2021年12月27日月曜日

ラズパイ 38

ラズパイ3B+で使っている冷却用12V50mmファン(5V駆動)が再起動時に自律回転しなくなった。手持ちの12Vファンの中から5Vでも起動するものを選んで使っているのだが、なかなか微妙なようです。ファン軸受け部にエンジンオイルを注油したら復活したが、今後は年一度の注油が必要なようだ。当面は大丈夫そうだが、安定動作を目指して5Vファンを梅澤で買ってきた。時間のある時にでも交換すれば、ファンが起動しないという懸念は払拭されるだろう。

Nidec F410T-05LC
https://www.nidec-copal-electronics.com/j/product/detail/00000112/

5Vファンは単品で買うとお高いし選択肢も少ない。私は既に設置・稼働状況にあるラズパイ(GPIO給電用にケーブルも自作している)なのでファンだけ欲しかったんだか、ケースごと買った方がお手軽だし値段も大差ないだろう。

https://www.amazon.co.jp/Smraza-Raspberry-%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A43-Model-%EF%BC%8B%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%EF%BC%8B%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF/dp/B07CBRS3HW?language=ja_JP

ラズパイは4Bがあるのに3B+をサーバー用途で使い続けている。3B+はファン付きではあるが今夏の室温35℃でも安定動作していたのも、使い続けている理由の一つになった。現状のセットアップ状態で、発熱と冷却と速度のバランスがサーバ用途には良いのかもしれない。

4Bは、今夏の室温35℃、アップデートした時点版のせいかCPU発熱増、動作プログラムによる負荷、ファンレス運用というのが組み合わさってなのか、熱暴走が発生した。さらに最近、GB単位の動画ファイル移動をしているとフリーズする...そんな状況です。で、Raspberry Pi OSは、Debian11(Bullseye)ベースが、やっとラズパイにもおりてきたので、4BにMicroSDで32bit版Bullseye環境(64bitはベータだったので回避)を作ってみました。

■Headless Resolution
「Raspberry Piの設定」メニューの中のディスプレイに、なんと「Headless Resolution」という項目が追加されていた。文字通りヘッドレス時にVNCで繋いだ時に解像度変更が出来るものです。おかげで1024x768からは変更出来ましたが、16:9設定は1280x720と1920x1080だけ、私は1360x768を使いたいので少し不満だが1280x720で妥協した。

■更新通知とアップデーター
アップデートがコマンド不要になったので、随分と敷居が下がりました。これから始める人には優しい仕様かもしれません。
https://raspida.com/update-notification-bullseye

■最低限の環境で使ってみる
セットアップ直後はモッサリしていたが、そこそこセットアップを完了したらサクサク動くようになった。多分、不要なログを出力しないようにするとか、swap止めるとかが効いてるのかも。日常ソフトをインストールした環境になったが、MicroSD起動なのにサクサク動いている気がする。主に弄ったのは以下。ここまでが私にとっての最低限セットアップかな。動画再エンコ環境とかは使う時で良いかな。
qBitTorrent
Palemoon(Busterのリポジトリ)
GParted
yt-dlp
rpi-clone
PCMan FM-Qt
Samba
スワップなし
ログ削減
LED消灯
USBHDDマウント、共有設定

まだPalemoonのDebian11リポジトリが無いのが気になるが、概ね環境は整っているんじゃないかな。あとは64bit版がベータじゃなくなって普及すると良いね。そろそろBullseyeを使い始めても良いかもとも思ったが、まだBusterの方が安定しているなぁと感じていたら、Busterのサポートが延長されるようだ。

https://raspida.com/rpi-os-legacy-version

ようは、Busterがレガシー版としてサポート存続するようです。今のところBusterが安定していると感じるし、ラズパイ3B+と4BのOS共用という点でも優れているのではないかとも思う。

0 件のコメント: