3インチで作業、14インチはメール・メッセージ待受という使い方かなと思う。
画面数が増えたせいでリモートデスクトップのラグが大きくなったが文字入力に支障が出るほどでは無い。WORD,EXCEL,PDF,ブラウザなど文字情報を使用する分には十分な作業スペースが確保できたので満足した。

【モニターアーム】
実用的な作業スペースというのはWindows上での話なんだが、そうなると物理的に快適な作業環境を構築したくなる。常々考えていたのだがモニターアームを導入してみた。モニター直下にキーボードが来る、モニターと目の距離約60cmで作業できる環境構築が目標だ。

FREEWAY 凄腕ノートパソコン対応アーム FW-LCD-ARM-MULTI
https://www.pc-koubou.jp/products/detail.php?product_id=600143

28インチモニターと17.3インチノートをメインの作業用として考えた配置だが、これのおかげで肘から先を机に上の乗せキーボード入力出来るようになった。体も目も楽になった。あとは発展形だが、14インチノートを28インチモニターの下に配置し、ノートのキーボードを使うという配置もアリかもね。とりあえず目的は達成できたので、これでテレワーク環境整備は落ち着いた。モニターアームは、テレワークで長時間モニターと向き合う人には必須と思いますよ。

【解像度】
最後に解像度を使いやすいよう概ね揃えてみた。
 左側:会社14インチノート(1366x768)
 正面:28インチモニター(2560x1440)
 右側:自宅17インチノート(1600x900)

14インチは1280×720の方がドットピッチは合うが、縦768ドットは死守した形だ。なお、すべてのモニターを拡大縮小レイアウト100%にして解像度を弄った方が良い感じになります。まぁドットピッチが近ければ実用上問題ないです。なお、28インチ4Kモニターはドットピッチが小さいので4K以下の2560x1440,1920x1080でも実用可能です。

【普段は3画面じゃない方が良い】
会社デスクトップPCをリモート接続で3画面使えるようになったが、常にこの状態が便利というわけではない。普段はメインの28インチに会社デスクトップが映っていて、あとは会社14インチノート(実機)で会議用ソフトを表示、調べものなどに自宅17インチノートでブラウザが使えるだけで十分なので、KVMソフトを導入してみた。これで、会社14インチノートに繋いでいるキーボード・マウスで、自宅17インチノートを操作出来るようになった。

Microsoft Garage Mouse without Borders
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/yajiuma-mini-review/1252116.html

このソフトでキーボード・マウス・クリップボードが共有出来るので、たいていのことは困らない。ブラウザだけでなく資料参照用に自宅17インチノートにPDFを表示するだけなら、クリップボードが使えるのでコピペでファイルを持っていけば良い。というワケで、現状のテレワーク環境はこうなった。
 左側:会社14インチノート(自宅回線から会社VPN接続、会議用ソフト)
 正面:28インチモニター(会社デスクトップPCのリモートデスクトップ)
 右側:自宅17インチノート(自宅回線、主にブラウザを使用)

普段は上記。この方が画面共有のための通信が最小限なので遅延も少ない。広い作業スペースが必要な時だけSpacedesk+とリモートデスクトップで3画面...こんな運用だろうな。


やっと環境が落ち着いたので、もう弄らないぞと思いながら、安いHDMI切替器を買ってしまった。うちの4Kモニターは2系統HDMI入力なのだが、モニターを買う時から3系統HDMI入力が欲しかったんですよ。しかし、すんげー商品名だなw
世田谷電器 AR-H3SW【代沢三差路】
https://www.area-powers.jp/product/others/4580127697834/

2021年5月6日木曜日

ラズパイ34

 現在サーバ用途で使っていないラズパイ4B環境(Raspberry Pi OS 32bit)で以下実験をしてみた。

1.新しい2.5inchHDDケース(UASP対応)のテスト
2.ラズパイ4BのUSB起動、余っているHDDを使用
3.ext4領域を約30GBに縮小、残りをPrimaryPartition,NTFSデータ領域化

【UASP対応】Logitec LGB-PBSUC
https://www.logitec.co.jp/products/hd/lgbpbsuc/

このケースの特徴は、ラズパイ4Bでも使えるUSB3.2,Gen2,UASP対応、Asmedia ASM235CM SATA3-USB3.2 Gen2ブリッジチップ搭載、USB端子が頑丈、中身交換がお手軽、ロジテックという全国どこでも買える入手性、店頭2000円というお手頃価格です。
USB接続はsudo lsusb -tでDriver=uas, 5000Mとなっている事が確認出来たし、10GB単位のファイルコピーでもエラーが無かったので、ラズパイ4Bで問題無くUASP転送が出来ているようですよ。

$ lsusb -t
/: Bus 02.Port 1: Dev 1, Class=root_hub, Driver=xhci_hcd/4p, 5000M
|__ Port 1: Dev 2, If 0, Class=Mass Storage, Driver=uas, 5000M
|__ Port 2: Dev 3, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 5000M
|__ Port 1: Dev 4, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 5000M
/: Bus 01.Port 1: Dev 1, Class=root_hub, Driver=xhci_hcd/1p, 480M
|__ Port 1: Dev 2, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 480M
|__ Port 2: Dev 3, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 480M
|__ Port 1: Dev 4, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 480M

【UASP対応】Logitec LGB-PBSUC+HDD120GB
TARGET=/tmp fio -f f.txt --output-format=terse | awk -F ';' '{print $3, ($7+$48) / 1000}'
Seq-Read 58.77
Seq-Write 8.444
Rand-Read-512K 26.467
Rand-Write-512K 13.771
Rand-Read-4K 0.413
Rand-Write-4K 0.694
Rand-Read-4K-QD32 0.614
Rand-Write-4K-QD32 0.747

※参考1:【UASP非対応】FRONTIER HDDCASE25-B+SSD1TB
$ TARGET=/tmp fio -f f.txt --output-format=terse | awk -F ';' '{print $3, ($7+$48) / 1000}'
Seq-Read 197.323
Seq-Write 197.769
Rand-Read-512K 189.821
Rand-Write-512K 181.54
Rand-Read-4K 9.43
Rand-Write-4K 11.421
Rand-Read-4K-QD32 10.561
Rand-Write-4K-QD32 14.491

※参考2:【UASP対応】ORICO 2577U3+SSD256GB
JMicronチップとUASP対応Linuxドライバの相性が悪く、uasのまま使っているとファイルコピー途中でコケるので、usb-storage化必須!
https://signal-flag-z.blogspot.com/2020/03/raspberry-pi-4usb30ssd.html
https://qiita.com/kark1223/items/34b597b45326d80a4780
$ TARGET=/media/suzyusb/SS256 fio -f f.txt --output-format=terse | awk -F ';' '{print $3, ($7+$48) / 1000}'
Seq-Read 95.212
Seq-Write 96.669
Rand-Read-512K 76.971
Rand-Write-512K 29.424
Rand-Read-4K 7.058
Rand-Write-4K 1.264
Rand-Read-4K-QD32 8.055
Rand-Write-4K-QD32 1.295

古いHDD120GB起動でもMicroSDより起動は速かった。UASP対応・非対応に関わらずラズパイ4Bとの相性さえ悪くないHDDケースなら快適だった。逆に、ラズパイ4Bとの相性が悪いHDDケースORICO 2577U3は異常に遅かったので、今後ラズパイ4Bでは使わないようにしよう。
結果論だが、3B+も4BもUSB起動に使うケースは、どちらもドライバーレスHDDケースとなり、MicroSD感覚でHDD・SSD交換できる環境が整った。

順番は逆になったが、USB起動環境作成は、SD Card CopierでMicroSDからUSBHDDにコピー(一応新しいUUIDを振った)、GPartedでext4領域縮小+NTFS領域確保、という手順ですんなり出来た。USB起動に関して特に設定変更等は必要ないが、Raspberry Pi OSは2021年4月時点最新版にしてあります。私が今使っているRaspberry Pi OSアップデートは以下。

sudo apt update
sudo apt full-upgrade -y
sudo apt autoremove -y
sudo apt clean
sudo reboot

順調にMicroSD起動からUSBHDD起動に出来たわけだが、若干ながらOS起動やOSアップデートが速くなったと感じた。ラズパイ4Bなら、SSDに拘らず、HDDもアリかも。

【rpi-clone】
さて、もう一歩。
Raspberry Pi OSの環境バックアップは、16〜32GBのMicroSDにコピーしてWindows上でイメージ化してNAS保存していました。しかし、今回見つけた方法であれば、使用容量以上であれば余っているHDD,SSDに手軽にクローンを作成出来ます。ようは、容量が小さくて使わなくなったHDDをラズパイ起動環境クローンに使えます。特にドライバーレスなHDDケースとなったのでMicroSD交換と大差ない手間でOS切替が出来るようになったし、余っているHDDで現行環境のクローンを物理的に1つだけバックアップ保存する運用にしよう。クローン作成時は【UASP非対応】FRONTIER HDDCASE25-Bを使えば良いだろう。

rpi-clone
https://uepon.hatenadiary.com/entry/2020/06/02/203949
インストールは以下。
git clone https://github.com/billw2/rpi-clone.git
cd rpi-clone
sudo cp rpi-clone rpi-clone-setup /usr/local/sbin

「lsblk」でクローン先ディスクがsdbなのかsdcなのか調べます。仮にsdbだったとしたら「sudo rpi-clone sdb」でクローン作成を開始します。最終パーテーションを自動サイズ調整してくれる仕様。このとき、最終パーテーションの容量が足りなければ、そのパーテーションを作るだけでコピーをスキップするみたいです。なので、OS用ext4パーテーションの後ろにデータ用ntfs領域があれば、そこを自動でサイズ調整してくれます。

以前はよくコケたSD Card Copierも安定して動くようになったようだが、コマンドラインでrpi-cloneの方が安心感・安定感があります。そもそもクローンを作るだけなんで、GUIである必要も無いし。ついでに言えば、クローン作成用HDDケースはUSB起動に対応出来ないケースでもOKです。

【3B+は】
ラズパイ3B+はSSD起動で使っていたが、これをHDD起動に変えてみたらモッサリ動作になりPalemoonで沢山タブを開いていると偶に落ちるようになった。メモリ不足な3B+のGUI環境こそSSDを使うべきだったと再認識し、ほんの2日くらいでSSD運用に戻した。
ちなみに、SSD環境でのベンチ結果は以下だった。3B+はUSB2.0なんで「Class=Mass Storage, Driver=usb-storage, 480M」、理論値まで出ればシーケンシャル60MB/sなはずだが、前々からこんなものだったなぁ。

pi@raspberrypi:~/Public/fio $ TARGET=/tmp fio -f f.txt --output-format=terse | awk -F ';' '{print $3, ($7+$48) / 1000}'
Seq-Read 26.845
Seq-Write 29.187
Rand-Read-512K 31.254
Rand-Write-512K 27.418
Rand-Read-4K 9.52
Rand-Write-4K 9.42
Rand-Read-4K-QD32 10.124
Rand-Write-4K-QD32 11.936

【バックアップ】
ここ2年くらいラズパイ運用してきて、倉庫HDDにバックアップイメージファイルを複数残してきたが、結果的に現在うまく動いている環境以外は使わず、倉庫HDDの肥やしにしかならないという結論に至った。そういう前提で考えると、バックアップをイメージファイルに残すというのは手間暇かかる割に見返りが少ない。rpi-cloneが使えることが分かったので、手元に余っているHDDやMicroSDにバックアップを1つ残す事で十分としよう。特に私の用途ではスワップファイルを殆ど使わないラズパイ4BならMicroSD起動でも問題無かったので、バックアップは小容量MicroSDでも十分かもしれないな。MicroSDのFAT32フォーマットがRaspberry Pi Imagerで手軽に出来るようになった今なら32GB以下に拘る必要すら無くなったので、コスパで考えて64GBか128GBあたりで良いかもしれない。

2021年5月4日火曜日

Swift ZD72S その10

 夏用ホイールを買ってみた。

【中古か新品か】
ホイールだけ中古調達してタイヤはキャリーオーバーを目論んで近所で市場調査しましたが、スイフト純正中古アルミ1.65万+組み換え工賃0.6万でした。
新品格安アルミって幾らなのかフジ・コーポレーションのサイトで調べてみたら、税込み2.2万。一番安いタイヤNEOLINとの組合せなら2.96万ですよ。しかも、タイヤをブルーアースAE-01Fにアップグレードしても3.46万です。あ、アルミ製ハブリング0.22万×2が必要かも。
https://www.fujicorporation.com/shop/
近所のフジに行ってみたら、店頭在庫は値のはるやつばかりだった。お得なヤツは注文なんだろう。現物見てその場でお買い上げというのには不向きだった。う~ん、すぐ欲しい。

