2021年10月6日水曜日

ラズパイ37

■倉庫はntfs?ext4?

ラズパイをSSD起動させて使うにあたって、MicroSDと比べれば大容量なSSDをどのように使うか悩む。使い方は以下3パターンかな。

①大容量システム領域として全部使う
②システム領域を30GB程度とし、残りをext4で使う
③システム領域を30GB程度とし、残りをntfsで使う

私はラズパイ4を③で使っていたのだが、ntfs領域をyoutube-dl作業フォルダとしていたら、処理に失敗した時に削除できないゴミファイルが生成され、Linuxコマンドラインでも削除できなかった。やむを得ずWindows環境に接続して削除した。そこで②に切り替え(ntfs領域をext4でフォーマットしchmod 777)たら、ゴミファイル問題は解決しました。当たり前の話だが、Linuxだからext4ファイル操作はお手の物、ntfsファイル操作はオマケということでしょう。

なお、私の実感ではLinuxでntfsをファイル倉庫として使う分には問題はほぼ無いです。ルーターのNAS機能(中身はLinux)とかでもNASデータ領域はntfsだったりするので、倉庫としてならntfsもありだとは思ってます。今回のはレアケースだと思います。

■yt-dlpで年齢制限をクリア
とある人気YouTuberの古い動画を見るため、予めダウンロードしたいと思う。
YouTubeは動画数が多いと時系列で追うのが大変、特にテレビで見てると操作は絶望的。そこでyoutube-dlの出番なんだけど、何度やってもダウンロード失敗で止まってしまう動画があった。それをパソコンで開いてみたら年齢制限(Refetching age-gated info webpage)がかかっていた。そんなチャンネルじゃないんだけどなぁ。youtube-dlでもログインして年齢制限をクリアするオプションもあるようだが、最近はそれも出来ないらしいとの噂。なので、年齢制限をスルーするyoutube-dlのfolk版yt-dlpをインストールして使ってみた。

https://github.com/yt-dlp/yt-dlp
https://github.com/yt-dlp/yt-dlp/blob/master/README.md#installation

インストール方法は以下から選択(pip+gitならyoutube-dlと同じっぽい)
You can install yt-dlp using one of the following methods:
・Download the binary from the latest release
・With Homebrew, brew install yt-dlp/taps/yt-dlp
・Use PyPI package: python3 -m pip install --upgrade yt-dlp
・Use pip+git: python3 -m pip install --upgrade git+https://github.com/yt-dlp/yt-dlp.git@release
・Install master branch: python3 -m pip install --upgrade git+https://github.com/yt-dlp/yt-dlp

インストールコマンドは以下を使った。アップデート時も同じコマンドらしい。
sudo python3 -m pip install --upgrade git+https://github.com/yt-dlp/yt-dlp.git@release

とあるチャンネルの2020年動画をまとめてダウンロードする使用例。スマホやBDプレイヤーにも入れられる動画品質です。
yt-dlp -f 'bestvideo[ext=mp4][vcodec*=avc1][height<=480]+bestaudio[ext=m4a]' --datebefore 20201231 --dateafter 20200101 -o '/media/usbhdd/YT/○○オンエア/2020/%(upload_date)s-%(title)s.%(ext)s' https://www.youtube.com/user/○○OnAir/videos

youtube-dlよりyt-dlpの方が速くて安定性が高そうな気がする。定期的に発生していた低速ダウンロード病?も発症してない気がする。とりあえず、当面はyt-dlpを使おうと思う。ただし、そんなに頻繁に使うものでも無いので、次に使う機会にはオリジナルの方が良いなんてこともありそう。youtube側の仕様変更もあるし、色々だよねぇ。

ダウンロードしたものをスマホにコピーしておけば、通勤時バス・地下鉄でもパケット消費を気にせず見ることが出来ます。乗り継ぎの良くない時の時間つぶしにも良いです。

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