2023年11月29日水曜日

Epiphone Les Paul その6

Epiphone Les Paulが概成してから少し時間がたった。レスポールとしての要素である、トグルスイッチプレートとピックガードが無い状態で我が家に来たが、ピックガードはSCUDの安いやつを装着した。しかし、トグルスイッチプレートが見当たらない...捨てる人は居ても欲しい人が居ないアイテムなのかもしれないw

先日、なじみの楽器屋店員さんから、良かったら見に来てくださいという話で、以下のギタラバ2023を見に行ってきた。
https://store.shimamura.co.jp/ec/contents/ols/g_lover/

ビンテージなストラト1952が700万円超とか、セミビンテージなフライングV(コリーナ)1982が160万円超とか、現物を見せていただきましたよ。なじみの店員さんと話してて「仮に買ったとしても弾けないよ」と言ったら、折角なのでコリーナ繋がりでエピフォンフライングV新品(17万円くらい、コリーナ)を弾いてみます?と言われた。お誘いいただいたので、同時に展示していたエピフォンのコリーナでもエクスプローラーの方を弾かせてもらった。どんなに気に入ってもVは既にあるから買わないし。

Epiphone Korina Explorer
https://guitarmagazine.jp/news/2023-0314-epiphone-1958-korina-flying-v-explorer/

座って弾かせてもらいましたが、ボディの重量バランスの良さはストラト並に良好でした。それに軽かった。ストラト、スーパーストラト、キラー、レスポール、フライングV、ヘッドレスを経験している私にとって、エクスプローラーはボディが重くて尻下がりなのを予想していただけに、コリーナには驚きました。ネックは少々太かった。ブリッジはエピフォンの見慣れたものだったような気がします。ピックアップはGibsonのBurstBackerらしい。エピフォンにしちゃ高いギター?ですが、弾いてみた感覚は私のGibson Flying Vと何ら遜色無いと感じましたよ。

エピフォンに最近触れていて思ったのだが、とかく偽物のように言われるエピフォンですが、全然悪くない。ギブソンは確かにギブソンなのだと思うが、普通はエピフォンで良いんじゃないか、むしろ現在底値?のエピフォン中古は美味しいと思う。レスポールが欲しいなら、まずエピフォンを買えば良いと思う。エピフォン・プロバッカーはギブソン・バーストバッカーと相当似ているピックアップのようだから、新品ならエピフォン・プロバッカーを搭載したギターなんかも素敵だと思います。

帰りに別店舗でトグルスイッチプレート SCUD ( スカッド ) / LP-SW-Iを見つけ買ってきた。我が家のジャンクエピフォンも、あとはトラスロッドカバーが無いだけだ。

2023年11月27日月曜日

スマホカメラのバックアップ

スマホカメラのバックアップって面倒ですよね。まして、複数スマホを持っていたら更に面倒。普通のオンラインストレージって複数端末カメラ同期には対応出来ないというかゴッチャになるのかな...

【Nextcloudでスマホカメラバックアップ】
Nextcloudのスマホアプリを使っていて気付いたのですが、カメラデータの同期をとるフォルダ名を指定できます。Nextcloud側の写真のデフォのフォルダ「Photo」は弄らなくてOKです。
Nextcloudのデフォの保存先「Photo」はDB内なのですが、ローカルフォルダやSMBを追加できるんで、ローカルに「アイフォンカメラ」とか「アンドロイドカメラ」みたいなフォルダを作りNextcloudの外部ストレージとして登録、iPhoneスマホアプリ「Nextcloud」はカメラ同期フォルダを「アイフォンカメラ」とし、Androidスマホアプリ「Nextcloud」はカメラ同期フォルダを「アンドロイドカメラ」としておけば、複数端末のカメラ画像をNextcloudを使ってバックアップできます。また、Nextcloud上のPhotoで全ての画像を一覧することも出来ます。