【結局中古ホイール】
近所の中古タイヤ屋さん(仮名:車庫坊主)に行ってみた。20系bB純正15インチアルミ(6.0J,inset+40)とスイフト純正15インチアルミ(5.5J,inset+45)が1.4万で売っていた。どっちかを買うことに決め、まずはbB純正を試してみたら、キャリパーとホイールスポークの隙間が1mm以下しか無かった。折角、純正強度を持ちハブ径も合うし、オフセットと幅が理想的なホイールを見つけたのだが、リスクが大きいので断念した。いや〜、純正流用で6J履いてみたかったな。
なのでスイフト純正アルミを買った。純正鉄とホイールキャップは下取りしてくれなかったので、冬用アルミの劣化も気になるし持ち帰ってスペアホイールとした。
タイアは6部山ブルーアースAE-01Fをキャリーオーバー。キャリーオーバーした理由は、スタッドレスiG50Plusから交換してみたら、改めて印象が良かったからだ。
中古純正ホイール1.40万工賃0.44万と安かったので、結果的に良い買い物だったような気がする。ホイール買ったら工賃が安かった。

というわけで、結局はスイフト純正15インチアルミを履いたワケですが、脱営業車両は達成されたが、ステルス性は相変わらず高く、どこを走っていても気づかれないだろうw。しかし、純正らしくない5本スポークだなぁ。
スイフトのハブボルトは短く、社外アルミを履くと余裕が全く無い。だが、今回ホイールは純正鉄並みに余裕があるので3mmスペーサーくらいなら挟めそうだ。でも、それをすると何のためにハブ径に拘ったか本末転倒なんですよねぇ。

 

2021年4月9日金曜日

Pixel Experience Plus

 Lineage OS 16で使っていたZenfone 2 Laser(Z00ED)だが、Pixel Experience Plus(当然Unofficial)に入れ替えてみた。理由は、使っていた非公式Lineage OSではWiFiが遅く2Mbpsくらいしか速度が出なかったから。ちなみに、純正ROMだと20Mbps以上です。結果論ですが、原因の半分はWiFi親機の問題でもあったんですけどね。

https://forum.xda-developers.com/t/rom-10-0-unofficial-discontinued-pixel-experience-plus-z00ed-z00rd-unified.4196575/
https://androidfilehost.com/?w=files&flid=320582
https://androidfilehost.com/?w=files&flid=320616

TWRPを3.2→3.4にバージョンアップし、「PixelExperience_Plus_Z00xD-10.0-20201129-1600-UNOFFICIAL.zip」を焼くだけなので、インストールは簡単だった。GAppsを入れなくてもPlayストアは最初から入っている。インストール後、WiFi速度も20Mbps以上だったので、VLCでNAS動画再生しChromecastに映し出すのも途切れなかった。あとはMagisk(Root化),AdAway(広告ブロック),Youtube Vanced,VLC,HF Player,LISNA,Folder Syncを入れ一応環境は整った。機内モードON/OFFでバッテリー消費に大きな変化も見られないので。SIM無しでセルスタンバイ問題も発生していないように思うので、今回のPixel Experience Plusはアリだと思う。

...とか書きかけたままテストしてたら新しいROMイメージ「PixelExperience_Plus_Z00xD-10.0-20210220-1702-UNOFFICIAL.zip」が出てた。更新内容は以下のようだ。

New Update ! you can download from main link This build didn't test
^ Security patch level: 5th December 2020
^ Try to fix a little problem
^ Reduce min clock freq maybe it fix device overheat sometime
This ROM (PE-PLUS TEN) already discontinued by main dev

a little fixがどういう内容か知りたいところではあるが、最小クロックが引き下げられオーバーヒート対策がされているようだ。もしかしたら待機時消費電力も多少改善されているかも。大規模改変ではなさそうだし、もうディスコンなPixel Experience Plus 10系最終ROMイメージっぽいので20210220に更新しても良いかもしれないね。


カスタムROMの選択肢があるって素敵。ASUSスマホは良い選択肢だったと思う。今買うならPixel ExperienceでROM公開されているZenfone Max M2かな。
https://download.pixelexperience.org/X01AD

2021年4月8日木曜日

TP-LINK TL-WN725N

 Win10モバイルホットスポットでスマホパケ代を節約しようと思い、手持ちWi-Fi子機を色々試したが、結局手持ち機器は対応してなかった。Win7の頃に使えたヤツもWin10では使えないとか、Win10モバイルホットスポットは意地悪だ。

結局、某工房でワゴンセールしてた2.4GHz帯しか対応していないTP-LINK TL-WN725Nを税込み767円で買ってきた。スマホ検索で、ドライバも必要無くWin10モバイルホットスポットが使えそうだというのが分かった上で買いましたが、実際使えましたよ。うん、これは楽だ。今回分かったが、Win10,21H1(この環境はInsider PreviewをONにしてた)のモバイルホットスポットはDHCPがまともに動いている。192.168.137.1がルーターIPなのは相変わらずです。

そもそもの用途だけど、現状の私のスマホパケットは、アプリのアップデートさえ間違ってしなければ、1GB/月で事足りる。そんな中、au Payを常用しだしたせいもあってスマホアプリの頻繁なアップデートが気になるようになった。これがストレス。でも、パケ代をかけてまで出先でアプリを更新する気にはなれない。かと言って、家に帰って忘れずにアップデートをするというのも面倒、更に家でアップデートを忘れたらストレス2倍だ。なので、こういう時にモバイルホットスポットがあると、ストレスが減るワケですよ。今後、TP-LINK TL-WN725Nがストレス軽減に役立ってくれることでしょう。めでたしめでたし。

【iPhoneのWiFiアシスト】
iPhoneにはWiFiに繋がっているがWiFi通信状態悪い時には、モバイルデータ通信で助ける機能がデフォでONになっている。ようは駅や大型スーパーなどめっちゃ遅い無料WiFiとかに接続している時、勝手にパケットを使って高速化するワケです。モバイルホットスポットの実験をしていて、WiFiには接続出来てるがネットには繋がらない状態だった時があったが、何故かアプリアップデートが出来ちゃった。何で繋がるんだろうと思ったけど、WiFiアシストだったのね。その時は1日で400MBくらいパケット消費した。おかげで月末にはピタッとを+40MBし、+1000円払った。すごく納得いかなかったので、今回のタイミングでWiFiアシストOFFにした。ついでにモバイル通信でApp Store,YouTubeをOFFにしたので、これでパケットが一日で数百MBも減る事は無くなるはずだ。

一応気を付けていても発生するパケット無駄遣いですが、携帯電話会社はこれで高い客単価を保っているはず。よくよく考えたら、自宅WiFiが無い人のスマホアプリアップデートって拷問だよね。ピタットプランだとアプリアップデートだけで月に1000~2000円上乗せされちゃうだろう。世の中の大半の人が不本意なパケット代を払っているという凄いエコシステムだね。

2021年3月31日水曜日

2.4GHz帯WiFiだけ遅い

 昨年、ASUS RT-AC1200HPのWiFiが突如飛ばなくなって現役引退させた。代わりにJCOMルータ(HG100R-02JG)でWiFi含め全てを賄うように移行してしばらく経つ。JCOMルーターも11acなら壁を挟みつつもiPhone7で100Mbpsを超えるが、2.4GHz帯機器(特にZenFone 2 LaserのカスタムROM機)では1~2Mbpsしか速度が出ないことに気付いた。ちょっと酷い。

その後、RT-AC1200HPは初期化で治るのか究明することなく今に至るが、コイツで11acでリピーターモードを作成して2.4GHz帯機器をぶら下げれば高速化するんじゃないかと思うので試してみた。

リピーターモード
https://www.asus.com/jp/support/FAQ/109883/

まずはRT-AC1200HPのリセットボタンを5秒ほど押して初期化したら正常に動いているっぽいので、有線LANでASUSルーター初期値192.168.1.1にブラウザ接続する。そしたら初期設定画面がいきなり出るんでリピーターモードに設定するだけなんですけど、ここでルーター自体のIPアドレスを指定しないと我が家の根っこのJCOMルータとIPが被る。ルーターが2台あって初期設定でIPアドレスが被る状況って、リピーターモードにする場合によくあることなんじゃないでしょうかね。IPが被るから有線LAN接続じゃないと初期設定が面倒です。

【失敗1?】
これで一度は使えたんだが、RT-AC1200HPを再起動してWebUIで見てても親機WiFiが見つからなくなった。よくよく調べたら、RT-AC1200HPは5GHz帯に対応したルーターと言っても、W52にしか対応してなかったw

https://www.asus.com/jp/Networking/RTAC1200HP/specifications/
※周波数範囲(チャンネル)
2.4GHz帯: 1~13ch
5.2GHz帯: 36/40/44/48ch

というワケで5GHz対応チャンネル状況をルーターごとに説明すると以下。
RT-AC1200HP
・W52(IEEE 802.11a/n/ac):36/40/44/48ch
JCOMルーター
・W52(IEEE 802.11a/n/ac):36/40/44/48ch
・W53(IEEE 802.11a/n/ac):52/56/60/64ch
・W56(IEEE 802.11a/n/ac):100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140ch

JCOMルーター側が自動チャンネル切替で116チャンネルに切り替わり、ASUSルーターからは見えなかったというオチ。古いルーターは、11ac対応と書いていても対応チャンネルが少ないという罠に注意しましょう。

【失敗2?】
RT-AC1200HPを1日放置すると次の日には完全に繋がらなくなった。JCOMルーターがDHCPをしているのだが、IPアドレスを貰うのに失敗しているようだ。iPhoneでは5GHz帯でJCOMルーターと問題無く繋がっているので、RT-AC1200HPとJCOMの相性だと思う。
リピーターモードが古いファーム3.0.0.4.380.7743では安定するという情報があったので試したが、相変わらずだった。やっぱ相性かな。
https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000812004/SortID=21727196/

【なんとなく現象をつかむ】
一時的にRT-AC1200HPをリピーターモードで繋いで分かったのは、2.4GHz帯でもルーター近くで繋げば20MHz幅でも60Mbps以上の速度が出る。カスタムROMのZenFone 2 Laserでも十分な速度が出たのは朗報だった。

【現状打破の道は】
我が家の使用機器問題が多分に含まれるが、以下方針で対処しようと思う。

①JCOMルーターの2.4GHz帯はOFF
JCOMルーターの癖のある2.4GHz帯は止め、5GHz帯専用とする。

②2.4GHz帯は旧ルーターで対応
いきなりの登場だがFON 2045Eが余っている。FON 2045Eには、InternetとComputerと書かれている二つのLAN端子があって、普通は親ルーターに対しInternetと書かれた端子を繋いでFON&WiFiルーターとして使う。だが、Internet側には何も繋がず、Computer側に親ルーターを繋げば単なるWiFiルーターとして使えます。というわけで、FON 2045EとRT-AC1200HP、こいつらのいずれかをJCOMルーターにぶら下げて2.4GHz帯を賄ってみよう。

【結果】
FON 2045EとRT-AC1200HPの両方とも思った通りの動作をさせることが出来た。
比較するとRT-AC1200HPの電波がよく飛んだので、壊れるまで2.4GHz帯を担当させよう。
FON 2045Eは若干遅かったが、寝室で20Mbps前後出て実用可能レベルではあったので困ったときのバックアップ機としよう。

というわけで、我が家の2.4GHz帯WiFiは改善されました。JCOMがルーター(HG100R-02JG)を改善してくれれば、こんな面倒は無いんですがねぇ...みんなどうしているんだろう?

【おまけ:その他のWiFi改善方法】
電波法を守りつつ対策を講じる手を見つけた。転送速度が遅くて困っているなら100均キッチンガードは試す価値はあるかもね。
https://araichuu.com/archives/2190

2021年3月13日土曜日

Lenovo Ideapad Duet Chromebook 2

Ideapad Duet Chromebookはリビングで使っている。あまり使わなければ充電せず1週間くらい放置です。ログイン時にGoogleアカウントのパスワード入力が面倒とか書かれてましたが、パタッと閉じるだけで放置し開いたらログイン状態なので無問題です。再起動かかった時くらいです。そんなIdeapad Duet Chromebookは以下のような使い方。

・Chromeで検索
・YouTubeで検索
・読書、Y天気
・ラズパイをVNC操作
・USB接続HDD等にデータコピーなど

【便利な操作】
Chromebookの便利な操作方法については以下の動画を見ると良いかも。逆にこれを見れば何が出来るか何となく分かると思う。私は何も理解せず行き当たりばったりで使ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=ry19vCT73kE
https://www.youtube.com/watch?v=d8BK1Pc1dlk

【ペン】
Lenovoからペンが発売された。何故か欲しいけど、買っても使うだろうか。
https://www.lenovo.com/jp/ja/jpad/accessories-and-monitors/pens-and-supplies/pens/TAB-ACC-BO-Lenovo-USI-Pen/p/4X80Z49662?vc_lpp=MSYzZmZiMzU2Yjg1JjVmOGZkOWE4JmRhJjVmZGVmMzkyJkFBQUJkVW5wNGxodlpVcTB5dHFvR051WiY0CUFBQUJkVW5wNGxodlpVcTB5dHFvR051WgkwODg2NzQxMDQ1MDI2ODAzOTQyMDEwMjEwNjQ3NDYJCWh0dHBzOi8vbWluZHRlY2guanAvP3A9MTQzOAk&cid=jp%3Aaffiliate%3Ay9zv9a

