2019年8月20日火曜日

ラズパイ14

SoftEtherのWindows版と同様に物理LANにブリッジ設定すると、Linux版では他のサービス(samba共有など)が外から参照出来ないことが分かった。なので、物理LANのブリッジを削除し、新たにtapデバイスでのブリッジ設定を行った。

以下手順に則った。
https://chibashi.me/development/softether-vpn-server-201902/#index8

以下①~⑤に対し、
・仮想HUB名:kasouhub
・tapデバイス名:tapdev
・ルータIP:192.168.1.1
・ラズパイIP:192.168.1.10
と仮定する。自身の環境に合わせ任意変更しましょう。

①ローカルブリッジ追加は、仮想HUB「kasouhub」に対しtapデバイス名「tapdev」でブリッジ追加。

②ラズパイにブリッジユーティリティをインストール
sudo apt install bridge-utils

③/etc/netwaork/interfacesファイルを編集
sudo nano /etc/network/interfaces

~以下を最後に追加~~~~~~~~~~~~~~
# Ethernet port
auto eth0
iface eth0 inet manual

# Bridge interface
auto br0
iface br0 inet static
 address 192.168.1.10
 netmask 255.255.255.0
 gateway 192.168.1.1

bridge_ports eth0 tap_tapdev
bidge_maxwait 10
~ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私はWiFiを使っていないので記載を省いた。なお、私は設定時に一部タイプミス(下から2行目のbridge_portsをbridge_portと間違った)があって難儀した。具体には、再起動したらVNC出来なくなり、モニターとBTマウスキーボードを接続して編集せざるを得なくなった。VNCはサーバ名でも参照不可だったので、やはり家庭LAN内でIPアドレスが取れなかったのだろう。

④/etc/dhcpcd.confファイルの編集(従前の固定IP指定を削除)
これをしなくても大丈夫そうだが、二重で指定してるのが後から悪さするかもしれないので削除。

sudo nano /etc/dhcpcd.conf
~以下を削除~~~~~~~~~~~~~~~~~
interface eth0
static ip_address=192.168.1.10/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1
~ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~

⑤IPアドレス状況をチェック
コマンドは「ip a」です。ブリッジのbr0に固定IPが振られているか確認する。

無事tapデバイス設定が完了し、VPN接続からもsamba共有が見られるようになった。

2019年8月18日日曜日

ラズパイ13

100均で小物入れを買ってきた。PPで出来たケースです。これにUSB・LAN等の端子部分に穴をあけて、ラズパイのケースにした。
穴あけはカッターで切り込みを入れ、カッターを押し込んでギコギコ倒しこんで切り進めました。蓋には4mmドリル・5mmピッチで穴を空けて吸入口にし、ファンまで紙でダクト風のものをテープで蓋に貼りました。(ファンは、従前同様に針金ステーで基盤に固定したままケースに入れてます。)

基盤を浮かせるのに使用したのは、両端M3ネジ込みタイプの10mmスペーサー。ホームセンターで4本買ったら500円と思ったより高い買物でした。これじゃケースが安くても意味無いじゃんw。
ちなみにラズパイ3B+はM2.6ネジが正式対応ですが、頑張ればM3でも何とかなります。

当初は蓋を上にして普通に設置したんだけど、下方吸気・上方排気とした方が効率が良い気がしたので、蓋に1.5cm厚のスポンジを貼り付けて上下逆さま設置にした。主な排気口はMicroSDアクセス用に開けた穴だ。

というワケで100円のケースに足が500円とあと私の工賃2~3時間分という感じで出来ました。掘立小屋ラズパイ3B+にバージョンアップですw

室温28℃でアイドリング時CPU温度42℃、軽い負荷かけて52℃、ファンもケースも十分に機能していると思う。あと、ケースに収めたことにより、動作中の本体に触れるのが気楽になったのは良いね。

2019年8月10日土曜日

AVIOT TE-D01g

偽耳からうどん:終了から早2ヶ月、ワイヤレスイヤホンを買った。近所のヤマダ電機さんは最近やる気を出してきて、ヤマダウェブコムと同じ値段で売ってるくれるのです。店頭で現物を見てウェブ価格で買えるので助かります。

というワケで、AVIOT TE-001gを買いました。最大10時間再生(aptXを使うと2~3割短くなるらしい)、チャージングケースと併用すれば50時間再生、完全防水という仕様で1万以下です。思ったより立派に見えます。これだけバッテリーが持つと、長距離日帰り出張の特急片道はコイツだけで乗り切れるし、帰りまでの間にチャージングケースで充電出来て帰りもOK。

価格コム
https://kakaku.com/item/J0000030268/#tab
メーカー公式サイト
https://aviot.jp/product/te-d01g/
メーカー公式説明書
https://aviot.jp/wp-content/uploads/2019/05/AVIOT-TE-D01g-Manual-v1.01.pdf

