2024年6月18日火曜日

エフェクターボード 3

手ごろな中古を見つけたので、エフェクターボードに電源を入れてみた。PSA-100アダプターに5股コードで全然問題無かったんだけど、ちょっと使ってみたかっただけです。

AC/DC Station VI
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/261800/

仕様を詳しく見たら、BOSS PSA-100が出力500mAだったのに対し、AC/DC Station VIの出力450mAって...と思いました。出力電圧表示が9.6Vと出ているので、まぁ電気が来てるなって安心感くらいですかね。正直言いますと、私の環境ではノイズの違いは分からなかったので、BOSS PSA-100+5股ケーブルの方がエフェクターボードの場所を食わないなぁ、電池駆動への切り替えも楽だよなぁ...と思ったりもしますが、AC/DC Station VIは買ったんだから使いますよw

このエフェクターボードのメインな音は、IR-2_MODDED+SD-1で落ち着きました。マーシャル系をMODしたギターボリューム追従性が高い歪みという印象。1弦24フレット超高音を弾いても伸びやかなサウンド、フロントピックアップで少しギターボリュームを絞ればUli Jon RothのSky Overtureみたいな音も出せます。超高音域のサスティーンの長さ・聞こえやすさは、奏者の余裕に直結するので、気に入りました。「ギターでメロディを弾く」のに適していると思います。

調べたら、Uli Jon Rothサウンドの基本はMarshall 1959+TS9らしいので、そりゃ似た音になるワケです。
https://ameblo.jp/hydelove-1969/entry-11993509970.html
Sky Overtureのタブ
https://tabs.ultimate-guitar.com/tab/uli-jon-roth/sky-overture-tabs-770468

ギタリストなら誰もが虜になる弾き心地なサウンドだと思うんだけど、今の流行りではないんだろうなぁ。ちょっと気になるのは、ギターボリュームを1前後まで絞ってハイゲインアンプで究極クリーンを何とか絞り出そうとした時に、IR-2はノイズゲートがかかったようにサチったようなボソボソ具合のサウンドが出る。IR-2にはノイズゲート搭載とは公式に書かれてないハズなんで、もしかしてIRデータの癖かな?とも思ったのだが、セレッションのIRデータにそんな欠点は無いだろうと思う。なので、IR-2には最小限の固定設定でノイズゲートが入ってそうだ...他にも気付いている人が居た。これ、そもそもギターボリュームへの追従性が非常に高いので気づけたのですよ。
https://note.com/velvetroll/n/n162410d2086a

なお、音色をガラっと変えようと思うと現設定が飛ぶので、IR-2用のBOSS TONE STUDIOが出て各種設定を保存出来たら嬉しいし、出力切替やリバーブ切替も出来たら助かる気もします。でも、それならIR-200を使えって話になるね。
選択肢が多くなると出口が見えなくなるので、なかなかしっかりと使い方をイメージしてBOSSが作った傑作がIR-2だと思う。やり過ぎない...これ重要ですね。