2018年6月29日金曜日

USBHDDの端子

2.5inchHDD_USBケースを複数使っている。全てノートパソコンになったので、容量不足対応は持ち歩き出来る2.5inchが良いからです。ノートもUSB2.0なので、格安のものを何も考えずに買っていたのだが、少し後悔している。というのもminiUSBやmicroUSBのケーブルをケースに挿すタイプは接触不良を起こすと判明したからだ。昔仕事で使っていたIODATAのヤツは2年間仕事で使い倒しても何ら問題無かっただけに、その差にガッカリさせられた。

それら格安HDDケースを複数使ってきたことで、一番信用出来るタイプが判明した。

http://kakaku.com/item/K0000250982/
http://www.kuroutoshikou.com/product/case/25hdd/gw2_5sc-su2/

ケース側に端子があるヤツじゃなく、短い線でUSB TypeAが出ていてUSB延長ケーブル付。延長コードを付けっぱなし使うならビニールタイ(電化製品買ったら付いてくるコードを纏めてる針金withビニール)で縛ってしまいましょう。見た目は悪いが最強ですよ。

ダメだったのはケース側が「Mini-B」「3.0 Micro-B」の端子だった。端子外側が弱くて変形し緩くなり接触不良しているっぽい。そもそも端子が小さいのに変形しそうな形状設計に問題があるのか、それとも基準を満たしてない部品なのか、その辺りは分からない。安物の小さなUSB端子は耐久性が低いようなので、もうそういうのは掴まないようにしよう。

USB端子種類
http://uzurea.net/usb-type-complate-list/

買い替えるのも腹立たしいので、メス側を変形させて接触良好状態になったら二度と抜けない・動かないようグルーガンで固めてしまおう。

2018年6月23日土曜日

ゴールドノブこわい

Gibson Vの2トーン計画のために、ミリ規格の500kΩポットとともにボリューム・トーンノブを買ってきた。

買ったのはコレ

しかし、調整の結果、Gibson Vを急いで改造しなくても良い気がしてきた。まぁピックアップを交換するかどうかは別にして、ハイパス・ローパスの2トーン計画は良いと思うので施したいと思っているので、そのうち挑戦したい。

というわけで、ポットはいずれ使うとして、ゴールドノブはマグナスターに使っても良いかもと考えていたので、早速試してみた。で、刺すのも大変なくらいノブが固い。でも何とか装着したのだが、今のストラトノブより背が高く、アームに当たるようになった。だめだこりゃ。そういえば、Pacificaは金属のゴールドノブなのだが目盛りが無いのを思い出し、目盛りがあった方が便利だし、付けてみて違和感なければ使ってみようと思った...思いついてしまった。

早速Pacificaのトーンノブを外し、雰囲気見てみようと思ったら、超固い。マグナスターでも思ったけど、超固い。これは何度か抜き差しして馴らすしかないかと思ったのだが手で抜けないので、車の内装外し用の棒(隙間に入れるヤツ)で外した。というか途中でバキって音がしたが何とか外れた。外れたのは良いけど、なんかトーンシャフト傾いてるんですけど...背が伸びてるんですけど!
ジャックに繋いでギターを鳴らしてみたら、トーン全開っぽい音が出ているが、壊れたシャフトを回しても何も起こらないので、完全にトーンポットが壊れたようだ。今までノイズも無かったので約20年間サーキット系ノーメンテで来たのだが...しょうがないのでポット交換するしかない。

しかし問題点が...ミニサイズ250kΩAカーブ、コンデンサは「223J 100」と書いてある。調べたらコンデンサはセラミックコンデンサ100V0.0022μFらしい。手持ちにミニサイズポットは無いが、普通サイズで何とか収まるのは確認したが、さすがに250kΩAカーブの手持ちは無かった。交換用新品は全て500kΩAカーブだ。そこで最近部品取りに使われているマグナスター旧サーキットを見たらトーンポットに250kΩBカーブにオレンジドロップが付いていた。これを移植しちゃおう。Pacificaは調子も悪くないので最小限の修理でいきたいし、トーンなら演奏中にあまり弄らないのでABカーブの違いは問題にならない。


