2023年1月1日日曜日

Flying V Again Vol.2_テールピースの高さ

 前回、ピックアップ調整がうまくいって、正しいセッティングのなんと重要なことか知ったわけです。私の固定概念がどうしてそうなっていたのか分からないけど、音として正しいセッティングから程遠いことに気づかされました。ピックアップ交換の沼にはまる前で良かった。で、今回は、大した調整なんて出来ないものだと思っていた、チューンオーマチックとテールピースを調整してみようと思う。副題ですかね...

Gibson FlyingVセッティングに下手こいてた第二弾
 【テールピースが低すぎる件について】

・チューンオーマチック(ナッシュビル)
3,4弦の弦高が低すぎてナチュラルリミッターというかコンプ感というのが気になっていた。3,4弦のミドル~ハイフレットで音にコシが出るよう弦高上げた。ただ、弦高を高めにして音は良くなったけど、逆に根本的にボディ・ネックがダメなんじゃないかということが頭によぎった。
よくよく考え、3,4弦だけビビり始めるのはネックとブリッジのRが合ってないんじゃないかと思い至った。ようは1,2,5,6弦のサドル溝を少し深くしてあげればいいのだろう。今使っているブリッジは多分純正のチューンオーマチック、それに私がKTSチタンサドルを組み込んである。自分で入れた溝は相当浅めなので、山には余裕がある。
https://www.youtube.com/watch?v=vivvle7glbk

だが待ってほしい。もしかしたらチューンオーマチック本体が微妙に曲がっているかもしれない。
http://www.eonet.ne.jp/~o2factory/ntom.html
https://ameblo.jp/shima-pants/entry-11626600027.html

早速ブリッジを外してステンレス定規をあててみたら、やっぱり0.3~0.5mm程度の曲がりがあった。新品買おうか考えたが、万力もどきと机と板を使って逆に曲げてみた。少しずつ慎重に曲げ、ギリ逆ぞりになったところで10分ほど放置して形状安定を願うw。結果的に無事完了し、弦を張ってみたらRがついたのが目視でも分かった。人間の目の精度って凄いね。

・テールピースの高さ
実はチューンオーマチックなギターを所有するのはFlyingVが初めて。レスポールのテールピースだとボディから5mmくらいだから、FlyingVでも5mmくらいなら無難かなとか思っていたんだけど、どうも違いそうだ。というか、レスポールとネックの差し込み角が違うので、ブリッジ・テールピースを高くする必要がある。
というか、今までサドルからテールピースまでの間でチューンオーマチックの角に6弦が当たってたよ。少なくとも、これが当たらないような角度になるようセッティングするのが最低限のマナー?だろう。
https://guitarsele.com/article/feature/guitar-scale-tension/3/

テールピースをボディから12mmくらい上げたんだけど、テールピースネジの余裕はあるのだが、剛性的にどうなのか気になって私の精神衛生上良くない。なので、テールピースの逆から弦を通す張りかた(ラップアラウンド)を試してみることにした。逆通しだとテールピースはボディから3mmくらいになった。ブリッジミュートする手触りも裏通しの方がいい感じ。これ以上テールピースを上げると演奏中に1弦が外れた。サドルで急角度に曲がってないので、サドル~テールピースの弦長も合わせて伸縮するようになったのが分かるくらい、押弦時の指への圧が減ったのを感じます。音的には、よく分からない。同時にピックアップも弄ったからなぁ。

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