2018年10月5日金曜日

Defenderのナゾ

個人所有のWindows環境ではDefenderを使っている。最低限のウイルススキャンとポート監視をしてくれているので十分だと思う。

モバイルPC(ASUS EeeBook X205TA)でも使っているのだが、AndroidのROOT化ツールをDropboxに入れていたら脅威だから隔離してくれた。パターンアップデートで脅威認定されたのでしょう。おお~かしこいねぇ、無料なのに、ありがたい話です。ん...ありがたいのか?

モバイルPCは、内臓ストレージがeMMCの64GBなので、容量不足を補うためMicroSD 64GBを常設し、NTFSフォーマットした後に仮想ディスクVHDを生成し、Windows起動時に自動マウントするようにして使っている。マウントされた仮想ディスクはHDDと認識されるためクラウドの保存先にも使えてとても便利です。

今回、DefenderがAndroid ROOT化ツールを隔離してくれたのだが、その症状?対処?が謎すぎた。

1.Dropboxの同期が出来るように見えるが、再起動すると、なぜかファイルが元に戻っている。隔離されたファイルを消しても何度も復活するんです。
2.この状態のまま仮想ディスクドライブにファイルをコピーしたら、一瞬はコピーされたように見えるが、開こうと思ったらエラーが起こるし、再起動すると無くなっている。つまり、仮想ディスクの中身は変更されていない。元に戻っている。
3.MicroSDは書き込み禁止になっていない、VHDファイルもフルアクセスになっているので、何かが悪さしているのだろう。
4.ふとDefenderが気になり、Dropboxフォルダを除外フォルダに設定しWindowsを再起動したら、謎現象は治った。

つまりDefenderが隔離するという行為を行うと、仮想ドライブがロックされるのだ。それも中途半端で、ファイルコピー等はオンメモリのキャッシュで一時的に書き込めたようにWindows側からも見える状況だったようです。 なんだそれって感じですよ。

というわけで、ファイル隔離がとっても下手なDefenderさんのお話でした。仮想ディスクのマウントって、こういうトラブルが起こる事があるんですね。そんな愚痴でした。

【追記】
Windows10の2017.10大型アップデート後、アプリのインストール先にMicroSDが使えるようになったとか、Cドライブに作ったフォルダにMicroSDドライブをマウントすることでDropboxの保存先に使えるようになるとか、そんな変化があったようです。知りませんでした。具体にDropboxの保存先をMicroSDにする方法は以下。

https://blog.itokoichi.com/entry/2017/08/14/105345

仮想ディスクVHD自動マウントという手の込んだ使い方はやめても良いかなと思った。MicroSDに仮想ディスク作るのに一晩掛かったのは何だったのでしょう。そのうち仮想ディスクは止めようと思う。

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