ギターを組んではバラし、自分に最適な仕様にカスタムするのが私のスタイル。そこで工具が必要になるのだが、もとは車用に持っていた工具を使うことが多い。ただ用途が違うから小回りが効かないのが難点だよね。必要とか便利とかでギター弄りに適した工具が揃いつつあるので、EGさんを弄るタイミングで使っている工具をまとめようと思う。
①ストリングワインダー
もとは、Yamaha Pacifica 721DHの純正工具に付いてきたストリングワインダーを使っていた。くるくる回るところのタッピングビスが定期的に緩むし、緩みが大きいところで安定するようになってしまったので、セカストで安く売ってたストリングワインダーに乗り換えて数年経った。
②ハンダ鏝&逆作用ピンセット
定期的に先端を変えられるよう流通量の多い30Wのハンダ鏝を使っている。スポンジ付スタンドも併用しているので、使用時には先端を綺麗にしてから使えている。ポットやスイッチにハンダする時にあると便利な逆作用ピンセットも使っている。あとは100均のクランプ・F字クランプ・バイスプライヤー・シャコ万力を部材固定に使っている。
③GISUKE六角レンチセット
DiMarzio Super Distortionのポールピース高さを弄ろうと思った時にインチの六角レンチが必要となった。ホームセンターで探し、GISUKEの六角レンチセットを見つけ、インチとミリの両方を確保した。ホルダー付なので、無くしてしまう心配も無くなった。ギター弄り趣味の人は、持っておいて損はない六角レンチセットだと思う。
④フレットファイル HOSCO ( ホスコ ) / TL-FF2&左官鏝(小)
弦を張ったままフレットすり合わせをするためのツールとして左官鏝(小)、フレットクラウンを整えるフレットファイルを使っている。フレットクラウンを普通のヤスリで作っている人も居るが、少なくとも私は出来る気がしないので、フレットファイルを買ったワケです。フレットすり合わせ時に併せてフレットファイルを使うと完成度が違います。チョーキング時の滑りが違いますよ。DIYフレットすり合わせで効果を実感した人ほど、フレットファイルの必要性を感じるのかもしれませんね。
⑤ダダリオ PW-SHG-01 String Height Gauge
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/265365/
無くても何とかなるといえばなるんだが、自分でギター調整をして理想を追いたい人は必須かなと思う。弦高調整が捗ります。0.25mm単位で見れるので、目分量で弦高0.1mmくらいを見極められます。巻き弦で弦高を下げると、バズりが多く望んでない倍音ばかり増え、シャーシャーした芯の無い音になりますが、弦高を上げてやると基音が聞こえてきます。かと言って弦高上げ過ぎは6弦オクターブ調整がサドルのスライド限界を超えることもある。妥協点を探していくことになると思う。
⑥デジタルノギス&プラのノギス(100均)
0.1mm単位で寸法を測りたい時に使うノギス、合うネジは何かなど仕様確認のために持っておきたいアイテムだ。例えば、ギターではサドルサイズとかナットサイズとか弦間ピッチとかを測り、仕様確認し使用できる部品を探すのです。
休日鞄には、10cm程度のプラのノギスと貰いもののカードサイズのミニメジャーを入れて持ち歩き、買い物時の寸法確認に使用している。
⑦アネックス 397-D クイックボール72 ラチェットドライバー
ギター専用というわけじゃないけど、早回しのためラチェットドライバーを買ってみた。六角のソケットになっていて、先端を好きなものに差し替え可能なので、棒の長さは自分の好きなものを選べば良いです。ストラト等ピックガード固定ネジを外すのに、ラチェット式の方がラクかと思って買ったが、そうでもなかったw。ほとんどラチェット機能を使わず、丁度良い長さの先端を入れて普通にドライバーとして使うことが多いかもw。VESSEL貫通ドライバーとグリップ感が同じなので良いものです。ラチェットドライバーは1つ持っていて損は無いと思う。
⑧ピアノ線対応ニッパー&先端の細いラジオペンチ
