久々のHSSピックアップ搭載ギターのEGさん。実はAriaProIIのWildcat以来かもしれない。(日本的にはSSH・シンシンハムだが、世界的にはHSSと言うらしい。以降も混在すると思うがご容赦ください。)
Tokai Silverstar改は、私が手にしたコンポーネント時点でHSH(今思えばデイブマーレイ仕様)で、私は削って組み立てただけ。先日までSSH(リアはシングルサイズハムのHot Rails)だったのだが、今はHot Rails 3発搭載で、HHH,HSH,HSSという切替式というところです。ストラトで慣れているHSHをデフォにしていますね。
PRS SE EGのピックアップは型番が分からないし、ネットで見た同年式同色同形式ギターとシングルコイル抵抗値が違うが、同じものだと思うんだよなぁ。
https://do9memo.wordpress.com/2020/03/04/prs-se-eg-ssh/
私は今まで同様に5Wayスイッチに入るところで抵抗値を調べたので、リアハムバッカー:14.7KΩ、フロント・センターシングルコイル:6.0KΩということにしようと思う。
PRS純正的なピックアップ高さ設定にしたが、何だかリアがおとなしい気がする。フロント出力がさびしいので最終フレット抑えた弦とポールピースが2mmくらい確保できるよう調整したし、リアも同様に1弦で2mmくらいに上げたが...
多分、私の他のギターは歪み用ピックアップばかりなので、同じエフェクターセッティングで使うと少々物足りなく感じるのだろう。EGさんがメインなら良いのかもしれないんだけどねぇ。
え~~~っと、Gibson Flying Vから外したSH-5さん(Vは純正496R,500Tに戻っている)と目が合うんです...そうですか、じゃぁEGさんにSH-5さん(ゼブラ)を積むかw。EG純正ハムが14.7KΩ、SH-5が14.1KΩなので、交換しても出力バランスは悪くならないだろう。
なお、フロント・センターは挿げ替えるほどシングル慣れしてないので純正のままだが、ピックアップカバーを手持ち白と挿げ替えようと思ったらFender系シングルコイルのポールピース幅より若干狭いことが判明。シングルはずっとこのままだろう。
なにはともあれEGさんのリアにDuncan SH-5を積みました。ピックアップ配線ですが、緑線はPUセレクターに、黒線はグランドに接続しましょう。逆だとリアとセンターのハーフトーンでフェイズサウンドになるよ。
音はDuncanの中域マシマシ感があって、トーン・ボリュームのコントロールで色々なロックサウンドが出せて気持ちいい。具体的にはMEGADETH(Holy Wars)からJudas Priest(Free Wheel Burning)まで、そしてJimi Hendlix(Purple Haze、センターのシングルを使った)的雰囲気まで、同じマーシャル系アンプのセッティング(GT-1000 COREのX-OPTIMA)で出せた。
なお、PRS SE系はハイパスをOFFしないとボリュームを絞った時にジャリジャリしてしまうので、私はハイパスキャンセルするスイッチ増設しハイパスOFFをデフォとしている。
ちなみに、私はリアのシングルってあまり好きになれなくて、それよりセンターのシングルの方が好きだ。どうしてもリアでシャリーンって鳴らしたいなら、タップするよりハム・ハイパスONでボリュームを絞った方が好きかな。まぁ、アンプセッティングがハム用だから、リアをタップしたらアタック音がキツイので、このくらいで丁度いい。というワケで、私にはリアのタップは不要なので、そういう機構は組み込んでないワケです。
【おすすめハム】
ピックアップ交換について良い悪い要不要など色んな意見があって良いんですが、私個人の感想としては比較的安価なDuncanへの交換で概ね満足している。私はMarshall1959とSD-1の組み合わせサウンドが好きなのですが、私が使っているDuncanのSH-5,SHR-1b,Duncan Desighed HB-103(SH-6も合うのだろう)あたりはマッチしていると思う。
だが真のオススメは、往年のKillerシリーズに標準搭載のリアLZ-510 Dyna-bite、フロントLQ-500だ。
Killer LZ-510 Dyna-bite(磁石:アルニコ5、抵抗値:14.3 kΩ)は、その仕様からはSH-4(磁石:アルニコ5、抵抗値:16.4 kΩ)とSH-5(磁石:セラミック、抵抗値:14.3 kΩ)の中間的な感じだと思うが、同じ抵抗値のSH-5より味わい深くこれがセラミックとアルニコ5の違いかなと思う。セラミックの方が乾いた音で平坦な気がするが、逆に言えば整っているとも言える。何を求めるかの話だと思う。
在庫処分なのかバーゲンプライスだ。
https://www.killer.jp/parts/pickup-lz-510-dyna-bite.html
https://www.killer.jp/parts/pickup-lq-500.html
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/165136/
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/165135/
Killerピックアップを弾いてしまうと、Gibson 496R,500Tがクソに感じるw。Killerは、もっともっと高い評価があって良いピックアップだと思う。ビンテージ系より出力はあるけど高出力ピックアップというほどではない。生音も使えるし、フロントリアミックスもバランス絶妙でカッティングも出来るし、フロントもモコモコしない。枯れた音と言えば、ツェッペリンのようなサウンドも、ビートルズのハードデイズナイトみたいな音も出る。万能感が半端ない。
私があまり他人に勧められないのは、DiMarzio Super Distortion。私はビンテージ的なのを使っているが、リアで良い音にしようと思うと結構弦に近づける必要があるが、代わりに生音が割れがちになるなど、癖が強い。80年代の本物サウンドを出したい時に気分は上がるが、常用しようとは思わない。
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