2023年10月25日水曜日

BOSS GT-1 Again-1

久しぶりにGT-1の音作りをしてみた。

ME-90を使い始め、音の良さは分かったし、音作りをしていくうちに抜けが良い音やベース・ドラムを邪魔しない音が分かるよう耳が育っているのも実感している。だが、ME-90は物理ノブ数に各エフェクターの機能が制限されていて、特にイコライザーはバンド数に制限が発生していることにも気付いた。つまり、BOSS製品には格の違いだけでなく、製品によって得手不得手があるように思う。
コンパクトなGT-1でも十分戦える音が作れるし、ME-90もAIRDやSEND/RETURNにより新たな音作りが楽しめるので、得手不得手を知ったうえで両方で遊んでいこうという考えに至った。
そう考えると、今の私の耳でGT-1でサウンドを作ってみたくなった。○○アンプのシミュレーションなんていう言葉に惑わされず、HR/HMならスピーカーは12インチ4発だろうという先入観も捨て、自分が作りたい音になれば何でも良いのです。

〇1985高崎サウンドをイメージ
バッキング時
アンプシミュレーター:POWER DRIVE
GAIN82,LEVEL50,SP_TYPE2x12",BASS30,MIDDLE65,TREBLE75,PRESENCE60

リード時(CTL1)
ミッドブースター:OD-1
DRIVE0,TONE10,BOTTOM0,EFFECT_LEVEL86,DIRECT_LEVEL0
ディレイ:STANDARD
DELAY_TIME:1ms-2000ms_550,FEEDBACK35,HIGH_CUT8.00kHz,EFFECT_LEVEL65

バッキング・コーラスON(CTL2)
コーラス:CHORUS
STEREO,RATE20,DEPTH50,LOWCUT_FLAT,HICUT_FLAT,E_LEVEL47

生音時(CTL3)
アンプシミュレーター:POWER DRIVE
GAIN30,LEVEL50,SP_TYPE2x12",BASS30,MIDDLE65,TREBLE75,PRESENCE60
コーラス:CHORUS
STEREO,RATE20,DEPTH50,LOWCUT_FLAT,HICUT_FLAT,E_LEVEL47

適度に中域の充実したサウンドなのでピッキングも力まないで済む。
プリアンプはマーシャル1959I+IIからPOWER DRIVEに変更。今回はプリアンプのみでバッキングサウンドを作成しGAINも最小限なのでタッチノイズも少なく、無駄な高周波ノイズも交じってない。シンプルが一番だ。

オマケにMETALLICAのAnd Justice For ALL風も作ってみた。
1つめは、歪みの粒立ちでプリアンプCORE MTL、エッジをしっかり立てたいので10インチスピーカーの4x10"、低音がモコるのでBASS10程度、ゲインは50~55。
2つめは、プリアンプBGNR UB、スピーカーはORIGIN、GAIN10以下のほぼクリーン、歪みにGUV DSを使ってみた。GUV DSは低音を上げるとヘンテコなサチレーションが発生し高音が死ぬので、サチらない低音としつつ高音を70程度、ゲインは60~70、プリアンプのイコライザーで音を整えた。

色々と弄っていると、GT-1へCTLスイッチを増設したくなった。BOSS FS-6を中古3630円、両端ステレオプラグの接続ケーブルは1500円くらいで確保した。FS-6は電池駆動のみだが、9Vアルカリ電池で100時間使えるらしい。これで①バッキングサウンド、②リードサウンド、③コーラスON/OFF、④ゲイン下げクリーンがCTL1,2,3で切り替えられるようになった。CTRL2,3があると1バンク4パッチ的な使い方が出来ますね。
以下が参考になります。
https://ameblo.jp/spro-blog/entry-12309326865.html

2017年1月ころから触りはじめたGT-1、ME-90購入を機に使わなくなるかなぁと思ってたんですけど、まだまだGT-1は楽しめますね。すごいコスパだなぁ。

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