80年代DiMarzio Super Distortionを搭載し遊んでいたが音が気に入らず、調べもせずにDuncan SH-5を載せたら妙にリアがキャンキャン言ってるw。新鮮な気持ちで配線図を作って再配線してみよう。
ミスった配線でも音は鳴ってるわけだが、配線色から逆追いするとスイッチをどっちにしようが片方のコイルしか鳴ってないタップ状態だと思われる。この状態のSH-5は音がすごく明るく、フェイザー(私はコーラス・フランジャーよりフェイザーの方が好き)の乗りも良くなりました。ちなみに、80年代DiMarzio Super Distortionはフェイザーが効きが悪かったので、これがいわゆるエフェクターの乗りが悪いピックアップというヤツですな。
配線を冷静に考えた。まず、フロントに積んであるMMK-75の配線を見て理解し、Duncanだとどういう色か判断して作った図が以下。ようは、Volに行ってるのがHot、アースに落ちてるのがColdと考えれば、あとは残り2芯なワケですから、Duncan配線図を見ながらパラレル時に白と緑(Cold)がスイッチ接続されれば良い...自ずと答えが見えてきます。この配線図通りにハンダし直したら、きちんとシリーズ・パラレルの切り替わりになりました。
Pacifica 721DHリアから外したLIVE-GH3B(AlnicoV)をマウントして初めて気付いたのだが、トレムバッカー仕様で弦間ピッチが広めに出来ていた。弦間ピッチ10.5mmのブリッジだし前後同じLIVE-GH3Bとの表記だからトレムバッカーだとは思わなかった。それでも、フロントピックアップキャビティ内にはギリギリ収まった。あと、フロントはキャビティのザグリが浅く、かつ、LIVE-GH3BはピックアップがMMK-75より厚いため、ピックアップセレクター配線がフロントピックアップ下にあると邪魔、ピックアップ下げ気味だとピックアップが傾く。なので、この配線も、キャビティのネック側の隅に寄せて絶縁テープで固定した。この段階で、リアはパラレルスイッチ、フロントはタップスイッチとなり、前後ともにシングル風サウンドが鳴るようになった。
搭載後の音だが、リアSH-5は随分上品な音になったように思う。フロントLIVE-GH3BはMMK-75と比べハイも聞こえるようになったが想像していたより低音も出ている。よ~くよく見るとリアが非トレムバッカー仕様なのにフロントがトレムバッカー仕様というのが引っかかるが、悪さをしていないようなので今は割り切っておこう。これで本日改造は完了。少し使い込みながらセッティングして美味しいところを探っていこうと思う。使い込んで音を覚えたら、フロントをGOTO PAFに交換してみて、どっちが気持ち良いか判断しよう。
 


 

0 件のコメント:
コメントを投稿