2018年7月27日金曜日

ダイレクトマウントピックアップ高さ調整

Yamaha Pacifica 721DHのリアピックアップをYamaha LIVE-GH3BからDuncan Desighed HB-103に交換したのだが、ピックアップの厚さが薄くなり(足の長さが足りなく)、ピックアップ固定ネジを流用したら2~3山しか掛からなくなりました。おかげでベストなピックアップ高さに調整できない状態のままでした。そこで、ホームセンターで両面テープ付スポンジ(5x30x300mm)とピックアップ固定用木ネジ(径2.1×20mm)を買ってきました。丁度いいネジを探すのに苦労しました。

Yamaha LIVE-GH3Bはピックアップ固定用ネジが3点で傾き調整も可能だったのだが、Duncan Desighedは2点なのでピックアップ傾き調整はスポンジ加工で良い感じに調整しました。具体にはスポンジの前側の角を落として傾けるよう加工しました。
ピックアップ固定用木ネジは、本当は径2.4mmくらいな気がしますが、それだと長さ30mmからしか無くネジ山も頭から10mmくらいから始まりボディネジ山を潰しそうなので、保険で買ってきた木ネジ径2.1×20mmを使いました。この径でもネジ山はきちんとかかりましたし、長さも丁度良かったです。ちなみに元の木ネジは径2.4x16mmだと思われる。今回は4mm長い木ネジにしたことになる。
というように、ピックアップ交換後の高さ調整に関する懸念事項は解消されました。これでPacifica 721DHは完成ですね。おっと...ついでにHB-103のピックアップポールピース高さをブリッジのRに合わせ調整しました。まぁ気分の問題だと思いますけど、そんな感じです。


この作業をする際に、ピックアップ脱着のため弦を外さなければならないのだが、私は横着して弦を緩めロックナットで弦を止めてブリッジを外しました。スプリングを外したら簡単なものです。おかげで、ブリッジのナイフエッジ部を見る事になったんですが、0.5mmくらい?削れてました。見なかったことにしてw、スタッドの受け部に極圧潤滑グリースを塗りブリッジを装着しました。ついでに言えば、スタッドを掃除する際にスタッドが回ってしまい高さも狂ったので、最後に弦高調整しましたよ。
流石に20年前のギターだけあって、ナイフエッジが削れるのは宿命。Yamaha Rockin' Magic Pro IIIはFroyd Roseタイプのブリッジですが弦間ピッチ10.5mmと特殊。Froyd Roseタイプ10.5mmピッチの現行製品は存在しないので、人によってはブリッジ寿命≒ギター寿命という可能性もある。(簡単な延命は、アームをダウン専用に改造しちゃってスプリングを強めにすれば何とかなるとも思うけど。)特殊塗装はボディ側も多々浮いてきているしヘッド側もボロボロ、...フレット打ち替え・ブリッジ交換してまで長持ちさせるギターでも無いと割り切れましたよ。中古も2万くらいであるようだしね。

最後に...ピックアップダイレクトマウントと言っても様々で、ピックアップを遊び無くボディにネジ止めすることもあるらしいし、スポンジを挟んでボディにマウントしているものもあるだろう。少なくとも721DHは、ボディを叩いたからといって過剰にコンコンと響くことも無いので不要なノイズは少なくて良いと思います。比較的クリーンに曲を弾きたい時には良いと思っています。


でも、ダイレクトマウント改造が流行ってないということは、メリットが少ない...そういう事なんだろうね。

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