2018年8月18日土曜日

HandBrakeとQSV

BDプレーヤーで再生できるようHandBrakeで動画変換することがある。以前はデスクトップPC(といってもCore 2 Quadという骨とう品だったがw)で行えば実時間以下でのエンコードが可能だったが、デスクトップPCを廃止してしまった。
なので、デカノート(Celeron 1037U,Ivy Bridge,1.80GHz,2C2T)とモバイルノート(Aom Z3735F,Bay Trail,1.33~1.83GHz,4C4T)で、どのようなエンコ速度になるか見てみた。元動画はないしょ。ソフトはHandBrake 0.10.3を使用(操作も分かりやすく快適なのでVerUPしない)。

低性能CPUでエンコードするなら、intel QSVという機能を使うべき。動画エンコのハードウェア機能です。intelのSandy Bridgeくらいから搭載されていて、世代ごとにバージョンアップされ、最新だとH265エンコも可能らしいです。私はH264のMP4になれば良いので無問題です。あとは、ハードウェアエンコなので、細かい設定等がきかないとか、フィルターなんぞかけると途端に遅くなるので、妥協することが重要です。

というワケで、うちのWindowsノートは正式にはQSVに対応していないようなのだが、2台ともQSVでエンコ出来てます。とあるアニメで試したら、だいたい以下の速度でした。

デカノート→11FPS
(Celeron 1037U,Ivy Bridge,1.80GHz,2C2T、メモリ8GB、Win10_64bit)
低性能なのは分かっていたが、ドライバを入れ替えてもQSVが全く効かなかった。


モバイルノート→100FPS
(Aom Z3735F,Bay Trail,1.33~1.83GHz,4C4T、メモリ2GB、,Win10_32bit)
驚くほど高速で動きましたよ。意外な結果ですが、今後はモバイルノートでエンコードすることにします。なお、仮想ドライブ(MicroSDXCにVHD)に動画ファイルを入れてエンコしようとしたらダメで、USB外付けHDDの動画はエンコ出来た。HandBrakeにも何らかの縛りがあるようですね。

というワケで、Atom Z3735Fでは動画実時間の1/4程度で高速エンコード出来ました。このように安く出回っているWindowsタブレット相当の性能でもエンコに使えるワケですから、使い方次第というのをご理解いただけただろうか。地味にWindowsタブレットが欲しくなりますよね。

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