Yamaha Pacifica 721DHの純正工具に付いてきたニッパーが長年の使用により刃がダメになった。代わりに手持ちラジオペンチや100均ニッパーで弦を切ったりもしてみたが弦に負けるのが分かった。ピアノ線に対応した良いものが欲しいと思っていたのだが、ピアノ線に対応したプロ用は高価だ。躊躇していたところにハードオフ工具館がオープンし、中古ほぼ未使用のニッパーとラジオペンチを見つけたので確保した。ニッパーは切れ味抜群で感動したし、先端のしっかりした細いラジオペンチは弦を掴むのにとても良い。
⑨ESPマルチスパナ
ボリュームポット等のネジを締めるために購入。今までソケットレンチやウオーターポンププライヤーを使っていたが、手軽かと思って購入。メリットは、サイズを気にしなくて良いのでミリもインチもいける点、コンパクトな点です。デメリットは、上手に力をかけないと外れる点かな。
⑩トラスロッド用7mmレンチ
今までトラスロッドはソケットレンチや六角レンチで事足りていたのだが、ソケットが入らなかったのでSCUD WRE-7.0をPRS SE EG用に買った。う~ん。
⑪コンパクトソケット 10mm,12mm,13mm
https://www.toptools.co.jp/tools/drill_sockets-0015_316/
ESPマルチスパナを使ってみて、ラチェットドライバーの先にソケットを付けた方が良いのんじゃないかと思った。ホームセンターで3つで2000円少々で買えたし、超ロングシャフトのポットにも対応出来るので良いと思う。具体的には、ペグ固定ネジは10mm、国産ポットは12mm、CTSポットに13mm(ほんとはインチ)を使う感じだ。このソケットは六角なので、13mmをインチ代わりに使っても問題無い。PICKBOYの三つ又レンチも同じサイズのセットなんだよね。
⑫E-Value ソケットアダプターセット ESA-3
http://www.fujiwarasangyo-markeweb2.com/DispDetail.do?volumeName=00017&itemID=t000100089382
こいつも併せて持っておくと、ラチェットドライバー・電動ドライバーでラチェットレンチのソケットが使えるようになるので幅が広がりますね。
⑬キャンドゥー電動ドライバー(電動ストリングワインダー)
トルクは3.0Nm、USB-C充電、バッテリー容量800mAh、1320円。電動ドライバーのほか、ストリングワインダーとしての可能性を試すために買った。ペグのホルダーをどうするかノープランで買ってきたが、余ってたプラダンを切って箱型を作りガムテで外周を固定、底にマイナスドライバーが刺さる穴を開け、瞬間接着剤&重曹で固めてホルダーが完成した。重曹を使えばプラダンも接着出来ましたよ。手間がかかっているようなかかっていないような...まぁテスト用ですな。
一応、ギター関連でも使うアイテムというとこんな感じかなぁと思う。最後に述べた電動ドライバーがメインのネタなんだけどね。
そもそも電動ストリングワインダーはアニーボールからも売られているし、電動ドリルやビット対応のドライバーに取り付け可能なワインダービットも数社から売られている。そのうち買おうと思っているのが MUSIC NOMAD / MN220。わざわざ手間暇かけてワインダービットを自作する意味は無い。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/258878/
ストリングワインダーに電動ドライバーは使えるなぁという印象。ただし、ストリングワインダーとしてなら、もっとトルクが弱くてコンパクトな電動ドライバーでも良いような気がしますね。
良い道具を自分で探すのも楽しいですが、探している人の参考になれば良いかなと思う。私も、あったら良いかもを実感し、長年かけて増やしていった結果、結構そろったなぁという感じだ。信頼できるお店に調整を頼むのも良いと思っている。馴染みの楽器屋には長生きしてもらいたいから、何でもアマゾンで通販せず、可能な範囲でお店に部品注文してます。
2025年2月17日月曜日
PRS SE EG HSS その7
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