2024年11月23日土曜日

GT-1000CORE その4

ボリュームペダルYAMAHA VP-50STをGT-1000COREのEXPペダル化してみた。

私はGT-1000COREのSEND/RETURNにボリュームペダルを入れてましたが、エクスプレッションペダルとして使う接続方法があったので実践してみた。
http://ahotcho.s17.xrea.com/exp.html

断線気味で使わなくなったRCA ステレオミニL字ケーブルのRCA側を切って手持ち6.3mmプラグ(結構前に無線屋さんで調達)に挿げ替えた。断線気味なのはRCA側だろうと期待を込めて半田付けをしたわけですね。ステレオミニプラグを6.3mmに変換するプラグは何だかんだと複数在庫しているわけで、これでGT-1000COREに接続できるワケです。これの何が良いかというと、GT-1000COREの中のFV(フットボリューム)エフェクターが使えるようになるワケで、最大音量・最小音量もGT-1000CORE上で設定出来るようになるし、ボリュームペダルをSEND/RETURNに入れより音質劣化が少ないし、SEND/RETURNが1個空くし、配線もパッチケーブルより細くてスッキリしますね。何より在庫品で対応できるのでタダですw

いきなり完成写真。

成功か失敗かという話だが、大成功です。抵抗値の問題で変な癖が出るかと思いきや、ボリュームペダルにミニマムボリュームが付いているので、それでGT-1000COREでのミニマム側の効きを調整したら完璧に使えました。逆に言えば、ミニマムボリュームの無いボリュームペダルをエクスプレッションペダルとして使うと、ミニマム側に不感ゾーンが発生すると思う。
というワケで、ワンペダルでワウとボリュームと切り替えて使いたいという人じゃなければ、手持ちボリュームペダルをEXPペダルとして使うのはアリと思う。
 

作ってから、やっぱ省スペースならL字を使った方が良かったかな?と思い検索していて画像を見て気づいた。手持ちパッチケーブルを1本ばらした方が安いw。半田も楽で省スペースなL字といえばこのタイプが良いんじゃないかな。ちなみに写真はハードオフでジャンク330円で調達したもので、買ったことすら忘れていたものですw。気が向いたら端子交換しよう。


2024年11月22日金曜日

スマホリングと車載2024-1

スマホ車載を前提にELECOMスマホリングを使いはじめて4年経った。これ以前から創意工夫DIYで車載していたのだが、完成度は製品には敵わなかったので、ELECOMのスタンドとリングに落ち着いていた。
P-CARS07BK
https://www.elecom.co.jp/products/P-CARS07BK.html

iPhone7で使っている初代エレコムリングは経年劣化でリング側は緩々回転な状態になっているが、Redmi Note 11の方の二代目エレコムリングは未だ元気。エレコムリングに欠点らしい欠点は無いんだけど、ちょっと磁力が弱いかなとは思う。激しいギャップを超えた時にRedmi Note 11の方が重いから外れがちなんだけど、マグネット高を抑えるため100均マグネットを使っているから磁力が弱いせいもある。止む無し。

MagSafeが普及し、スマホリングにマグネットというのが定番化した。この流れは2023年くらいから顕著と思うが、現在はGEOでMagSafe対応スマホリングが1000円で売っていた。

ゲオ・スマホリング(ケース裏に貼る鉄の輪っか1個付き)
https://ec.geo-online.co.jp/shop/g/gB03483501/
ゲオ・マグネットリングステッカー(こっちの輪っかは高級な感じ)
https://ec.geo-online.co.jp/shop/g/gB03483301/

1000円ならというワケで無駄になっても良いからスマホリング2個を買ってきた。マグネットリングステッカーも1つ買ってある。

Magsafeでの車載方法は検討中だが、今のマウンタの玉と以下のヤツを組み合わせたら移行が楽なんじゃないか?とか思いついて以下を注文してみた。

車載マグネットホルダー(エアコン取付)
https://www.elecom.co.jp/products/P-CARS13BK.html
車載マグネットホルダー(ゲル吸盤)
https://www.elecom.co.jp/products/P-CARS14BK.html

