2018年8月23日木曜日

USBテスター

充電器が増えてきた。充電器の仕様も微妙に違うね。
iPhone:5.0V,1.0A
Yoga Tablet 10:5.2V,2.0A
ZenFone 2 Laset:5.2V,1.0A
glo:5.0V,2.0A

どれを組みあわせて使っても大丈夫なのか確認するため、念願?のUSBテスターを買った。上海問屋税込み1070円なり。最近のはQC3.0対応なんだね。買ったやつは以下。

https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1087442.html
http://memo.kuron-zero.info/item/post-5033/

Lenovo Yoga Tablet 10付属の5.2V,2.0A充電器を使って、ZenFone 2 LaserやiPhone7やSAROME VAPE-1に充電してみたけど、どれも1A以下しか流れなかった。
ZenFone 2 Laserで満充電まで見てみたが、満タンに近づけば電流値は徐々に下がり、100%になった状態でも少しの間トリクル充電をして、最終的に電流値ゼロになる。
iPhoneは満充電までは試してないけど、残量90%代では電流値0.5A未満でゆっくり充電しているのを確認出来た。
SAROME VAPE-1も満充電まで試してないが、そもそも0.5A未満でしか充電されなかった。


リチウムイオン電池搭載機器には電流要求値を制御する充電用マイコンが必ず入ってるハズで、勝手に2Aで充電されるなんて事は無いはずなんですよね。
逆に、充電制御も無いようなリチウムイオン電池機器って怖いですね。いつ充電止めれば良いんでしょ?そんな製品を買うこと自体が危険、爆発確定です。

ブログ等で「ベイプには安全のために5V,1A充電器を使いましょう」なんて書いているのを見かけますが、そもそもうちのSAROMEさんは5V,0.5Aで充電される仕様(PCのUSB2.0の仕様)でした。1AだからOKじゃなくて、きちんと制御の効く充電器で充電してくださいって話ですね。
怖いのは電圧は制御出来ないという点なので、5.0~5.2Vの標準的な充電器を使えってのがマストだと思う。最大電流が2Aだろうが2.4Aだろうが関係ないでしょう。私なら「6.0V,1.0Aにした似非充電器」を作り「通常充電器より20%高速に充電が可能」とかいって売り出したくなりますから、怪しい充電器は仕様をよく確認する必要がありますねw。


そうそう、乱暴な話第2段ですが、追加でglo充電器も見てみました。あいつの正体がスマホ充電器と同じなのかどうか気になっていたのです。

glo充電器(5.0V,2.0A)→SAROMEに充電→5.11V,0.43Aで充電
Yoga充電器(5.2V,2.0A)→SAROMEに充電→5.21V,0.43Aで充電

こんな感じで、glo充電器も5.0Vと言いつつちょい電圧高めw。glo充電器も普通のスマホ充電器と同じですね。単なるリチウムイオン電池の充電器って言った方が正しいですね。


私の結論。
日本国内の店頭で買えるような製品に付属する5.0~5.2Vな充電器は、普通に充電される機器側のマイコン制御のいう事を聞くので、問題無しだと思います。

ただし、Yoga Tablet 10のように付属充電器が5.2V,2.0Aで太い充電ケーブルな機器は、電圧・電流高めじゃないと満充電にならない事がある。具体例としては、Yoga Tablet 10をiPhone充電器5.0V,1.0Aで充電しようとしたら、満充電にならずに充電終了してしまうこともがありました。手持ちの歴代iPhone充電器3台のうち1台で、この症状が出ました。きっと個体差で出力電圧低めな充電器だったのでしょう。
概ね予想通り充電の電圧・電流値でしたが、本体付属以外の充電器を使用する場合は、USBテスターで実際の充電状況を確認する方がベターなのは言うまでもないでしょう。また、確認さえ出来れば安心して使えます。

スマホ等急速充電 。
急速充電規格は乱立しています。充電器を流用するなら、せめて電圧・電流の仕様は確認しましょう。
https://hanpenblog.com/1472/

QC3.0対応の急速充電器等は、そもそも対応機器だというマイコン側での確認が出来なければ高電圧を供給することも無い(確認できなければ、5V,0.5Aとか最低出力になるはず)はずなんですけどね...何事にも例外はあるから純正以外の充電器使用は慎重に。

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