2019年6月14日金曜日

LineageOS14.1(Android7.1.2)その3

Android6.0.1環境(ASUS純正ファームウェア)は待機だけなら3日持つ計算だ。だがプロセス暴走が発生し3日も放置する事は出来ません。最近はシャットダウンして充電すれば、その後は殆ど暴走していない感じだが、2日経ったくらいで端末が暴走。シャットダウンして充電というような使い方になってましまっています。しかもアップデートによって状況が変わるから困ったもんです。

Android7.1.2環境(LineageOS14.1非公式)は待機だけなら2日持つ。
現状の設定状況では、だいたいバッテリー持ちはそんな感じ。プロセス暴走こそしていないが、普通に使うと毎日充電が必要。動作時バッテリー消費が抑えられれば2日に1回のサイクルに持っていけるかもしれないのだが...

設定-電池 の中のバッテリー消費率を見比べてみた。

■Android6.0.1
→18時間ほど、ただただ連れ歩き待機、残量80%
 ただし、次の日見たら暴走したのか電源OFFってた
Android OS:3%
デバイスのアイドル時:3%
Androidシステム:2%
AdGuard:1%
画面:1%
Google Play ストア:1%
録音ラジオサーバ:1%
Google Play開発者サービス:1%未満

■Android7.1.2
→丸一日普通に使用、残量37%、暴走の気配は無い。
画面:12%
Android OS:12%
Androidシステム:11%
WiFi:8%
らくらじ:6%
アイドル状態:3%
小説を読もう:2%
Bluetooth:2%
Sleipnir:1%
Chrome:1%
システムUI:1%
HF Player:1%

7.1.2環境は「Androidシステム」「Android OS」が合計20%以上もバッテリー消費していて、Android6.0.1環境では同じものが合計5%程度なので4倍食っているように見える。使ってない「らくらじ」の消費電力も気になったのでアンインストールした。

LineageOS14.1非公式版(lineage-14.1-20180526-UNOFFICIAL-Z00ED.zip)では全てのアプリが「電池の最適化」対象になっていたので、ZenFone3の設定を参考に似たようなものを電池の最適化対象から外してみた。だが、数時間のテストで殆ど影響が無かったので、結局戻せるもの全て電池の最適化対象に戻した。
https://sumahoinfo.com/android-7-0-update-battery-drain-caused-by-battery-optimization-doze-list-of-apps-to-be-unlisted

→丸1日経過、途中ラジオ録音2時間、残量34%。
Androidシステム:16%
Raziko:10%
画面:8%
Android OS:8%
WiFi:7%
Sleipnir:5%
アイドル状態:2%
Bluetooth:2%
Google Play開発者サービス:1%
HF Player:1%
システムUI:1%

電池グラフを見ると、机上放置するとDozeモードに入り消費電力が殆ど無い状態にはなるが、使用中のAndroidシステム・AndroidOSの消費が多い。電池の最適化対象(Dozeモード)は弄ったけど効果が大した無いので設定を戻したが、多少なりとも省電力(AndroidOSがAndroidシステムの半分になった)になったままなのが不思議だ。

日帰り出張に持って行った感じでは、使っている時は、電池の弱っているAndroid6.0.1環境と電池の持ちは良い勝負。それでも使用中のCPU使用率は高めで端末が仄か暖かいと気付くが、これも比較対象があるから分かる範囲。正直、Android7.1.2(Lineage OS 14.1)環境にしてメリットがあまり大きくないが、実用にならないほど消費電力が大きいわけでも無いし、暴走は無いので電池が無くなる目測も付きやすく意外に使えるという印象。ただ、Llamaの反応が鈍かったりBluetooth機器認識が弱い気もするから、Android6.0.1環境が著しく使えない状況になるまでは端末を切り替えるかどうか様子見かな。悪くもないけど良くもない、微妙な感じのLineageOSでした。

というワケで、Android6.0.1環境のまま使用を続けている。一時期より暴走しなくなったので、当分このまま使い続けても良いかなと思う。しかも何時でもAndroid7.1.2(Lineage OS 14.1)環境にバトンタッチできる状態にある。こんなところで、本実験は一応完了である。

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