2019年10月27日日曜日

ラズパイ22

GPartedでパーテーション操作やext4ドライブの中身を見たい時のため、KNOPPIXを起動するVMware仮想マシンを用意している。それ以外にまともなLinux環境は用意していない。だが、reseizeimage.plを使うのに、いちいちラズパイ環境にimgファイルをコピーして圧縮してPCにコピーして保存...なんて事をしてますが、コピーにも時間がかかる。
ならば、日常的に使えるRaspbian仮想環境を用意したら幸せになれるかもしれません。それにRaspbian Busterにも慣れてた方が幸せになれそうだ。なのでx86用イメージからVMware上にRaspbian環境(Raspberry Pi Desktop)を作った。

公式ダウンロードサイト
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspberry-pi-desktop/

VMware Player環境にさっくりインストール完了。仮想マシン設定を弄ったのはメモリ2GBとCPU2個という設定くらい。あとは、VMware tools(VMwareTools-xx.x.x-xxxxxxx.tar.gz)をDownloadフォルダに解凍して、vmware-install.plを実行した。基本的に全てyか単にEnterとし、すんなり入った。

あとは、何故かブラウザメニュー等が日本語にならなかったので、必要に応じてChromiumの日本語化、Firefox ESRのインストール、日本語入力追加を行った。なお、今回作成の仮想環境はサーバとして動かす気が無いので、固定IPは設定していない。

■chromiumの日本語化
sudo apt-get install chromium-l10n

■日本語Firefox ESRを入れる
依存関係で勝手に入れる方法らしい。
sudo apt install firefox-esr-l10n-ja

■日本語入力を入れる
sudo apt-get install fcitx-mozc

Raspbian Buster x86 日本語入力までは以下を見ると良い。
https://qiita.com/ht_deko/items/1b21ea24b7670ad188f5

■Libreofficeの日本語化
sudo apt-get install libreoffice-l10n-ja

■GPartedを入れる
sudo apt install gparted

■最後にアプデ(何時の間にか推奨コマンドが変わってたらしい)
https://linuxfan.info/package-management-ubuntu
apt update
apt upgrade

■出来ました
当たり前ですが、出来上がったRaspbian Buster環境は動作させるホストPCのCPUパワー次第です。ウチのCeleron1037U+WIn10のようにショボいホストPCでも使えます。ディスクサイズも16GBで設定したのでコンパクトだし、仮想環境として持っておくにはとても良いですね。仮想マシンイメージも、7zip圧縮してバックアップしたら3GBだった。
これで、ラズパイから外したMicroSDをWindows上のWin32 Disk ImagerでUSBHDDにimg化し、VMwarsueラズパイにUSBHDDを接続しimg圧縮という事が出来るようになったワケです。

■VMwareラズパイでresizeimage.plしてみた
今まさに動かしているラズパイのMicroSD128GBをイメージ化したら119.08GBになり、1.5時間くらいかかった。実験なので一応圧縮する前のものを内蔵HDDにバックアップしたら、USB2.0接続なので1.5時間くらいかかったが、これは確実に出来ると分かれば不要だろう。そして、VMwareラズパイでresizeimage.plしてみたのですが、これまた1時間くらいかかった。これらの作業中、ホストPCは他の作業も可能。安全のためUSB脱着等は控えましょう。
時間はかかるにせよ、ラズパイ本体を動かせなくなる時間は、バックアップイメージを作る1.5時間だけだ。それにしても少々時間がかかるので、ラズパイ環境は32GB~64GBくらいの方が何かと管理が楽だろうと、しみじみ思った。
未だテストしてないが、SD Card Copierが仮想Buster環境の方で思った通りに動きそうな気がするので、SDカードリーダーを2つ接続し大容量MicroSD→小容量MicroSD(バックアップ専用)への環境コピーをし、その後にimg化すれば時間短縮になるかも。

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