ブツが届いたら旧土台の玉とホルダーの玉は大きさが違ったw。しょうがないので車載方法を模索しよう。

2024年11月19日火曜日

GT-1000CORE その3

私はGT-1000COREをまだまだ有効に使えていないようだ。

前回、FS-6を接続して以下のように使えるようにしていた。

GT-1000CORE┬SEND/RETURN1─YAMAHA VP-50ST
      └CTL2,3─BOSS FS-6

SEND/RETURN1:ゲインコントロール用ボリュームペダル
SEND/RETURN2:OKKO DOMINATOR
CTL1:アンプ切替
CTL2:ワウON/OFF(ペダル無しの半止め)
CTL3:フェイザーON/OFF(コーラスでも良いよね)

【MANUALモード】
GT-1000COREをMANUALモードに切り替えて使えば、▼▲ボタンにエフェクターを割り当てられる。これならFS-6無し・ボリュームペダル追加だけで1パッチでクランチ・バッキング・リード+αを使うことが出来るので、外でGT-1000COREを使える最小セットを考えるなら、是非覚えておきたい使い方だろう。マニュアルモードだと演奏中パッチ切り替えが足で出来なくなるけど、曲間に手でパッチ切り替えするとかで対応可能だ。用途に合わせてパッチモードとマニュアルモードを使い分けても良いかな。
GT-1ユーザーが、外出時のお手軽さを維持しつつ高音質化・ステップアップしたいなら、GT-1000COREにEV-30を組み合わせるのが分かりやすい解だと思った。
https://youngguitar.jp/web/202011-boss-gt1000core/2

【ボリュームペダルをEXPペダル化】
私はボリュームペダルYAMAHA VP-50STをSEND/RETURNに入れてますが、エクスプレッションペダルとして使う接続方法があったようだ。余っているRCA ステレオミニケーブルに変換プラグ(ステレオ6.3mm↔3.5mm変換、RCA→6.3mm変換×2)を噛ませれば良いらしいのだが、RCA→6.3mm変換が1つ行方不明なので発見できたらテストか...。いや、断線気味のケーブルがあるんでRCA端子を切って手持ち6.3mmプラグ(無線屋さんで過去にかったもの)に挿げ替えるのが手っ取り早いかな。
https://helloprog.hateblo.jp/entry/2024/05/28/173000
http://ahotcho.s17.xrea.com/exp.html

【私の落としどころ】
お手軽エフェクターボードには「桐すのこ約45×20CM」というダイソー100円スノコwがピッタリだった。GT-1000COREとFS-6とVP-50STを横に並べるのがシンプルで操作性もベストだった。空き地があったので、FS-6ケーブルを躱すため櫓組んでOKKO DOMINATORも置いてみた。櫓は家に余っていた100均プラダンを切って重ねて両面テープで貼り合わせて必要厚を確保して作りました。本配置がコンパクトで合理的だなと思う。配線をスノコの裏に回すという手もあるけど、そこまでの必要性を感じないなぁ。

エフェクターをバラで使っている人や、一体になっていた方が室内で使うにも楽だよなと思う人なら、私のような組み方が良いかもしれません。100均スノコ、100均ヤモリテープ、100均繰り返し使える結束バンド、100均プラダン、これが素人最強の自宅エフェクターボード工作セットだと思う。

2024年11月11日月曜日

GT-1000CORE その2

 GT-1000COREが来てボチボチ弄っている。どういう使い方が良いのか悩みつつも、SEND/RETURN1にボリュームペダル(ローインピーダンス)、SEND/RETURN2にOKKO DOMINATORを接続してみた。GT-1000COREをクリーン気味なアンプセッティングにしCTL1でバッキングとリードの切替を行い、OKKO DOMINATORをブースター的使い方にして歪みを作るという方法を取っているが、OKKO DOMINATORのVOLを絞ってGAINを上げるという手もある。ギターボリューム、ボリュームペダルのダブルでゲインコントロールできるので、手が離せない時はペダルでゲインコントロールする。

GT-1000COREに手持ちFS-6を接続したいと思い、ちょっと部品調達して繋いでみた。ちなみにFS-6は電源ケーブルを自作(純正電池端子に接続する「アダプター用端子+9V電池端子」)し、電池ケース隙間から線を出してアダプターで電源供給した。OKKO DOMINATORは一旦外し、FS-6まで含めると以下の実用最小構成となっている。

GT-1000CORE┬SEND/RETURN1─YAMAHA VP-50ST
      └CTL2,3─BOSS FS-6

Volume:ゲインコントロール(ミニマムでクリーン・クランチ)
CTL1:アンプ切替
CTL2:ワウON/OFF(ペダル無しの半止め)
CTL3:フェイザーON/OFF(コーラスでも良いよね)

