2019年3月26日火曜日

とんでもなく遅いUSBメモリ

たまたま99に立ち寄り、折角寄ったのだから何か買いたくて超安物USBメモリを手にした。64GBのUSBメモリが、なんと650円で買えちゃった。64GBなのにUSB2.0というあたりからして地雷臭がプンプンしますw。

買ってきた状態でフォーマットはexFAT・アロケーションユニットサイズ128KB(のはず)。AOMEIで見た情報も残しておこう。
ファイスシステム:exFDAT
物理総セクタ:120861792
総サイズ:57.63GB
先頭セクタ:64(Cyl:0,Hd:1,Sect2)
末尾のセクタ:120861855(Cyl:7523,Hd:77,Sect10)

ベンチしてみました。↓
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CrystalDiskMark 6.0.2 x64 (C) 2007-2018 hiyohiyo
Crystal Dew World : https://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 17.404 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 3.958 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 8,T= 8) : 3.504 MB/s [ 855.5 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 8,T= 8) : 0.001 MB/s [ 0.2 IOPS]
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 3.553 MB/s [ 867.4 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 0.001 MB/s [ 0.2 IOPS]
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.462 MB/s [ 845.2 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 0.002 MB/s [ 0.5 IOPS]

Test : 1024 MiB [E: 2.8% (1.6/57.6 GiB)] (x3) [Interval=5 sec]
OS : Windows 10 Professional [10.0 Build 17763] (x64)

期待に応えてくれますね、99やるなぁ、こんなネタ枠USBメモリを置いてあるあたり流石ですw。どうやって64GB使おうか考えちゃいますね。Windows上のファイルコピーで見ていたら、ほぼシーケンシャルリード状態で16MB/s、ほぼシーケンシャルライト状態で6MB/sでした。音楽や動画を入れておく分には使えるでしょうね。
ちなみに手持ちUSBメモリ32GB(USB3.0仕様)はシーケンシャルリード80MB/s出てます。その差は5倍w

書き込み速度が使い物にならないレベルなので、ほぼ読み取り専用として使うべきでしょうね。ファイルを書き込むにしても、シーケンシャル書き込みしか使えないと覚悟すべきです。使い方を誤ると、ちょっと遅いでは済まされない遅さを体験する事になるので、爆安USBメモリは素人にはおススメしないです。

そこそこ安くて速度の出るUSBメモリを買いたいなら、SiliconPower製を買った方が幸せになれます。私の中では評価が高いです。今はどうか知りませんが、SiliconPower製USBメモリ32GBは永久保証だったので、壊れた際に半信半疑で店頭に持っていったらメーカー送りになり交換して貰えました。

【オマケ】
常々遅いと思って車音楽用に使っていたUSB2.0 32GB(トランセンド、数年前に購入)だが、こっちの方が速かった。今回購入USBメモリ64GBの遅さは特筆に値するかもw
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CrystalDiskMark 6.0.2 x64 (C) 2007-2018 hiyohiyo
Crystal Dew World : https://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 22.700 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 7.654 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 8,T= 8) : 6.114 MB/s [ 1492.7 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 8,T= 8) : 0.003 MB/s [ 0.7 IOPS]
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 6.077 MB/s [ 1483.6 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 0.003 MB/s [ 0.7 IOPS]
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 6.067 MB/s [ 1481.2 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 0.005 MB/s [ 1.2 IOPS]

Test : 1024 MiB [E: 54.9% (16.6/30.2 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
OS : Windows 10 Professional [10.0 Build 17763] (x64)

2019年3月21日木曜日

Android6.0.1環境の動作を軽くする

ZenFone 2 Laser Android6.0.1環境(初号機)は、モバイルマネージャーを殆ど使わない事にしたら、プロセス暴走はかなり抑えられるようになった。たまに充電してるとプロセス暴走するけど、なんでだ?と思いつつ再起動すれば治るので、とりあえず実用可能な状態には戻っている。
そうなのだが...ZenFone 2 Laser Android5.0.2(弐号機)の軽快さを見てしまうと、使い古したAndroid6.0.1環境(初号機)はなんか重い。そこで、少しリフレッシュしてみる事にした。


