2024年5月8日水曜日

ラズパイ 48

ラズパイ5が来た。
ケースは、組み立てに癖があったものの熱暴走することなく使えているし、回転制御ファンも静かだったのでアリかなと思った。冷却ファンは、浮かせた方が冷えるとレビューがあったので、手元にあったアルミテープでスペーサーを作り1mmくらい浮かせた。なお、浮かせないと冷えないらしい。5V5A電源は今のところ快調、USBSSD起動も問題無し。

とりあえず最新ラズパイOS(bookworm 64bit)をMicroSDに入れて起動を試みたのだが、HDMIセレクター経由でモニター接続していたら画面が映らなくて無駄な時間を過ごしたなぁ。モニター直結で解決したけど。今はヘッドレス運用までたどり着いたので、やっとテスト環境が出来たというところ。

ここから備忘録。

①ラズパイ5初期起動はモニターに直接接続しないと画面が映らない可能性がある。今までのラズパイもそうだったかな?
いきなりヘッドレス起動・SSH接続という手もあるが、2~3度の自動再起動後にOSが立ち上がるようなので、じっくり待つことが重要っぽい。

②初期起動後にraspi-configでVNCをONにする必要があった。ついでにX11に切り替えもやってしまうと失敗(VNC画面が黒のまま)することがあったので、VNCをONだけで1ステップおいた方が良いかもしれない。

SSHでラズパイにログイン
sudo raspi-config
→VNCをON
→再起動

③VNC解像度1366x768が無いのは相変わらず。WaylandをやめX11に切り替え、従来からの方法でVNC解像度を指定した。なお、現時点でWaylandに移行するメリットは無さそうだが、X11で使い続けることにデメリットがあるのかどうかも分からない。私はX11にする方向。

sudo raspi-config
→設定画面でX11に切り替える。
sudo nano /etc/xdg/autostart/vnc_xrandr.desktop
→最後の行の解像度をお好みで編集する。
[Desktop Entry]
Type=Application
Name=vnc_xrandr
Comment=Set resolution for VNC
NoDisplay=true
Exec=sh -c "if ! (xrandr | grep -q -w connected) ; then /usr/bin/xrandr --fb 1366x768 ; fi"

④MicroSDでセットアップを何度かやったが、たまにアップデートで失敗するし、再起動でコケることが何度かあったので電源断した。電源断したからかOSアプデに失敗し起動しなくなったりもした。
気持ちが逸り、良く考えずMicroSDを使った超標準的な起動から行ってみたのだが、この手順を踏まなくても良かったことに気づいたw。なんのために5V5Aアダプターを買ったのか...USB給電不足は無いのだから、直接USBSSDにOSを書き込んで良かったのだろうと思う。

⑤USBSSD起動環境は出来たのだが、毎回ではないが再起動でコケることがある。MicroSD起動環境でも同様と思われる。今までのラズパイでも同様で、OSの熟成が進めば概ね解消するので気にしすぎても良くないだろう。何度かアップデートし、多少時間がかかっても、きちんと再起動を待つというイイ子にしてたら、少し安定性が増してきたw。

⑥ラズパイ固定IP設定は、dhcpcd.confに追記するものと考えてましたが、どうもラズパイ推奨はルーターで設定しろって話らしいことが分かった。
https://hagane-karakuriya.com/2023/11/26/%E3%80%90%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%80%91raspberry-pi%E3%81%AE%E9%9D%99%E7%9A%84ip%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E8%A8%AD%E5%AE%9A/
やり方は分かるんだが、環境によりうまく行くか微妙。ケーブルテレビルーター設定でMACアドレス指定でIPアドレスを配布しようとしたら、先にやってしまったbookworm固定IP設定とバッティングしたのか、IPアドレスが振られなかった。何度もケーブルテレビルーターを再起動かけて検証するのも面倒なので、我が家のラズパイ固定IP設定は以下とした。

GUIで「有線接続 1」を設定
IPv4設定、Methodは手動、アドレスをAdd
アドレス:固定したいIP、ネットマスク:24、ゲートウェイ:ルーターIP
DNSサーバ:8.8.8.8か8.8.4.4

今後のラズパイ環境を集約するかどうかも悩んでもいる。現在環境は以下。
1⃣ラズパイ3B+
Bustar,32bit。SoftEtherとSambaとrfriend2が主たるお仕事。
2⃣ラズパイ4B
Bullseye,64bit。Nextcloudとyt-dlpが主たるお仕事。
3⃣ラズパイ5
Bookworm,64bit。テスト中。

Busterサポート終了対策だけなら、1⃣をBullseyeni,32bitにアップグレードするだけという手があるが、クローンを作ろうとしたけど長時間かかるので挫折。ラズパイ5テスト環境にsoftetherを入れてクローンを作り、それがラズパイ3B+で動いたら置き換えるというのが現実的かな。

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