(というか、Pacificaはどういう設計思想なんだろう...比較的線の細いハムを前後に置きトーンもボリュームも250kΩ...こりゃハム状態で抜けが良い仕様というよりストラトハーフトーン重視(ピックアップセレクターハーフトーン時にオートタップなのでシングルコイルのハーフトーンになる)なのかな。見た目と仕様が合ってないと思ったよ。)


というわけで完成。ポット抵抗値は揃えたのに、なんだか抜けが良くなったし、トーン全閉でも中音が残り使える音になった。セラミックコンデンサとフィルムコンデンサの違いなのだろうか。それともオレンジドロップの特性なのか、セラミックコンデンサより高音中音が減衰しないんだろうが、これってコンデンサとしては性能悪いのかもねw。
何はともあれ、オレンジドロップ0.0022μFは1000円以下で近所で買えるし、何となくギターの音がブライトになるね。がっつりコモった音も出したいならセラミックコンデンサ、少し抜けのいい感じにしたいならフィルムコンデンサって感じかもね。

取り外したノブ・壊れたトーン

トーン部のボディカットがギリ

ノブをGibson風にした。自重が軽いプラスチックノブになったので、途中で止めるのが楽にはなった。前は重~い金属ノブなのでスルスル回りすぎだった。
その後、後学のため壊れたミニポットを分解してみたら、可変抵抗ブラシ回転盤のプラスチックにクラック入ってシャフトが抜けていた。シャフトをウォータポンププライヤーで強引に押し込んでみたら、なんとか動作可能になった。このまま使いたければ瞬間接着剤で補強が必要だが使う機会もないだろう。

Gibson Vの改造計画

私の持っているギターで唯一カスタムされていないのがGibson V。他のピックアップに比べて、VのリアのGibson 500Tだけがピックのアタック音が耳障り。また、ボリュームポットもゼロからちょっと上げたら音がデカすぎるので微調整が出来なく、他と比べて目盛り調整具合が明らかに違う。これがトーンなら良いんだけど、ボリュームだとちょっと目につく。となるとポット交換が必須と思うワケです。

なんか変だなんか変だと考えた挙句、検索したら300kΩのBカーブのボリュームポットが使われている可能性があるらしい。しかも使われているセラミックコンデンサーがあまり良くないという話も聞く。ふ~ん、トーンは500kΩAカーブなんだ...本当なのかな。

http://blog.waltzguitars.com/?eid=1176135

まず、唐突に音量が上がるボリューム...これってBカーブの特性ですね。間違いなくボリュームはBカーブですね。

https://www.soundhouse.co.jp/contents/staff-blog/index?post=11

あとは、クリーンでシングルっぽい太すぎないフロントサウンドも出たら良いなぁと思い、ハイパスかパラレル配線も考えたけど、スイッチは増やしたくない。

で、とうとう答えを見つけましたよ。なんとか特殊部材無しで便利に出来ないかな?と考えたところ、ハイカット(普通のトーン)とローカット(ようは可変ハイパス)の2トーンがあれば良いことに気付いた。これなら普通の500kΩポットで大丈夫だし、手持ちのコンデンサ(トーン用、ハイパス用)が使えますね。検索したら出てきた。図はストラト用だけど、やる事は一緒。

https://pandametal.xsrv.jp/wp/1784.html

早速、500kΩAカーブを3つ調達しました。ついでに。ゴールドのノブ(ボリューム×1、トーン×2)も確保。全部ミリ仕様で揃えました。というか、いつも使っているSCUDの国産500kΩAカーブとノブです。Gibson Vに入れてダメだったら、他のギターのスペアパーツに使えるのでアリです。いつもの楽器屋さんwで調達したから、バランサーポット一個より安く済みました。それにボリューム調整もいつもの操作感覚になるワケで、私にとって良い事です。

買ったのはコレ
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/17441/
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/17265/
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/17263/

よくよく調べたら、最近のシェクターのギターって、1Vol2Tone(ハイカット、ローカット)だったり、1Vol1Tone(トーンは、ハイカット・ローカット切替)なんですって。というワケで突飛な改造でも無いようです。

時間が出来たら再配線してみよう。なんなら1Vol1Toneにしてから後付けでローカットトーンを追加すれば良いだけなので、配線も悩まないね。

https://docs.google.com/gview?embedded=true&url=https%3A%2F%2Fwww.seymourduncan.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F05%2F2H_3G_1V_1T.pdf

