2023年7月3日月曜日

Q-4 壁紙的なもの

プチ改造されたQ。ピックガードの黒色が、ボディの青緑色(Sea Foam Green Matte)の組み合わせが微妙なので、色を変えようと思う。というワケで、さっそく改造だ。

①リメイクシート
ストラトのボディ青緑色の場合、ピックガードは白だと思うので、それなら違和感がなかったのかもしれませんね。で、折角色を変えるなら、出来ればべっ甲調かなと考えていたが、ホームセンターや100均にべっ甲調リメイクシートは見つからず、大理石調は心躍らず、色合い的に妥協できる皮調のものを買ってきた。合皮リメイクシートだと擦れに超弱いので、全面ビニールの「リメイクシート(レザー調、ブラウン、90cm×30cm)」だ。

②ついでに買ったもの
今後も絶対使う道具を追加購入した。オルファのカッター替刃(大)10枚入、折った刃を入れるケース、カッター用アルミ定規、デザインナイフ、カッター台を買ったのだが、もっと早く買っておくべきだったなぁと思った。
ちょっと変わり種として今回用意したのが「ギター工作時にネックを置く枕的なもの」にするためのクッション材「安心クッション カマボコ BK」だ。長さ40cmのものを、3cm、5cm、10cm、20cmというようにカットし、ギターを机の上に置くときのクッション材とした。お店でも、ギターの弦をはったり掃除する時に、ヘッドに変な力がかからないようネックを枕に置いて作業してますよね。あれ風なものです。ギターを裏返してキャビティ作業する用途にも対応できるよう多様な長さでカットしてみた。部品が凹凸してる機器を台に置いて作業する時に、とても便利です。
早速、ボディ裏のキャビティを開けて配線を見るのに使ってみたら、大変便利でした。弦と指板の間に布(ボディを拭くヤツでOK)を挟んでからネッククッションを使うと尚良いでしょう。

③リメイクシートを貼る
カッター台もカッター用アルミ定規もあり、カッターの刃も新鮮なところで、リメイクシートをピックガード+1cm程度の四角に切った。次に、シート粘着面を上向きに置き、その上にピックガードを載せて軽く圧着したら、デザインカッターで糊代を残すイメージで余計な部分をカット。糊代部分は放射状に切り込みを入れピックガードの曲線に追従できるようにしておき、シートを貼りつけていきます。糊代が三重以上に分厚く重なる部分は適宜カットした。ネジ穴は、目打ちで穴あけして終了です。シートはビニール製で柔軟性があるので、下手にカットしない方が綺麗に仕上がります。
これら作業は、普通のカッターでも全然構わないのだけれど、デザインナイフの方が細かい作業に向いているし曲線カットも断然気持ち良いです。でかいカッターで1cmくらいの糊代に切り込みを入れるのは気を遣いますが、デザインナイフなら楽勝です。
お手軽作業の割には綺麗に出来たと思う。汚くなったり飽きたらリメイクシートを剝がしてもいいし、貼り換えても良いだろう。




④弦交換
残るカスタム「ボリュームポットをAカーブに交換」は、今の綺麗な配線を見たら弄る気が失せたので、Qのカスタマイズは、ひとまず完了とした。というワケで弦交換だ。

実はダウンチューニングにも対応出来るよう低音弦を太目にしてみたらどうかと思い、初期弦10-46の状態からプレーン弦だけ09セットの使い古しに交換して似非09-46としてテストしていたんだけど、弦張りっぱなしでのネック負担や演奏時の指への負担を考え、やはり私は09-42かなと思った。というわけで、在庫していたエリクサー,OPTIWEB,09-42に交換しました。これが切れるまでの様子を観察してみようと思う。

ちなみに、ダダリオのノン・コーティング弦とエリクサーOPTIWEBとエリクサーNANOWEBを手持ちギターで混在して使っていて気付いたのだが、OPTIWEBだとノン・コーティング弦のギターから持ち替えても違和感が少ないように感じたが、逆にNANOWEBの滑りの良さも全然アリだなと思うようにもなった。NANOWEBならフィンガーイーズのスプレーを吹いたような感じが長期間味わえるわけです。まぁ個人の趣味嗜好だけど、わざわざ高いOPTIWEBを選ぶ理由が私には無いので、次買うならNANOWEBかも。

⑤弾いてみた
Qが概成したので録音してみた。色々考えたのだが、結局は最近興味が湧いている人間椅子 恐怖の大王を弾いてみた。チューニングを下げていったら人生初の全弦1.5音下げの6弦C♯からなるチューニングになった。弦のテンションはペロペロです。バッキングを概ね耳コピしたところで時間切れ、ギターソロ適当で録音した。このタイミングで録音しないと、次に録音するのが何時になるか分からなくなるんで、録音したものに写真一枚をくっつけてYouTubeに上げました。
https://www.youtube.com/watch?v=kBA8u997bjU

元音源を左に20%寄せ、私のギターIbanez Q54を右に20%寄せてます。Ibanez Q54の音?が聞こえるよう音量調整してます。ちなみにYouTubeは、著作権がダメなら非公開になるしOKなら公開できる。著作権のことはYouTubeに丸投げできるので楽ですね。ちなみに今回の曲は「著作権で保護されたコンテンツが見つかりました。著作権者はYouTubeでのコンテンツ使用を許可しています。」となっています。このへんの塩梅は、レコード会社とGoogleの契約次第なんでしょうね。

私はIbanez Q54(ロングスケール)とGibson Flying V(ミドルスケール)で09-42弦1.5音下げにしてみたが、どちらのギターもチューニングが合わせにくいし、ちょっとしたことでシャープしがちでした。ホントかウソか分かりませんが、トニーアイオミの1.5音下げチューニングもGibson SG(ミドルスケール)で09-42らしいので、実用出来るギリギリなんだろうとは思う。人間椅子 和嶋さんはGibson SGで、ダウンチューニング用は10-52弦を使ってテンションを確保しているようだ。
今回のエフェクターはNUX MG-30です。BOSS GT-1ではSD-1(BOSS SD-1)+MS1959、MG-30ではT-SCREAM (Ibanez Tube Screamer)+JCM800という感じで似たような感じになっている。

というわけで、Ibanez Q54ですが、普段はAlterスイッチONで疑似フロントハムとリアハムを切り替えて使ってますよ。この疑似フロントハムサウンドが想像以上に良かったです。あと、AlterスイッチOFFで出るシングルコイルのセンターも良い音でお気に入りですね。
様々なモードで実用的な音が出て、ほかのギターと持ち替えても違和感ないストレートフレットとネック太さ、座っても立っても弾きやすいボディバランス、手頃な価格と実用的なギター精度、とにかく軽くてコンパクト、オクターブチューニングや弦高調整などのメンテナンス性も良好...良さを言葉にするとこんな感じだが、Ibanez Q54は長く愛着を持って使えそうです。Ibanez Q54とコンパクトマルチエフェクターの組み合わせが最強すぎるわ。

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