2019年7月29日月曜日

ラズパイ10

ラズパイ3B+にAdGuard Homeをインストールする方法を整理する。
基本的な方法は以下を参考にした。
https://qiita.com/huru555/items/f66b693fc038a4631066

ただし、Raspbianに合わせたAdGuard Homeをインストールしなければいけないし、280Blokckerのリンクも最新のものに修正が必要。その部分だけを書き出します。

1.ダウンロード&解凍
ダウンロードファイルのリンクは以下URLに出ているInstallationの「Rapsberry Pi (32-bit ARM)」でなければ動かないハズ。
https://github.com/AdguardTeam/AdGuardHome/wiki/Getting-Started

というワケで早速カスタムです。

$ wget https://static.adguard.com/adguardhome/release/AdGuardHome_linux_arm.tar.gz
$ tar xvf AdGuardHome_linux_arm.tar.gz

2.AdGuard Home用の280Blocker
280さんのサイトにVer0.96以降だとフィルタの様式が変わったという記事がある。そこにAdGuard Homeで使うリンク先が出ている。
https://280blocker.net/blog/20190607/2065/

というワケで、ドメインリストのURLは以下とする必要がある。スマホとかで使うヤツとは違うURLです。

https://280blocker.net/files/280blocker_domain_ag.txt

基本的に変更箇所はコレだけなんで、あとは頑張りましょう。

【DNS設定】
DNSサーバをスマホ等機材で個別設定するのが良いのか。いや、面倒でしょう。

私の自宅インターネット接続サービスの貸出ルータのDHCPは使わず、自前WiFiルータのDHCPを使っている。このルータはDNSサーバも設定出来るのだが、そこに設定出来るDNSサーバIPアドレスはローカルIPでも通る。ただし有線に限る...なのかもしれない。ラズパイをWiFiで固定IPにしていたら、うまく参照してくれないっぽい事が分かり、それもあってラズパイは有線接続固定IPで運用している。

というようにルータにDNS設定してあげると自宅内WiFi接続機器は勝手に広告ブロックの恩恵を受ける事になります。AdGuard Homeだけで、すべての広告が消えるわけではないが、自宅環境にコレはアリだと思います。
あと、自宅VPNにスマホ接続した場合も、自宅ネット経由でのインターネット閲覧になるので、AdGuard Homeの恩恵を受ける事が出来ますね。

【導入後感想】
私が導入したのは当時最新のAdGuard Home Ver0.95。今もそのまま使ってます。Ver0.95だとドメインリストは従来型でも動くのだが、280に関してはVer0.96以降版のものを使っている。

iPhoneでコンテンツブロッカーを敢えてOFFにしてみると、広告削除ば微妙だった。まぁそれでも無いよりは全然良いです。

Androidならソコソコ広告が消えます。なお、Android版Chromeは、データ圧縮OFFにしないと広告ブロックがうまく利きませんので要注意。私はモバイルルータやフリーWiFiから自宅VPNに接続した際に最低限の広告ブロックが効けば良いので、これはこれでアリだと思う。

【画面解像度】
想像以上に出来る事が多いラズパイですが、使用するソフトウェアによっては普段使っている画面解像度1280x720では若干足りないことがある。そういう時は「設定」「Raspberri Pi の設定」から解像度を変更すれば良いのだが、設定反映には再起動が必要だ。つまり何かをしている最中だったら、一時中断せざるを得ないワケです。そこだけ注意かな。
道具を便利に使うためには、カスタムし過ぎると環境再構築時の手間が増えるので、そこそこで留めるのも勇気w。そこそこで使いましょう。

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