2023年3月9日木曜日

Killer KG-Stallion その4

 最近、ギターを弾くときに立って弾くことが多くなりました。理由はバッキングとソロの音の切り替えでペダルを踏むので、スムーズにこなそうと思ったら立って弾くしかありません。また、キラースタリオンは、座って弾く時に足を組みがちなんですが、ピックアップセレクターのトグルスイッチが操作しにくかったり、気が付いたらミックスになっていたりします。

立って弾くのは難しいと考える人も居ますが、弾きやすい高さで、ヘッド落ちしないギター、ピッキング位置はスワディシュターナ・チャクラ(第二チャクラ、ようは丹田というか、ジョイスティックです、はい)...という環境が整えば、かなり楽に弾けます。これでミドルスケールだと更にラクです。

約10年前に買ったFlying-V、ほぼ理想的な重量配分(というかピンの位置が絶妙)だったんでヘッド落ちしないし、ピッキング位置第二チャクラ推奨派も納得の位置だったんで買ってきたんですが、鳴りとかコントロール性とかに納得いってなかったので、一応ギブソンのギター持ってる...という立ち位置でした。だが最近、しっかり調整し弾き心地も鳴りも満足できるようになったし、ミドルスケールなので弦のテンションが下がって指も楽(弦は09-42か09-46)、アームが無いからチューニングも楽、そして何よりギターが軽いw...こういう良い状態になってしまったもんだから、一気に地位向上しているワケです。ボリュームとかトルグスイッチとかを理想の位置に弄ろうとしたこともありましたが、急いでピックアップチェンジしなくても良いと思うようになったし、最終的にトーンとリアボリュームを入れ替えれば十分という結論で現在に至ります。私の場合、頻繁に弄るリアボリュームを使いやすい位置に置くことが重要です。

そんなタイミングで我が家にキラースタリオンが来ました。当然バランスへの渇望が天元突破しているわけですから、ストラップピン移動は躊躇なく行ったワケです。ピッキング位置もスワディシュターナ・チャクラ推奨派も納得の位置に概ねなってますが、その代わりネックの先が少し遠く感じます。そしてストラップピンを移動しても若干ヘッド落ち気味...完全手放しでOKな重量バランスまではいきませんでした。これ以上のストラップピン移動は現実的ではないが、ボディー裏面にオモリを貼るテストをしてみようと思った。

テストだが、ストラップリア側のあたりに200gくらいの鉄板を貼り付ければ良いだろうと思ったが、家に良い感じの素材が見つからなかった。木材を連結する補強鉄板(ネジ穴あき)100×150mmくらいのものを2枚(かなり昔に買ったものだが1枚200円くらいだと思う)見つけたが、1枚100g以下の軽いヤツなので期待せずテストしてみた。とりあえず1枚、ストラップリア側のピンのネジで共締めでテストしてみたんですが、ほぼ完璧なバランスになった。100g以下の鉄板で重量バランス変わるの?って思いましたよ。とりあえずボディからはみ出ている角を1cmくらい切り落とし、ネジ共締め+両面テープ(ポスター用)でバラストを固定し仮稼働状態となった。

何故、仮かというと、キラースタリオンはボディリア側の端部が尖っていて、その端部を有効活用出来ていないんです。ボディ形状に合わせカットして多少重量が減ってもボディ形状に沿わせるよう鉄板を配置(左画像から右画像位置に変更)したら、より良い重量配分となるんじゃないかと思うワケです。バラスト重量が足りなかったら、切った鉄板を更に貼っても良いだろう。

ストラト系では、フロント側ストラップピンにワッシャーを3mm程度挟み込むだけでヘッド落ち対策は妥協点かなと思っていたが、ストラトだとピッキング位置が若干腰骨側になるのに、更に重心移動で腰骨側になるのも気に入らないんですよねぇ。ワッシャーを外して、バラスト貼付けでヘッド落ち対策するよう仕様変更しようかな。

【いにしえのヘッド落ち】
Fernandes BSV-70...16~18歳をともにした人生2本目のギター。確か3割引き49000円で買った。お得に見えたから買ってしまったんです。無知って恐ろしい。44MAGNUMは一度も聞いたことが無いしファンでも無いのに、似非シグネチャーギターを持ってるという謎w。HR/HM全盛の時代、Loudness・VOWWOW・Deep Purple・Rainbow・Led Zeppelinをコピーしてましたねぇ。
けっこうヘンテコギターで、ショートスケールで弾きやすさ重視かと思いきや意外にネックは厚くて弾きやすいんだか弾きにくいんだか微妙、フロイドローズもどきだけどブリッジ側ロック無しというHEAD CRASHER FRT-6Cというブリッジ、ヘッド側はロック式、ピックアップはDog Fighter DF-1とかいうバーマグネットタイプという、今見ると恥ずかしい仕様ですw。重ねて言うが、お得に見えたから買ったんです。無知って恐ろしいw
ストラップピン・リア側がVの先端にあるという極悪仕様だったためヘッド落ちが地獄すぎたので、さすがに10代の私でもストラップピンを移動させましたよ。あと、家にあったジャンクスイッチを使って、ゼロ円でフロントもリアもコイルタップ出来るよう改造してたなぁ。確かトーンの位置にリア用タップスイッチを入れ、フロント用タップスイッチはキャビティ蓋にスライドスイッチをマウントしていたはず。トーンは取っり去らず、キャビティ内に転がしていたような気がします。あと、フロイドローズもどきのフローティングセッティングの不安定さを解消しようと、木を挟んでダウン専用に細工したりと、今思えば色々遊んだ記憶がありますね。何はともあれ、ショートスケールだとか知らずに弾いていて、俺の指のストレッチ、外人並みじゃね?とか思っていたのは内緒ですw
そんなワケで、ストラップピン位置を移動しバランスを取っていたのは10代からということになりますね。Vで琵琶法師スタイルで弾くのに違和感が無いのも10代に培った経験からですね。

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