一つのクラウドストレージアカウントで、カメラ同期フォルダを端末それぞれ用に確保することが出来るわけです。

なお、Nextcloudに外部ストレージとして登録されたローカルフォルダはNextcloudでロック(Nextcloudで生成された画像コピーファイルや年月名フォルダがロックされ削除や移動が出来ない)されるので、NASフォルダを直接指定しない方が私の運用には合っていると思う。
私がラズパイ起動用として使っているSSD容量は250~500GBなので、Nextcloudで使う容量としては十分余裕がある。そこにNextcloud外部ストレージとしての写真保存領域を用意してみた。NASHDDには年一コピーくらいで良いかなと思っている。

【Googleフォトでスマホカメラバックアップ】
Googleフォトというアプリ、Goolgeメール・ドライブ等と合わせて容量15GBが無料で使える。これがスマホカメラと同期出来るのですが、複数端末同一アカウントでアップロード出来るのです。つまり、スマホを買い替えても同じアカウントで入れば、Googleフォトの過去の写真が見れるのです。
現在、無料で15GBも使えるのはGoogleくらいのもの。カメラのバックアップとしては一番身近で実用的なのかもしれません。一度、Googleフォトも試してみようかなという気になってきました。複数端末で入っても、どっちかの端末データに染まるわけじゃなく、複数端末から合成したフォルダになるようだ。これはこれでアリだなと思った。

自分クラウドストレージを作るのも良いですが、5年10年というスパンで考えてNextcloud環境維持に苦労するくらいなら、Googleフォトを使うというのが良いのかもしれません。


【iPhoneカメラ画像】
今使っているiPhone7カメラには2016年からの画像が保存されていて7GB少々の容量となっているのだが、昔のバックアップに2013年5月からの画像が見つかった。私のiPhone経歴は以下なので、iPhone4の頃の写真が無いみたいだ。iPhone4は手元に残っているが既にログイン4桁番号を忘れた...まぁiPhone4の写真は忘れよう。
iPhone4 16GB:2010年8月~
iPhone5s 16GB:2013年10月~
iPhone7 128GB:2016年10月~

2023年11月22日水曜日

ラズパイ 46

だいぶ上げ忘れていたラズパイ弄り記録です。個人メモ。

【Bullseye 64bitでChromiumのHeadless時モッサリ対応策】
ホントかウソか分からないが、今、これでChromiumが普通に動くようになった。VNC解像度も1366x768。

$ sudo nano /boot/config.txt
以下3か所を修正する。

# uncomment if hdmi display is not detected and composite is being output
hdmi_force_hotplug=1

# uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA)
hdmi_group=2
hdmi_mode=86

# Enable DRM VC4 V3D driver
#dtoverlay=vc4-kms-v3d
max_framebuffers=2

上記で解像度が1366x768に変わらない場合は、以下でVNC時解像度を任意指定する。

$ sudo nano /etc/xdg/autostart/vnc_xrandr.desktop
1366x768のところはお好みで設定可能。

Exec=sh -c "if ! (xrandr | grep -q -w connected) ; then /usr/bin/xrandr --fb 1366x768 ; fi"


【extファイルシステム】
ラズパイサーバを立ててから一度もデフラグをしたことが無い。そもそもデフラグが必要なのだろうか?検索してみたら以下を見つけた。

https://www.thefastcode.com/ja-jpy/article/why-linux-doesn-t-need-defragmenting

extファイルシステムはデフラグ不要みたいだね。ファイルごとに分散配置してファイル後ろに書き換えスペースを確保しておくextファイルシステムって良いですね。ディスク先頭から書き込んでいくFATやNTFSとは違い、システムドライブに空き容量が十分あるHDD,SSDが使われる前提なのかもしれませんね。


【Under-voltage detected!】
ラズパイ4BにHDD引越し作業をさせていたら、フリーズ&手動電源断&再起動を何度も繰り返した。動作状況を観察していたら、CPU100%に張り付いて数秒後にフリーズする。そもそも何故CPU100%に張り付くのか謎。dmesgコマンドで見てみたら「Under-voltage detected!」と出ていたので、CPU負荷Max時に電圧降下してフリーズしたようだ。電源不足のようだが、Physical Computing Labのスイッチ付USBケーブル+5V3Aアダプターだから、そこまで電源環境は悪くはないと思うんですがねぇ...

