2025年10月20日月曜日

PE-R80 その4

80年代DiMarzio Super Distortionを搭載し一応完成したPEを弾いて楽しんでいる。ただね、ヘッド落ち対策をしないと、お気に入りギターになれないんだよ。

うちのはPEの中では軽めな部類だが、私の中では約3.9kgと重めなギターなので、バランスが良くないと疲れる。そこで前側ストラップピンに約3mmほどワッシャーを挟み込んでみたらヘッド落ちは大分改善されることを確認した。
私なりのヘッド落ち対策は、シャーラ―ロックピンの導入だ。シャーラ―ロックピンへの交換は、ノーマルストラップピンに対し7~8mmくらいワッシャーを挟んだのと同等の支点になり、ヘッド落ち対策としても効果的。ただし、後ろ側ピンも同様になるので、ネックを上げ気味に構えるなら対策になるけど、ネックを水平に構えるなら差し引きゼロだったりする。
http://www.ariaguitars.com/jp/items/other-brands/schaller/s-locks/s-locks-c/

懸念もある。最近のシャーラ―ロックピンはピンとネジが一体になってしまった。そして純正より明らかにネジ径が太いので、一度シャーラ―ロックピンを導入するとネジ穴が拡張され純正ストラップピンには戻せなくなります。 ピンとネジが独立していた頃のものなら、純正ネジを使ってシャーラーロックピンを導入できたし、微調整のために長いネジ+ワッシャーを使うことも手軽だったんですよねぇ。
こういう問題を回避するなら、SCUDで売ってるストラップピン(SCUD EP13)+純正ネジにすると良い。シャーラ―のS-Locks用ストラップロックが嵌ると思います。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/17083/?srsltid=AfmBOopopgE7lCtX90QLXO5MEYx2X3CQ-EVVR_3LADs37n_9mlT3A3h9

というワケで、手持ちのSCUD EP13は、EpiphoneレスポールからPEに転用。シャーラ―S-Locksを付けたストラップは他ギターと共用。その結果、ヘッド落ちはほぼ解消され肩の負担も大分ラクになり、PEも立って弾けるようになった。おかげで気に入りギターの仲間入りが出来た。

なお、ストラップピンの交換って必須か?と問われれば必須ではないと思う。立って弾くことがない人もいるだろうし、ストラップの穴がボロボロ・ユルユルになっても気にしない人もいるだろう。でも、私は立って弾けないんじゃダサいと思うので、立って弾ける状態に楽器を整えるのも大人の嗜みだと思う。

0 件のコメント: