2021年10月7日木曜日

Win11をInspiron 1546に

マイクロソフトからWindows11が正式公開されました。Windows10と同様にMedia Creation Toolをダウンロード・実行すれば、インストーラーUSBメモリが作成できます。で、Win11は要件を満たしていないPCでも、インストーラーのチェックを搔い潜りインストール完了する術がある。

https://wp.janpara.co.jp/kike/14017

1.Shift+F10でコマンドプロンプト、regedit起動
2.キー作成
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥Setup¥LabConfig
3.新規に32bitDWORD値を追加「BypassTPMCheck」、値1
4.新規に32bitDWORD値を追加「BypassSecureBootCheck」、値1
5.regedit終了し再起動せずセットアップ実行

途中でregeditする手順でInspiron1546にWindows11をインストールすることが出来ました。MSアカウントでセットアップしたらライセンス認証も通ってます。ちなみに、VMware Player環境へのインストールも同手法でインストール出来ました。

Windows11への移行はMSの販売戦略。アップデートに制限を設けて古いPCの足切り、Windows11サポートPCなら次世代セキュリティーと最新UIが使えますよって事でしょう。2025年までWin10で使ってから、それでもなおOS更新が必要な機器なら、こういう切り抜け方もあると考えると良いのかもしれませんね。

さて、Windows11を動作させてみたところWindows10と大差ないし重くも感じないです。コントロールパネルもあったし、ドライバもWin7のやつも手動なら入れられた。無保証ながらインストールに抜け道があるあたり、ニッチな苦情も抑えられる妥当な判断なのかもね。それより何より、2009年発売PCでも普通に最新OSが動いちゃうところに感動しました。ただ、エクスプローラーの右クリックに従来メニューが出ない...「7-zipで解凍」とかに辿り着くのにワンステップあ、純正エクスプローラーの代わりにTablacus Explorerを使うことにした。これで普通に使える環境が整ったよ。

今回はInspiron 1546にHDD500GBを入れWindows11をインストールテストしたので少し動作がモッサリだが、使ってみたら何となく印象が良い。ここまで普通に使える完成度とは思ってませんでした。おかげでSSDにWindows11を入れ直したいと思ってしまった。Inspiron 1546は2.5inchのHDD,SSDの入れ替えも手軽だし、DVD光学ドライブ搭載だし、このまま手元に残してOSを切り替えて遊べる環境として使い続けようと思いました。

逆説的に言うと、メインPCのInspiron 15 (5515)は、M.2 SSDだしSSD載せ替えも底面蓋全面を外さなければならなく気軽にディスク交換できないので、当面はWindows10のまま使い続けようと思いました。

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