結局、安価にラズパイを安定運用しようと思ったら自作ケーブルでGPIO給電がベストっぽいので、手持ちUSBケーブルとGPIO延長ケーブルを二つに切ってラズパイ給電用とファン給電用の二股ケーブルを作成しましたよ。これでGPIO給電化が完了です。キビキビ動くようになったと思うし、安定した。GPIO給電バンザイ\(^o^)/

現在、電圧降下を見越したラズパイ用USB電源が売ってます。Physical Computing Lab [TSI-PI046-5V4A]は、出力が5.25V,4000mAだ。今から調達するなら、こういう電源が良いでしょう。
https://www.physical-computing.jp/product/2087


【Sambaの領域】
SMB共有のストレージ領域は安価で大容量な3.5inchHDDをUSBケースで使ってます。一定時間アクセスが無いとスピンダウンして電力・発熱を抑えてくれる。ただし、アクセスしようとした時にはスピンアップするまで20秒程度のラグが発生する。この難点を補うため、起動用SSDの空き容量にアクセス頻度の高いファイルを置くことにしている。
HDD,SSDの供給不足も落ち着き、3.5inchHDD16TBが4万以下、2.5inchSSD4TBが2.5万以下というラインにまで下がってきた。SSD容量の伸びを見ると、2~3年後には一般人はSSD一択になるんじゃないかな。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2311/15/news078.html


【冷却】
もう1年は経ったと思うがラズパイ冷却ファンを交換していた。2022年夏にpi4のファンの調子が悪くなり、注油してもゴリゴリした軸の音が消えなくなったので寿命でしょう。
ファン設置方法も見直した。ラズパイ4アルミヒートシンクケースの周りにダイソーのアルミ自在ワイヤー2.0mmを1周半巻き付け、その先を曲げてラズパイ上空1cm程度でファンを固定。これを2セット作り、ファンの4穴を固定した。
ワイヤーアートの世界を検索していると、アルミ自在ワイヤーはアイデア次第で色んなものが作れると思う。一筆書きで作るのがワイヤーアートの基本だと思うが、平面部に引っかかりが欲しいならワイヤーステッカーを貼ってズレ防止にしても良いだろう。接合部や曲がり部を強くしたいなら瞬間接着剤やグルーガンも使えば良いと思う。創意工夫次第だと思います。


【Raspberry Pi 5】
いつのまにかラズパイ5が発表されていた。技適取得の関係で日本国内流通は少し先。
https://raspberry-pi.ksyic.com/news/page/nwp.id/130
https://www.switch-science.com/blogs/magazine/raspberry-pi-5-review
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1535157.html
https://gigazine.net/news/20230929-raspberry-pi-5/
https://www.raspi.jp/

電源が5V5Aとかいう特殊仕様。CPU消費電力は従来とそう変わらないだろうから、PCIe 2.0 x1追加(PCIe 3.0 x1接続も非サポートながら出来そう)などの消費電力対策だと思う。PCIe 2.0と考えると最低10W(5V2A相当)は供給できる仕様のはずなので、ラズパイ4の5V3AにPCIe分5V2Aを追加したら合計5V5Aということかも。推奨5V5A、最低限なら5V3Aみたいなので、ラズパイ4同様に5V3A電源でGPIO給電すればUSB接続SSD起動でも運用できるとは思う。知らんけどw