これで結構満足してしまった。今は100均スノコ450×200を土台に使ったガチ・スノコボードなのだが、GT-1000CORE、FS-6縦置き、VP-50STというように並べて配置しているが配置がイマイチなので改良を考えた。

GT-1000CORE
173(幅)×135(奥行)×63(高さ)mm(ゴム足を除く)
FS-6
188(幅)× 91(奥行)×43(高さ)mm(ゴム足を除く)

GT-1000COREとFS-6をスノコ奥行からはみ出しても良いから縦配置してみた。FS-6端子高さクリアするためのGT-1000CORE嵩上げ高が30mm程度だったので仮でダンボールで台を作って似非二階建て配置にしてみた。やってみたら意外にペダルが踏みやすい。GT-1000CORE本体フットスイッチの使い方はデフォのままなので、FS-6を接続しなくても大きな影響が無いのも良い。この配置で少し煮詰めよう。

【GX-10】
GX-100フットスイッチ・バンク削減版のGX-10が突然発売された。NUX MG-30のBOSS版と言った方がシックリくる。だけど、値段が高いんじゃ意味ないんだよね。う~ん、BOSSよ、仕様が中途半端だし、値段も高いし、なんか色々間違ってるぞ。もっと振り切って、SEND/RETURN追加し2系統化、ボリュームペダルをやめてGT-1000CORE代替として作り、税込み5万の方が良かったと思う。あと、GT-1上位としてならフットスイッチはFS-7のヤツを2~3個流用でも良かったかもしれない。

2024年11月5日火曜日

Swift ZD72S その21

日帰り660kmイカール帝国への旅をしてきました。朝6時出発で概ね12時間の行程、楽をするため行きも帰りも高速メインです。スタッドレスIG60で空気圧はフロント2.8/リア2.5、ワイトレ15mmを四輪装着状態です。あまり燃費には良くないんだろうなぁ。

ちなみに、1年前は時期がちょっと早く9月くらいに似たような行程を行っており、概要を再掲すると以下だ。

【202310Blogから抜粋・一部修正】
行きは、夏タイヤ空気圧はフロント2.8/リア2.5、エアコン使用で12.7km/Lでした。早朝のガラガラな高速道路をエアコン入れた状態で巡航100km/hを割らないようアクセル踏みまくり。高速燃費の最低ラインを見極めようと走った結果なので納得。帰り燃費は、エアコン未使用で概ね同じ巡行速度を目指したが、雨も降ってたし車もそこそこ居たので少し巡行速度が下がったせいか、17.3km/Lでした。エアコン入れずに普通に高速を走ればこんなもんなんでしょう。
【抜粋終わり】

今回2024年は11月頭だったので、スタッドレスを履きエアコン不使用。あとは、プラグ交換しているし、ワイトレ付けたし、アルミテープチューンwをしているくらいかな。ペースは、行きは昨年よりちょっと速いくらい、帰りは流れに乗った巡行なので去年と大差ないかも。
行きが速い理由は、ドラレコのGPS速度計を見ていると、メーター読みぬあわでぬふわくらいの実速だというのが見えていたので、何となく速度が上がった。それでも速いハイエースとかには引き離されるくらいかな。爆速ポルシェとか爆速レヴォーグとかと比べるとジェントルなもんですw
これで、行き14.3km/L、帰りは高速降りた直後は19.3km/Lだったが、買い物等をして家に着いたら19.1km/Lだった。どちらもメーター読み。現在の総走行距離は58000km。

アルミテープチューンwを施した2024年、燃費爆伸びとはいきませんが、帰りの高速道路でスタッドレス履いて19km/Lを超えるとは思わなかった。アイドリングストップも無い2013年の純ガソリン車4WDの高速道路走行時燃費としては十分だと思う。

なのにZD72Sスイフトを買った当時は、希望車種が希望価格で出てこなかったので、お店に並んでた在庫車を車屋さんが提案してくれて、XGグレードでもまぁ良いかということで消極的に選んだのだが、お得だったと思う。2024年現在、2013年式走行4.5万キロ車検1年付で車両価格60万なら、今の店頭価格と変わらないw。

2024年11月2日土曜日

フレットすり合わせツール

テンションかけたままフレットすり合わせが出来たら完璧なんだろうなぁ...と、世のDIYギターリペア勢は思っていることだろう。だが、最近、弦を張ったままフレットすり合わせ...ナット側に下駄噛ます...なんてキーワードを目にして想像を膨らませていたら、「あ、そうか...アレを使えば専用工具が無くても出来るのか。」と閃いた。というワケで、簡単な方法を教えよう。