【DebianのPalemoon】
Chromebookを使っているとブラウザはChrome...普通ならね。でもChromeOS上でDebianが動き、そこに日本語入力とPalemoon(Firefox系旧アドオン対応)をインストールすれば、単独アプリのようにPalemoonが使えるようになる。ただ、サラッと書いたけどDebian上に日本語入力をインストールする必要がありました。そのうちChromeOSの日本語入力がそのまま使えるようになったら良いね。あと、Palemoonの日本語入力時にファンクションキーが使えなかったので、ガシガシ日本語入力するなら気になるかも。あと、ChromeOSとLinuxで共有フォルダが使えるのでデータ受け渡しも問題無し。

【今さらな余談】
手持ちノートに、CPUの型が近いChromebookのリカバリイメージをインストールしてしまおうって夢の話だと思って読んでください。Chromebookは安いので、買った方が手っ取り早いです。趣味の領域ですね。
https://smartasw.com/archives/googleplay%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%80%8Cchromeos%E3%80%8D%E3%82%92%E6%99%AE%E9%80%9A%E3%81%AE%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB.html

以下サイトからリカバリイメージをダウンロードするんです。当然、Ideapad Duet Chromebookのリカバリイメージもあります。一応、ダウンロードしておけば有事の際に役立つかもしれないね。
https://cros-updates-serving.appspot.com/

2021年3月12日金曜日

ラズパイ33

 ラズパイ4BはUSB起動に対応してから暫く経った。現在、Radiko録音もSoftEther Serverもラズパイ3B+の方で動かしているので、実はラズパイ4Bはメインではない状態。つまり、私のラズパイ4BはほぼNASとしてしか使われていないから、気軽に再起動出来る状態なんです。

【FRONTIER HDDCASE25-B】
ちょっと前に1000円でお釣りのくるFRONTIERのHDDCASE25-Bという2.5インチHDDケースを買い、予備の1TB SSDを入れてみた。それを今回ラズパイ4Bにつなぎ、SD Card CopierでシステムをMicroSDからコピー(New Partition UUIDs)し、一度シャットダウンし、MicroSDを抜き、システム起動を試みたら見事に動いた。2021年2月時点のラズパイ4Bの32bit版OSでは、特に何も設定などすることなくUSB起動が出来る状態だったんですね。
というわけで、あっさりUSB起動したラズパイ4Bでディスクスピードをベンチマークで確認するためfioをインストールした。

sudo apt install fio

ベンチの前に接続状況をメモ

pi@raspberrypi:~ $ lsusb
Bus 002 Device 005: ID 0080:a001
Bus 002 Device 004: ID 0bda:0411 Realtek Semiconductor Corp.
Bus 002 Device 003: ID 0bda:0411 Realtek Semiconductor Corp.
Bus 002 Device 002: ID 05e3:3321 Genesys Logic, Inc.
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0003 Linux Foundation 3.0 root hub
Bus 001 Device 005: ID 152d:2329 JMicron Technology Corp. / JMicron USA Technology Corp. JM20329 SATA Bridge
Bus 001 Device 004: ID 0bda:5411 Realtek Semiconductor Corp.
Bus 001 Device 003: ID 0bda:5411 Realtek Semiconductor Corp.
Bus 001 Device 002: ID 2109:3431 VIA Labs, Inc. Hub
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
pi@raspberrypi:~ $ lsusb -t
/: Bus 02.Port 1: Dev 1, Class=root_hub, Driver=xhci_hcd/4p, 5000M
|__ Port 1: Dev 2, If 0, Class=Mass Storage, Driver=usb-storage, 5000M
|__ Port 2: Dev 3, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 5000M
|__ Port 1: Dev 4, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 5000M
|__ Port 1: Dev 5, If 0, Class=Mass Storage, Driver=usb-storage, 5000M
/: Bus 01.Port 1: Dev 1, Class=root_hub, Driver=xhci_hcd/1p, 480M
|__ Port 1: Dev 2, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 480M
|__ Port 2: Dev 3, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 480M
|__ Port 1: Dev 4, If 0, Class=Hub, Driver=hub/4p, 480M
|__ Port 2: Dev 5, If 0, Class=Mass Storage, Driver=usb-storage, 480M

ベンチ結果を貼ろう。
$ TARGET=/tmp fio -f f.txt --output-format=terse | awk -F ';' '{print $3, ($7+$48) / 1000}'
Seq-Read 197.323
Seq-Write 197.769
Rand-Read-512K 189.821
Rand-Write-512K 181.54
Rand-Read-4K 9.43
Rand-Write-4K 11.421
Rand-Read-4K-QD32 10.561
Rand-Write-4K-QD32 14.491

$ TARGET=/media/suzyusb/SS256 fio -f f.txt --output-format=terse | awk -F ';' '{print $3, ($7+$48) / 1000}'
Seq-Read 95.212
Seq-Write 96.669
Rand-Read-512K 76.971
Rand-Write-512K 29.424
Rand-Read-4K 7.058
Rand-Write-4K 1.264
Rand-Read-4K-QD32 8.055
Rand-Write-4K-QD32 1.295

USB起動に使ったFRONTIERケースの1TB SSDはリード・ライトがほぼ200MB/sと結構速かった。FRONTIERのHDDCASE25-BはGenesys Logic, IncのUASP非対応チップらしくusb-storageで動いているので超高速というワケではないが、特に何もしなくても勝手にusb-storageになってくれるしラズパイ4Bと相性も発生していないようなので、アリかもしれないな。ちなみにUSBHUB経由にすると10%ほど速度が落ちたので、USB起動用SSDは直接ラズパイUSB端子に繋いでます。1000円で買えるFRONTIER HDDCASE25-Bは、金属製で少し重いため物理的に剛性感・安定感があり、ラズパイ4Bとの相性問題も無いし、癖も無く、そこそこ速いので、ラズパイ4B用に使うには良い感じという印象。私にはこれで十分、そのうち予備も買っておこうと思った。

今までラズパイ4Bで使い続けている256GB SSDは、何故か非常に遅い。SAMSUNG 860 QVO 1TBのオマケで付いてきたORICOケースなんだけど...ひどいね。UASP無効化とかも施さなければファイル転送も安定しなかったし、ラズパイ4Bとの相性が悪そうだ。汎用性重視でNTFSフォーマットというのも遅い原因かもしれないなぁ。

【SoftEtherのL2TP】
SoftEtherを3B+で運用したのだが、いつの間にかスマホからL2TPが繋がらなくなっていた。SoftEtherが繋がらなくなった4B環境も継続使用しているせいかも。こっちはこっちでお試しでラズパイOSアップデート&SoftEther手動アップデートしたら直るんじゃないかとテストし検証せずそのまま使っていたのだが、やはいrSoftEtherが復活していたのかもしれない。なので、4Bの方のSoftEtherをsystemdからdisableし再起動したら治った。

