リサイクルショップで見つけたDiMarzio DP197 Virtual PAFは予想外に気にいり、PRS SE EGのリアが定位置になった 。
これには、エアバッカー・テクノロジーという特許技術が使われており、マグネットとポールピースの間にわずかに隙間(エアギャップ)をあけて磁力を適度に弱めていてエアー感とサスティーンを得ているらしい。
https://guitarpickupdatabase.com/dimarzio-patents-explained-airbucker-virtual-vintage-dual-resonance/
磁力を弱めるなら、セラミックからアルニコへマグネッへのト交換が考えられるんだけど、ポールピースと磁石の間にエアーギャップを設ける方法もあるワケです。ポールピースとマグネットを0.1~0.4mmくらい離すと丁度良さそうなので、バーマグネット両端にスペーサーを挟んで組み上げるだけでも効果がありそう。海外ではエアバッカー化改造と言われているようで、何なら絶縁テープ1枚でも良いらしい。 まぁ0.1mm少々って、そんなもんだよね。
手持ちで遊んでいる「1981年のDiMarzio Super Distortion」(ポッティングが無く、足が三角形、黒い皮膜の2芯、DIMARZIO PICKUPS / MADE IN U.S.A.の刻印なので、1981~1980年代前半で徐々に4芯化していった...仕様から想像して仮に1981年とした)を私が4芯化改造したものがある。布テープを剥がしマグネットを見ると、セラミックマグネットの横に約2mm厚の鉄の棒がスペーサーとして使われている。つまり片方は直でマグネット、片方は鉄スペーサー経由でポールピースに接している。調べるとサウンドを求めてこうなったみたいなことが言われているが、あり材のマグネットで作ったのかな?と思うw。
思いついたのが、PP板で2mm厚スペーサーを作って入れると、ハムとタップの中間サウンド・出力になるんじゃないか。この改造だと壊すこともないので、フロント用に使えるピックアップになったらラッキーである。
こちらに勇気をもらった。なんとポールピースを抜いている。私も思ったことはあるが、さすがにやってないw
http://moriri1234.blog114.fc2.com/blog-entry-585.html
Super Distortionを開けてみたらスペーサーを外すとギャップが大きすぎる問題で悩んでいたところだったのだが、この記事に後押しされ、この程度の改造ならやってしまえという気になった。なにせ戻せるし。
さぁ、ビンテージSuper Distortionの改造だ。
ばらしてスペーサーの寸法を測り、厚51.5mm×5.1mm×2.1mmだった。51mm×5mm×2.1mmで作ってみた。0.7mmのPP板2枚を両面テープで貼り合わせ、残りを絶縁テープを3枚貼ったら2.1mmになった。絶縁テープ側をマグネット側に配置して再組立てして完了です。1時間くらいで出来ましたね。ポイントは金属スペーサーだけを外し同寸法のプラスペーサーをスリップインすることですね。
音は?という話ですが、思ったほどハイが出ませんでした。意外にも両ポールピースともに強い磁力があった。確かに出力は落ちているように思うし、ローは少しスッキリしたが、シングルとハムの中間には程遠いサウンド。ダメじゃないんだけど微妙、ハイが聞こえるまで行かず邪魔なローが削れたというのが正解かも。これがエアバッカー化なのかもね。
という感じで消化不良でした。ローを削りたいならアリだが、2mmくらいのクリアランスではハイが出るほど磁力が落ちるワケじゃない。使いどころの難しいなぁ。ただ、エアー感と言っている意味は分かったような気がする。う~ん、次のステップに進むか。
タップすればハイは出るが音が細すぎなので、シリーズとタップの中間に落としどころを探してみよう。タップブレンダーというものだが、次回やってみよう。
https://pop-guitars.com/brog/?p=792











