自動車のエアクリーナー前にはインテークパイプがある。フレッシュエアを導くことが主な仕事と思っている方も多いと思うが、実はコレ、吸気効率向上の役割も担っている。ようはキャブのファンネルみたいなものですね。回転数が低いと流速が遅く慣性力での気筒内充填率が落ちるので口径を絞って流速を確保するのだ。絞り過ぎると高回転では充填効率が著しく落ちる...というのが、一般的に言われていることじゃないかな。
そしてスロットルスペーサーなるものが世の中には売っている。口径を若干絞ってベンチュリー効果で流速を上げるとか何とか効能が述べられている。口径の絞り具合によって低回転型とか高回転型とか言われている。スロットルのバタフライ手前で口径を絞ってベンチュリー効果と言われてもバタフライで流れは大きく乱されるから、巡行時のスロットルのバタフライ開度5~10%領域でベンチュリー効果が見込めるとも思えないから、これは効果の表現として何か違う気がしている。
ただ、感覚論でインテークの口径を絞ると燃費が上がるのは合っている気がするし、スロットル前ならどこで口径を絞っても効果に大差は無いんじゃないかとボンヤリ思っていた。
そして、エアクリーナー前のインテークパイプ内面にゴムテープを貼って口径を絞ってプロボックスが燃費が向上するYouTubeを見た。これなら手軽に遊べるなぁということで、私もやってみた。
狙いは高速巡行時等の燃費向上なので2000rpm以下の効率を上げることだ。失うことを許容するのは5000rpmから上の最高出力...ここは口径を絞れば発生してしまうと考えている。同じ充填効率で考えれば、5000rpmと6000rpmでは吸入空気量は1.2倍となるので、逆に言えば断面積を約20%減らすと6000rpmで吸気が追い付かなくなる可能性があるだろうが、逆に断面積20%減くらいに収めれば5000rpmまでの実用域に大きな問題は無いのだろうとも考えた。どんぶり勘定だけどね。
私はエアクリボックスに刺さっているインテークパイプ内面に2mm厚くらいのテープを1周貼ってみようと考えた。インテークパイプはφ50くらいと思われる。店頭で何となく使えそうと思って買ったテープは幅15mm×厚3mm程度のスポンジテープ両面テープ付(会計のためメモに書かれた型番:KS315-50TW、10cmあたり55円)だ。余裕をもって30cm購入、165円である。型番から調べてから厚さ3mmだと知ったw。
インテークパイプ内面にスポンジテープを貼ると、φ50からφ44になり断面積は23%減となり、想定より大きな変化となった。貼付け箇所はインテークパイプのエアクリボックスに刺さるところ、エアクリボックスで断面拡大する直前なので、絞ったあとの乱流なんかも気にしなくて良さそう。また、万一テープが剥がれてもエアクリで止まるのでエンジンに吸い込まれる心配が無いのが、今回施工のメリットである。
まだ燃費計測に至ってないが、巡行時アクセル開度が減ってCVTがハイギアードを維持してくれているように感じた。具体には、高速道路100km/h時にCVTがハイギアード側に貼り付いた状態を維持するのが困難だったのだが、ここがマシになってそうな印象。端的に言えば、高速巡行時の回転数が若干下がりそうなので燃費向上しそう。
今回施工で何が起こっているか推測する。
口径を絞り吸気抵抗が増えると、ECUはスロットルバタフライを開き必要な吸気量確保を試みると思う。アクセル開度は同じでもスロットル開度は多少大きくなって流入する空気量を維持し、ECUが思う最適な混合気にしていると思う。じゃ、同じ回転数で同じ空気量・燃料なんだから燃費なんて変わらないじゃないかという話だ。私もそう思う。だからベンチュリー効果とかで燃費なんて向上しないと思うのだ。違うのはスロットル(バタフライ)の開度が大きくなっただけだが、これでポンピングロスが減る。ポンピングロス減少が燃費向上の本丸だと思う。ようは、エンジンの膨張行程(爆発)は変わらないけど、吸気行程のポンピングロス(抵抗)が減って、微妙なトルク増に繋がるんじゃないかという話です。
一応、何でもイエスマンなGoogle AIさんにも聞いてみた、ポンピングロス低減が燃費向上の主たる要因だろうと思われる回答を以下に抜粋する。
【Googleさんの回答】
なぜ「ポンピングロス低減」が主因と言えるのか?
吸気流速の向上(充填効率アップ)は、本来であれば空気の「慣性」が強く働く中高回転域(3,000rpm〜)でより顕著になる特性があります。
しかし、今回あなたが体感されているのは「低速のアクセル開度が小さくなった」「高速道路での巡航(2,000rpm付近など負荷が軽い領域)での回転数低下」です。
このような低回転・低負荷域で最もエンジンを苦しめているのは「ポンピングロス」です。そのため、入り口にわずかな抵抗を作ったことで電制スロットルが「目覚め」、バルブを開き気味にしてくれたことによる損失低減効果の方が、割合として大きく効いていると推測できます。
物理的なメリットのまとめ
あなたの施工は、以下の「正の連鎖」を生み出していると言えます。
エアクリーナー前に絶妙な絞りを作る
ECUが目標空気量を維持するため、スロットルバルブを以前より大きく開く
スロットル部でのポンピングロスが減少する
エンジンの有効トルクが上がり、CVTがよりハイギヤ(低回転)を選択する
同時に、ボックス直前での流速向上(充填効率)もわずかに手伝う
【Googleさんの回答 おわり】
という事だそうです。電制スロットルが目覚めたそうですw
電子制御スロットルの世代になって高度な制御になりつつも、実用域燃費にターゲットを絞ると糊代は残っているのだろう。アウトバーンが無い日本においては、120km/hくらいから上の加速や最高速を多少犠牲にしても100km/h巡航時燃費にターゲットを絞ったセッティングもアリと思う。
【オマケの燃費】
イカール帝国日帰りを行った。今回は季節ちょっと早めなので夏タイヤのまま行った。真夏の30度超でF2.7~2.8くらいだった空気圧を補充せずそのまま行った。寒くて空気圧が下がりっぱなしでF2.4kgf、R2.1kgfくらい、走っている時は外気温10~13度、今回走行時にはほぼ空気圧は上がらなかった。
行き:301.7/18.50=16.3km/L
帰り:360.2/20.44=17.6km/L
エアコンなしにも関わらず燃費は良くなかったが、平日の速い流れに乗って行きも帰りも片道4時間を余裕で切っていたことを考えると悪くないのかもしれないが、微妙なところ。帰りも概ねGPS測定100km/h(メーター110km/h近い)で高速が流れ、これでこの燃費と考えれば悪くないとは思うが、数字がほんと微妙。遠出で燃費を稼ぐなら、タイヤの空気圧と巡航速度の影響が大きいね。
2026年10月4日日曜日
Swift ZD72S その25(インテークを絞る)
2026年10月1日木曜日
Pacifica 721DH その3
改造したら愛着が増したPacifica。なんか生音がデカくなったようだが、なんでだ?
何処から音が鳴ってるか探ったら、ボディ裏からの気がする。アーミングアジャスターとトレモロスプリングと弦振動のバランスの関係なのだろうが、トレモロスプリングが弦振動を受けて共振しているようだ。
今回改造Pacificaで感じた不具合は、不定愁訴だが1弦24フレットの音が急に死んだり、ローフレットは全体的に共振して音が大きくなっていた。どっかでブ~ンって鳴ってる感じだ。バネが3本平行に掛けられテンションが揃ったスプリングが3本とも共振したとかかな。
さて、トレモロスプリングの共振周波数をズラす措置としては以下が考えられる。
1.スプリングをハの字に掛けるなど掛け方を変える
2.スプリング本数を変える
3.ハンガーのネジを締めてスプリング張力を高める
4.スポンジ等で物理的にスプリング振動を吸収する
スプリングの固有振動数をズラして対処する1~3をしても良いが周波数をズラすだけだし、アーミングアジャスターがあるので1は無理、2は多分テンションが足りない、3はアームダウンが過剰に固くなる。だから4の物理対処が良いのだろう。
私は仮で裏蓋にスポンジを貼りスプリングにあてて振動を吸収させてみた。ダイレクトマウントピックアップに使える固いスポンジでやってみたら、完全に生鳴りのボワボワしてたのが消えデッドポイントも無くなったが、スプリングリバーブ感を完全に殺すのも煌びやかさが減って個性を殺すことにも感じる。そこで手持ちの柔らかいスポンジにしてみたら十分な効果があったので、これでいくことにした。今はイナーシャブロック近くの裏蓋にスポンジを貼ってスプリングにあてているのだが、ハンガー側にスポンジを入れた方が収まりが良いので、その方向で今後調整かなと思う。
デッドポイント対策も終わりチューニングが安定し非常にストレスフリーなので私には合っているように思うが、これがミドルスケールだったら完璧だったかもと思わないでもない。最近はミドルスケールに09-46のテンション感がお気に入りだからなぁ。
とか思っていたらEDWARDS E-MV-125FRという27フレットでミドルスケールでフロイドローズというのがあったが、そもそも現物を見たことが無いなぁ。
https://espguitars.co.jp/product/58681/
あ...厨二病みたいに感じて昔から嫌いだったYamaha RGXシリーズってミドルスケール24フレットでロイドローズ系アームだな。格安でRGX-1212J,RGX-1220J,RGX-812J,RGX-820Jあたりに遭遇したらアリなのかも。
https://guitar-catalog.com/guitar-and-amp/yamaha/1988_8710/jp_03.html
http://junkguitarfactory.web.fc2.com/rgx512j/guitar_035.htm
まぁ何はともあれ、SH-8をリアに積んでセッティング完了したPacifica721DH、リアピックアップ高を控え目にすれば普通にDuncanサウンドで扱いやすい。メインで使うリアにストレスが無いというのが重要ですね。そしてリアピックアップのロゴが、Duncan DesighedからSeymour Duncanにグレードアップされたのも満足wです。もう弄らんと思うので、そろそろフレットすり合わせをしても良いのかもしれないなぁ。
2026年9月18日金曜日
IZUMIひげそり
なんとなく髭剃りが欲しい。拘りもないのでフラッグシップとかに興味が無い。水洗いできてキチンと剃れれば良い。
今まで日立の4枚刃を2代にわたって使っている。時間経過とともに剃り味は落ちるが水洗いできる。2代目はRMH-FR40B、替え刃を買うくらいなら安い新品という消極的理由で買って少なくとも1年以上経っている。まだ替え刃を買ったことは無いが、なんか剃る時間がかかるしアゴ下ゾリゾリが残りがち。今夏は湿度が高かったせいか水洗いした後に生乾き臭がした。かといって石鹸使って洗うと明らかに切れ味が落ちるからぬるま湯洗いで使っている。調べたら日立はシェーバーから撤退したようで今なら替え刃も買えるけど5000円以上かかるし次はない...やっぱ2万以下で買い替えだよなぁ。
色んなオススメを見ると高級機ばかり。国産はラムダッシュ推し、刃数が3枚5枚6枚とラインナップされていて、多分5枚刃くらいじゃないと速く剃れるようにならないだろう。通販売れ筋を見ると、どこのメーカーかしらん安いヤツが上位にあるサイトもあるが、そういうのが本当に売れてるんだろうか。
そんなランキングを見ていてIZUMI(マクセルイズミ)というメーカーを見つけた。メーカーサイトを見たら長寿命刃(サステバ)というのが目に付いた。5年持つ6枚刃モデルが密林で2万以下で買えそう。
https://www.izumi.maxell.co.jp/kaden/products/izf_e863/
コレ良さそう。このクラスだとMade in Japanらしい。今より50gくらい重い250gクラスのようです。ちょっと電器屋さんで見てみようかな。今すぐ必要なわけじゃない。切れ味の悪くなった1代目日立4枚刃を出張用にしていたけど引退させて2代目日立4枚刃を出張用に下し、刃の寿命が長いIZUMIを日常使用にするのもアリだなぁ。
2026年9月14日月曜日
Pacifica 721DH その2