 【買ってきてから】
よくよ~~く見てみたら...変なアタック音はリアピックアップが高すぎて、1弦で強めにピッキングをした時に、リアハムのエッジに弦があたってプリングオンされた超高音をリアピックアップが拾って鳴っていたと判明。ストラト系と弦のテンションが違うとか気づかなかった理由はあるけど、なんかダサいw。で、ピックアップを下げたら、少し大人しくなり綺麗な感じが少し出た。ついでにネック・ブリッジ調整をしたら全体に音が太くなって芯が出た。

あれ...どうしよう、このままでもイヤじゃないw。う~ん、調整って大事ね。

で...とりあえずゴールドノブを色々試していたら...!

ビンテージDiMarzio4芯化

手元に、マグナスターで使っていたDiMarzio Super Distortion(2芯のビンテージ品w)があるのだが、今のところ使い道が見つかっていない。DiMarzio Super Distortionの最大の弱点はその生音がモコモコしている点で、こいつを4芯化してパラレルサウンドを出せるようにしたら、意外に幅は広がるんじゃないだろうかと考えている。というワケで、4芯化してみようと思う。

4芯化改造の先人
https://ameblo.jp/d-s-design/entry-10865416067.html

こういう画像を拡大して見れば、色々見えてくるわけです。私は、DiMarzioピックアップ4芯ケーブルが有名楽器店で800円で売っていたので1本買ってきたのを使いました。

まず、デフォ。

模式化すると以下のような感じ。
■■■ ■■■
■隣■ ■隣■
 白   黒

デフォがそもそも先人の配線と違うしw
タップしたいだけなら隣と直列に繋いでる線を延長して引き出せばOKです。でも私は4芯化してパラレルサウンドが欲しいので作業続行。

4芯化後の写真


模式化すると以下のような感じ。
■■■ ■■■
■黒■ ■白■
 赤   緑

4芯化後配線は先人に倣ってみたが、初期状態と白黒がデフォと違う配線なので、音は出るでしょうけど位相がどうなるか不明。兎に角、このように出来上がりましたよ。というワケで今回は改造はココまで。果たして積むことがあるのだろうか。

2018年6月15日金曜日

フレット擦り合わせとふるさと納税

フレット擦り合わせをDIYするのが当たり前?となっている我々ですが、ある意味、これは異常です。当然、DIYに限界があることも分かってます。じゃぁ、プロショップに頼むの?と言われると、う~ん...自分が調整も含め趣味でギターを遊んでいるから、自分より擦り合わせがヘタだったら嫌な気持ちになるから出す気にならないですね。でも、そんな現状に風穴があくかもしれません。

未来キタ――(゚∀゚)――!! 

ってな感じの動画を偶然見つけましたよ。

https://www.youtube.com/watch?v=wS_FCxBsa3Y

PLEKという機械で、弦を張った状態のギターを計測し、各フレットをどれだけ削るか決めてからフレット切削をしてくれるんです。近所に無いんか?と調べてみたら無かったんだが、代わりに変なもん見つけた。

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/04581/446905

宮城県にふるさと納税を5万円すると、PLEKフレット擦り合わせをしてもらえる券が貰えるらしい。あとは宅急便で送れば良いらしい。返送費用もアッチ持ち。なんて画期的なシステムだwww
おお、このビッグウェーブに乗らねば!と思ったのだが、まだまだ他の部分が完璧じゃないギターを出すのもどうなの?とか思ってしまった。冷静になると、フレット擦り合わせもDIYできちゃうしフレットファイルまで持っているから全然困ってないという現実に気付いた。そんな話でしたw

なお、他人に新品ギターを買うのに付き合ってと言われたら、購入時に擦り合わせと調整をやって貰うのは込みで値段を考えるよう助言します。新品Gibsonだと、PLEKで調整済みのものが買えることもあるらしい。

http://www.seventhcode.co.jp/1683.html

調整済みで10万切るならオトクだね。わしのガタガタGivson Vの中古...6万w。バリモンにしようと思ったら、新品買った方が安いという罠。

2018年6月14日木曜日

ピックアップ抵抗値測定

手持ちピックアップの抵抗値を測ってみた。アナログテスターの方が誤差が大きかった。安物デジタルテスターの方が楽だし精度も良さそうです。
というか...DiMarzio Super Distortionを測った時にアナログは12kΩを指していた。謎が深まった。困った。安物デジタルテスターがあるのを思い出し、そっちで測ったら13.8kΩ付近となり間違いなくDiMarzio Super Distortionなんだなと納得したのでした。抵抗値を測る時はデジタルテスターを使おうと心に誓った。数字も適正だし、なんせ見やすいw