今回分かったのは、ローカルネットワーク内に同じ設定のSoftEtherが居ると、ポートフォワード設定で繋がってないIPアドレスだとしても、L2TPだけ繋がらないなど中途半端な悪さをするようです。私の状況はそんな感じでした。

2021年2月7日日曜日

USB Type-C仕様

 自宅で使っている機器のUSB仕様が分からなくなる時がある。

まずはUSB3.2 Gen1ってなんだ?ってところから。結局、USB3.0→USB3.1 Gen1→USB3.2 Gen1と改名されただけだった。
https://www.tsukumo.co.jp/bto/parts/parts_usb3_2.html

次に、USB Type-Cとは何が出来るのか。
https://www.shujima.work/entry/2018/12/08/011441#%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89

そして手持ちUSB Type-Cを持つPC等についての疑問整理

eX.computer note N1422K-720/T
テレワークで使っているノート。仕様確認したらUSB3.2 Gen1だった。Type-C端子も同じらしい。「USB Type-Cポートは、Thunderbolt 3、USB PD、Alt Modeには非対応」...ようは単なるUSB3.0のようで、Alternative Modeが無い≒映像出力対応していないんだろう。
https://thehikaku.net/pc/msi/20modern14.html

Lenovo Ideapad Duet Chromebook
USB Type-Cが1個しかなく、コレで充電から何から何まで対応するという仕様だが、このUSB規格が一体何なのか分かりにくい。USB転送速度はUSB2.0らしいが、映像出力(FullHD,30FPSまで)に対応しているのでAlternate Modeはあるようだ。
https://gadgetsmartphone.net/lenovo-ideapad-duet%e3%82%92%e3%83%87%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%81%a7%e4%bd%bf%e3%81%86%e3%80%80full-hd%e3%81%ae%e8%a7%a3%e5%83%8f%e5%ba%a6/

整理すると、USB Type-Cは機器により対応状況は異なる。WEB情報を見て整理した結果が以下だ。間違ってたらゴメン。(いや、自分の備忘録なんだけどね、ココ)

eX.computer note N1422K
USB PD:×
USB2.0:〇
USB3.2 Gen1(USB3.0)データ転送:〇
Alternative Mode(Display Port):×
Alternative Mode(Thunderbolt 3):×

Lenovo Ideapad Duet Chromebook
USB PD:〇
USB2.0:〇
USB3.2 Gen1(USB3.0)データ転送:×
Alternative Mode(Display Port):〇
Alternative Mode(Thunderbolt 3):×
※ただし映像出力はFullHD,30FPSまで。

USB Type-C端子搭載機器は上記のような表示を義務付けて欲しい。じゃないとUSB Type-Cハブの選択にすら悩みます。

Ideapad Duet Chromebook...USB Type-Cでデータ転送速度がUSB2.0というのはスマホで多いけど、Chromebookもか~いw。
N1422K...何のためにType-C端子を二つも用意しているのか意味が分からん。HDMI端子だって4K30FPSまでのHDMI(1.4)...CPU(GPU)は4K60FSP対応世代なんだからHDMI(2.0)端子にしておいてくれ。

2021年2月5日金曜日

VPNとLANを使い分けたい

 VPNを使うと自宅に居ながら会社のネットワークに入れるのでリモートワークが捗るワケです。ですが、一度VPNに入ると、自宅に居ながら自宅のネットワークには入れない。まぁセキュリティ的には正しいんですよね...。仕事OSを汚さないで、どうにか自宅内にアクセス出来ないか考えた結果、仮想マシンでLinuxを立ち上げることにした。これなら仕事OSを汚すこともない。

検索して、特定IPに対しアクセス出来るようにするには、自作Proxyを噛ませば良いというのは分かった。だが、それでは会社のセキュリティを勝手にカスタマイズすることになる。あくまで仕事用PCなので、それはやってはいけない。なら、どうする...そうだ、仮想マシンなら通常のNAT接続じゃなくて、選択肢としてブリッジ接続も出来る。なら、仮想ネットワークカードを介さず、直接ネットワークカードにアクセスすることが出来る。そうすりゃ、仮想環境だけ自宅ネットワークに繋がるんじゃないか...そういう結論に辿り着いた。

VMware Player環境下にRaspberry Pi Desktopが既にあったのだが、何故かマウススクロールが効かなかった。どうもWindowsアップデートで度々起こることのようなので当面保留。それ以外は完璧、思ったとおり自宅ネットワークに接続出来てラズパイにも普通に繋がるしブラウザも自宅ルーターに直接アクセス出来た。当然、会社Proxyに邪魔されることもない。だからこそマウススクロールが効かないのが悔やまれた。

しょうがないので商用利用も無料なVirtualBoxにLubuntu 20.04 LTSを入れてみた。VirtualBoxが面倒なのが、仮想マシンを他のPCに引っ越すのが面倒だし、仮想HDDが分割出来ない点だ。だが、まぁイイ。特にGuest Additionなども入れずマウススクロールも効いた。面倒なのでFirefoxをそのまま使うし、mozcを入れ、あとはRealVNCをダウンロードしてきて以下でインストールしただけで、思ったとおりの事が実現できた。RealVNCはdebパッケージをダウンロードし、以下コマンドでインストールするだけだ。

sudo dpkg -i VNC-Viewer-6.20.529-Linux-x64.deb

結局、ブリッジ使用するネットワークカードが指定しやすい仮想マシンという選択がVPNとローカルLANの使い分けの近道でしたね。大した時間もかからずにセットアップが終わったのも素敵だった。最近のLinuxはWindowsよりセットアップが簡単なんですよ。

さて、私の用途だとVNCとブラウザとファイラーが使えれば良い。ノートでも慣れているから何かと使えそうなLubuntuを入れたけど、実機同様にCPU2コア・メモリ4GBの設定で快適に動いてくれた。ストレージ32GBでセットアップしたが、セットアップ後にアップデートもあったのに、まだ23GB以上の空き容量がある。この環境を使い込むことになったらGeust Additionをインストールしてクリップボード共有も使おう。

改めて、複数ネットワークを使い分けるというのは、やり難いなぁと感じた。実はFirefoxやChromeの拡張機能で経由するネットワークカードを選択出来るようなのが無いのか...というのが本来考えていたこと。仮想化ソフトが出来ることなんだから出来ないはずがない。
リモートワークが一般化すると、こういう使い分けも求められるだろう。

【Guest Additions】
便利に使えるならというわけで、Guest Additionsを入れてみた。ダブルクリックじゃダメだったが、コマンドならすんなり入った。

sudo /media/suzy-pro/VBox_GAs_6.1.18/VBoxLinuxAdditions.run

というわけで、WindowsとLubuntuでクリップボード共有・ファイルのドラッグ・アンド・ドロップが使えるようになった。サクサク動いて便利だ。

2021年2月1日月曜日

ラズパイ32

 ラズパイ4Bをrpi-updateしたらsoftetherが接続出来なくなっていた。しまった。USB起動とか出来たら良いなぁって感じで、気の迷いでやってしまったせいだ。

【ラズパイ3B+の復活】
しょうがないので外部接続用のSoftEtherサーバをラズパイ3B+で稼働させた。使うのは2020年5月にラズパイ4B用に作ったバックアップimg。MicroSD16GBに書き込んで一度起動、USBSSD 500GBにコピーしてUSB起動とした。常に動いていてほしい環境なので弄らず年単位でキープする方針...とは言いつつも、一度はfull-upgradeしてから実用した。IPアドレス変更等の最小限の弄りで環境復旧した。

【ラズパイ4B環境】
当面は何も弄らずダウンロード・動画変換・SMB専用環境としてこのまま稼働させる。RaspberryPi OSにおいて64bit&USB起動が正式サポートされたから、そのうち環境を作り直ししようと思う。もしかしたら正式サポートされたUbuntu Server 20.04 LTSを入れ、64bitとUbuntuのメリットを試してみるのも良いかなと思っている。多分、私の使い方なんで、Ubuntu Server 20.04 LTSにLXQtデスクトップを入れる感じ(Lubuntu相当)になるかと思う。
https://qiita.com/naomori/items/e45d5dc77ecda860f41a

Ubuntuのメリットは、Ubuntuリポジトリが使えパッケージが充実してことだと思います。また、Raspberry Pi OSでFirefoxならESR版ですが、通常版のFirefox入ります。好みの問題かもしれませんが、Ubuntuは最新機能の安定板、RaspberryPi OSでは長期安定版ってイメージですかね。

【ファイラー】
ラズパイで常々改善したいなぁと思った点を弄った点がある。それはファイラーだ。ラズパイ純正のファイルマネージャーは、ちょっと気が利かない。ネットワークドライブが再起動すると消えるし、フォルダ圧縮も常にデフォのフォルダに保存される仕様だ。これらが改善されると助かるなぁ。

というワケで、Nemoをインストールしてみた。

sudo apt install nemo

お気に入りが使え、フォルダ圧縮・解凍も同階層で行われる。ついでに言えば、Xarchiverより圧縮も速い気がする。うん、これで良いんですよ。

でも、よくよく考えてみたらLubuntu 20.04 LTS環境(LXQtデスクトップ)の純正ファイラーのPCManFM-Qt(Ver0.14.1)が快適だ。Nemoとも大差無いけど純正採用って安定してそうで良い響きだ。こちらはAdd/Remove Softwareで検索しインストールしてみた。デスクトップがLXDEなRaspberry Pi OSに対し、LXQtの標準ファイラーって折角のOSの軽さを損ないそうな気がしないでもないが、複数Linux環境でファイラーが違う方が不便だからPCManFM-Qtに統一しよう。まぁ、皆さん、お好みで。

2021年1月22日金曜日

冬タイヤと空気圧

 ZD72Sスイフトに乗って真冬2回目です。4WDは楽ですねぇ。2016年製IG50Plus175/65R15を履いてますが、リアが滑るです。去年も感じたから古いせいじゃないと思うんだが、リアに落ち着きがない。結局、タイヤ空気圧が高すぎた...とういお話。

最近に車は燃費のため、高い空気圧を指定しています。確かに燃費も良くなります。でも、それは限られたシチュエーション...路面コンディションが良ければの話です。真冬のスタッドレスに、そんな空気圧は良くないんだろうなぁと実感した。

純正はXG:前250 後220、XG-DJE:前280 後250のハズ。この空気圧じゃないと、安全に走れないのか?と言われると、そんな事は無いはずです。年代をちょっと遡れば、1tの車重でもっと荷重係数の小さいショボいタイヤで200でしたからねぇ。

https://tire.bridgestone.co.jp/about/tire-size/pressure-list/index.html

175/65R15はロードインデクス84なんだね。表を見たら180で385kgまでイケます。スイフトの軸重調べたら前前軸重660kg、後後軸重420kg、車両重量1,080kgだった。仮に前輪にだけ二人分の重量がかかったとしても約800kgに耐えれば良いので、前輪は190でも大丈夫と思う。というか、これならリアを180にし、タイヤの潰れ具合でバランス取る感じでフロント空気圧を調整だな。

180未満は私の精神衛生上良くないので、とりあえずリアを190にした。早速効果が出て、ケツが落ち着いた。明らかに210と挙動が違う。毎年、正月休みにフロント220、リア190にすれば良いかなと思ったので、ここに書いておこうw。

夏燃費重視
フロント280、リア250

フロント250、リア220

フロント220、リア190

アイスバーン対応のスタッドレスは、縦方向の設置面積を稼ぐ≒接地サイプ数を稼ぐことに重きを置き、一時期は「新製品では、進行方向に長い接地面を稼ぎだした」ことをアピールするメーカーもありました。それでなくても、サマータイヤに比べれば、超扁平タイヤでもないのにも関わらずタイヤ横幅いっぱいに接地面を確保するデザインになっているのが分かると思います。
結局、スタッドレスは縦だろうが横だろうが接地面積重視なんでしょう。そこに最近の燃費重視の高い空気圧だと、スタッドレスは接地面積が稼げずグリップしないのかもしれません。少なくとも私はそう感じました。

スズキのように、軽い車重に高い指定空気圧って、罠かもしれないね。最近多そうだなぁ。

2021年1月14日木曜日

デュアルブートとGRUB

寝室PCとなっているDell Inspiron 1546だが、Windows10 20H2に更新した。起動するだけでCPU負荷の大きいWindowsはあまり使ってなかったのでアップデートに乗り気ではなかった。また、Linuxとのデュアルブート環境だから、ブートローダーが上書きされたら面倒だなぁということも頭を過った。
https://solution.fielding.co.jp/column/it/itcol04/202008_03/

まぁ起動できなくなったらその時に考えれば良いかと割り切って更新してみたら、Grubが書き換わることもなく問題無くアップデートできた。20H2はGrub対応したのかもしれないが、単に私の運が良かっただけかもしれない。そこは分かりません悪しからず。