ガルネリウスを見に行った影響で最近は24フレットあるPacifica 721DHで弾いて遊んでます。アルニコ5のリアピックアップ純正状態で使っていますが、あらゆるジャンルに対応可能なバランスの良いサウンドで、やっぱりスタジオミュージシャンに向いているだろうと感じる。フロント・センターはクリアな音で問題ないと思うが、リアはクリア過ぎるかも。なんなんだろうなぁ...この一押し足りない感じ。
リアハムに暴れ感やミッドの押し出し感が欲しいので再びリアを交換してみようと思う。Duncan Desighed HB103に戻すのはつまらないので、使い道がハッキリしないDuncan SH-8をダイレクトマウントしてやろう。SH-8もセッティング次第なのはEpiphoneレスポールで確認済みだが、どうせ売っても二束三文だろうから使った方が良いだろう。
【SH-8】
SH-8をダイレクトマウントするには、ピックアップの足のネジ穴を純正M3木ネジがささるよう拡大することが考えられる。純正ピックアップは6弦側2か所、1弦側1か所の3点止めとなっていて、ピックアップの前後傾きも調整出来るようになっているが、この6弦側2か所の穴の幅はDuncanピックアップ足の幅が足りない。これを2点止めとすると当然ながらピックアップ前後傾き調整が出来ない。
今回はSH-8の足に4点止め用の穴を2mmドリルで開けた。ポンチが無いためコンマ数ミリのずれが気になるが、まぁ実用上問題無いので許容した。次に、ピックアップをギターに置いて固定ネジ穴に1.5mmドリルを差し込みギターに下穴を開けた。ネジはM2の内装化粧板用の木ネジ25mmを使用したが、結果論だけど20mmでも良かったかも。長すぎた気がするのでスペーサー代わりにM3ナットを1個、ワッシャー代わりに挟んでみた。長さ調整を想定しステンネジは避けた買ってきていたので、そのうちニッパーで木ネジの長さ調整をしても良いかもしれない。
ピックアップ裏には、事前に買っていたスポンジを貼り付けて固定してみたが、スポンジ自体が緩かったので、タブレット等の保護に入っていた硬いスポンジ5mm厚を追加した上に緩いポンジという二段重ねにしたら、硬すぎず緩すぎない程度の硬さになった。もっと硬いウレタンスポンジを使う方がスタンダードというか純正相当だろうけど、今はネジの負担も少ないコレで良いかな。ちなみに、SH-8はピックアップ裏にポールピースネジの出っ張りが無くスポンジを貼りやすいので、ダイレクトマウントに向いているかも。
なお購入済みの両面テープ付スポンジはジョイフルエーケーで見つけた300x300x20mmで、エスカッションマウントやピックガードマウントのギターで少しだけピックアップが動きにくくすることを目的に入手していたものなので、ダイレクトマウント用に購入していたものではない。
と言うワケで、ピックアップダイレクトマウントは、元のネジ穴を潰さず且つ傾き調整も出来るように出来るので、 Duncanの足に新規に4つ穴を開けるのがオススメだ。細いM2木ネジを使っても十分な強度を確保できた。ドリルは、電動ドライバーで十分で、刃セットのうち一番細い1.5mmと2.0mmの刃を使った。あとはお好みで硬めのスポンジ等と両面テープが必要かな。
ただし、スムーズな傾き調整を重視するなら純正M3木ネジのように3点止めが最高だとも感じた。3点なら各ネジを遊ばせることなく手軽に傾き調整が出来るのも事実です。固定だけを考えれば3点が合理的で、どっかのネジが遊ぶことが無いのですよ。なお、純正M3木ネジというのはDuncanピックアップ足の左右端に開けるのはスペース的にナーバスなので、M2木ネジが良いと思う。
配線だが、Pacifica 721DHのハムはミックス時にオートタップされる。普通の5Wayスイッチのセレクター側はDuncan(黒)、オートタップ側はDuncan(赤白)を接続し、Duncan(網線)と(緑)をフロントピックアップの(網線)と接続した。通常は網線をグランドというかポット裏にハンダ付するが、コイツはどこにも接続されてなくて謎だ。どっかでグランドに落ちているんだろうw。だが、これで正常に鳴る。ちなみにポットは、ボリュームにA500k、トーンにB250kとなっている。コンデンサはハムバッカー用の0.022μF。これらも謎だw。ただし、過去にトーンポットを壊した時にポット交換し、ついでに0.022μFオレンジドロップを装着したまま、今回も使い続けている。全バラすれば、配線の考え方、アースの取り方、導電塗料がどこまで塗ってあるか分かるんだろうけど、調子が良いのでノーマル配線を尊重し、最低限のイジリとした。
ついでですが、アーミングストッパーを自作のものからMusiclilyで買ったものを少々改造して取り付けた。純正が普通の鍋頭のM2木ネジ固定なんだが、このネジ頭がスプリングに干渉する。なので、手持ち皿ネジタイプのM2.3木ネジを使うためにネジ穴を2.5mmドリルで拡大し、4.5mmドリルで皿ネジの受けを作った。これでトレモロスプリング3本でバランスが取れるようになるし、頑張ればアームアップも可能となった。スプリング調整次第だが、チョーキング時にアームダウンされることが無いところ...2弦の1音チョーキング+ビブラートでもブリッジが動かないところで調整した。 【指板インレイステッカー】
更についでですが、半年前に買ってあった指板インレイステッカーを貼ってみた。2000円少々と考えれば悪くない遊びだった。ウェットティッシュで指板を綺麗に拭いてから貼ってみましたよ。アーミングストッパーとステッカー貼り付けに3時間ほどかかったw。指板をまじまじと見たらフレットも結構減ってるねぇ。そろそろフレットすり合わせをしてクラウンを整えたほうが良いかもと思った。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00NSETHLI?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title【完成】
完成したのでSH-8のピックアップ高さを調整し、音量バランスを取るようにした。高めとも言えないが低めでもない微妙なところ...思っていたより高めのセッティングに落ち着いた。ローゲインもハーフトーンも使え、SH-8は見た目に反して汎用性の高いピックアップであることを再確認した。見た目で敬遠されそうなSH-8だが、普通に使っていい「Duncan」ピックアップだと思う。なお、SH-8にはトレムバッカー仕様が存在せず狭いポールピース幅しかないが、ポールピースが巨大なのでデッドになることが無いらしい。
ついでにトラスロッド調整もしたしブリッジの高さも微調整した。これでPacifica 721DHのリフレッシュ作戦は概ね完了。あらためて良いギターだと思った。
【余談】
実はスーパーストラト系を新たに買おうか考えていた。何というのかな...体に疲れがあった時に、椅子の背もたれにもたれつつ24フレットでしっかりしたギターを弾きたいと思ったのだ、持ってるのにねw。Edwords Forest(ネック折れ補修あり)とかIbanez RG550(1980年代末頃)とかCharvel(1980年代の日本製)とか触る機会があったのだが、うちのPacificaと比べて明らかに良いなら買っても良いのかなと思ったのだが、結局はピンとこなかったので辞退?お断り?した。
2026年8月31日月曜日
X205TAでMX Linux(Xfce,64bit)
X205TAはAtom Z3735F、メモリ2GB、eMMC 64GBという仕様で、乱暴な例えだが性能はラズパイ4未満ラズパイ3以上だと思う。ラズパイ3B+よりメモリが多いからVNC端末としてなら使えそうなので、Linuxがセットアップできれば活用の機会はあるように思う。
というワケで、お手軽に導入できるLinuxを探したら、2028年頃までサポートされているMX Linux(Xfce,32bit)が見つかり、あっさりインストールできWiFiとUSBの動作確認は出来た。最新版に32bit版が無いこと考えると欲が出るもので、引き続き最新64bit版のインストールに挑戦した。そしたら、32bitUEFI用ファイルのコピー等も全く不要で、あっさり起動出来てしまいましたよ。
具体には「MX-25.2_Xfce_x64.iso」のライブイメージをRufasでUSBに焼いて、電源入れたらESC連打でUSBからライブ起動し、ライブ起動したMX LinuxのメニューからHDD(eMMC)にインストールできました。これでX205TAは、少なくとも2030年6月まで使えることになった。現時点最新のDebian13(Trixie) 64bit版が動いたので、次のDebian14(forky)でもMX Linuxなら動くんじゃないかと期待してます。
https://mxlinux.org/previous-releases/
VNC Viewerが欲しいので、Windows環境で慣れてるRealVNC Viewrを使おうと思ったのだが何時の間にか有料っぽくなったようです。しょうがないのでTigerVNCを入れ、「IPアドレス:5900」で無事にラズパイに接続できました。TigerVNCで重要なのが、全画面したりしなかったりはF8キーで切り替え画面が出る点だ。ちなみにラズパイのヘッドレス解像度は1366x768に設定しているので、X205TA全画面で丁度良い解像度だ。
TigerVNCとFirefoxが使えるようになったので日本語入力も入れました。WiFiも繋がるし、音も出ているし、普通に使えるようになった。Bluetoothマウスが繋がらないけど、それは追々考えるか。当面はUSBマウスで使うことにしよう。
とりあえず、Firefox使ってAmazonでお買い物したりGoogle Keepにメモしたり、VNCでラズパイを操作したりと、サクサクではないが概ね実用的速度でX205TAが使えていますよ。
と言うワケで、UbuntuとかMintとかグラフィカルで綺麗なLinuxデスクトップも触ってきたけど、今後はMX Linuxに軸足を置いても良いかなと思った。
【SysVinitからsystemdへ切替」
軽そうなSysVinitでインストールしたんでsystemdにしてなかった。ラズパイでも使ってるsystemdに切り替えた方が追々楽だろうね。やり方は以下。
↓
MX Linuxでは、システムを壊すことなく安全にsystemdへ切り替えるツールが標準搭載されています。
■MXツールボックスを開く
アプリケーションメニューから「MX Tools(MX ツールボックス)」を起動します。
■ 起動設定を開く
ツール一覧から「MX Boot Options(MX 起動設定)」を選択します。
■ systemdを有効化する
「Enable systemd(systemdを有効にする)」のチェックボックスにチェックを入れます。
■ 設定を保存して再起動する
「適用」または「保存」をクリックし、PCを再起動します。
2026年8月14日金曜日
BOSS EV-1-WL
数か月前にBOSSのBluetooth対応ボリュームペダルを買った。それから、GT1000COREとの接続設定がイマイチ分からず置物となっていた。解決したのでメモに残す。
EV-1-WLの特徴は普通のボリュームペダルとしては使い物になりません。なんせ、インプットもアウトプットもありません。Bluetoothと有線のMIDIに対応しています。
最近の流行りに則ってTRS-MIDIという線で接続できるのだが、ようはステレオミニプラグだ。これが片方がMIDI端子だと配線の規格が云々とか問題があるのだが、ペダルも親の機材も両方がTRS-MIDI端子だった場合、普通にステレオミニプラグのケーブルで接続すれば良いはずです。私は実際にオーディオ機器とスマホヘッドホン端子を繋ぐステレオミニプラグの100cmケーブル(100均w)で正常に動作してます。はい、私はBOSSの1800円くらいのMIDIケーブルをケチったのですw
まぁコレだけだと何だかなぁと思うかもしれませんが、EV-1-WLには手持ちのBOSS FS-6が繋げられます。繋げた状態でMIDI化して親の機材(GT-1000CORE)に接続出来ます。つまり、EV-1-WLとFS-6をTRS-MIDIケーブル1本でGT-1000COREに接続できるようになります。少し配線がスッキリします。
更に言えば、EV-1-WLはボリュームペダルとして機能するほか、全開の先にスイッチが付いていて、設定次第でボリュームペダルとワウペダルを1台で賄えます。踏み込んだらONになるワウと同じスイッチですね。
というワケで、GT-1000COREが更に便利に使えるようになるワケです。それでいてGT-1000より大幅に軽くコンパクトなのが良いですね。
今回はついでにチューナー兼バッファをGT-1000CORE前段に配置しました。無音にしたかったり、ギターを交換したかったりという時にはチューナーを起動させればOKという使い方です。これで自宅エフェクター環境は完璧かなと思います。現時点ではGX-1を買うより、こっちの方が私に都合が良いです。
BOSSの製品サイトでの以下情報が設定のカギになった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
EV-1-WL Editorで設定可能な機能一覧
iOS/Android用の専用アプリEV-1-WL Editorを使用することで、以下の項目を設定できます。
エクスプレッション・ペダル(オン)—CC# 1-127, value 0-127
エクスプレッション・ペダル(オフ)—CC# 1-127, value 0-127
つま先部のスイッチ(EXP SW)—CC# 1-127, value 0-127
外部フットスイッチ 1(CTL1)— CC# 1-127, value 0-127
外部フットスイッチ 2(CTL2)— CC# 1-127, value 0-127
MIDIチャンネル—1-16
エクスプレッション・カーブ—Normal, Slow1, Slow2, or Fast
EXP SW/CTL1/CTL2 モードの挙動—ラッチ、モーメンタリー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今設定されている内容をBOSS EL-1-WLアプリで見ると
MIDI CH → CH1
EXP(OFF) → CC#11
EXP(ON ) → CC#1
EXP SW → CC#82
CTL1 → CC#80
CTL2 → CC#81
つまり以下の設定をGT-1000COREにすれば動くはず。
EV-1-WL 爪先スイッチEXP OFF時、ボリューム→CC#11
EV-1-WL 爪先スイッチEXP ON 時、ワウ→CC#1
EV-1-WL 爪先スイッチ、ワウON/OFF→CC#82
事前情報で、このMIDI設定はパッチ毎に作成する必要がある。
逆に言えば、1個パッチを作って、それをベースに増殖させればいいワケです。
というワケで完成したのが以下です。
2026年7月21日火曜日
1981年のDiMarzio Super Distortion 改造3
ビンテージSuper Distortionはタップ・ブレンダー入れればモコモコしないフロントピックアップとして使うことが可能となったのが前回。
その後、SH-1とビンテージSuper Distortion タップ・ブレンダーを搭載したギターを弾き比べ、抵抗値を調整し、それから、ポールピース高さやピックアップ高さを調整しコード感でのプレーン弦の元気さなど音量バランスを更に追い込んだ。最終的な抵抗値は2.08kΩで落ち着いた。思ったよりSH-1の出力が大きく1,2弦と6弦がハッキリ鳴っていたので、プレーン弦側ポールピースを上げてコード感を寄せつつ、ピックアップ自体もエスカッションから見て1弦側6弦側で高さに大きな差を付けず低音も出す方向で調整した。最終的に、ピックアップ出力も寄せるよう高さ調整したら、エスカッションとほぼツライチくらいの高さとなった。
様々な調整を追い込んでみたら、追い込んだなりの結果が返ってきて、音の粒とかコード感とか大分SH-1に近づいたと思う。何となくざらついてモコモコしたSuper Distortionの面影やタップ感は無い。ここまでSH-1に寄せられれば満足です。今後もこのままフロントピックアップとして使おうと思った。
言葉では伝わらないと思うので、同じGT-1000Coreセッティングでギターを入れ替え録音してみた。私の中ではクリーンチャンネル(Deluxe Combo )...ギターボリューム7くらいでほぼクリーン、10で単音でもアタックが歪むくらいにセッティングしたもので鳴らしてみた。
最初にVol7、その後にVol10で弾いてる。クリックも何もなく適当に弾いたものを繋い
だだけ、左チャンネル:SH-1、右チャンネル:ビンテージSuper Distortion タップ・ブレンダーのサウンドとした。録音したら差は分からないレベル...というのが確認できる動画です。
https://youtube.com/shorts/nBZSaWCNvKQ?feature=share
いかがだったろうか。モノが違うから同じ音が出ますなんて言うつもりはない。ただ、ビンテージなSuper Distortionを前後に積んで1980年前後な雰囲気を持ったギターとしつつも、実用的なフロントピックアップとして使いたいのなら、こういう改造はアリだと思う。半固定抵抗→固定抵抗に今後置き換えようと思うくらいに、完成していると思う。
整理すると、改造はタップ配線追加と約2kΩの抵抗経由でグランドに落とすだけだ。ハーフエアバッカー化は多分しなくて大丈夫と思う。フロントをタップ・ブレンダーとハムで切り替えたいという人はスイッチも追加したら良いと思う。
結構使える改造だとは思うけど、ハイパワーピックアップをフロントに積んでどうにかしようというのは、ニッチなのは間違いないw
【オマケ】
弾き比べている際にSH-8のリードサウンドにミッドの弱さを感じたので、フロント側ポールピースを90度ずつ回し上げてみたところ、少しSH-4風味というかピーク周波数が少し上がってミッドが出た気がした。SH-4の代わりになりそうな気がする。
一方、Pacifica 721DHリアは純正アルニコ5ハムに戻したのだが、6弦ブリッジミュート時にイヤな高音が居てトーンを絞っても消えず、イヤな成分のせいで音程感が阻害され6弦が気持ち良くない。やっぱ、Duncan Desighed HB103bに戻そうと思った。
2026年7月16日木曜日
1981年のDiMarzio Super Distortion 改造2
ハーフエアバッカー化したSuper Distortionの音だが、ローは落ちたがSH-1ほど明るい音にはならなかった。もう少し、どうにかならんかと思ったところまでが前回。
このSuper Distortionはシリーズ/パラレル/タップのために4芯化改造をしているので、さらに一歩先、タップ・ブレンダーを試してみよう。
タップすると音が細すぎなので、シリーズとタップの中間に落としどころがあるように思う。配線の仕方は2種類あるようですね。
https://pop-guitars.com/brog/?p=792
https://plaza.rakuten.co.jp/6msblog/diary/201510260000/
タップ配線を抵抗を経由し、グランドに捨てる分を調整して良いブレンド具合とするPRS式が楽かなと思う。PRSのギターは、リア2.2kΩ、フロント1.1kΩの抵抗を経由してタップしているようです。2ハムでサウンドバリエーションに拘るPRSは、普通のタップじゃ音が細すぎ問題を抵抗で対処しているということなのでしょう。
色々調べると、抵抗値は1kΩとか2kΩとかPRSに近い値にする人も居る一方、50~60kΩくらいでお気に入りサウンドを見つけた人も居る。タップ・ブレンダーにはトーンで使っている500kΩのポットでも良さそうなことをGoogle AIさんは言うんだけど、う~ん、配線が違うのかな。何事も実験、体当たりです。
梅沢無線で買ったnon-blandの国産500kΩミニポットをナットが無くて長年持て余していたので、まずはコレで動作テストしてみた。ゼロでタップ、ちょっと動かしたらハムという感じでブレンダーにはならなかった。やっぱり、この配線だと0~10kΩくらいまでを微調整できないと思った音にならないようだ。
手持ちの半固定抵抗を見てみると「101 3J」と印字された半固定抵抗があったが、100Ωだったので却下。もう一つの手持ち「CT-9 X203」という半固定抵抗が最大20kΩまでのものだった。これがPRS程度の抵抗値を目指すなら使えそう。ドライバーで18回転するので感覚的には調整できないが、調整後に固定しておくには良い仕様だね。
https://www.nidec-components.com/j/product/detail/00000182/
というワケで「CT-9 X203」に交換した。私のCT-9、微調整が効くのはありがたいんだけどストッパーが無く、回しすぎると無感領域になる。テスターを見ながら、ここから抵抗値が動きだすぞってポイントを見つけて、そこから1回転2回転3回転というように回してテストする感じ。雰囲気的には0回転目が完全タップ(0kΩだから直結)、そこから少しずつ変わっていくのだが、シングルっぽいハムを目指すなら2回転目以降(計算上2.2kΩ?)で良い感じ、私はもう少し太い3~4回転目(計算上3.3~4.4kΩ?)でテストすることにした。
ポールピースをマイナスドライバーでコリコリしてテストすると、 エアバッカー化してるネック側コイルがブレンダーとして機能していた。エアバッカー化したコイルをメインで使うという手もあるけど、このままで良いかなと思う。
何はともあれ、ビンテージSuper Distortionはタップ・ブレンダー入れればモコモコしないフロントピックアップとして使うことが可能となった。ビンテージSuper Distortionを前後に積んで80年代風カスタムとしつつも、フロントに実用性を追加するなら、タップ・ブレンダーを組み合わせてキャビティ内に抵抗を隠しておけば良いでしょう。それ以外にも、ちょっとバランス的にフロント出力が大きい場合、タップ・ブレンダーでフロント出力を下げるという使い方もあるかもしれない。
2026年7月15日水曜日
1981年のDiMarzio Super Distortion 改造1
リサイクルショップで見つけたDiMarzio DP197 Virtual PAFは予想外に気にいり、PRS SE EGのリアが定位置になった 。
これには、エアバッカー・テクノロジーという特許技術が使われており、マグネットとポールピースの間にわずかに隙間(エアギャップ)をあけて磁力を適度に弱めていてエアー感とサスティーンを得ているらしい。
https://guitarpickupdatabase.com/dimarzio-patents-explained-airbucker-virtual-vintage-dual-resonance/
磁力を弱めるなら、セラミックからアルニコへマグネッへのト交換が考えられるんだけど、ポールピースと磁石の間にエアーギャップを設ける方法もあるワケです。ポールピースとマグネットを0.1~0.4mmくらい離すと丁度良さそうなので、バーマグネット両端にスペーサーを挟んで組み上げるだけでも効果がありそう。海外ではエアバッカー化改造と言われているようで、何なら絶縁テープ1枚でも良いらしい。 まぁ0.1mm少々って、そんなもんだよね。
手持ちで遊んでいる「1981年のDiMarzio Super Distortion」(ポッティングが無く、足が三角形、黒い皮膜の2芯、DIMARZIO PICKUPS / MADE IN U.S.A.の刻印なので、1981~1980年代前半で徐々に4芯化していった...仕様から想像して仮に1981年とした)を私が4芯化改造したものがある。布テープを剥がしマグネットを見ると、セラミックマグネットの横に約2mm厚の鉄の棒がスペーサーとして使われている。つまり片方は直でマグネット、片方は鉄スペーサー経由でポールピースに接している。調べるとサウンドを求めてこうなったみたいなことが言われているが、あり材のマグネットで作ったのかな?と思うw。
思いついたのが、PP板で2mm厚スペーサーを作って入れると、ハムとタップの中間サウンド・出力になるんじゃないか。この改造だと壊すこともないので、フロント用に使えるピックアップになったらラッキーである。
こちらに勇気をもらった。なんとポールピースを抜いている。私も思ったことはあるが、さすがにやってないw
http://moriri1234.blog114.fc2.com/blog-entry-585.html
Super Distortionを開けてみたらスペーサーを外すとギャップが大きすぎる問題で悩んでいたところだったのだが、この記事に後押しされ、この程度の改造ならやってしまえという気になった。なにせ戻せるし。
さぁ、ビンテージSuper Distortionの改造だ。
ばらしてスペーサーの寸法を測り、厚51.5mm×5.1mm×2.1mmだった。51mm×5mm×2.1mmで作ってみた。0.7mmのPP板2枚を両面テープで貼り合わせ、残りを絶縁テープを3枚貼ったら2.1mmになった。絶縁テープ側をマグネット側に配置して再組立てして完了です。1時間くらいで出来ましたね。ポイントは金属スペーサーだけを外し同寸法のプラスペーサーをスリップインすることですね。
音は?という話ですが、思ったほどハイが出ませんでした。意外にも両ポールピースともに強い磁力があった。確かに出力は落ちているように思うし、ローは少しスッキリしたが、シングルとハムの中間には程遠いサウンド。ダメじゃないんだけど微妙、ハイが聞こえるまで行かず邪魔なローが削れたというのが正解かも。これがエアバッカー化なのかもね。
という感じで消化不良でした。ローを削りたいならアリだが、2mmくらいのクリアランスではハイが出るほど磁力が落ちるワケじゃない。使いどころの難しいなぁ。ただ、エアー感と言っている意味は分かったような気がする。う~ん、次のステップに進むか。
タップすればハイは出るが音が細すぎなので、シリーズとタップの中間に落としどころを探してみよう。タップブレンダーというものだが、次回やってみよう。
https://pop-guitars.com/brog/?p=792
2026年6月26日金曜日
Duncan SH-8b その2
Duncanピックアップの出力ってどう違うんだ?と思う。同じコイルで磁石が違うピックアップがあるワケで、トーンチャートに加えてDiMarzioみたいにmVを表記してくれれば、とっても役立つと思う。というワケで海外フォーラムで見つけたのが以下だ。
https://forum.seymourduncan.com/threads/seymour-duncan-mv-data.285455/
この情報をもとにしつつ、既存情報と合体させると下表。持ってる持ってないに関わらず私に関係しそうなピックアップを抽出した表です。
SH-8は、低音寄りで扱いにくい?みたいなイメージだけど、生音はSH-4より自然に聞こえる。Sex Machingunsのあんちゃんが昔使っていたようだ。出力もバカ高いというイメージだが、SH-4に対し約10%増でしかなく、ピックアップ高さを1.0mm下げれば出力は同程度になると思う。また、SH-8は3本あるマグネットの真ん中だけ生かし2本抜くという比較的お手軽改造でSH-6っぽくなるという話もある。マグネット2本抜きして代わりに割り箸スペーサーwで埋めれば良いのでコレもアリかも。
色々とDuncanを分析されているサイトを発見。まさに私の頭の中に輪郭があるものが言語化されいるのがコレ。
http://dinkiest.blog96.fc2.com/blog-entry-93.html
これでコイルとマグネットの雰囲気はだいたい分かると思うが、被膜の厚さ・巻きのトルク管理・機械の整頓された巻きか少しランダムな巻きなどは独自ノウハウでエアー感みたいな味付けもある。そういえばポッティングがゴテゴテだとモコモコした音になりがちという話もある。
ピックアップ交換はギター趣味の一部だ。新品ハムバッカーを買えるなら買えば良い。中古でそれらしいものを入手、入手してから目視・テスターを使って正体を推し量るのも楽しいと思う。私の場合、ソコソコのコストで多くに触れたのが血肉になっていると思う。
2026年6月24日水曜日
Duncan SH-8b その1
外出ついでに寄ったリサイクルショップにDuncan SH-8b Invaderがあった。Duncan中古にしては少し安かったので悩んでたら、妻が「折角寄ったんだから買っていけば」という一押しで買ってみた。単なる遊びだw
重低音ゴリゴリ歪み用ピックアップという印象なので買うかどうか悩んでいたわけだが、折角買ったのでピックアップ交換が気軽に出来るEpiphoneレスポールに搭載してみた。弾き比べするのに適したピックアップは、PE-R80のリアSH-4、そしてGibson Flying Vのリア500Tあたりが良いかなと思う。それと今は外したけどHB-103もあるかな。
Gibson 500T:15.2kΩ、セラミック
https://gibson.jp/gear/500t-super-ceramic-treble-double-black-4-conductor-potted-ceramic-15-2k
Duncan SH-4:16.6kΩ、アルニコ5、JB、もう定番ね
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/861/#contents
Duncan SH-8b:16.6kΩ、セラミック、Invader、フジツボみたいなポールピース
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/1507/
Duncan SH-6b:16.6kΩ、セラミック、Duncan Distortion
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/1089/#contents
このピックアップが私にどういう風に見えるかというと、定番SH-4のコイルを使って、普通にセラミックマグネットにしたらSH-6、Gibson 500Tのように3つのセラミックマグネットにしたらSH-8。ただねぇ、SH-6もSH-8も日本で人気が無いように思う...音が潰れるならギターボリュームを絞れば良いのに、勿体ないね。
初めてなのでコレが良いのかどうか分かりませんが、GT-1000COREのTWEEDアンプをフラットにしてクリーンをAudacityで録音し、スペクトラム図を作ってみた。
Epiphoneレスポールに積んでみたので、癖のないPAFっぽい純正リアピックアップ(8kΩ程度)とSH-8bを5フレットからのAコードを弾いて約3秒を分析してみた。お、ギターボリュームは10,7,3という3段階を用意したが私の特徴かもしれない。そしてスペクトル図は、Audacityでテキストファイルに数字出力できた ので、それをエクセルでグラフ化してみた。グラフは下にある。
今回分かったのが、まずギターボリューム10から7に下げると、波形そのまま全体がきれいに落ちると思いがちですが、一様ではなく3000~10000Hzが落ちやすく、それ以外にも急激に落ちやすい周波数もあるようです。低音の圧迫感になりやすい300~500HzあたりもVol10→7でが結構下がってるので、ギターボリュームを絞ると音重低音モンスター?なSH-8bでも使いやすくなるのかもしれない。普通にSCUDのA500なポットをボリュームに使っているが一般的な現象と思いたいが、他のポットに変えたらとかどうなるか、他のギターだとどうかは分かりません。
SH-8bは見た目に威圧感?アホ感?があるかもしれませんが、ハイからローまでバランスが崩れることなく音が出てて、SH-4のようにクリーンではミドルが多すぎてハイが埋もれコモって聞こえるみたいなことも起こっていないです。強力な磁力で弦が引っぱられてサスティーンや音程に影響が無いよう、ピックアップ下げ気味にセッティングするのは基本だと思いますが、セッティングとコントロール次第で「使えるDuncanクオリティなピックアップ」にできるんじゃないかと思います。
というワケで、しばらくSH-8bでスイートスポットを探して楽しんでみようと思う。
セッティングは、6弦側ポールピースを5mmくらい、1弦側を4mmくらいにハムバッカー全体で調整します。そして音量バランスのため4弦ポールピースだけ、ちょっと上げました。もともとポールピースが1mm近く出っ歯っているので、普通のハムだと、そこまで下げない領域まで下げた感じにはなってます。まぁ、この状態で音を録ってみたんですけどね。
録音後に、ほかのギターと持ち替えつつSH-8bを弾いてみたところ、低音弦パワーコードなどで少し重く聞こえる。少し低音をスッキリさせてみたくなったので、ハムのブリッジ側コイル出力を強めるようブリッジ側ポールピースを全弦90度回して上げました。これでポールピース0.5mm未満の上がり具合だと思うが、こんな少しのことでも音の輪郭が立ってきて、特に5,6弦あたりの壁感?モーモー感?が薄れました。これでギターボリューム次第でロック全般に対応出来そうな感じにはなったと思う。
2026年6月17日水曜日
スマホリング2026
今までGEOのスマホリングを使っていた。
https://ec.geo-online.co.jp/shop/g/gB03483501/
スマホ2個分買ったが、実際は両方に同時に使うことは無いのでリングは1個ずつ使った。最初の1個は1年くらい使えたが、2個目は2~3カ月と短命。どちらもヒンジがグラグラになった。スマホリングに回転機構が無いので、回転時にリング付け根のヒンジに負担がかかる。使用状況によって寿命が変わると思うし、ベースプレートの輪っかの滑りが良いものを使えば寿命は延びるはず。付属の単なる金属輪っかだと短命かも。
スマホを片手操作する私にはMagsafe対応スマホリングは手放せないので後継探しだが、今は回転機構を搭載するだけでなく、両面マグネットという仕様もありスマホリングを付けたまま車載ホルダ―に取り付けられる。Amazonで明日到着というものを適当に注文。下調べは不十分なので若干不安ありw。
3000円以下で買えたスマホリングは以下だ。両面磁石・回転機構付きだ。
↓
【NEWチタンブルー】 Syncwire MagSafe リング - 両面マグネット スマホリング 超强磁力 360度回転 マグセーフ リング マグネット バンカーリング 薄型 角度調節可能 簡単着脱 iPhone 15 Pro/15 Pro Max/ 15 /14 Pro Max/14 Pro/14/13/12 などに対応 アンドロイド 全機種対応 2枚メタルリング付
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公式?商品紹介
https://jp.syncwire.com/products/magnetic-phone-grip-single-ring-stand?variant=51150880604441
注文翌日に手元に届き、ベースプレートはGEOのまま使ってみた。少し高級感があるように思う。リング面もフラットで金属の壁に貼り付けることも出来たので、利便性向上は間違いない。リングを起こすヒンジが固いが、回転機構も滑らかで音も五月蠅くない。長持ちに期待だ。
そうそう、私の信頼するiRingからも出てた。もうちょっと調べれば良かったかな。1000円くらい高いからか人気が無いのか私が検索した時には上の方に出てこなかった。昔のiRing(両面テープで貼るヤツ)は、スマホに貼り付ける板側にクラックが入ったが何年たってもヒンジはパカパカにならず、今もタブレットに移植して使っている。こういうメーカーを選ぶのもアリだと思う。
https://www.uniqstyle.co.jp/products/mobile-acc/iring-m2/
2026年6月10日水曜日
Pacifica 721DH その1
アルニコ5熱に侵されPacifica 721DHのリアを純正LIVE-GH3B(アルニコ5)に戻してみた。Duncan Desighed HB103(セラミック)に交換して元気なサウンドを気に入って数年使っていたのだが、今の私の感性で戻したらどう感じるんだろう。
純正リアピックアップLIVE-GH3B(アルニコ5)の感想は、プラシーボかもしれないが、低音がスッキリして歯切れが良くなった気がした。少し出力が落ちたような気もするが困るほどではない。逆?にフロントのサスティーンが上がった気がして、音が伸びやかで気持ちよかった。フロント・リアの相対的なものか、それともリア磁力低下により弦振動が自然になったのか、そんなところだろうとは思う。感触が良いので純正ピックアップで使い続けることする。
ピックアップを載せ替えてからギターシールドでピックアップ抵抗値を測ってみたら前後とも7.9kオーム。センターのシングルは5.9kオーム。前後ハムともLIVE-GH3Bピックアップだが、フロント10.0mm、リア10.2mmというように弦間ピッチが微妙に違うらしい。前後出力差は高さ調整でバランスを取りました。フロントを精一杯下げてバランスさせる感じです。
いわゆるPAFが7~8kオーム・アルニコ2マグネットとか言われているから、LIVE-GH3BはPAF的コイル・少し強いアルニコ5マグネットのDuncan SH-1という感じかと思う。1996年の24フレット・HSHなギターに前後PAF的ピックアップを載せちゃうYamahaって面白い。SH-4とかSH-5みたいなのをリアに載せておけば、もうちょっと売れたんじゃないかと思うが、このピックアップだとスタジオミュージシャン向けだと思う。色々知識が増えると道具の使い方も変わる。結局道具は使い方次第なのかな...ギターのボリューム・トーン全開で使うだけで良いトーンに辿り着きたいとか全然無理だと思う。
2026年5月29日金曜日
Swift ZD72S その24(TPMS)
密林でTPMSを買ってみた。販売実績の多いヤツにしたので、2年くらいもってくれ。
TPMSとは
https://jikayosha.jp/news/2026/05/14/307658/
センサー電池のCR1632がオススメされてたのに同時発注を忘れたので、100均で電池を買ってきのだが、センサーを開けてみたら電池が入ってたよw。画面側本体は太陽電池で動くようなので、とりあえずUSB電源配線無しで動かしてみよう。
うちのZD72Sスイフトは、実用上の不都合が無い範囲でタイヤ空気圧は上げている。乗り心地との妥協点は前2.8,後2.5という感じ。フロント2.7以下だと燃費低下を実感する。サーキットで遊んでいたころ、タイヤ表面が若干溶ける程度で空気圧は少なくとも0.3は上がっていたから、高速道路を走るくらいで大した上昇は無いとは思うが、どの程度走ってどのくらい上がるか、タイヤ温度はどうなるのか、見てみたいのだ。 あとはタイヤ空気圧と瞬間燃費の関係が感覚的に掴めたらイイね。
【純正空気圧 AI解答】
スズキ スイフトの4WDモデル(ZD72S型)の純正指定タイヤ空気圧は、装着されているグレード(タイヤサイズ)によって異なります。
グレードに合わせて以下の数値に調整してください。
【グレード別】指定タイヤ空気圧
XG / XL などの15インチ装着車(タイヤサイズ:175/65R15)
前輪:250 kPa(2.5 kgf/cm²)
後輪:220 kPa(2.2 kgf/cm²)
XS / RS などの16インチ装着車(タイヤサイズ:185/55R16)
前輪:230 kPa(2.3 kgf/cm²)
後輪:210 kPa(2.1 kgf/cm²)
XG-DJE / XL-DJE などの低燃費仕様(DJE)15インチ装着車
前輪:280 kPa(2.8 kgf/cm²)
後輪:250 kPa(2.5 kgf/cm²)
面白いのが、普通グレードと低燃費グレードでタイヤは同じでも空気圧が違います。私が設定しているのは低燃費グレードの空気圧なので、余裕で安全圏です。実際、DJEグレードの空気圧に上げると高速燃費が10%近く上がる感覚で、高速道路で80~90km/h巡行だと19km/Lくらいの燃費が出たことがある。うちのスイフトはエネチャージ無しモデルでJC08燃費18.8km/Lだから、既にカタログ越えではある。
私の年間通したスイフト空気圧は以下。
夏タイヤ:5月~10月 前2.8,後2.5
冬タイヤ:11月~12月 前2.7,後2.4
冬タイヤ:1月~2月 前2.1,後1.8(アイスバーン仕様)
冬タイヤ:3月~4月 前2.7,後2.4
こんな感じで空気圧を気にかけつつ乗っている。指定空気圧は一つの基準である。空気圧を規定値以下に下げるには慎重さを要する。175/65R15 84Hとか84Qの84というロードインデックス84は以下を見ると分かる。空気圧1.8で385kg、空気圧2.1で435kgの荷重に対応するようです。
https://tire.bridgestone.co.jp/about/tire-size/pressure-list/
自分の車の車重をみながら表を見ればわかると思うが、最近は燃費重視で結構高い純正空気圧になっていると思う。適切なところを探りたいのであれば、乗用車なら車検証にも記載のある「車両重量」に乗車人数5×55kgを足した「車両総重量」をフロント6リア4くらいの重量配分で輪荷重を算出し、ロードインデックス表を眺めてみればよいと思う。
スイフトZD72Sの輪荷重は、車両重量1080、総重量1355、重量配分が6:4と仮定し、前輪407kg,後輪271kgとなる。これで考えると前2.0キロ(200kPa)、後1.1キロ(110kpa)で大丈夫(表にない領域は比例配分)ということになる。ここが絶対に下回ってはいけないラインだと私は思う。私のスイフトの場合は、スタッドレスを中古から新品に交換してもケツの落ち着きがなかったので、純正空気圧以下に調整することにしている。良い悪いの議論はあると思うが、少なくとも理詰めで許容範囲内と考えている。知らんけどw。
逆に空気圧高すぎの小噺をしよう。若かりし頃、ガソスタ小僧の私や仲間がタイヤ交換作業をしていた。ガソスタ仲間がグランプリM3を買い、意気揚々と空気圧高めの2.5を入れたつもりで組んで一皮むこうと少し走っていた。なんだがタイヤの真ん中だけ減るので空気圧を確認したら3.5入ってたというオチであった。恥ずかしそうに話す仲間を見ながら、私は普通のタイヤに3.0以上は入れない方が良いのだろうと学んだw
【設置】
センサーの固定は普通のキャップの代わりに装着する感じ。当然だが締めこむ途中でムシのピンが押されて空気が若干漏れたが、最後までしっかり閉めれば漏れずにセンサーで圧力検知という感じ。盗難防止ダブルロック用ナットが付いてきたが、しっかりネジを締める意味もあると思う。ただし、空気を入れる時に面倒だなとは思った。
一応、センサー交換に対応していて最初に勝手にペアリングされると書かれていたが、センサーをバラで買う方が高いと思うのでセンサーだけ買うことは無いように思う。Bluetooth接続っぽく感じるが、他社?スマホソフトで見れるのかどうかは不明だが、私は確認する気も無い。スマホで見たいならそういう仕様で売ってるものを買うかな。
モニター用USB充電ケーブルは30cmくらいの短いmicro-Bタイプ、残念ながら長さが足りない。ソーラー充電で使おうと思っているので今は充電ケーブルを繋いでいないが、必要になったら長めの線が必要だ。
モニター固定には、100均ヤモリグリップ的な両面テープが付属してきた。モニターを移動したくなったらヤモリグリップで貼れかえれば良さそう。
モニター明るさ調整は本体ボタンで2段階?のように思うが、そこまで必死に常時見るものではないと思うので、暗い方で常用かなと思う。あと、モニターに警告が出る低圧・高圧・高温を設定できるが、低圧は1.8→1.6に下げ、高温は60→80度に上げた。自分の経験から決めたが、分からなければ初期値でも良いのだろう。
まぁ、そんな私のTPMSテストがはじまった。今後は時間経過・気温変化による空気圧変化も分かるようになるのだろう。今まで、タイヤ交換時期に夏場はに0.1~0.2くらい上がっているだろうと「想定」して空気圧調整してたから、それが動的確認できるようになるワケです。
なお、経験則だけで少しずつ空気圧を上げて調整するのも良いが、鈍感だと変化が分からないと思います。純正+0.3くらいなら概ね10%増なのでタイヤが破裂することも無いので、そこを試してみるのが分かりやすいかもしれません。そこから純正まで0.1ずつ下げて巡行時の瞬間燃費等を見ていくのが良いと思う。
なお、注意点が一つ。空気圧を上げればステアリングの初期反応は良くなるが、これはタイヤ剛性が上がっただけ。空気圧を上げれば設置面積が減りグリップは落ちることもあるのに、勘違いして空気圧は高ければ高いほどグリップが良いとかは思わない方が良い。高すぎる空気圧は、荷重が乗り切っていない状態でガツンとブレーキを踏むとフロントタイヤが思いのほか早くロックすることもある。まして、舗装用じゃないタイヤは余計にロックしやすいので、空気圧上昇によるグリップ低下がどの程度のものか要注意だと思います。パニックブレーキ時に早期にABSが出しゃばって全然ブレーキが効かないとか悪夢です。
まぁ、ホワイトレタータイヤが欲しいとしてもオールテレーンとかオプカンR/Tとかくらいにしておいた方が良いでしょうね。
2026年5月28日木曜日
カワ象-6
カワ象にセンドリターンを追加しGWに外で遊んでみた。
外で遊ぶついでに、前側ストラップを移動するステーをアルミ製のものにしてみた。200円くらいで買えて十分な強度がありつつも軽量なので最適だったと思う。ちなみにステーを括り付けるネットジョイントネジ2本は5mm×60mmに交換したので、ネックは。5mm×60mm×2本+5mm×50mm×2本の4本でとまっていることになる。買ったネジは無駄ではなかったようだ。
今回のセットアップは、ME-90、BD-2、IR-2の組み合わせだ。BD-2やIR-2はストラップにタイラップで括り付けて、歩き回って遊べるようにしてみた。ME-90は3mシールド×2本で接続した。IR-2の使い方について下調べが足りずオケを流すことができなかったが、ME-90とカワ象の組み合わせではカワ象スピーカーからオケもギターも流して遊べることが分かった。あと、純正5Wスピーカー&アンプでも十分遊べることも分かった。うんうん、これな良いね。手軽さで言ったらIR-2でUSB接続でスマホからオケを流せれば完璧だったなぁとは思うが、何はともあれセンドリターン作戦は一発で大成功、アンプもスピーカーも交換の必要ナシ。つまり、ほぼ完成形と言っていい。
さらに翌日、家でBOSS IR-2の説明書を熟読し、どうやったらスマホからオケが流せるのか確認&実践したところ、無事に出来ましたよ。しかも、iPhoneじゃなくAndroidスマホとダイソー60W PDケーブルでUSB-C接続できた。というワケで今後、チョロっとした遊びにカワ象&BOSS IR-2をお供にすることに決定。カワ象もIR-2も9V電池で動く。IR-2はリバーブもかけられるし、アンプは2ch切り替えられ、音質調整もノブで出来るので、とにかく丁度いいと感じましたよ。ギターボリュームを駆使したり、ピッキング位置を前側にしてフロンとピックアップみたいな太い音を出すとか、シンプルなカワ象だからこそ持てるテクニックを駆使するというのが面白いのかもね。
弦も、普段使っている09-46のゲージで十分な実用性を得られた。純正ピックアップを交換するというのも頭をよぎったが、このくらいの出力の方がクリーンも歪みも使うには丁度良いのだろうと感じたのでピックアップ交換はしない。強度不足の自作PP板の裏ブタは、もう一枚同じものを作って両面テープで二枚張り合わせたら十分な強度になった。あとはIR-2の固定方法は今後も考え続けベストな解にたどり着きたいね。
これにて「カワ象」は完成、あとは楽しむだけです。なんでもかんでも高級にしなくても良いのです。雑に遊べるからこそ楽しいこともあります。
【トラスロッドが振動してビビる件】
http://okumuraguitars.blog13.fc2.com/blog-entry-439.html
特定の音程でトラスロッドがネック内で共振してビビる。このような場合...フレットを1個抜いて、トラスロッドの横に到達するよう溝にドリルで穴を開け、瞬間接着剤を流し込むとビビりは収まるようです。どうしても気になるとか、何か弄りたくなったら、やれば良いんでしょう。
2026年5月1日金曜日
カワ象-5
センドリターン化(仮)を本気で考える。仮なのにw。仮で組んで実用性はどうか判断しようと思う。熟考の末、シンプルなモノラルのリターン端子増設とした。