準備するもの
・誰の家にもあるアルミチャンネル(コの字)30x30mm 長さ150mmで十分
 https://www.monotaro.com/p/8619/5497/
・割りばし

作業工程
・弦を張った状態でナット近くに割りばしを挟み弦を持ち上げる
・コの字の下面に紙やすりを貼る
・弦と指板の間にコの字を入れてすり合わせる

コの字の長さは100~150mmが良いんじゃないかと思う。まぁ実際は、アコギのハイ起きとかを調整するなら、ロングスケールの12~19フレットあたりまで届く120mmくらいあれば十分かもしれませんが、自分が何をしたいかで判断すれば良いと思う。例えば弦を張った状態ですり合わせをするのに、究極の真っ直ぐネック状態をトラスロッドで調整してから行うのか、それとも普段使っている状態の弱順反りでやるのか、人それぞれだと思います。近隣フレットとの落差だけに注目するならヤスリは短く、全体的な高さバランスに注目するならヤスリは長く...そんな傾向かな。

コの字の幅は、エレキのブリッジ1~6弦距離で54mm程度だと思うので、ネックの真ん中まで届くくらいあれば楽という判断で30mm。別にコの字は15mmでも20mmでも構わない、家にあったらなソレを使えば良い。

なお、ガッツリ削ったフレットは頭が平らになっちゃってるので、最後にフレットファイルでクラウン(山)を作ると良いでしょう。
YouTubeを見てると、えらい大変なジャンクギターDIYをしておいてフレットファイルでクラウン作ってる映像が無いのが多い気がする。あれってホントにやってないのか、わざと見せてないのか、どっちなんでしょうね。

あ、こんなのも売ってるらしい。
StewMac Fretbar Understring Leveler
https://guitar-kaizou.net/review_stewmac-fretbar-understring-leveler.html

フレットすり合わせは、①自分でやりたい人が、②構造を分かって、③正解イメージを持って、④現物を見て、⑤それを正すために手を施す...これが重要なのですよ。自己責任で出来る人だけに有益な情報なのだと思う。

ここまでが構想で、とあるホームセンターで何か良いツールが無いかな?と考えていたら閃いてしまった。コンクリートを塗る鏝の小さいヤツ。一番安いヤツを700円くらいで見つけてしまった。
どうやって使うかというと、こんなイメージ。

紙やすりはどうやって貼り付けるかというと、弱い両面テープがベストかなと思う。だが、鏝はフレットすり合わせ専用とするなら、しっかり両面テープでサンドペーパーを貼って、使い終わったらそのまま保管でも良いと思う。

真・DIYフレットすり合わせツール
・誰の家にもある左官こて
 https://www.monotaro.com/s/?c=&q=%E3%81%93%E3%81%A6
・割りばし

結局、ギターの指板等の安全性を考えると、弦高上げるのに挟むのは割りばしも良いけど、スポンジでもウレタンでもタオルでも構わない。アイデア次第だ。私は隙間を埋める用途なのか何なのか分からないが、長さ1mくらいの10mm角ウレタン(1面に両面テープ付)を100円以下で見つけたので、それを確保した。これで十分だ。


実践編
素材:Gibson Flying V 67 Reissue(1995,ナッシュビル工場製)
状態:ネックは強め順ぞり&弦高高めでセッティング
施工時調整:トラスロッド調整をネックを極力ストレート化(バズる状態、12フレットで6弦1.75mm,1弦1.50m程度の弦高)
追加措置:フレットクラウン形成

施工後にトラスロッドを気持ち60度ほど戻し、12フレットで6弦2.00mm,1弦1.50m程度の弦高に調整した。作業はフレットクラウン形成22フレット分が一番時間を要したが、コードを押さえたままビブラートをかける時のスムーズさに大きな差となって表れた。また、音は太く高音もハッキリ、まるでピックアップを交換したくらい音が変わった。やった甲斐はあった。

2024年11月1日金曜日

Swift ZD72S その20

【アルミテープ】
アルミテープを貼ってお手軽に車を快適化するのは、意外にも友人たちに人気だった。貼り始めると際限がないし、それぞれ効果も分からなくなる。なので私は、一定の効果が得られ、簡単に目立たず貼れる場所にだけ施工するのが良いと思う。その場所とはどこか?