この大規模アップデート最中の再起動が面倒だったので、Grubのデフォ起動をWindowsにしたいので、ちょっと調べてみた。そんなに難しい話でも無さそうだ。Grub Customizerを入れた。
https://www.it-swarm-ja.tech/ja/boot/grub%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%88%E9%A0%86%E5%BA%8F%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%99%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%82%88%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F/959738532/

これで、ちょいちょいとやったらWin,LinuxデュアルブートなノートPC完成、前回起動OSが選択されるよう「前回起動したエントリー」に設定した。デュアルブートなんて時代に逆らってます、良いですねぇw。Inspiron 1546は、また1年は寿命が延びたようです。

2021年1月3日日曜日

4Kモニター

あけましておめでとうございます。今年もよろしく。昨年は色々と考えさせられる1年でしたね。その中でもテレワークというものがあり、これは一時的なものではないなぁという感じがしますね。そうなると、自宅作業環境の不満を少し解消したくなりました。単に、丸一日EXCELとニラメッコしてたら疲労が半端なかったってだけですがw

自宅用23インチ液晶モニターはテレワークでも使っているが、結構年数が経っているのでノートパソコンと並べると暗く、色調もLEDバックライトと合わせられず、バックライトのインバーターから少し音がしている。自宅机上スペースは頑張って職場並に横幅は広げてあるのだが、既にテレワーク用14インチノート・23インチ液晶モニター・17インチノートが並んでいるので、会社のように23インチ2枚を置くような余裕は無い。なので、23インチ液晶モニターをリプレイスして、大掛かりにせず少しだけ作業環境を改善したいと思う。

要件整理したら以下となった。

1.4K or フルHD
2.物理的に幅650mmくらいが限度(27〜28インチ液晶)
3.ゲーム性能は重視しないし、スピーカー無しでもOK
4.考えが変わったら気軽に買い換えられる価格帯
5.将来的にモニターアームを使うかも
6.HDMI接続を2つ使いたいがHDMI切替器も2000円程度で買えるので搭載端子に拘らない

このあたりが落としどころと思い以下を買ってきた。税込み約35kだった。

acer VG280Kbmiipx
https://acerjapan.com/monitor/nitro/vg0/VG280Kbmiipx
28インチ4K、IPSパネル、IPSなのでコントラストは1:1000

選んだ理由は、フレームが薄い、IPSなので仕事には良さそう、28インチ4KだとほぼA4✕2枚というサイズ感が良い感じ、フルHD表示も店頭確認で問題無かった。横幅637mmなので27インチ並の設置場所で済み23インチ2画面より導入が手軽というのもポイントが高い。スピーカーは一応付いているので仕事用はこれで良いが、音楽を聴くような音質ではない。

【設置完了】
予想通りPC机に収まった。テレワーク用ノートでは4K60fpsで使い、自宅PCではフルHDで使う予定だ。なんで予定かというと、テレワーク用ノートが製品添付HDMI2.0ケーブルを使っても4K30fpsで表示されているからだ。オフィス用途なら30fpsでも実用出来るので追々解決していけば良いのだが、釈然としないですね。それ以外は、思った通りフルHD60fpsも問題ない。画面も自宅で使う分にはエコモードで十分明るく、ノートパソコンの液晶モニタと同等の発色が可能になりました。

【文字が見ずらい場合の奥の手】
Windows機能で文字サイズを大きくすることを考えていたのだが、なんとWindows10ではメニューフォントをカスタマイズする機能が無くなっていたようだ。スケーリングでは全体のスケーリングなので、細かいところまで手が届かないかも。対処方法は以下。
https://shufublog.com/4k-easy-to-read/

【4Kモニターはアリ】
ノートパソコンの外部接続に27インチ1920x1080液晶を考えているのなら、28インチ3840x2160液晶も検討すべきと思います。ブラウザで文字が小さいと思うなら、表示スケーリング200%にすれば28インチ1920x1080相当になります。また、これだけドットピッチが小さいと解像度を2560x1440や1920x1080で使ってもボケはそんなに気にならないし、これら解像度ならHDMI(1.4)でも60FPSで使えます。つまり、色んな解像度が使えると考えれば良いんです。リモート会議の画面共有で資料表示には4Kだと重いから1920x1080に落として使ってみたり、表示スケーリングをせずに使ってみたくて2560x1440で使ってみたり色々試したが、どれも意外に使えるというのが印象的だった。

【ノートPCの謎】
i7-10510U搭載なので4K60FPSに対応しているはずだが、テレワーク用ノートのHDMI端子がHDMI(1.4)という謎仕様...端子の制限により4K30FPSが仕様でした。この謎仕様ノート、私の使っているヤツ以外にも結構ありそうです。USB3.0ハブでHDMI(2.0)出力付きのものを調達すれば4K60FPSも可能になるでしょうが、そこまでする理由が今のところ無いなぁ。

【私の設定はちょっとヘンテコ】
14インチ・フルHD(1920x1080)なノート、28インチ・4K(3840x2160)な外部モニター...これは我が家の仕事環境のノートと4Kモニターなのだが、ドットピッチが揃うんですよね。
なので、ノート14インチも外部28インチも表示スケーリングは揃えて推奨150%で使おうと思ったのだが、なんだか14インチノートの作業領域が狭く感じる。計算してみたら1280x720相当になっているわけですが、これを推奨値にするWindowsもどうかしてるな。Windowsは縦768ドットからユーザビリティが確保されるから、これではノート画面が使いにくいんです。そこで縦768以上になる表示スケーリング140%としてみたのだが、これが丁度良い感じでした。表示スケーリング140%を標準化して欲しいと思いました。

でも、何でもかんでも上手くいったわけではない。仕事環境が会社デスクトップPCリモート接続をメインも使うのだが、4K解像度だと遅延が大きくなり操作性低下も著しい。また、デスクトップのアイコン配置崩れがひどいので、28インチ・4Kモニターは1920x1080・60FPS・表示スケーリング100%をメインで使うことにした。これの方が2台のPCの行き来が手軽だった。

ファイル操作は社内PCのリモート接続の方が高速だが解像度が落ちる。実機の方が解像度は上げられるが、ファイル操作性は低下する。トレードオフな状態だが、これら2つの設定を状況に合わせ切り替えて使う感じになると思う。

【最後に画質?精細さ】
正直、仕事の事しか考えてない状態で4Kモニターを買ったわけで、綺麗さ精細さなんて気にも留めてなかった。紙印刷無しで目が疲れなくて仕事が捗れば良いなと思っていただけだったが、よくよく見てみればGoogle Earthが明らかにキメ細やかに描画されていた。遠景の方が分かりやすいね。何も4K60FPSに拘らず4K30FPSでの動作でも。満足が得られる気がします。