2019年10月9日水曜日

ラズパイ16

前回、育てたラズパイ環境が吹っ飛んだ話をした。我が家に残っているのはMicroSD32GBのラズパイ初期環境だけ。なので、Win32 Disk Imagerのzip版をダウンロードして、バックアップをimg化し、それをMicroSDに書き込んで環境再構築の第一歩とする事にした。(SD Card Copierは何故か領域確保でコケがち。コピー先がSDXCだからかな?)

Win32 Disk Imagerでのラズパイ環境バックアップだが、boot領域がD、ext4領域がE(ただしフォーマットされてないと出てた)があるが、どちらのDeviceを選んでも大丈夫そうだったし、Eドライブ側でOKだった。20分くらいかかった。
なお、「Read Only Allocated Partitions」にチェックして、使用領域しか読み込まない設定をONにしてバックアップを作ることも可能だが、MicroSDの先頭の空白4MBがどうなるか分かりませんし、それが原因で起動しないこともあるかもしれない。そこまでの検証は時間の都合で出来ませんでした。

そして、imgから手持ちMicroSDの64GB,128GBにコピーしてみた。なお、書き込みMicroSDは、フォーマットされていようがいまいが関係ないのだが、古いラズパイが入っているとドライブ指定が微妙なので、安全のため古いパーテーションを一度削除してから行った。なるべく余計なUSB接続HDDなどが無い方が、ミスが起こりずらいはずなので、その点に注意です。

ラズパイ用にしているMicroSDは32GB,64GB,128GBと3枚あるが、32GBは最大20MB/s程度、,64GBは最大23MB/s程度、128GBは最大50MB/s程度というWin32 Disk Imagerバックアップ時の読み書き速度だった。随分差があるとは思ったけど、以前動かしてたMicroSD64GBにコピーして起動するように出来たので、一応MicroSD自体は無事だったようだ。この読み書き速度は、バックアップ作成・復元時の時間に直結するので、ラズパイだからMicroSD速度なんてどうでも良いと考えるのではなく、そこそこ高速なMicroSD(USB2.0理論値が出る)を使った方が良いだろう。(ただし、Win10デカノートのSDカードスロットがUSB2.0で50MB/sなんて速度はちょっと信じられない。)

さて、ここまでやって気付いた。Win32 Disk Imagerでバックアップすると、MicroSDと同じ容量のimgファイルが出来上がってしまう。実使用領域16GB未満のものが64GBや128GBのバックアップファイルになるのは辛い。対処療法ですが、MicroSD32GB環境は、実働環境で得たものをフィードバックして、常用ソフトウェアを反映させバックアップするためだけの環境として保存する事にした。(一応、領域をシュリンクして起動するのか?試したけど失敗した。時間が勿体ないので終了。)

このように、バックアップ環境は、SoftEther+ブリッジ追加、それからWebmin導入までとすることにした。

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