現在のメインはラズパイ3B+,Buster 32bit環境で、VPNとSMBとrfriends2を動かしている。ラズパイ4,Bullseye 64bit環境は、Nextcloudをテスト運用している。
Busterは2024年6月でサポート終了と言われているんだけど、ラズパイ3B+,Buster 32bit環境を退役させず最終的にSoftEther専用にして延命しても良いんじゃないかとすら思っている。兎に角、ラズパイ3B+,Buster 32bit環境が非常に安定していて魅力的なのだ。消すなんて勿体ない。有事の際には何時でも復活できるよう保存しておいても良いくらいだと思う。
それに比べラズパイ4,Bullseye 64bit環境は、アプデのたびに挙動不審が目に付きますね。Nextcloudも維持する価値があるのかどうか微妙だし、別SSDでbookworm 64bit環境を作って、テストは新たなフェーズに移行しても良いのかもしれない。
あと、ラズパイ5を買うのは決定。先送りしても、いずれ買うんです。だったら、さっさと5V5A電源とセットで買いたいね。

2023年11月16日木曜日

Moises

最近はジャンクエピフォンレスポール16500円を修理調整し、BOSS ME-90をPCとUSB接続し録音して遊んでいます。重いけどレスポールも悪くないなぁなんて感じてるところです。そんな遊びも、弾きたいバッキングトラックがネットに転がっていると楽しさ倍増だが、だいたいはアメリカでメジャーな曲しかない。

マイナー?な曲のギターカラオケ(バッキングトラック)を作るには、ステレオサウンド中央付近に音像のあるサウンドを除去する系Windowsソフトを使っていた。例えば以下リンクのようなものだ。素晴らしいフリーウェアだと思うが、曲によってはあまり上手にオケ作成が出来ない。ギターとボーカルが中央に定位し音程も似通っていることが多いので、両方とも消えるのは宿命かな。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/vocalreducer/

AIの進化のおかげか、高度なツールが世の中に出てきている。最近私にヒットしたのはMoisesというアプリ。
https://moises.ai/ja/made-for/guitar-backing-tracks/
https://www.kansaidrummermusiclife.com/moises/

Moisesの無料お試しは簡単に出来た。Androidスマホにアプリを入れ、スマホのSDカードにあったMP3を変換してみたら、優秀なオケが出来て驚いた。これはオケ作成の定番になるんじゃないかというお手軽さだ。

とりあえずCD音源からボーカル・ドラム・ベース・それ以外を除去するということならMoise無料お試しをオススメする。
私がぶち当たった無料版機能制限は、4パートまでのトラック分割、1曲5分まで(長い曲は5分で切られる)、変換6曲目でプレミアムへのアップグレードがオススメされたという感じだった。プレミアムで以下機能が解放されるようだ。
https://help.moises.ai/hc/ja/articles/9410960985628-Moises%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%81%AB%E5%8A%A0%E5%85%A5%E3%81%99%E3%82%8B%E7%90%86%E7%94%B1

無料版機能制限の4パートまでの分割の内訳をもう少し詳しく書く。ドラム・ベース・ボーカル・それ以外の4パートに分離されるので、4パート目を消すとギターとキーボードが一緒に消えるイメージだ。プレミアムにアップグレードすると、5トラックセパレーション(ボーカル、ドラム、ベース、ギター、その他)なども解放されるようだ。
https://help.moises.ai/hc/ja/articles/360010972019-%E3%83%A2%E3%82%A4%E3%82%BC%E3%82%B9%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%AE%E6%A5%BD%E5%99%A8%E3%82%92%E5%88%86%E9%9B%A2%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-

プレミアム期間は月契約だと1000円以下だったはず。なお、月に5曲まで、4トラック化まで、1曲5分までというのが無料版での主な制限なんで、これでも十分楽しめるはず。まずは無料版をお試しあれ。Googleアカウントでログインできるので、いちいちユーザー登録しなくても良いのもポイントが高い。変換作業はサーバー側で行っているようなので通信が発生するが、無料版の制限範囲ならたかが知れている。通勤途中に思いたって、あの曲も変換しよう...なんて使い方もOKだ。