・ステアリングコラム(計2枚)
・インナーフェンダーに各3枚程度(計12枚)
・ストレーキに各1枚(計4枚)
・ドアミラー下に各1枚(計2枚)

この合計20枚(50mm×10mmを1枚)が、どんな車にも目立たず貼れるので良いんじゃないかと思う。もうね、ウエットティッシュで拭いて貼るだけ。タイヤ交換時期に剥がれチェックするくらいで良いかなと思う。

高速安定性等に大きな不満が無いのなら、弄らない勇気wが大事です。バランス大事。基本的にはタイヤ周りの静電気を大気開放(コロナ放電)することだけ考えて貼れば、走りに悪さはしないだろう。

【タイヤ交換とトー調整】
11月頭に早朝深夜に長距離移動の日帰り600km予定があるので、夏のBluearth-Aから冬のIG60にタイヤ交換した。私は年間7か月ほどスタッドレスを履いておりスタッドレスがメインと言っても過言ではないが、今回スタッドレスに交換したら転がりが重い気がするので燃費が下がりそうだ。長距離移動前に空気圧をフロント2.6・リア2.3からフロント2.8・リア2.5の夏仕様に上げよう。あとはトー調整だ。車載しっぱなしだったかどうかアヤフヤだったので過去ログを見たら、必要工具は13mmレンチと19mmレンチとモンキーレンチとメジャーとマスキングテープだったようだ。トータルトーはトーアウトにならない範囲でトーイン±1mm以内としていたハズ。

厳密には、オフセットが違うホイールにタイヤ交換する度に、トー調整が発生する。夏用は15インチ5.5Jオフセット+45、冬用は15インチ5.5Jオフセット+42だが、夏は3mmスペーサーを挟むことでオフセットは揃う。今回、ワイトレ15mm+冬用5.5J,オフセット+42でトー調整すれば、年間通してトレッドは揃えられるので、時間を作って調整しよう。

ちなみに、ホイールオフセットが小さくなりトレッドが広がると、フロントストラットはレバー比が大きくなって車高が下がり、タイロッドとタイロッドエンドの角度が大きくなり、タイロッドがタイヤの後側の車ならトーアウトに変化する。ワイトレ装着等でハンドリングに異常は感じてないが、トーアウト気味になったんだろうなぁとは思っている。私は、タイヤの片ヘリと過度なアンダーが嫌いなので、ほんの少しで良いからネガキャンとし、トータルトー±2mm以内となるようにしている。可能なら、夏タイヤ冬タイヤのホイールオフセット違いでもトータルトーが許容値内に収まるのが良い。

あまり調整を厳密に縛ると疲れるので、今回は「ワイトレ15mm+冬用5.5J,オフセット+42」の状態で、地面から5cm少々(スマホ横幅程度を土台とした高さ)のタイヤセンター溝で前後を計ってトー+0.5~-1.0mmに入れば良しとしよう。なお、トータルトーで±2mm以内(地面から5cmくらいで計るとだいたい半分の±1mm以内と思っている)なら良く、スポーティなクルマのセッティング初期値はトーアウトとなっていることもある。

FF車の私の理想はトー0~1mmの範囲内に調整。これで転がりも良くなり、直進安定性も確保でき、タイヤ片減りも無い。これで弱ネガキャンならコーナーロール時にアンダーも出にくい。これが実用上有利なセッティングになっていると思う。調整前が重要で、ニュートラでサイドブレーキで停止し前輪になるべく負荷をかけない状態で測るのが良いと思う。これなら多少ガタが大きくても前進1G状態が計測できる。なお、スイフトは停止状態でハンドル切って戻しても再計測したトーが変わらないくらいガタが無さそうなので、割り切って調整して測ってを繰り返すことにした。

とりあえず、スイフトはゼロトーを目指しトータルトー±1mmに入ればOKとして調整した。地面からiPhone7縦置きより上くらいでメジャーをマスキングテープでタイヤに固定してトーを測ろうと思ったら車体下部にメジャーが当たった。なので、iPhone7横置きより上くらいでトー調整した。しばらく乗って様子見かな。

【持ち歩くメジャー】
休日鞄にメジャーとノギスを常時携帯しているw。カードサイズで幅5mm長さ2mのメジャー、10cmくらいの樹脂製ノギスだ。お買い物に必携なアイテムと思っているw