■アプリを切り替える
ASUSのPC Linkは、PCにスマホ画面を映し出して操作出来るアプリ。Android5.0時代のASUS純正アプリで、Android6にアップデートすると消えるのを、無理やりapkでインストールして使っていた。つまりASUSがサポートを止めたアプリだ。そんなに悪さしてないと思うが、世の中にはAndroid6に正式に対応してるリモート接続?アプリがあるので、今回は「Vysor」に移行してみた。PC側はChrome拡張にしたので、Windowsにインストール不要なのもメリットだ。

■キャッシュ
アプリのキャッシュをクリアしたら快適になるかな?と思い、設定-ストレージとUSB-内部ストレージ-キャッシュデータ...と辿っていってキャッシュをクリアをした。すべてのアプリのキャッシュは合計で800MB以上もあったw。使ってると直ぐに100MBくらいになるから、どの程度サクサクに貢献するか疑問だが、内部ストレージも圧迫するのでクリアした方が良いだろう。

■省電力設定
電力管理-省電力設定-バッテリーモードを今までは「スマート」で使い続けてきた。「パフォーマンス」に対し精々10%程度しか待機時間が伸びないので大差無しと判断し「パフォーマンス」に切り替えた。少しだけキビキビした気がする。

■ランチャー
ZenUIランチャーを消さずに、Google Nowランチャーを入れてる。普段はホーム画面が縦・横対応しているGoogle Nowランチャーを使ってた。PCで操作する時に横画面がよかろうと思い導入したのだが、PC画面上でもスマホは縦画面の方が使いやすい事に気付いたw。なので、メインランチャーをZenUIに戻して様子を見て、大丈夫そうなのでGoogle Nowランチャーをアンインストールした。


どうもランチャーをZenUIランチャーのみにしたのが特に効いたようで、全体的にサクサクになった。なんだか暴走もしにくくなったようにも感じるし、Android5.0.2環境(二号機)と遜色無い感じだし、省電力設定をスマートに戻しても殆ど差を感じません。
軽快さと環境の安定性の両立を図ろうとするのなら、ZenFone 2 Laserの場合、下手なカスタマイズをするより、純正の良さを引き出す事に専念した方が長期的に考えると良さそうです。最新ZenFoneシリーズもモバイルマネージャーやZenUIがありそうなので、同様かもしれないね。

2019年3月20日水曜日

Google Play開発者サービスとバッテリー異常消費4

ZenFone 2 LaserのAndroid6.0.1環境(初号機)については、何とか前回施術で暴走が治まったっぽい。充電していると若干暴走する事があるが、そんな時は再起動すれば治まるので、とりあえずZenFone 2 LaserのAndroid6.0.1環境は日常使用に耐えうるよう回復した。なので「電池の最適化」は、ほぼ使わないよう更に手を加えたが、全く弊害を感じない。ナンダコレ。

さて本題。

もう一つの暴れるZenFone 2 Laser Android5.0.2環境(弐号機)では「電池の最適化」は無いが、「自動起動マネージャー」というのが代替機能として搭載されている。これを弄りすぎたのが暴走の原因かもしれないので、「初期設定に復元する」を行い暴走はナンボかマシになった...と思ったのも束の間、気が付くと猛烈に暴走している。再起動しても直らない。なんでだ...
よくよく考えたら、GoogleのハングアウトとかPlay ミュージックとか色々と無効にしてた。無効にしてるにも関わらずプロセスが立ち上がろうとしてて暴走しているようだ。あぁ、有効にしてアップデートしなきゃだ。しかし、アプデが何時まで経っても終わらない。う~ん、困った。

未だ大した設定してないから完全初期化も止む無しだが、まずはアプリのバックアップ(ASUS製)をしていたのがあったので復元してみる。う~ん、アプリケーションの復元が70%から先に進まない。%は進まないけど、復元中のアプリ名は変わっているので、すっごい遅いけど何か進んでる風なので完了してくれと祈りつつしばらく待つが、全然完了しない。
しょうがないのでセーフモードで再起動してみて復元してみたら何とか復元完了。でも、アプリの復元に失敗しているものもあるし暴走は相変わらず。自動起動マネージャーは何もさせないよう設定変更、無効にしたアプリを全て復活、セーフモードにしてアプリをアップデートしてみた。ちなみにセーフモードじゃないとアップデートが全然進まなかったが、何とか無事完了した。その結果、バカみたいな暴走は治まりCPU Usage 20%前後で推移し続け、しばらく放置していたら10%前後となったが、ここから下がらない。う~ん微妙。

ココまで来たらやってしまえ。ファクトリーリセット(電源OFF→電源+VolDown)して、WiFi設定もせずGoogleにも入らず起動して、ASUSバックアップから復元した。復元するアプリは最低限とし、WiFi設定・Llama・AdGuard・Inoreader・Radiko・Raziko・OneNote・YouTube Vanced・CPU Stat・OS Monitorかな。省電力マネージャーの設定は特に復元しないよう注意した。この結果、CPU Usageは5%以下となるような環境が復元する事が出来た。

結局ですね...Androidスマホの純正に近いアプリ(GoogleとかASUS独自アプリなど)は削除や無効が出来るアプリでも、うまく殺せてない事がある。実際、殺してもプロセスが出てくるGoogleのハングアウトとかPlay ミュージックとか意味が分かりません。そういうアプリに手を出すとドツボにハマる事があるようなので、GoogleやASUSにケンカを売らない、強い物には巻かれろという結論にいたりましたw

過ぎたるは及ばざるがごとし...まさにコレw。
PS.初号機が日常使用出来る程度に回復したので、弐号機は現時点で一度寝かせる事にした。こんなに苦労した弐号機、結局使わんのか~いw

2019年3月8日金曜日

Google Play開発者サービスとバッテリー異常消費3

プロセス暴走したら再起動で誤魔化しつつ、相変わらずZenFone 2 Laser(Android6.0.1)を使っている。この暴走ZenFone 2 Laserから、ファクトリーリセットした環境に移行したらスッキリ安定するかもと思い、同機種別端末でAndroid5.0.2環境を構築していたら、ここでもプロセス暴走が起こった。おいおい...OSバージョン変えてもダメなのかよ。

改めて、プロセス暴走関係を検索して見つけたのが以下。
https://sumahoinfo.com/android-7-0-update-battery-drain-caused-by-battery-optimization-doze-list-of-apps-to-be-unlisted
https://ouroboros.hamazo.tv/e7731097.html


対象がAndroid6以降だったので、使い込んでいる現環境6.0.1の方に施術してみた。
「設定」「電池」「電池の最適化」で、どうもGoogle関連とかシステム関連のものの起動を制限すると、起動しようとするが防がれて...の繰り返しとなり暴走状態(アプリの起動終了を繰り返してCPU負荷が上がったまま)になる...そういう可能性に辿り着いたワケです。
結局ね、GoogleとかASUSで入れてるアプリやOS標準機能(com系)等についてプロセスを制限せず、逆に制限するのを最小限(入れたアプリで常駐しなくて良いものだけ)とするワケです。そうした状態で、アプリ「OS Monitor」でCPU Usageを確認したところ、アイドリング状態で1%未満になりました。今まで見たことないくらい低いです。
考えてみればランチャーアプリにまで自動起動を制限しちゃいけないよね。最適化という言葉に騙されてはいけない。あくまで自動起用するのを邪魔する(≒最適化する)か否か(≒最適化しない)なのだ。そういえば、Google+とかGoogle Play MusicとかGmailとかFolderSyncとか、電池の最適化対象としていたのに暴走時のCPU使用率上位に上がってきてた。きっと起動しようとしていたワケです。そうだよ、こいつら、常駐を許可(≒最適化しない)しなきゃダメなんだよ。

まとめると...「電池の最適化」の対象にしているのにOS Monitorでプロセスが上がってくるアプリを最適化対象外とする事で、これらプロセス暴走問題は治まるようです。なので、電池の最適化の対象は、本当に常駐が必要無い追加アプリのみにした方が安全という事だろう。

というワケで、現在使用中ZenFone 2 Laser(Android6.0.1)の「電池の最適化」を見直したら、充電中もスマホが冷たくなったし、満充電になっても暴走しなくなり、とてもイイ感じ。

【余談1】
開発者向けオプションって、そんなに弄る事が無いのだが次の設定を施した。「GPUレンダリングを使用」「HWオーバーレイを無効」をONにして積極的にGPUを使いCPU負荷を減らす。あと、主に体感速度に関係するのだが、「ウィンドウアニメスケール」「トランジションアニメスケール」「Animator 再生時間スケール」というのがあり、これを×0.5にすると、アニメーションが半分の時間になり体感速度が上がり、且つ、CPU?GPU負荷も減ってバッテリーの持ちも良くなるらしい。なんか忙しない操作感だが、バッテリーの持ちに良いらしいので×0.5とした。
https://sp7pc.com/google/android/10925