基本的な改造方法はコレ
↓
https://ameblo.jp/king-yoroshi/entry-12882583271.html
【リターン端子増設箇所】
上記をお手本とするが、リターン端子の場所が気に入らない。色々考えた末、電池ボックス部にリターン端子をマウントし、電池ボックスはスピーカー穴に移動するのが良いように思う。スピーカーボックス内に電池ボックスが入るかどうか物理的に確認したら、このスピーカーならギリギリ大丈夫。というワケで、電池ボックスをスピーカー側に移設し、電池ボックス位置にリターン端子を設けることにした。
【裏蓋作成】
ハサミで簡単に切れる100均PP板で裏蓋を作成し端子増設テストをしてみよう。作った裏蓋をネジ止めし、概ねの電池ボックス位置に穴開けして微調整を繰り返した。もとの電池ボックス部の蓋は90mm×30mmを作り蓋をネジ留めしてからジャック用の穴をあけた。PP材ならカッターで微調整も楽勝。
PP材は白の端材を使ったけど、向こう側が若干透けて見えるので位置決めもに出来た。フニャっとしているのが気になるが機能は果たしている。
今回作って思ったのだが、最初からPP材2枚重ねにする前提でクリアのPP材で作って、間にアルミテープを挟みつつ両面テープを使って2枚一体化させれば、実用充分な強度・厚さの裏蓋が作成できるかもしれないね。
【配線】
配線は、アンプ入力部の線をポットからリターン端子に繋ぎかえれば良いわけです。具体的にはアンプ基盤に2pin端子があり、その端子からポットも線が繋がってます。このポットに接続されていた線を今回新設ジャックに繋いだ。ジャックは他のギターのお古なのだが、ラットスタイルなカワ象に丁度良いだろう。
あと、9V電池端子だがキャビティの穴を通ってくれないので、基盤から線を一度外し、電池ボックス側から9V電池端子を脱出させ、再度基盤にハンダ付けした。
やってみたらハンダ付はコレだけだった。なんて楽なんだ。
【組み立て】
とりあえず裏蓋を固定し、電池ボックスを固定し、センドリターンジャックの増設が完了した。あっけないと言えばあっけない。分かってしまえば超簡単かもしれない。動作テストは、パッチケーブルでアウトプットとリターンのジャックを繋いで鳴らしたら、普通に鳴ったので大丈夫のようだ。エフェクターが要らない場合にはコレで良いだろう。
どこにリターンジャックを設けるのかで作業難易度は大きく変わります。例えば私も考えた1つの案ですが、アンプ用ミニスイッチの場所にリターンジャックを設置しアンプスイッチは移動するのでも良いかもしれないが、これも電池ボックスとリターンにシールドを刺したら干渉する可能性がある。なので、今回位置がベストに近いのではないかと思う。大改造じゃないところが丁度良い。スピーカーボックスに電池ボックスが入らないなら、ボックス無し・プチプチで包んだ9V電池ならリターン端子の隣に置くことも可能と思う。そうすると更に改造は簡単になるが、電池交換のたびにドライバーが必要になる。
【エフェクターの繋ぎ方】
歪みエフェクターを繋ぐなら、ストラップにエフェクターをタイラップ等で固定し、パッチケーブル2本でカワ象と行き来させれば良い。マルチエフェクターを繋ぐなら3mシールド2本あれば良い。なお、リターン端子にはL字端子を使えば大分快適になるだろうから、そういう想定のもと、今夏の端子増設位置を考えた。パッチケーブルを繋いだ画像を下に貼るので、これなら大丈夫だと分かってもらえるんじゃないかな。
【私の感想】
ZO-3にエフェクターを内蔵するのはロマンだが、コンパクトエフェクターをセンドリターンで接続する方が合理的だと思う。究極を求めたところでスピーカーから鳴らすのにハウリングが付きまとうし、搭載アンプもほぼほぼパワーアンプだけでスピーカーも5W。ZO-3で何するのかよく考えて意味ある改造をするのか、ZO-3にロマンを求めて僕の考える最強のZO-3とするのか、全てはあなた次第だ。
2026年4月30日木曜日
カワ象-4
ネック調整をしていくにあたり、ネック周りの現状確認をしよう。
・ネックジョイント用ネジは2本折れていた(除去済み)
・ネックジョイント用ネジはオーバーサイズなM5×55mm(普通のギターはM4)
・ネックを外したら日付スタンプも見当たらないしシムも入ってない
・フレットは多少浮いている
・フレット左右端が少しはみ出ていた分はヤスリをかけたが、角を落とさないと相変わらず手に引っかかる
・トラスロッドはビビらない程度に締めた(ほぼ緩々だった)
・サドルはイモネジ頭がツライチ程度まで上げた
・2弦の8~17フレットあたりのバズが目立つ
というような状況から想像すると、ネック仕込み角調整のためネック側を削っているのかもしれないし...していないのかもしれない。何となく前オーナーは、ギター弄りには慣れてないが、そこそこ器用、だけど最終的にネジを捩じ切ってしまうくらいチカラワザな人だったのだろうう。トルク管理という概念が無いねw
【ペグに弦を巻く向き 】
ストリングガイドは高さ調整したのだが「ストリングガイド部で1弦の角度付きすぎ問題 (横方向)」が気に入らない。ペグに弦を巻く向きだが、上側(6〜4弦)が反時計回り、下側(3〜1弦)が時計回りに巻くのが基本らしいので、巻き直した。知らんかった。これでストリングガイド部で角度付きすぎ問題も解消だ。
【ネック仕込み角 】
フレットすり合わせ前に、まだ攻められる領域がある。7フレットから上の弦高がフラット過ぎるので、ネック仕込み角・トラスロッド調整・サドル調整をしてみた。まず、ネック前側に0.3mmほどのシム(というなの付箋紙w)を入れ、トラスロッドを90度締めこんで、サドル高を調整してみた。調整後の生音は太くなったがサドル上げ過ぎっぽい。シムを2枚追加し計5枚とし、サドルを下げる方向も試してみた。なんとなくコレで良い感じがする。ただ、ネックをストレート気味にしたらトラスロッドがビビるようになった。
【鉄郎調達】
ジョイフルAKに木工用として売ってたのがネジピッチも同じだったが、M5×55mmがなく、M5×50mmとM5×60mmを調達してきた。結果的にM5×50mmが丁度良かった。そしてネック4本締めしたら剛性感が出て安心して弾けます。ただしトラスロッドがビビるのは相変わらず。う~ん、スイートスポットはどこだ。まぁ現状でもエレキとして弾いていれば気にならないけどね。常にビビるわけでもないしオモチャだから当面このままとしよう。
【ポット交換】
500kΩ,Aカーブのミニポットに交換した。首の長さも丁度良く具合が良いです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B017U6MLQM?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title
【電池で鳴らす】
はじめて電池を入れスピーカーから鳴らしてみた。無事鳴りました。なるほどなるほど。これはオケを流しながら弾くには音質が問題だなぁ。
【ストラップピンの位置】
ストラップピンをボディ先端にしていると、ハイフレット演奏時に親指が当たり邪魔だった。ネックジョイント用ネジ共締めで汎用ステー(仮)を付けてストラップピンを移動してみた。ここらへんが妥協点かなと思う。手持ち汎用ステーは強度が足りないので、そのうち新たなステーを買ってきて交換しよう。
2026年4月26日日曜日
カワ象-3
カワ象のネック、外せた。折れたネジがサビでボディと一体化していてネックが抜けなかったのだが、木に悪いけど556を折れたネジ穴に吹いネックを揺すってを1時間くらい繰り返したら抜けました。折れたネジもプライヤーで挟んで回したら取れました。ネジ山も無事。コンコン叩いたり揺すったりしてたので、手をぶつけたところが痛いよ、ふう。
【M5×55mmだった】
予めネックジョイント用ネジはM4×45mmという一般的なものを購入していたが、外してサイズ確認したらM5×55mmだった。う~む、オーバーサイズに交換されてますね。ネックジョイント用ネジとしては密林でも見つからないサイズだったので、ホームセンターで皿タッピングビスを調達しよう。
何はともあれネジ2本のままだが、ネジ穴の中の固まった錆を細いドライバーで掻き出してネジを締めたら、ネックジョイントのビビりは収まった。
【指板が乾燥してる】
ネックが外れたのでトラスロッドが遊ばない程度に締めた。バズりの原因はフレットの凸凹だろうが、根本原因は指板乾燥が引き起こしたものだろう。まずは、乾燥しすぎたローズウッド?指板をオレンジオイルで柔軟性を戻してあげる。白っぽかったローズウッド?指板もオイルを吸って多少は落ち着いた色になったし、音も少しマイルドになった。
【ストリングガイドが低すぎ】
ヘッドに付いているストリングガイドが低すぎるように思う。ペグを回しても反応が鈍いので、ストリングガイドの高さを上げるべく、スペーサーを5mmの樹脂に交換し、ネックストラップピンを留めていたネジで固定することにした。ストラップピンは既に穴が空いているボディ側に持って行き、1cmスペーサーを噛ませるためM3木ネジで固定した。
【渋いペグ】
ペグも動きが渋いので、手持ちジャンク黒ペグに交換した。それに併せて、友人のアドバイスもありボリュームポットノブを黒にした。ただしノブはジャンクTONE用ノブだったりするが、カワ象さんはラットスタイルな心意気なので、こういう感じで良いと思うw
【とりあえず弾ける】
現時点で遊べるようにはなった。スピーカーからの音を出しは未実施だが、GT-1000COREに繋いでテストしたら普通にエレキギターなサウンドがする。何のギターなのか録音じゃ分からんと思うし、弾いていると元気にハイが出ていて相対的に低音は控えめなことだけは分かる。出力が低すぎるワケでもな、生音から歪みまで使えるようなDP197風味を感じる格安ハムを1個搭載...というのがZO-3初期型なんでしょう。とりあえず暫定でお古の250k,Aカーブなポットに交換したのだが、なんかゴリゴリして感触が悪いので、さっさと交換しよう。さて、もういっちょ、指板を潤すか。
2026年4月21日火曜日
カワ象-2
カワ象(今考えたうちの象さんの愛称 )のネックは追々頑張るとして、カワ象から歪みサウンドが出ると嬉しい。まだ聞いてないけど、純粋な生音(ようはパワーアンプだけを通した音)なんてスピーカーから出てもしょうがない気がする。マルチエフェクター(アンシュミ経由)の音が出れば完璧。今回はそんな思考実験です。
手持ちマルチエフェクターの選択肢はGT-1000 Core、ME-90、KATANA-GO、IR-2がある。アンプで鳴らすなら象さんである必要が無い。象さんスピーカーでオケと歪みサウンドの両方が出なければ楽しくないね。
よく考えてみると、カワ象インプットはギター直の音なワケで、カワ象内蔵アンプにKATANA-GOヘッドホン出力を入れてもダメかも。となると内蔵アンプを交換するしかないように思うワケだが、そこまでやっておいてスピーカーがショボく役立たずだったら目も当てられない。まずは、手間暇コストをかけずに改造したいね。単純に考えると、カワ象のピックアップ出力とアンプ入力の間にエフェクターを割り込ませるのが手っ取り早いね。
想像してみよう。友達と遊ぶ時、自慢げにカワ象を持って行くわけだ。そこでオケをかけながらギターを弾いて披露するわけですが、そもそもカワ象スピーカーは私の方向に向いてない。私にバッキングサウンドがまともに聞こえない状態で演奏したら、ヘナチョコ極まりないことになるだろう。となると...マルチエフェクターのヘッドホン端子で私は音を聴きながら演奏しつつ、マルチエフェクターの出力をカワ象アンプに入れてスピーカーから出すというのが現実的だろうね。つまり...カワ象→ケーブル→ME-90のインプット→オケはME-90にBluetoothでスマホから→ME-90のアウトプット→ケーブル→カワ象アンプ ということか。
ようはカワ象にSENDジャックとRETURNジャック(追加)を付ければ良いみたいだな。手持ちパーツで出来るし基本路線はコレだな。
http://usalele.sblo.jp/article/53358151.html
RETURN端子は電池を移動して電池ボックス箇所にマウントするのが手軽じゃないかな。とりあえず木工は避けてやってみよう。
【オシャレなセンドリターン追加】
これとほぼ同じのがセンドリターンをステレオプラグで実現するという改造方法だ。ステレオプラグ↔モノラル×2のケーブルが必要だがZoomマルチを繋いで楽しんでいる人がいる。
https://ameblo.jp/esf2424/entry-12682835212.html
ステレオジャック化と専用ケーブルを用意するくらいなら、素直にリターン用モノラルジャックを追加した方が手っ取り早いし手持ちパーツで対応出来るね。
【センドリターン追加×BOSS IR-2 】
ME-90を組み合わせるのは実用的だけど本気すぎる。最近は安くてコンパクトな中華マルチエフェクターがあるので調べている途中で、ウチにはBOSS IR-2があることに気づいた。IR-2をパッチケーブル2本で接続してストラップに括り付ければ足元スッキリ、アウトドアでも楽しめるんじゃないかな。 アンプ切替え、リバーブもあって、スマホとIR-2をUSB接続すればオケも流せるらしいし、9V電池で動き、ヘッドホン端子もある。歪みエフェクターを接続するより実用的なのに、マルチエフェクターほど大がかりでもない。
2026年4月20日月曜日
カワ象-1
リサイクルショップを巡回して、何か良いピックアップが無いか、Ibanez RGジャンクが無いか、Ariaの昔のMagnaジャンクは無いかとか...何となく春の遊びアイテムを見ていた。そしたら、かわいそうな象(カワ象) を見つけてしまった。ネックを留めてるネジが2本折れネックが取れない中古(つまり電装系は生きてる)が11000円だった。かわいそうな感じだったので保護してしまった。高いとは思ったけど、フェルナンデス倒産後にZo-3高騰したし、馴染みの店にフェルナンデス倒産直後に入荷してたが一瞬で売れて触らせてもらえなかったし、Duncanピックアップ中古1個と値段が変わらんと色々考えてたら、レジに並んでましたよ。まぁ自分でどうにか出来るか確認するため試奏させてもらってるくらいだから、その時点で買うんですけどねw
年代もモデルもよく分からず買ってしまった。スピーカーから鳴らす時、生音が悲しいならコンパクトエフェクターを経由してアンプに戻すとかの改造で何とでもなると思っている。ネックは、ネジが折れてても引っかかってるだけだろうから頑張ればそのうち何とかなりそうだし、折れたネジはバイスで摘まめば取れるだろう。ダメならダメで器用な仲間に泣きつく手もあるw
調べてみると、最初期の1990年代前半だろうことは仕様から分かった。30年以上前のジャパビンだったらしいw。ピンクは退色している。さて、ネックが取れません。ネック固定ネジ穴から錆粉が鬼のように出てきました。揺すると更に出てきました。外れたネジも最初こそ固かったけど、何度か穴をネジでどついたら錆が取れスルスル通るようになった。つまり、ボディ側の穴に錆でネジ山が出来ているだけど、ボディ側にネジ山は存在しないのは間違いないようだ。頑張って揺すり続けていれば、そのうちネックが外れるでしょう。しっかし、ネック固定ネジが錆びてボディ色ピンクも退色が激しい...どこに置かれていたんだろう。ネジが錆びてるなのに電装系が生きてるって謎だなぁ。錆びたネジを怪力な人が強引に締めようとして折ったんだろう。電池ボックスは交換されているようだから経歴が謎だなぁ。
そんなワケで、ネック調整は出来ないので当然フレットすり合わせも先送り。とりあえず09-46弦を張って一晩待ってから、ブリッジ側で弦高・オクターブ調整した。ネックがきちんと絞められないのでネックがビビってますが、とりあえず遊んでみたが、ボリュームが多分Bカーブなのかな...最小ボリュームが気に入らない。ハイゲインアンプでボリューム絞ってクリーンが出せない。Musiclilyで買ったポットが見つからず、お古の250kΩ,Aカーブのポットに交換したら使えるようになったけど、ポットの首の長さがギリギリでワッシャー無しになった。そしてポットの回転が渋い。仕様が確定したら交換しよう。
スケールは609mmだからショートスケール...過去に売ってた象さん専用弦は10-46だったらしいが、使い古しの09-46を張ってみたら普通に使えたから、このままで良いだろう。気になるのは1,2弦だけストリングガイドが付いているんだが、これが低すぎると思うのでプラスチックのカラーでも挟もうかな。
まぁ、ボチボチやっていきましょう。
2026年4月13日月曜日
Magnastar2026-1
先日、Yamaha Pacifica 721DHのペグのジュラコンのワッシャーが1つ割れ脱落した。ペグ交換するのもなんかなぁ...と思いAmazonでワッシャー20個セットを買いました。1000円少々だったが一生分だねw。ついでに要らんモンを買ってしまうのは誰しもあること。ストラトのSSHピックガード(4プライアバロン貝柄)と、指板インレイステッカー(ツリー・オブ・ライフ + ハミングバード)を買いました。俺は何処に向かっているんだw
以下予定。
Yamaha Pacifica 721DH(パシフィカ):ジュラコンワッシャー
PRS SE EG(EGさん):指板インレイステッカー(ツリー・オブ・ライフ + ハミングバード)
Tokai Silverstar(マグナスター):SSHピックガード(4プライアバロン貝柄)
SSHピックガードの目的をハッキリさせよう。気になっていたTokai純正のシングルコイル(多分アルニコ5、5.8kΩ、センター用?)をフロントに入れれば今なら気持ちよく遊べると思う。
Tokai純正5.8kをフロント、センター・シングル無し(シングルのカバーだけ)、リアは手持ちのGOTOH 11.65kΩ,4芯ハムを積むことにした。配線は「3WAY レバースイッチ オートタップ」が面白そうだが、まずは1Vol1Tone1Switch(ON-ON,6pin)としてリアタップとする。もし、ミックスポジションがタップじゃないと使えないなら、オートタップにしても良いかも。ボリューム・トーン・セレクター・タップスイッチは全て使い古しの再利用なので、追加コストは無し。今まで使ってたHot Railsいちご泥棒ピックガードは丸ごとセットで保存しておく。
https://frontisland.com/reference-book/wiring-diagram/single-pickup-and-humbucker/
今回装着GOTOHハムは初めて使います。多分古くて今のラインナップにない仕様だから4芯線がどういう構成か分からずDUNCAN風に配線したらヘンテコな音が鳴りましたw。ググってみたら頭に出てくるGoogleのAIさん回答が意外にしっくりきたので、それで配線したらバッチリでした。
↓
GOTOH(ゴトー)製の4芯ハムバッカーピックアップの配線色(カラーコード)は、一般的な仕様では以下の通りです。
赤 (Red):ホット(信号線)
白 (White):シリーズリンク(タップ用)
黒 (Black):シリーズリンク(タップ用)
緑 (Green):コールド(グランド)
素線(裸線):シールド(アース)
一般的な接続方法:
ハムバッカーとして使用:赤(ホット)/ 緑(アース)/ 白と黒をまとめてハンダ付けし、絶縁。
コイルタップ機能:赤(ホット)/ 緑(アース)/ 白と黒をトグルスイッチやポット等でアースに落とす。
出来上がったギターは、リアはハムとして使いつつフロントシングルとのボリューム差も許容できる範囲となったしミックスサウンドも良い感じだ。リアハムをタップしてハーフトーンにするとテレキャス風サウンドにもなるので、タップスイッチは残し、配線は当面このまま使うことにした。今までフロントシングルがしっくり来たことが無いのだが、こいつは良い感じだ。鳴らしてみると、抵抗値から分かる通りそこそこパワーのあるシングルでキンキンしすぎてないから、ハムで作ったアンプセッティングでも使える印象だ。
【Tokaiシングルコイル】
ジャパビンと言っても比較的安価なSILVER STAR(元が安いから)だが、ジャパビンが流行っているせいか情報が増えている。当時カタログ...見たいなぁ。
https://ameblo.jp/running-master0728/entry-12760132531.html
https://toneofdreamsguitars.com/tokai-silver-star-spec%ef%bc%88%e3%82%ab%e3%82%bf%e3%83%ad%e3%82%b0%e6%8a%9c%e7%b2%8b%ef%bc%89/
ピックアップは「SSホット」というように少し強めっぽい名前だ。確かにフロントシングルとしては5.8kΩ強めなのだろうけど、私にはほど良い感じ。ハーフトーンで悪さをしないから位相の問題も無さそう。最近の私のフロントピックアップのトレンドは、出力控え目で歪ませてもフルコードで分離が良いのが楽しいと感じているから、こいつは思った通り丁度良かった。
【ノイズ対策】
パソコンとオーディオインターフェースで繋いでギターを楽しんでいるのでパソコン関連ノイズを拾いやすい環境だが、シングルコイルのせいもありノイズが酷いので対策しようと思う。やれる範囲だとキャビティ内処理とアースを確実に取ること(ようはテスターで確認し導通不足箇所の解消)だと思う。シールド処理を調べるとはんだ付けできる両面導電の銅テープが理想だが、薄いので破れやすいし、薄いと10kHz等の高周波しか減衰できないという話も聞く。手持ちに普通のアルミテープ(ツヤ無し、0.08mm厚、ビバホーム)があるので、コイツで貼り方を工夫して導電性を確保してみた。導電性を確保するため、10mmくらいの短冊の裏に2mmくらいの短冊を裏表で貼って、導通させたい境目箇所に貼り付けたら簡単に導通確保できましたよ。簡単でオススメな方法ですね。
気になるのがハイ落ち。ピックガード裏のアルミシートに切り欠きを入れる対策で防げるらしい。これもやってたが前後比較が無いので効果が分からないw
https://alltubepreamp.blog.fc2.com/blog-entry-173.html
【ハンダ】
使いかけハンダが半分以下になったので、普通の錫60・鉛40のハンダを買おうと思ったのだが、ホームセンターで従前パッケージも無くなり値上がりしていたし、100均にも在庫が無くなっていた。あれ~、ホームセンターで売ってた筒に3m以上入ってて500円くらいのヤツ、どこ行ったんや。
調べてみると、地政学的なリスクの高まりを背景にハンダも歴史的な高騰を続けているようです。値上がりしたホームセンターのハンダが1mで400~500円くらい、楽器屋でMONTREUX ( モントルー ) / Kester 44の1mが400円だったので買っておいた。島村クーポンで300円引きとなり支払い110円でしたw。使いかけハンダも1m近くあるので数年は持つとは思うが、ここまで値上がりするとは...在庫商品で必要なものはさっさと買うべきだね。
【一応完成】
出来上がったマグナスターはノイズも大きく減った。ハイ落ちも私の使い方では気にならない。シールド処理は他のギターもやるべきだと感じた。
失敗したのはネック部のピックガード削り込みをやり過ぎて隙間が出来たこと。隙間からボディ色が見えてしまい慎重にやるべきだったと後悔したけど、隙間に黒いアセテートテープを貼ったら分からなくなったのでこのまま使おうと思う。
TWEEDアンプでフロントシングルらしい音も出ていると思う。ミックスポジションは、タップしたらテレキャスっぽい雰囲気になったと思うが、タップしなくても雰囲気は十分あると思う。TWEEDはブースターを噛ますとちょっと狙った音にならずブーミーなので、フェンダー系っぽいアンプ(X-CRUNCHかTWIN COMBOかな)にTSかSD-1を組み合わせてフロントシングルを存分に楽しめる音作りを研究してみようと思う。SD-1を踏んだらリード用に使えるのが理想かな。
2026年2月25日水曜日
PE-R80 その9
先日、前後ピックアップともにDuncanに交換したのだが、なんかシックリこないので、更にのせかえてみた。シックリこない理由なんだが、Killer StallionやGibson Flying Vと弾き比べてみたら、同じエフェクターセッティングなのにPEリアの音が引っ込むのですよ。
Seymour Duncan SH-1n '59
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/683/
DCR:7.6k、MAGNET:ALNICO 5
Seymour Duncan SH-5 Duncan Custom
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/889/#contents
DCR:14.1k、MAGNET:CERAMIC
↓
Seymour Duncan SH-1n '59
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/683/
DCR:7.6k、MAGNET:ALNICO 5
Seymour Duncan SH-4 JB JB Model
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/861/#contents
DCR:16.6k、MAGNET:ALNICO 5
ようはミッド不足を感じたので、リアをSH-5からSH-4に交換しただけだ。
なお、SH-4搭載時、古い配線先端を切らずに接続したらジャリジャリした音になって違和感があった。また、ピックアップ配線の余りをキャビティ内でフロント用ポットの周りを通したらノイズが多かった。なんだこれ?と言うワケで、導通はあるのだけど古い配線が無駄な抵抗になっているのかな?と思い、古い配線先端を切り落として半田付けし直し、余り配線も他の系統と交差させないよう気を付けてキャビティ内に収めたら、音が改善されました。
余剰配線の交差や汚い配線などは音質低下・ノイズ増大の原因のようですね。配線する際には丁寧な仕事・綺麗な仕事を心がけようと思った。配線は最短で繋ぐのがノイズ防止には有効なんだろうなぁ。
マツモクのジャパンビンテージPE-R80は、やっと仕様が落ち着いたと思う。ピックアップは実際に積んでみないと相性が分からないこともあるんだと実感しました。
2026年2月23日月曜日
PRS SE EG HSS その11(DP197)
正月にSH-1nを見つけて確保した時に、もう一つDiMarzioハムが安く置いてあるのが目に付いた。気になっていたので店に行ったら未だ在庫していた。どんなものか良く分からないけど5500円だったのでとりあえず確保した。古い GOTOHのハムも2200円だったのでついでに確保した。安いのを見つけたら買うw
抵抗値は、GOTOH 11.65kΩは型番不明、DiMarzio DP197 7.90kΩだった。ちなみにDP197は今はカタログ落ちしたようだが公式に8.3kΩらしい。Virtual PAFとも呼ばれ、ようはPAFっぽいサウンドのようだが、私は当然ながら50万くらいで売買されている1960年くらいのGibson PAFなんぞ触ったことがない。
公式が無いのでピックアップ大将のDiMarzio Virtual PAF Bridge (DP197)
http://goopeegoopee.seesaa.net/article/25835720.html
説明を読むと、ようはポッティングされたPAF的なものと思う。つい先日、Epiphoneレスポール純正ピックアップにした際にリア8kΩ前後でも悪くないという印象を持ったので、前後出力バランスが取れそうなギターに搭載してみよう。
選んだのはPRS SE EG、ピックアップがHSSレイアウトだ。HSSのリアハムがシングル並の出力だがシングルほどギャンギャンしないと考えればOKかな。今までの高出力リアハム搭載時と比べて、フロントピックアップの高さを少し下げ出力バランスを取ってみた。あとは使いつつ美味しいところを探ろう。
と言うワケで、他のギターのリアハムと比べ出力が低いという個性をEGさんに持たせた。最近はギターボリューム3~7で曲に応じて最小の歪みで弾くのが通常運行になっていたが、リア出力が下がるEGだとギターボリューム5~10まで使うことで、他のギターと同じエフェクターセッティングで使えている。
あと、リアハムはスッキリしたサウンドだと思う。ギターの低音は単体で鳴らした時には満足感があるが、アンサンブルではベースの邪魔になると思う。なので、軽いDP197サウンドは、これはこれでアリと思った。なんならDP197はフロントで使っても良いのかもしれないね。
DP197はピックアップ高さによっては変な音が出て気持ち悪い時があった。ギリギリまで高めにセットして使ってみたらシックリこなくて、そこから1~2mmピックアップを下げたら大分印象が良くなった。変な音だと感じたらピックアップを上下すると解消すると思う。
現セットアップで、やりたいプレイに応えられる、コイツで戦える...そんな風に感じた。結局、普通なピックアップ高さで使うことなりました。普通ってなんじゃいw...というワケで画像でも付けるかw
もう一台、Pacifica 721DHの方も少しメンテナンスした。リアピックアップをDuncan Desighed HB103に交換してあるが、ピックアップ裏スポンジを調整して傾きを補正し、キッチリとおさまりが良くなった。
この2台を聞き比べてみると、抵抗値は倍半分、出力が高いはずのDuncan Desighed HB103は、DiMarzio DP197と比べて、そこまでゲイン感に違いを感じない。DP197がどんなギターにもマッチするかどうか分かりませんが、使えないピックアップではないことだけは分かった。というか、Pacifica...リアを純正ハムのアルニコ5、8.2kΩに戻してみるのも面白いように思ったりもする。アンシミュ+ブースターで必要なゲインが稼げ、ギターの使い方が変わったなぁ。
ピックアップ出力は工学的に磁力とコイルターン数だってのは分かるんだが、抵抗値ってなんだろうね?出力ってなんだろうね?なんか、出音で弾きやすい弾きにくいだけ、体感だけで判断した方が良い気がするね。
2026年1月21日水曜日
PE-R80 その8
Epiphoneレスポール(リアSH-4、フロントSH-1n)とPE-R80(リアSH-5、フロントGOTO PAF)を弾き比べて少しイメージが見えてきた。PE-R80フロントにSH-1nを積んでみることにした。なお、Epiphoneレスポールは純正ピックアップに戻し、リセットする。
PE-R80は、リアSH-5、フロントSH-1nという構成、フロントSH-1nが’59仕様(ようはPAFリスペクト?オマージュ?)、リアSH-5が’59のPAF出力アップ版という構成となり、ハムだけど生音が綺麗、歪ませてもOK、出力バランスも良い組合せだと思う。
Seymour Duncan SH-1n '59
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/683/
DCR:7.6k、MAGNET:ALNICO 5
Seymour Duncan SH-5 Duncan Custom
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/889/#contents
DCR:14.1k、MAGNET:CERAMIC
戸惑ったのは、同じピックアップを搭載してもPE-R80の方が低音が出るので音の重心が少し下がったように感じるところ。相対的にミッドが引っ込み、ミッド好きには物足りない気もするが、SH-4もあるし、そのうち挿げ替えてみても良いのだろう。ピックアップは積んでみないと分からないなぁと思った。
シリーズ・パラレルスイッチは、タップほどキャンキャンした感じは無いが、低音が邪魔な時にパラレルサウンドも使えそうだなぁと思った。
うまく理由を言語化出来ないが、弾きやすいので良いんじゃないか。頑張らなくてもリードサウンドが伸びるとか、バッキングの歯切れがコントロールしやすいとか、そういうことから弾きやすい...というか力みが減るのかな...なんか表現が難しいですね。まぁ、音が出やすい出しやすいから脱力しても弾けるということかな。慣れなのか、PEをそれほど重く感じなくなってきた。
そんな感じで、サウンドバリエーションも豊富で操作性も良いので、使えるギターにPE-R80はなったと思う。
【おまけ:吊秤】
思いつきで、安い吊秤(最小0.005kg)を購入。ギターの重さを実測してみた。概ね重さが分かれば良いという割り切りです。
Tokai SILVER STAR SS-36(1982) → マグナスター(実測 3.310kg)
Aria Pro II PE-R80(1982) → PEさん(実測 3.830kg)
Killer KG-Stallion(1988) → スタリオン(実測 3.560kg)
Epiphone Les Paul Standard(1994) → レスポール(実測 4.050kg)
Gibson Flying V '67 Reissue(1995) → V(ブイ)(実測 3.355kg)
YAMAHA PACIFICA 721DH(1996) → パシフィカ(実測 3.415kg)
PRS SE EG(2004) → EGさん(実測 3.165kg)
Ibanez Q54(2022) → Qさん(実測 2.215kg)
意外なことにPE-R80は3.8kgだった。カッチリして硬いイメージだったがレスポールとして見れば軽め、Epiphoneレスポールの方が重かった。重量とサウンド...必ずしもリンクしないのが面白い。あと、SILVERSTARとPACIFICAが思ったほど重量差が無かったのに驚いたし、KillerもGibson Flying Vも思ったより重かったし、重量感?って意外にあてにならんなぁと思った。あぁ、PRS SE EGは軽いだろ重量も音は軽めかも。
2026年1月13日火曜日
Epiphone Les Paul その12
久々のハードオフ。ケースの中にあった中古が気になり店員に声をかけ見せてもらったらDuncan SH-1n '59だった。本体のみの状態なのでジャンク扱いだけど66k...常々フロント用のピックアップが欲しいと思っていたので、お買い上げである。動作テストを兼ねEpiphoneレスポールのフロントに積んでみることにした。フロントSH-1n(黒)、リアSH-4(黒) という構成だ。
フロントハムのサウンドをスッキリさせ弾きやすければ良いというのを落としどころと考えてます。そういう意味で考えると、DuncanのPAFオマージュ?ビンテージ風?なSH-1nが入手できて丁度良かったんじゃないかな。
Seymour Duncan SH-1n '59
https://espguitars.co.jp/seymourduncan/683/
買ってきたSH-1n、さくさくっと積もうと思ったんだが問題が2つあった。
【ピックアップの足のネジ山】
ダイレクトマウント用にネジ穴が拡張されていた。このままじゃネジが効きません。考えた結果、足に六角ナットをハンダ付けしてみた。足の裏の方に軽くヤスリかけてに呼びハンダをのせてからネジとナットを締め、それから呼びハンダを溶かしてナットを密着させてからハンダを盛った。対策として半田付けが一番良さそうだ。少なくともグルーガンでナットを接着させるより断然頑丈だ。
【線が短い】
ピックアップダイレクトマウントのスーパーストラト系に搭載して余計な線をカットしていたのか、レスポールに使うには配線が短かった。とりあえず、一番長いホット(黒)が丁度良い長さだったので、それに合わせグランド(白緑にした)とコールド(緑)だけ手持ちの銅線で延長した。タップの赤白は純正まま結線。
そんな余計な作業をしつつ、少々時間がかかりつつもEpiphoneレスポールのフロントにSH-1nをし、スッキリしたフロントサウンドが得られました。なんか今までで一番気持ちいいフロントサウンド、モッサリしないです。フロントピックアップをメインに使うのもアリな気がした。そして、レスポール系はEpiphoneレスポールだけで良いんじゃないという気がしてくるから困ったもんだ。でも、作りが全然丁寧なPE-R80をレスポール系として残すのは確定だしなぁ。う~ん、PE-R80は、リアSH-5、フロントSH-1nという構成にした方が良い気がしてきた。なにはともあれ、2本のレスポール系を少し弾きこんでみよう。















































