2023年1月16日月曜日

Flying V Again Vol.6_FCGRポリッシュ

 だいたい出来上がったFlying Vですが、まぁ良いカンジです。ですが、弾いていたらネックがベタベタするんですよねぇ。ボディも少々ザラザラなんですよ。調べたら、劣化したラッカー塗装のせいみたいです。汚れ落としとしてオレンジオイル等で拭いても、それだけじゃダメみたいです。検索したら、Ken Smithのポリッシャーはボディメンテナンスの定番らしいので買おうかなと考えたんだけど、これじゃネックがベタベタするのは解消できないらしい。で、見つけたポリッシャーが以下。

FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH
GLOSSING POLISH
https://global.fcgrtokyo.com/ja/elements,care-products.glossing-polish.html

早速買ってきて試してみた。ベタベタは取れましたが、結構大変でした。乾くのが早いので、小面積に塗って擦って乾拭きというサイクルが必要です。結局、超微粒子コンパウンドで表面の劣化したラッカー塗装を研磨するんで、しっかり擦らなければなりませんでした。磨きに使った布は、古いTシャツをカットしたものです。マイクロファイバーの布も買ってきたんですが、乾拭きには良いけど擦るのにはTシャツの方が良さそう。で、ネックだけで30分くらいかかった。ボディに至っては面積も広いので、パーツを外して硬いスポンジ?みたいなヤスリがけ用のヤツにTシャツを巻いて、ポリッシャーを付けて磨きました。ボディ磨きは2時間くらいかかった。それにしても傷だらけのボディですねぇ。何となく、1500番以上の耐水ペーパーで一皮剥いてからポリッシュした方が良さそうでしたが、ちょっと怖かったのでポリッシュだけで妥協することにした。綺麗さも妥協。磨きついで指板もオレンジオイルでクリーニングした。

磨いたついでに、積み残していたフロントピックアップエスカッションの削り込みを最終段階まで行いました。これ以上は削れないので、これが完成形。完成形に至ったので弦をエリクサーに交換して作業完了。手持ちの009-042にしました。Flying Vを弄りだしてから試し弾きを何時間もやったけど、低音弦が046セットだと太さに違和感があるんだよね。鳴りも問題無いし、調整の甲斐あって無駄な力も不要なので弾き心地も問題ないし、何より左手指先感覚で弦の太さに違和感が無いのが良いね。今後はストラト系ロングスケールもFlying Vのミドルスケールも009-042で統一することにした。

私のFlying Vは、使い込まれ打痕も多いが少し発色が良くなり気持ちいいギターになった。2時間くらい弾いたら人間の油で少し曇りだしてきたので、やっぱり手軽に拭けるらしいKEN SMITH / PRO FORMULA POLISHも買ってこよう。
試奏をしていて思いついた。レスポール系2ハムサウンドといえば私の好きなBostonのAmandaの音が出ないかなぁと思った。合っているのか分からないが、フロント・リアのミックスで良いカンジの音が出て、ちょっと楽しくなった。





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