2019年6月18日火曜日

ラズパイ8

長い間頑張ってきたAspire1を停止し、ラズパイ3B+にVPNサーバ等を切り替えました。ご苦労様、Aspire1。
さて、ラズパイを一度はHDD+無線LANで動かしてたわけですが、私の好みとしてはMicroSD+有線LANで動かすのがシンプルでイチバンという結論に至りました。

今後はUSBメモリなんて買わず、壊れたらメディア処分も簡単なMicroSDが良い。MicroSDは読み書き限界に達すると読み取り専用にロックされます。というか、Windowsで仮想HDDとして数年使ってたら、そうなりました。どうやってデータ廃棄しようか悩んだのだが、ラジオペンチを二つ使ったら簡単にパキパキ割れましたよ。
https://disposal-method.com/method/memory/428/

私の環境、MicroSD128GB+Raspbian Stretchでは、頭に4MBの未割当、FAT16で約44MBの/boot、ext4で残り119GBというように構成された。つまりRaspbian Stretchでは普通に128GBなどが使えます。
SD Card Copierの癖も少し見えてきた。コピー先MicroSDは予めext4でフォーマットしておけば良さそう。私の場合、ラズパイにGPartedを入れているので、それでコピー先をext4で領域確保してからアンマウント、そしてSD Card Copierにかけたら良い感じで出来た。

環境コピーしたMicroSD3枚を試した結果、samba共有フォルダの転送速度10MB/s程度、安物128GB・SanDiskのUHS-1 A1規格の128GB(赤とグレーのツートンカラー)・TEAM32GBともに同じだった。100Mbps有線LANなので結局10MB/s少々が限界なようですね。

なお、ラズパイはMicroSDに多少の相性があるようで、普通に起動するけど再起動には失敗するMicroSDもある。環境作ったら再起動が確実に成功するか複数回確認した方が良いだろう。一番相性が良さそうに感じたのはTEAM32GBで、再起動も何もかもサクサクに感じた。一番信用してるSanDisk128GBで偶に再起動失敗が発生したため、結局一番最初に環境構築に使った安物128GBで常用する事にした。相性って悲しいね。

その後、あまりやるべきでは無いのかもしれないがSanDisk128GBでrpi-update(最新開発版カーネルへの更新)をしてみたら、再起動も多少成功確率は上がったような気がする。MicroSD相性に困り、環境が最悪壊れてもOKなら試す価値はあるかもしれないが、その時点の最新カーネルの安定具合が分からないので自己責任。ダメだったら何日か経ってから再度試して、調子良いところで使い続けるという使い方になると思う。


私の環境はRaspbian Stretchといってもdist-upgradeやrpi-updateも試していたので、現状の安物128GB環境のバージョンを記録として残しておく。


pi@raspberrypi:~ $ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description: Raspbian GNU/Linux 9.9 (stretch)
Release: 9.9
Codename: stretch
pi@raspberrypi:~ $ uname -a
Linux raspberrypi 4.19.42-v7+ #1219 SMP Tue May 14 21:20:58 BST 2019 armv7l GNU/Linux

【190630追記】
その後、SanDisk128GB環境で再度rpi-updateしてみたら再起動が成功するようになった。当面、このSanDisk128GB(AdGuard Homeセットアップ済み)で使う事にした。

pi@raspberrypi:~ $ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID:    Raspbian
Description:    Raspbian GNU/Linux 9.9 (stretch)
Release:    9.9
Codename:    stretch
pi@raspberrypi:~ $ uname -a
Linux raspberrypi 4.19.56-v7+ #1242 SMP Wed Jun 26 17:31:47 BST 2019 armv7l GNU/Linux
pi@raspberrypi:~ $ vcgencmd version
Jun 26 2019 17:47:44
Copyright (c) 2012 Broadcom
version a59fb7a74180be0111dbc5c18a37ec6df86f14a3 (clean) (release) (start_cd)
【追記ここまで】

何はともあれ環境バックアップもお手軽に作成・保存できるので、ラズパイはとても楽。SD Card CopierでMicroSD128GBのRaspbian環境のコピーがMicroSD32GBでも出来ちゃいました。何処のご家庭でも余ってる16GB~32GBのMicroSDを流用できるのでお手軽ですね。不安なら2つくらいバックアップ取っておけば安心...私はそう考えてます。内向き個人使用なんで、システムが壊れたらバックアップのMicroSDに差し替えて復旧...そのくらいが私には丁度良いです。

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