測定結果一覧です。ギターに搭載されているのものはフル10にしてシールド刺して抵抗を測りました。

■Yamaha Pacifica 721DH(現状)
Front_LIVE-GH3B(AlnicoV):7.94kΩ
Middle_LIVE-GS5B(AlnicoV):5.98kΩ
Rear_Duncan Designed HB-103:15.97kΩ

純正ではRearもFrontと同じものが付いていたのだから、そりゃ私にはパワー不足。この時代のYamahaって、リアに置くようなピックアップじゃないもの平気でインストールしてるんだなぁ。もう一つ上のモデルを買えって事なんでしょうね。リアピックアップ交換は正解でしたね。ちなみに、私のHB-103はトレムバッカー仕様で、元ネタDuncan Distortion SH-6n(13.0kΩ)トレムバッカー仕様TB-6(17.4kΩ)というように、まぁトレムバッカー仕様の元ネタに近いようです。

■マグナスター(Tokai Silverstar改)
Front_Duncan Designed HR-101(Front用):11.46kΩ
Rear_DUNCAN SHR-1b:15.50kΩ

シングルサイズなのに、この抵抗値。SHR-1bは、すごくリードサウンドが伸びるんですよ。HR-101は、Front用Rear用が存在し、手持ちのはFront用みたい。やはりSHR-1bとSHR-1nみたいなものらしい。ちなみに、SHR-1bを中古\3kで見つけた時にSHR-1nも\5kで売ってたんですが、私はHR-101があったのでは買いませんでした。
なお、中古HR-101セット(Squireストラトから剥ぎ取ったピックガード一式だと思われる)で抵抗値を実測してたのをネットで見つけたのだが、それによるとネック側PU:直流抵抗 11.79kΩ(実測値)、ミドルPU:直流抵抗 11.83kΩ(実測値)、ブリッジ側PU:直流抵抗 22.84kΩ(実測値)だったようです。Duncan Designedのホットレールは、本家(SHR-1b:16.6kΩ、SHR-1n:10.9kΩが公式値)以上にリア用が極端にハイパワーなのかな?バランス悪そうだなw。

■Gibson Flying V
Front_Gibson 496R:8.52kΩ
Rear_Gibson 500T:14.37kΩ

前後純正。出力は十分だけど、このギターだけピックのアタック音が五月蠅いのでトーンは4~5くらいじゃないと同じセッティングでは辛い。随分リアがパワフルだなと思っていたら、それだけの出力だったワケです。
リアに4芯化したDiMarzio Super Distortionを入れてみようと検討中です。多分、こっちの方がマイルドになります。配線やポットをどうしようか考え中で、1Vol1Tone化とフロント・リアにPUSH-PUSHスイッチ(シリーズ・パラレル)を入れてみようと思う。あと、フロントにボリュームを使ったコイルバランサーを試してみたいが、どうしたもんかねぇ。

■あまり
Front_DiMarzio Super Distortion:13.79kΩ(無改造)
Rear_DiMarzio Super Distortionを4芯化改造したものが余っている。
Center_Tokai Silverstar Center:5.81kΩ
Front_Duncan Designed HR-101(Front用)がもう一個余っている。
Reart_LIVE-GH3B(AlnicoV)がもう一個余っている。

結論というか...自分のピックアップの抵抗を測ってみるのはアリです。少なくとも、交換により目に見える効果があるのか無いのか、それくらいは分かります。なんかパワーが足りないなと感じたら、ピックアップのシリーズ接続時の抵抗値を測ってみて、それからピックアップを買うべきでしょうね。

私の場合、リアにハイパワーなハムの13~16kΩが合っているようで、そういうピックアップを入れた段階で満足しちゃってます。リアピックアップでの演奏時間が9割なんで、リアピックアップさえ気持ちよく歪んでくれればOKらしい。フロントも使う割には、そこは妥協できちゃうんですよねw