2022年12月5日月曜日

配線材

楽器屋さんにギター配線材のBELDENが売っているのを見かけますが、私は買ったことがありませんw。私は、もともとギターに付いている線を流用するか、不足したらホームセンターで買ってきた電源用の線を使ってました。そこまで高いものじゃないのでBELDENを買ってみようかと思っていたのですが...ネットを彷徨っていたら手元に良さげな線が余っている事に気付かされました。LANケーブルです。中身はカラフルな線だし、固いLANケーブルの中身は銅の単線です。電気通信に使われる品質のケーブルが意外に身近にありましたね。もう使わないカテゴリー5のLANケーブル1mをバラシたら8本(橙+白、茶+白、緑+白、青+白)取れました。
https://shimatake-web.com/lan-cable-kinds/

これで、一生分のギター配線材が確保できたのかもしれませんね。ちなみに、Tokai Silverstar センターピックアップから出ている純正配線は、銅の単線でした。太さも同等なので、今回確保した銅単線はギター配線材に使って問題無いだろうと自己判断した。

私はメンテ時に配線の半田付けを直したら音質が変わったんで、音の劣化防止のためには綺麗な半田付けこそ重要と私自身は思っている。線とポットを直接接触させたうえで半田で固定したいのですが、綺麗に半田付けするためには、配線材の古いハンダが乗っているところを切り取る必要があるので、配線材の長さが心配になるワケですよ。両側1cmずつ切ったら、2cmも短くなるんですよ。被膜剥くのに失敗したら更に1cmロスするんですよ。なので、配線材が十分な長さ確保できたのは、とても素敵なことなんです。さて、配線材が十分が確保できたので、Tokai Silverstar改マグナスターの再配線することにしました。ちょっとした改造?も追加してます。

ピックアップ、スイッチ等
フロント・センターPU:ジャンクシングルコイル(バーマグネット)
リアPU:Duncan SHR-1b(Hot Rails)
セレクター: SCUD / DM-50S
ボリューム:CTS mini 250kΩ(inch)
フロントセンタートーン:CTS mini 500kΩ(inch)+0.047μF
リアトーン:PUSH-PULLスチッチポット 500kΩ(millimetre)+0.022μF

一度はセンターPUにTokai純正を搭載してみましたが、やめました。リアとセンターのハーフトーンでフェイズっぽいサウンドになってバランスが悪かったし、センターPU単体の音もTokai純正よりジャンクシングルコイルの方が好みだった。

今回の改造で、マスターボリューム・フロントセンタートーン・リアトーン(シリーズ/パラレル切替付ポット)という構成になりました。リアトーンノブPUSHでリアパラレルとした。シングルとハムを独立してトーン調整出来るので幅は広がりましたね。リアはシリーズ・パラレルのどっちでもノイズが無いので、困ったらリア、これがSSHの理想かなと思います。

配線材交換は、音質面で悪さはしていないようなので、LANケーブル流用はアリだと思います。銅単線は簡単に綺麗な半田付けが出来るし、配線もキャビティ内で好みの形に半固定できるし良かったです。
なお、ピックガード脱着の際に柔軟性が無いと困るので、出力とブリッジアースは撚線のまま交換しませんでした。
あと、ピックガードのピックアップ裏にはアルミテープを貼って最低限のノイズ対策をしました。ボディ側は何もノイズ対策されていないので、ピックガード裏のアルミ→ポット→アースという感じで接続されているはず。ハイ落ちしすぎると意味が無いので、あまりガチで導通は取ろうとしてません。

ポットについて、フロントセンタートーンは250kΩの方がリアとのバランスが良かったかもしれないなぁとも思う。逆にボリュームは500kΩの方が良いのかもしれません。少し使い込んで現状に納得いかなかったら、また弄ろう。

【古い半田ごて、死亡】
古い60W半田ごてのコテ先を交換しようと思い、ネジを回したらネジが折れた。折れたネジを掘るのも大変なので諦めた。
手持ちは30Wのホットカッター・半田ごてなので、W数不足で困ったら新しいのを買おうと思うが」、とりあえずギター配線には問題無さそうだから、多分私の用途では30Wで十分だと思う。綺麗なコテ先であることが重要なので、定期的に交換しようと思う。30Wのコテ先なら近所でも200~300円だ。

goot 太陽電器産業株式会社 HOT-30R
https://www.goot.jp/products/detail/hot_30r