再生して音楽を聴いてみたら、無難な音というか、耳の疲れない音というか、でもスカスカじゃないですね。レビュー等で知っていましたが、HiFi感みたいな音ハッキリな高音低音というのとはセッティングが違いますね。私は通勤仕様として全然アリだと思います。

とりあえず、使いそうな操作は以下。

・ボタン1回クリック:再生・停止(左右どっちでも)
・ボタン4秒長押し:電源OFF(左右別々)
・左耳ボタン3回クリック:音量UP
・左耳ボタン2回クリック:音量DOWN
・右耳ボタン3回クリック:曲送り
・右耳ボタン2回クリック:曲戻し

操作ボタンは押しやすくは無いです。ボタンを押す力...もっと柔らかくて良いと思う。本体を耳に入れたまま手でホールドしようとすると、本体側面を親指と中指で挟んで人差し指でボタンを押す...という感じです。今後の慣れに期待です。

イマイチ分からないのがスマホとのペアリング。RとLがペアリング対象として出てくるのですが、どっちか片方で良いらしい。電池を長持ちさせようと思ったら、適宜、親機をどっちにするか切り替えるべきかも。そこって自動なんですかね?

イヤーピースは、最初に本体装着されているほかに、ゴムタイプとウレタンタイプがそれぞれ2種類付いてきます。充電ケースにも余裕があるので、イヤーピースについては好みのもの買ってきて装着してもケースに入るだろうし充電出来るでしょう。

【BluetoothイヤホンといえばAirPodsでは?】
当然、AirPodsという選択肢も考えましたが、私は以下の不満があるんで購入には至ってないです。
・耳に合わない
・ウレタンカバー等を付けたら充電ケースに入らない
・Androidでも使いたい
・なのに高価

【飛行機とBluetooth】
そういえば先日乗った飛行機は、WiFiも無かったし、Bluetoothイヤホンも禁止でしたね。EarPodsも持って行ってたから何とかなりましたが。飛行機の五月蠅い中でこそカナル型を耳栓代わりに使いたいんですけど、どうにかならんかね?

2019年8月2日金曜日

ラズパイ12

今回は完全に備忘録です。

【備忘録1】
ラズパイにSoftEther VPN Serverを入れて運用してから少々経ったが、ラズパイのSmaba領域がVPN経由PCから見えないことに気付いた。なんだこれ。自宅LAN内では見えてたので気づかなかったな。理由を調べたら、「tapデバイス」というキーワードに辿り着いた。Windows版では問題無いが、Linux版では設定が必要だったらしい。

https://blog.treedown.net/entry/2016/09/10/010000
https://blog.treedown.net/entry/2016/09/30/010000

でも、VPN越しにルータNAS(USBHDDのsamba共有、家庭内NAS)は見えているので、全く切羽詰まってない。時間のある時・気が向いた時に対策すれば十分なので、とりあえず放置w
ちなみに、クライアント側Win10はsamba1.0を有効にしないとルーターNASも見えなかったが、以前からSamba1.0は有効にしていたつもりだったので、もしかしたらWin10大型アプデの際に無効(デフォが無効)になったのかも。

【備忘録2】
ラズパイのミュージックサーバや動画サーバとか絶対にラズパイ用パッケージがありそうだな、テレビリモコンで操作出来るヤツがあるんじゃないかなと検索したら、あっさり出てた。

「KODI」というメディアプレーヤー?がいきなり立ち上がるラズパイ用OSが2種類「OSMC」「OpenELEC」というのがあるんです。しかもセットアップもテレビリモコンで出来てしまうそうで、テレビとHDMI接続さえしてしまえば良いらしい。日本語入力が必要なら、キーボードかスマホを接続するなどが必要らしいが、再生だけならテレビリモコンだけでOKみたい。これがラズパイ3B+なら余裕で動く。

というワケで、ラズパイが余ったらメディアプレーヤーに仕立て上げるのもステキかもしれません...というお話。俺はやらないよ、ラズパイ余らない限りw

【備忘録3】
ラズパイ4Bの情報が少しずつ出てきている。

https://www.gizmodo.jp/2019/06/raspberry-pi4-launch.html

ラズパイ3B+を使って思ったのが、ヒートシンクなんて付けなくて良いからファンで風を当てろという事だ。そしてラズパイ4Bでも同様のことをしている記事があった。

https://gigazine.net/news/20190719-raspberry-pi-4-needs-fan/

そんなに消費電力が増えるのか?の答えが以下。

https://raspida.com/compare-rpi4b-3b

3B+→4BでCPUスコア差から2倍以上の処理能力向上、しかもメモリ1GB→4GBと増量、この相乗効果で随分に快適になるだろう。特に、メモリ4GBモデルならスワップ無しでも快適にChrome,Firefoxが使えそう。もはやサーバではなく、家庭用デスクトップとしても活用出来そうですね。